オーストラリアの携帯電波事情 3大通信会社の違いを説明します。

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あなたはテルストラ派?オプタス派?それともボーダフォン派?

どうもみなさん、こんにちは。オーストラリアのパースでワーキングホリデー中のまえちゃん@Maechan0502です。

さっそくオーストラリアに住んでない人には意味わからない質問を問いかけましたが、テルストラもオプタスもボーダフォンも、オーストラリアで使える携帯の通信会社の名前です。

日本でいうドコモやソフトバンクみたいな携帯通信会社を思い浮かべていただければわかりやすいと思います。

ドコモとソフトバンク、そしてauに違いがあるように、オーストラリアの携帯通信会社にも違いがあるのでそれを説明します。

目次

1.テルストラ

Telstra

まずテルストラ。元々国営会社だったのを民営化した会社がテルストラです。日本でいうNTTドコモですね。2013年のオーストラリア市場シェアは約40%。

オーストラリアの公衆電話は元々国営企業が管理していたこともあって全部テルストラですし、オーストラリアの社会人はほぼみんなテルストラユーザーです。

特長は日本のドコモと同じく、その通信エリアの広さでしょう。オーストラリアではシドニーやメルボルン、そしてパースなどの大都市部に住むのであれば、どの通信会社にしても通信環境は問題ありません。

しかし一度ド田舎でファーム(農作業)をしようと思ったら、オプタスやボーダフォンという通信会社にしていると電波が全然届かないので、圏外表示ばかりになってしまいます。

これは非常に困ります。特にオーストラリアでは2年目の滞在を許されるセカンドワーキングホリデーのビザをゲットするためには、ファームに行かなくてはなりません。

セカンドのビザを取るためには最短でも3ヶ月間ファームで働かなくてはいけないため、3ヶ月間も携帯が満足に使えない環境にいるのは厳しい……。

というワケでファームに行く人にはテルストラという通信会社と契約した方がいいでしょう。

デメリットですが、このテルストラは少々料金が他の携帯通信会社と比べて高いです。また貧乏人が多いワーキングホリデーをしている人でこの携帯通信会社を使っている人は少数派です。

だから「同じ通信会社同士の通話・テキストメッセージ無料」という恩恵が受けられません。そこがデメリットです。

2.オプタス

Oputus

次にオプタスです。オーストラリアの市場シェアは2013年で24.8%の第2位。特長はなんと言っても「同じ通信会社同士の通話・テキストメッセージ無料」というサービスでしょう。

ぼくの体感ですが、日本人以外を含めても70%以上のワーキングホリデーメーカーが使っているのがこの通信会社なので、基本的に誰と電話しても通話が無料だし、テキストメッセージが無料になります。

また最初の契約時の料金が安いことでも有名です。通信会社が売っているSIMカードというカードを買って、手持ちの携帯に入れて設定すればその通信会社の電波が使えるようになるのですが、オプタスの場合はこのSIMカードが2ドルです。

その一方でデメリットは通信範囲が狭いことです。田舎にファームに行くならテルストラを契約することをオススメします。

しかしワーキングホリデーする人は、まず最初にこの通信会社を選べばハズレないです。

3.ボーダフォン

Vodafone
さて最後は日本にも進出したことのあるボーダフォンです。2013年のオーストラリア市場シェアは20.9%で第3位。

しかし申し訳ないんですが、ぼくはこの携帯通信会社について全く知りません。なぜなら全然使っている人を知らないからです。

メリットは特に見当たらず、デメリットといえば電波の範囲がオプタスと同じく狭いのでファームに行くなら向いていません。さらに国内第3位の市場シェアなのを証明するかのように、ワーキングホリデー来る人はみんなテルストラかオプタスユーザーです。

だから使っている人が少ないので「同じ通信会社同士の通話・テキストメッセージ無料」という恩恵も受けられません。

ワーキングホリデーするなら、一番選んではいけない通信会社がボーダフォンです。

まとめ オーストラリアでワーキングホリデーするならとりあえずオプタスを使おう。

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さてまとめます。

1.テルストラのメリットは通信エリアの広さです。ド田舎でも使えるので、ファームに行く人用の携帯通信会社としてオススメします。デメリットは費用が他の通信会社に比べて高いので、おカネに余裕のある人が契約するといいでしょう。

2.オプタスのメリットは「同じ通信会社同士の通話・テキストメッセージ無料」です。ワーキングホリデーメーカーの70%はオプタスなので、貧乏人の味方!最初の通信会社選びに迷ったらオプタスを選んでおけば大丈夫です。

デメリットは通信エリアが狭いので、田舎に行くならこの携帯通信会社は使えません。

3.ボーダフォンのメリットは特にありません。デメリットは通信エリアが狭いことと、使っている人が少ないことから「同じ通信会社同士の通話・テキストメッセージ無料」の恩恵も受けられません。

一番選んではいけない携帯通信会社がボーダフォンです。

ざっとまとめてみましたが、以上です。ワーキングホリデーに最初に着いたらまずオプタスと契約しておけば大丈夫なので、通信会社はオプタスがオススメです。

オーストラリアの携帯料金プランにも慣れてきて「電話もあまり使わないし、データ通信を多用したいんだけど、どうにかならないものか?」などの不満があれば、さらにカスタマイズできるYatangoという携帯通信会社のプランがあるので、そちらを説明させてもらいます。

ではまた。

こちらがオススメのYatango Mobileです。

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2013年のオーストラリアのモバイル市場シェアはこちらの英語ページを参考にしました。

Telstra nudges 40% mobile market share after picking up 400,000 extra customers, Vodafone starts comeback

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • もちろんコースにもよるけど、Telstraはすべての通信会社に無料通話、テキスト可能なものもある。

    • ありがとうございます。非常に参考になりました。どうしてもテルストラは使っていなかったので、勉強不足でした。

  • 参考になりました。ありがとうございました。
    1点だけ、
    日本で田舎でも通話出来て通話エリアが一番なのは、
    もはやドコモではありません。ここ数年はKDDIのauです。

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