台湾の台北で日本人が経営している綺麗なゲストハウスに泊まってみませんか?
旅行に困った時はいろいろ相談できて安心です。
こんにちは。台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、台湾では現在ゲストハウスが大ブームで、数多くのゲストハウスができています。
そのために台北は昔ながらの日本人ゲストハウスが絶滅寸前まで追い込まれており、日本人オーナーのゲストハウスが全然見当たらなくなってしまいました。
しかし、最近台北では新しい日本人オーナー経営のゲストハウス、Kumakun×4Plusがオープンしたので、取材しに行ってきました。
最近の台湾ゲストハウスのトレンドを押さえた綺麗な内装。広い休憩スペース。そして困ったことがあったら日本語で聞ける環境。
などなど、安心できる要素が揃っています。
ではいってみましょう。
Kumakun×4Plusの外観とフロント
こちらはKumakun×4Plusの入り口です。ティファニーブルーという青で塗られた地上4階建てのゲストハウスになっています。
正面の入り口はこんな感じで、ビールののぼりが外にありました。
Kumakun×4Plusは1階に受付があります。入り口を入ってすぐの場所に台湾人スタッフがいるので、そこで受付してみてください。
ぼくがチェックインした時は台湾人スタッフで英語で対応されました。
ちょっと日本人にしてみればそこが不安かもしれません。ただ日本人スタッフがいるときもあるので、ケースバイケースかもしれません。
チェックイン時に、ここではカードキーとロッカーの鍵をもらいました。
また袋に入ったシャンプーやボディーソープ、割引券ももらえます。
割引券は次回50台湾ドル(約150〜200円)割引されるクーポン、コーヒーやビールの無料券がありました。
他にもここのゲストハウスのオーナーが手がけているカレー屋さんや日台交流居酒屋 Kisekiの割引券、トリックアートのチケットももらえます。
台湾旅行に来て、カレーやトリックアートを見に行きたい人がどれだけいるのかわかりませんが、日台交流居酒屋のんKisekiに行けば台湾人と交流できるので、これが一番おすすめです。
Kumakun×4Plusの部屋の内装とベッド
受付でチェックインしたので、続いて部屋に入りましょう。
行き方はエレベーターで移動し、目当ての部屋へ行きます。
最近の台湾のゲストハウスはカードキーで部屋を開けるタイプも珍しくなくなってきており、ここのゲストハウスもカードキーで開けるタイプでした。
こちらが8人部屋のドミトリーです。
写真では切れていますが、右側に2段ベットがもう一つあります。
最近の台湾のゲストハウスらしく、非常に綺麗なベッドです。
カーテンもちゃんと閉まるし、クッションや枕もあります。
ぼくの泊まったベッドがこちら!ベッドの布団はまあまあの硬さといったところでしょうか?
身長173センチのぼくでも、充分に足を伸ばすことができました。
カーテンを閉めると左の写真のように遮断され、布団を全部かけると右側のようになります。
カーテンを閉めればカプセルホテルのように人目を気にすることないので、かなりいいかと感じました。
ベッドの脇にはライトとコンセントがついています。
また嬉しいことにコンセントは2つあったので、スマートフォンやイヤホン、デジタルカメラなど、複数のデバイスを充電しないといけない人も安心です。
コンセントの形状もどの国のコンセントプラグを持ってきても、差せるようになっていました。
そして部屋のロッカーがこちらです。
だいたい他のゲストハウスはロッカーのサイズが小さいところが多いんですけど、ここはスーツケースも入るくらい大きかったので、すごく満足しました。
ご覧の通り、ぼくの27リットルの旅行用バッグもしっかり入っています。
全体的に部屋はマイナス点がなく、文句の付け所がありません。
他にも女子部屋やファミリールーム、4人部屋も完備
こちらのゲストハウスでは、女子専用の部屋だったり、1人部屋、友人だけで泊まれる4人部屋もありました。
女子部屋にはパウダールームが備え付けられているので、化粧する時も安心してできます。
こちらが4人部屋。友人4人で泊まるなど、他人を気にせずに使うことができるそうです。
1人部屋(カップル部屋)もありました。
1人でビジネスホテルのように使うか、カップルで泊まることも可能です。
普通のゲストハウスだけでなく、個室や女子部屋、4人部屋などがあるので、普通のホテルのようにも使えます。
