オーストラリアの空港での入国審査方法 (ワーホリ含む)と入国カードの書き方を徹底解説しました

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オーストラリアの空港って、けっこう最初の入国手続きに迷うって知ってましたか?

どうもこんにちは!オーストラリアに1年間滞在していたまえちゃん@Maechan0502です。

さてどの国の空港でも着いたら入国手続きがあるんですが、実はオーストラリアの空港って入国手続きにとまどうと経験者の間で話題になってるんですね。

無人入国審査機械のスマートゲートの使い方がわからなかったり、ワーキングホリデービザで入国しようとしたら一度もビザを提示する場面がなくて不安になったなど、観光やワーホリ目的問わずに様々です。

そこで今回はワーキングホリデーと観光目的の両方でオーストラリアに入国したことあるぼくが、オーストラリアのシドニー空港の入国審査手続きを記事にしてみました。

シドニー空港問わず、メルボルン、ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、パースなど、どこでも手順は同じなので参考になると嬉しいです。

では行ってみましょう。

目次

オーストラリア入国するための入国審査手順 (観光とワーキングホリデーを含む)

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さてよく混乱すると言われているオーストラリアの空港入国審査ですが、オーストラリアへの入国手続きは5つのステップを踏みます。

  • 1. 機内、もしくは空港到着時に入国カードを書く
  • 2.スマートゲートを使うカードを機械で発行する
  • 3.スマートゲートを抜ける。もしくは係員による入国審査を受ける
  • 4.預けた荷物を受け取る
  • 5.検疫検査を受ける

これさえ覚えれば大丈夫です。

そしてあらかじめ書いておくと、ワーキングホリデーと観光目的の入国手続き方法は変わりません。

事前にワーキングホリデーする人は「ワーキングホリデービサの申請」が必要で、観光する人は「ETASの申請」が必要なのが主な違いです。

自分の申請したビザのデータは、入国時にオーストラリア政府側のコンピュータで管理され、自動的に登録されています。

オーストラリアの入国審査時にメールで届いたワーキングホリデービザも、観光ビザのETASも見せる必要はないので、そのまま手続きをしてください。

よくワーキングホリデーの人は

「入国時にワーホリビザを見せずに入国できたので、普通の観光ビザで入国したと勘違いされたのかと思った!」

と感想を述べますが、普通のオーストラリア観光目的の入国は「ETAS」の申請が入国前に必要です。

ワーホリビザしか登録せずに確認なしで入国できた場合、無事に入国できた時点でワーホリビザで入国できたと判断して大丈夫なので、安心してください。

それでは入国手順のステップ説明に移ります。

1.オーストラリアの入国カードの書き方

最初は機内で渡される紙の入国カードを記入しましょう。オーストラリアの入国カードには大きく分けて3種類あります。

  • 英語の入国カード
  • 日本語の入国カード
  • その他の言語の入国カード

英語の入国カードは機内で配られますが、日本語やその他の言語の入国カードは配られないことがあります。

日本語の入国カードが配られるかどうかは、どこの国から飛び立つ飛行機に乗ったかにも関わってくるようです。

ぼくはシンガポールで乗り換えし、シンガポールのLCC(格安航空会社) SCOOT (スクート) に乗ったので、機内では日本語の入国カードは配られませんでした。

ただオーストラリアの空港に着いたら、日本語やその他の言語の入国カードも置いてあります。

英語が苦手で、機内で日本語の入国カードが配られなかった場合、空港に着いてから日本語の入国カードを入手してみてください。

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  • 1.パスポートと同じ姓名 (アルファベットで)
  • 2.パスポート番号
  • 3.搭乗した飛行機便名 (搭乗券に書いてあります)
  • 4.滞在先ホテルの住所 (あらかじめスマートフォンのメモやメールにホテルの住所を保存しておくことをお勧めします。)
  • 5.州の略名 (ニューサウスウェールズ=NSW、クイーンズランド=QLD、ビクトリア=VIC、ウェストオーストラリア=WA、サウスオーストラリア=SA、ノーザンテリトリー=NT、キャンベラ=ACT)
  • 6.オーストラリアの1年間に滞在するか、しないかチェック
  • 7.結核と犯罪歴の有無の確認
  • 8.オーストラリアに持ち込み禁止されている品物のチェック (何もなければ全部いいえにチェックを)
  • 9.パスポートと同じ筆記でサインと本日の日付

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  • 10.最初の滞在先の電話番号・住所・自分のメールアドレス (ホテルやホームステイ先)
  • 11.緊急連絡先の電話番号・住所・自分のメールアドレス (空白で提出してもぼくは大丈夫でした)
  • 12.乗ってきた飛行機の名前 (日本からの直行便ならJAPAN、経由便なら経由した最後の国)
  • 13.職業名の記入 
  • 14.自分のパスポートに載っている国籍
  • 15.自分の生年月日
  • 16.旅行・または一時入国者はBを (オーストラリアでの滞在日数、住んでいる国、オーストラリアを訪れた目的)

2.オーストラリアのスマートゲートを使うカードを機械で発行する

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オーストラリアの空港に着いたら、スマートゲートをくぐりましょう。

