海外で働いてみたいと思ったことはありませんか?
こんにちは。2015年12月に台湾の南部、台南に引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。
海外で働くことに興味がある人はたくさんいるでしょう。一般的に働く方法として、会社員として海外へ転勤する例が代表的ですけれど、実はフリーランスとして働く方法がたくさんあります。
現にこのブログを書いているぼくもブログ収益とWebライターとしての仕事で海外で生活しています。そしてぼくは海外で生活する中で、他にもたくさんのフリーランスとして自分の力で稼いで暮らす方法を知りました。
今回はそんな海外で生活しながら自力で稼ぐ8つの方法を特集したので、参考になれば嬉しいです。
では行ってみましょう。
ブログ
まずぼくが知っている限り、海外で稼ぐという手段で一番詳しいのがブログです。
まあ自分がブログ書いて海外に住んでいるから当たり前なんですが……、やり方としては簡単かつ初期費用がかからないのがメリットだと思います。
ライブドアブログやはてなブログ、ぼくが使っているWordPress (ワードプレス)というブログを使えば、だいたい月々500円から2,000円で運営することができます。
また収益化の方法は広告収入が代表的です。
グーグルが提供するグーグルアドセンス、アマゾンが提供するアマゾンアソシエイト、楽天が提供する楽天アフィリエイト、他にもアフィリエイト会社のA8.netやバリューコマースが提供する広告を取り入れることで収益化が成り立っています。
これからの広告は提携がしやすいのも特長で、ブログを始めて30記事あればほぼ確実に提携できます。
始める敷居が非常に低いのがブログの特長と言えるでしょう。
ただブログのデメリットは収益化できるブログを育てるのに、かなり時間がかかるということです。たまに「ブログで1年で数十万も稼げました!」という例がありますが、ほとんどの人は最初に始めると月数千円から数万円の世界です。
ぼくも今では現在は月11万から15万円。直近の2016年2月だと19万円くらいの収益を得てますが、ここまで収益を伸ばすのに3年かかったので、楽なことではないです。
書き続けるのが好きな人、地道にできる人がブログに向いていると思います。
でも海外に行く人はそれだけで人と違った体験をしているので、そこを人に役に立つ形でブログを使って伝えられれば、「比較的日本にいるブロガーより読まれるんじゃないか?」とぼくは実体験から感じます。
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ぼくがブログ収益化で参考にしたのはこちら
アフィリエイト
次に紹介するのが、ブログとも非常に親和性のあるアフィリエイトです。
アフィリエイトはブログやサイトに、商品やサービスの広告を掲載し、その広告経由で商品購入やサービス利用を購入してもらった際に、広告主からサイトやブログ運営者に広告料が支払われる仕組みです。
ただブログも同じアフィリエイト広告を使うので、「ブログとアフィリエイトの違いは何か?」と聞かれたら、「大きな違いはない」とぼくは答えます。
でも一般的に言うなら、ブログを書いているブロガーは「基本的に好きなことを書いて、その収益化の方法の1つでアフィリエイトを使う人が多い」という印象です。
ぼくもそのタイプで、ブログに好きなこと書いて、オススメだと思った商品やサービスがある時にアフィリエイトを使って記事を書きます。
しかしアフィリエイトをやる人は、まず商品広告ありきでWebサイトやブログの構成を考えます。最初から収益化を前提にしているのが特徴です。
また「ニキビの治し方サイト」や「ある地域のホテル予約サイト」など、特定のお悩み解決にしぼってサイトを作るのが一般的です。だから複数サイト、時には数十、数百作るを作ります。
報酬もスーパーアフィリエイターと呼ばれる人は月100万円以上が当たり前だと聞きます。ただ最初は作業量がモノを言うので、必死に毎日没頭しないといけないです。
またブログと同じく収益化までに時間がかかるので、このあたりの苦労は同じでしょう。
ただ一度サイトができてしまえば、その後毎日のように手を加えなくても収益が入るので、海外にも出やすいと言えます。ブログは更新しないと価値が下がりますが、アフィリエイトサイトは完成してしまえば、メンテナンスが少なくて済むのが特長です。
ぼくも台湾で何人かアフィリエイトをやるアフィリエイターさんに出会いました。
[関連書籍]
Webライター
Webライターも海外で働く選択肢の一つです。ぼくもブログ経由で何度も仕事をいただいています。
Webライターってどうやってなるの?と言われると、ぼくはブログを書いて依頼をいただいたのでなんとも言えないんですが、ただ他にも仕事の受注方法は最近だとランサーズやクラウドワークスなどのサービスがあります。そこから経験を積んでWebライターとして独立する方法が効果的なんじゃないでしょうか?