シャワールームと洗面所
続いてシャワールームと洗面所を紹介します。同じ階にシャワールームと洗面所はありました。
綺麗に掃除されており、だいぶ雰囲気は良かったです。
こちらがシャワールームです。シャワー内に鏡もついており、鏡の上に脱いだ服を入れられるカゴがついていました。
シャワーはちゃんと温水が出ます。
一つ不満があったのは、備え付けのシャンプーとボディーソープが使えないことです。
一応シャンプーとボディーソープは受付でもらえるんですが、ぼくはシャワーを浴びようとして部屋に忘れてしまい、あわてて取りに帰りました。
ここらへんが地味に面倒だったので、シャワールームにシャンプーとボディーソープがついていると、ありがたいです。
ただ、それ以外は文句なく、ドライヤーも便利な場所についていたので満足しました。
日本語での注意書きもあるので、ここらへんが台湾で日本人オーナー経営のゲストハウスに泊まるメリットでしょう。
日本語訳の表示は、いま現在日本人スタッフさんによって毎日改善されており、もっと増える予定だと聞きました。
休憩スペース (レストルーム)
Kumakun×4Plusには1階に休憩スペース兼バーもあります。
ぼくが泊まった時は前の台湾人オーナーから日本人オーナーへと所有権が移転したばかりで、まだごちゃごちゃしていました。
ここは徐々に整理されて、バーとして再オープンするそうです。
ちなみにチェックイン時にもらったコーヒーやビールの引換券は、ここで交換することができます。
バー兼休憩スペースだと落ち着かない人には、玄関横にテーブル付きのスペースもありました。
パソコンや本を読んだり、旅行計画を立てたい人は、ここがやるのがオススメです。
落ち着いているので、静かにいろいろできるでしょう。
また入口脇には、地球の歩き方やワンピースなどのガイドブックや漫画も置いてあったので、ここでダラダラすることも可能です。
あと経営やビジネス書が多かったんですが、それは日本人オーナーの所蔵品だったそうで、そこはちょっとゲストハウスから浮いていました。
今後は台湾旅行関係の本が増えることを望んでいます(笑)
コインランドリー
ゲストハウスといえば、コインランドリーも重要です。
旅行をしていると洗濯物が溜まってしまうので、現在はどのゲストハウスにも付いています。
ここのゲストハウスでは、4階の奥にコインランドリーが備え付けられており、洗濯機は1回40元 (約140円)使うことができました。
コインランドリーの値段は30台湾ドル(約110円)のところが台北のゲストハウスで最安、高いところは50台湾ドル(約180円)なので、ここのゲストハウスは中間くらいです。
また乾燥機も洗濯機横についているので、1回40元 (約140円)で使うことができます。
部屋にも干すスペースと、ハンガーがたくさんあるので、早く乾かしたかったら乾燥機を使えばいいし、時間があるなら部屋で部屋干しすればいいと感じました。
1台湾ドル=3.6円計算 (2018年10月現在)
Kumakun×4Plus近くのオススメ店と観光スポット
泊まるところの紹介はホームページやホテル予約サイトを見れば、いくらでもわかります。
なので、ここでは台北市のど真ん中に半年間住んでいたぼくが、Kumakun×4Plusの近所でオススメのレストランや場所を紹介します。
阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)
Kumakun×4Plusは、台北で一番有名な台湾の伝統的な朝ごはん屋さん「阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)」から近いことです。
善導寺駅まで500メートルくらいの距離なので、散歩がてら歩いて行き、華山市場二階に入ってみてください。
一番有名なメニューは鹹豆漿(シェンドウジャン)なので、台湾らしい朝ごはんを食べてみたければ、ぜひどうぞ。
福大山東蒸餃大王
中山駅近くの福大山東蒸餃大王もオススメです。
ここは餃子を蒸して提供しているんですが、肉汁あふれる餃子が非常に美味!またジャージャー麺などの麺料理やサンラータンも美味しいです。
日本人観光客も多く訪れているので、日本語もバッチリ通じます。
鼎泰豊(ディンタイフォン)などの洗練された小籠包もいいですが、ちょっと小汚いところで食べる蒸し餃子も昔ながらの台湾といった感じで、ぼくはオススメしたいです。
寧夏夜市