スマートゲートとは、2015年からオーストラリアの空港に導入された無人入国審査ゲートです。

今まではオーストラリア人入国審査官にパスポートと入国カードを見せ、スタンプを「ポンっ」と押してもらって入国していました。

しかしその代わり長者の列ができ、30分〜1時間ほどの長者の列になっていたのが課題でした。

これを解決するために生み出されたのが、無人入国審査のスマートゲートです。

あらかじめ空港に設置されている機械でパスポートを読み込み、簡単な質問に答えるだけでチケットが発券され、無人ゲートをくぐるだけで入国審査が完了するというスグレモノ。

スマートゲートのデメリットはパスポートに入国スタンプをもらえないことですが、長時間並びたくない人には適しています。

ぼくも2017年6月にオーストラリアを訪れた時、非常に便利で感動したので、ぜひ使ってみてほしいです。

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使い方は、最初にスマートゲートに入れるチケットを発券します。

オーストラリアの空港に到着して中に進んでいくと、青いスマートゲート発券機が見えるのでそこに行きましょう。

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着いたらパスポートを右側の挿入口に入れ、機械に読み込ませます。

パスポートを読み込ませたら、次のページで言語設定を選べるので、日本語を選択してみてください。

写真を撮り忘れてしまったのですが、しっかり日本語に対応されていました。

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プライバシーポリシーの説明に納得したら、右下の緑の矢印を押しましょう。

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続いて質問が表示されるので、「はい」、「いいえ」を押して画面にタッチします。

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全部答えて問題ないと判断されれば、無事にスマートゲートをくぐるチケットが発券されます。

パスポートを受け取るのを忘れないでくださいね。

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チケットを無事に発券できたら、入国審査のゲートまで進みます。

シドニー空港は右側の青い機械の見える先に、スマートゲートがありました。

スマートゲートを使うときは、右側を進んでみでください。

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ぼくが通った実際のスマートゲートは、写真のような感じでした。

ものの数十秒で審査が終わったので、非常に便利と感じます。

ちなみにシドニー空港の場合、入国審査ゲートの前に日本語を含む各国の入国カードがありました。

機内で英語の入国カードしかもらえなかった場合、スマートゲートや有人入国審査所の前で、各国語で書かれた入国カードをもらうことができます。

スマートゲートが使えなかったら普通のゲートで申請

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長い列に並ばず、即座に荷物を預けたエリアまでたどり着けるのはスマートゲートの強みですが、導入されて数年しか経っていない機械です。

なので、時々発券されなかったり、弾かれてしまうことがあります。

そんな時は残念だったとあきらめて、有人の入国審査ゲートに並びましょう。

パスポートにスタンプを押してほしかったり、人が少なかった場合、最初からこちらに並ぶのもアリです。

3.預けた荷物の回収する

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入国ゲートを無事に抜けられたら、預けた荷物を受け取りましょう。

日本の空港のカウンターで預けたスーツケースやバックパックは、ここで受け取ることができます。

ちなみに荷物受け取り場にも両替所やATMはありますが、外に出ても同じく両替所やATMはあるので、あわてずにここでやらなくても大丈夫です。

4.検疫検査を受ける

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荷物を受け取ると、もう一つの大きな関門がまちうけています。

それがパスポートと入国カードの提示と共に行われる「検疫検査」です。

オーストラリアでは持ち込んではいけない食物や植物が厳格に決められています。

見つかると罰金を取られてしまうので、荷物には入れないでください。もし持っている場合、預け荷物のスーツケースを受け取った時点でゴミ箱に捨てましょう。

品目はこちらを参考にしてみてください。

生鮮食品、包装食品、果物、卵、肉、植物、種、皮、羽など、一部の一般品目も禁止されています。オーストラリアに現金を持ち込むことは可能ですが、申告が必要になります。

引用:
http://www.australia.com/ja-jp/planning/customs-quarantine.html

ただ正直な話、ぼくが2度ほど通った経験からすると、本当に検疫検査は運次第です……。

ぼくはニューサウスウェルズ州のあるシドニー空港と、ビクトリア州のメルボルン空港から入国したのですが、大した検疫検査をされなかったです。

でもオーストラリアの西海岸側を占めるウェストオーストラリア州はオーストラリアの中でも検疫検査が厳しいことで有名なので、本当に運と時と場所によるのかもしれません。

ぼくは罰金を取られても責任持てないので、検疫検査には注意を払ってみてください!

持ち込まないのに越したことはありません!

ゲートの外に出る

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お疲れさまです!無事に検疫検査が終了したら、オーストラリアの入国審査手続き完了です。

この後に空港で行うといいことは、主に3つです

  • 両替
  • SIMカードの契約
  • 電車でのシドニー中心部への移動

これらの手続きは別の記事にまとめるので、そちらを参考にしてみてもらえたらありがたいです。

とりあえず、入国審査手続き、お疲れさまでした!

まとめ

というわけで、どうでしたでしょうか?

今回ぼくが久々にオーストラリアの空港に入国しようとしてシドニー空港で迷った入国手順を、振り返って記事にしてみました。

ぼくはスマートゲートのチケットを発券したのに有人の入国審査の列に並んでしまうなど、かなり時間のもったいないことをしてしまったので、この記事で迷う人を少なくできれば嬉しいです。

またワーキングホリデービザで入国する人もよく迷うと思います。ただその時は、

「観光目的の場合は、ETASを取らないとオーストラリアに入国できない。ETASを取らずに入国できたら、それだけでワーキングホリデービザで入国できた証明」

という事実を覚えてもらえれば、オーストラリアの空港での入国審査にもとまどわないかと思います。

それでは楽しいオーストラリア旅行やワーキングホリデーを!

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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