その方法はミラクリを運営している小林さんのブログ記事が参考になるのでどうぞ。
「Webライターは収入が少ない」は本当か? 文章で稼いだ20日間の実績を公開 -ミラクリ
他にもオランダに住んで、Marihollandというブログを運営しているマリさん@Mariholland
や、ドイツで翻訳やライター業をやっているWSBIのワサビさんなどはブログをやりつつ、ライター業で仕事をされているようです。
僕と同年代!海外志向のフリーライターさんたち | TakuyaKimura
1986年生まれで現在29歳のぼくから見ると、3歳以上下の世代の人は1年くらいの海外移住後に生活できるようになっているので、かなりすごいと思います。
ネット物販販売
台湾に来てから面白い仕事をしていると思った人に、ネット上のアマゾンでモノを販売しながら海外を旅をしている人に会ったことがあります。
ちょうど地元が同じで同い年だったり、お互い高城剛さんが好きだったりと、共通点がかなりあってお話したんですが、台湾に来てた人の仕事がネット物販販売でした。
どうやら中国の市場から仕入れて、それをアマゾンで販売しているようで、発送は日本にいるスタッフさん任せ。その仕組みを聞いた時は、「こうやって海外を旅するのも悪くないな」とうならされてしまいました。
「仕入れの商品を探す時間がつまらないから苦痛でしょうがない」と言っていましたが、発注の品をパソコンで管理し、それを日本にいるスタッフさんに任せる手法には感動すら覚えました。
ぼくの友達だと、ブロガーで宮﨑に住んでいるハマヲ店長@hamachang1111 もネット物販業界に転職し、現在自営業として生活できるくらいになっています。
初期の資金投資がかかったり、在庫を抱えるのがデメリットですが、ブログなどと違って売れば利益が出るのが特徴です。物販販売の収益は月20万~30万円出るという話をいろんな人から聞いています。
Air bnb
今までは日本国内の「円」を稼ぐ方法を紹介してきました。しかしこれからは現地通貨を稼ぐ方法を述べてみます。
最初に紹介するのはAir bnbです。ぼくは家を借りる資金がないので未だに手をつけられていないんですけど、Air bnbは自分で借りている家の空き部屋をホテル代わりにして、人に貸し出すシステムです。
また部屋だけでなく、家を丸まる一軒貸し出す人もいます。
実はぼくの海外に住んでいる友人が家を貸し出しており、話を聞くと本人がいろいろ手がけているブログやWebサイトより収益化がダントツ良いと聞きました。月に15日以上お客さんが来れば、場所と国にもよりますけど、収益は月に10万から20万円はいくでしょう。
デメリットは現地で家を借りなければならないことと、家賃がかかるので人が来なかったらその分赤字になることでしょうか?
またオーナーに許可を取らないと、もしもの時にトラブルになることが予想されます。
しかしブログやアフィリエイトと違って、物販と同じく収益を出しやすいことはたしかであり、今後もやっていく人が増加すると思われます。
海外での飲食店経営
一番海外で起業のアイディアが思いつきやすく、始めるイメージが湧きやすいのが飲食店経営ではないでしょうか?