歩いて行くと30分くらいかかりますが、このゲストハウスから一番近い夜市は寧夏夜市です。
台北で一番美味しいグルメ夜市としても有名で、地元の人からも愛されています。
士林夜市は観光客であふれてめぐりにくいですが、ここは地元の台湾人も足を運ぶ夜市として知られているので、ぜひ泊まったら足を伸ばしてみてください。
Kumakun×4Plusの立地と行き方 (アクセス)
では最後に駅からKumakun×4Plusへの行き方を紹介します。
・板南線の善導寺駅から約450メートル
・淡水信義線の中山駅から約500メートル
両方の行き方があるんですが、この記事では一番近い善導寺駅からの行き方を動画と写真で説明してみました。
【動画】 Kumakun×4Plusの立地と行き方 (アクセス)
動画での行き方案内はこちらです。
【写真】 Kumakun×4Plusの立地と行き方 (アクセス)
写真での行き方案内はこちらです。
スタート地点は板南線の善導寺駅です。
ここの1番出口を出ましょう。
出てすぐに、左側を曲がります。
すぐに交差点にぶつかるので、そこを渡らずに左へ曲がって、真っ直ぐ進みましょう。
林森北路という道を真っ直ぐ進んでいきます。
ここからははっきり言ってしまうと、ひたすら直線です。
信号機で止まることはありますが、2つ信号を越えて進みます。
ここまでくると建物が見えてきました。
「4」という文字が書かれて、エメラルドグリーンをした建物がKumakun×4Plusです。
この扉が目印です。
だいたい所要時間は10〜15分くらいです。スーツケースを引いていると時間がかかるので、台北駅からタクシーで来てもいいかもしれません。
まとめ Kumakun×4Plusに泊まってみた感想
さていかがでしたでしょうか?台北の日本人ゲストハウス・Kumakun×4Plusは。
ぼくの泊まった感想を冷静述べると、良いところは4点です。
- 施設が綺麗で、清潔感あるので、女性でも安心
- 1人部屋から8人部屋、女子専用の部屋もあり、いろんな旅行客に対応
- 日本人経営者なので、何かトラブルがあっても対処してもらえる
- 洗濯機の値段が 1回40元 (約150円)で安い。他のゲストハウスは50元 (約170円)ほど
- ロビーの休憩室が広い。ソファーやテーブルも完備
全体的にゲストハウスとして、とてもよかったです。
台湾の日本人ゲストハウスは古いつくりだったり、少し清潔じゃないゲストハウスが多いんですが、ここは高雄のあひる家と同じく綺麗でした。
ブッキングドットコムの評価が8.4以上で高かったのですが、それも納得です。
ぼく的に、物足りない点は2つです。
- 栄えている駅から少し遠い(善導寺駅や中山駅から歩く)
- 繁華街や食事どころから微妙に遠い(日本人繁華街の林森北路は近い)
- 受付の台湾人に日本語が通じないことがある
Kumakun×4Plusは日本人オーナーが経営していて安心なんですが、栄えている中山駅や善導寺駅から若干歩きます。
中山駅のあたりに美味しいご飯屋さんや観光地、地下鉄の駅があるので、そこがちょっと面倒です。
ただ立地的には十分歩いて行けるので、台湾初心者の人でも安心してたどり着ける場所にあります。
あとちょっと気になったのは、ぼくが受付した台湾人に英語で対応されたことでした。
日本人オーナーのゲストハウスだから従業員は全員日本語が話せるのかと思ったら、中には英語と中国語対応のスタッフもいるので、そこは注意した方がいいかもしれません。
しかし全体的にハイレベルの居心地の良さだったので、台北で日本人経営のゲストハウスに泊まりたかったら、ここが一番おすすめです。
最近は営業許可を取っていない台北のゲストハウスは、市政府によって取り締まりが厳しくなっています。
中には予約していたのにいきなり営業停止処分をくらい、代わりのゲストハウス紹介されるんですが、その対応が全部英語ということがありました。
でも合法の営業許可を取ってる日本人オーナーのゲストハウスなら安心です。
困ったことがあれば日本語で聞けるので、そういうところにぼくは魅力を感じました。
それではいい台湾旅行を!
ではまた。
【Kumakun×4Plus】
【値段】
料金は平日が650台湾ドル(約2,400円)。土日・祝日が750元(約2,700円)前後。
1台湾ドル=3.6円計算 (2018年10月現在)
【予約方法】
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