実際に0から始めるラーメン in 台湾というブログを運営しているブロガーの出口さんは、台北の内湖 (ネイフー)地区で武藤拉麺を経営されています。
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ラーメン屋、中国語経験一切ナシ。海外渡航歴も3日だけで台湾でラーメン屋を開いた出口裕介さんにインタビューしてきました 前編
以前、武藤拉麺の立ち上げのキッカケからオープン1年間にいたるまでの道のりをぼくのブログでインタビューさせてもらった時は、その無謀さと大変さが話を聞いただけで伝わってきました。
飲食店経営のデメリットは巨額の資金の必要性でしょう。出口さんも「台湾でラーメン屋をやりたいという人には何人も出会ったけれど、実際に開いた人には出会えてない」と言っていたので、開業までのハードルが非常に高いようです。
また利益率を計算したり、現地の人を雇ったり、現地の労働法を調べたりと、やる課題は様々でもう尊敬してしまいます。
しかし苦労が多い分、現地の人から認知されて、出会いがあるのもメリットなんだと感じます。
開業資金が少なくて良い国でやるか、あらかじめノウハウを知っている人と組んでやるのがいいんじゃないか?とぼくは思いました。
台湾でラーメン屋をやりたい方は、出口さんの武藤拉麺でフランチャイズ募集されているので、ここで応募するのもアリかもしれません。
台湾でラーメン屋を1年半やりながら考えました!台湾でイケるんじゃないかと思うビジネス6選 | 0から始めるラーメン屋 In 台湾
バスキング
最後に紹介したいのが「バスキング」です。
日本では聞きなれないバスキングという言葉ですけれど、一言で表すとストリートパフォーマンスになります。
たとえば路上でギターを弾くのもバスキングだし、孫悟空や銅像の格好してパフォーマンスするのもバスキング。また広い意味では路上でモノを売ることもバスキングに入るそうです。
ぼくはオーストラリアで住んでいた時からバスキングの存在を知っていたんですけれど、台湾の台南のゲストハウスはむ家に住むようになってから、さらにバスキングしている日本人と知り合うようになりました。
ぼくが出会った人で多かったのは路上でギターを弾いたり、ピアノを弾く日本人ミュージシャンです。しかしその中でも最近出会ったトニーさんのバスキングパフォーマンスは群を抜いていました。
アヒルのかぶり物を被って、ギターやパーカッションを演奏しながら、手品やラジコン操作などのパフォーマンスをするんです。
しかも話を聞いてみると、トニーさんは「アヒルを被ったバスキングパフォーマンスで世界一周しながら、各国でお金を稼いで旅を続けた」と言っていました。
バスキングの難しいところは、その国の路上でパフォーマンスできる場所を探さなくてはいけない、天候によってバスキングができるか左右される、路上で商売している他の人とのトラブルが発生する等、様々です。
だけど各国のストリートに立って相手を楽しませることができれば、対価として現地のお金を得ることができます。
台湾だと別のギターを弾いているバスキングの人に聞いたら、一日5,000円から2万円くらいの報酬があるとぼくは聞きました。
また現地の人ともふれあえるのが特長です。始める敷居も比較的低いし、海外ではメジャーな仕事なので、バスキングという稼ぎ方は興味深いとぼくは思います。
まとめ
というわけで、いかがでしたでしょうか?ぼくがブロガーという仕事をやりながら海外で稼いでいるという背景もあり、ネット関係の稼ぎ方が並んだと振り返って感じます。
他にも紹介はできませんでしたが、Webサイト制作をしたり、コンピューターグラフィック制作をしながら海外に住む人も知り合いました。
しかしその一方で台湾でラーメン屋を経営する出口さんや、バスキングという仕事で世界を旅するトニーさんのようなスタイルで仕事をする人もいます。
海外で稼ぐと言うとハードルは高いようで、本当にやり方とそれぞれのメリット・デメリットは様々なんだとぼくはいろんな人に出会って感じました。
そして飲食店経営など初期費用がいる仕事もたしかにありますけれど、ブログやバスキングは初期費用がかからないので、あとは実際に踏み出す勇気のほうが求められる稼ぎ方もあります。
今の自分には技術も資金もないから、海外に出られない。
そんな言い訳をする人がいるけれど、実際に海外で働いている人に話を聞くと、必要なのは自分の責任でやるという決意と一歩を踏み出す勇気なんだと感じます。
というわけで、次回は海外でアヒルを被ったギターパフォーマンスで世界一周したトニーさんに、
「旅をしながら稼ぐバスキングという職業。そして日本にいた時はアルバイトを全てクビになり、社会不適合者として悩んだトニーさんが海外で働くようになるまで」
をインタビューしてみました。
日本でほぼやっていない働き方をしている人に話を聞けたので、楽しみにしてもらえればと思います。
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ではまた。
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