あなたはコカ・コーラが400円する国に住んだことがありますか?
どうもこんにちは。オーストラリアワーキングホリデーを終えて、日本に帰国してきたまえちゃん@Maechan0502です。
そう、自動販売機のコカ・コーラが400円する国と言えば、オーストラリアです!
以前ネットでオーストラリアのやよい軒 サバ定食が2500円もする理由という記事が流れて大勢の日本人を驚愕させましたが、当時オーストラリアにいたぼくにしてみれば「やっとこっちに住んでいる日本人の気持ちがわかってくれたか!」という気分でした。
そう、オーストラリアの物価は涙が出るほど、しんどくて高いのです!!
というワケで今回はオーストラリアのスーパーで撮ってきた写真と共に、いかにオーストラリアの物価が高いかを紹介します。これからワーキングホリデーでオーストラリアに行く人は特に見ていただき、自分たちの暮らしを想像してほしいです。
ではいってみましょう。
その前に オーストラリアと日本円の為替レートと、撮ってきたオーストラリアの都市と時期の説明
その前に為替レートを説明させてもらいます。オーストラリアはオーストラリアドル(いわゆる豪ドル)を使っており、2016年1月12日現在では1豪ドル82.39円です。
ただ常に変動しており、2014年で一番高い時は2014年11月16日当時、1豪ドル=102.3円を記録しています。ちょうどぼくがオーストラリアに滞在していた時も、1豪ドル=約100円の世界でした。
オーストラリアに着いて早々、メルボルンの空港にあったコカ・コーラの自販機で4ドルのコーラを見て、「400円のコーラが売ってる……」とショック死しそうになったのはこの時です。
この記事では2016年1月12日の1豪ドル82.39円を元に、1豪ドル=85円で計算しています。
またここでの写真は、ぼくが2014年7月に住んでいたウェストオーストラリア州のパースのスーパーで撮っています。東海岸のシドニー、ゴールドコースト、ケアンズとは反対方向の西海岸最大の都市です。またこのウェストオーストラリア州はオーストラリアの中でも一番物価が高いことでも有名です。
では長くなりましたがどうぞ!
オーストラリアの飲み物編
まず飲み物です。どの国にもあるコカ・コーラですが、オーストラリアのスーパーで500ミリリットルペットボトルを買うと3.5ドル(約298円)します。
ぼくがオーストラリアのメルボルン空港に初めて着いて、入国ゲートを出た時に見たのもコーラです。当時は2013年11月当時は1ドル=約100円だったので、自販機でコカ・コーラが4ドル(約400円)で売っているのを見て、そのまま日本への出国ゲートへ向かいたくなりました。
レッドブル (250ml缶)が2.7 AUD (約230円)
ミネラルウォーター (350ml)が2.17 AUD (約184円)。ちなみにオーストラリアは水道水からそのまま水が飲めます。貧乏だったので喉が渇いた時だけでなく、お腹がすいた時ふくらませるために水を飲んでました。
オレンジジュース (2リットル)が3.49 AUD (約297円)。サイズがデカければデカいほど安くなります。
オーストラリアの飲み物の値段で一番イカれていると思ったのが、インスタントコーヒーです。コーヒー (500g)が16 AUD (約1360円)でした。
誇らしげに値段の下に「2013年の8月は24ドル(約2400円)だったけど、ここまで下がったんだぜ!」と書かれていますが、「広告の責任者がいたら、このインスタントコーヒーを粉末のまま飲んでほしい」と思った貧乏外国人はぼくだけではないハズです。
オーストラリアの飲み物の値段 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
コカコーラ (350ml) | $3.50 | ¥298 |
レッドブル (250ml缶) | $2.70 | ¥230 |
ミネラルウォーター (350ml) | $2.17 | ¥184 |
コーヒー (500g) | $16.00 | ¥1,360 |
オレンジジュース (2リットル) | $3.49 | ¥297 |
小麦、お米、パスタ、そしてパンとジャム類
何でも高いと思われがちなオーストラリアですが、意外と主食になるものは安いです。ここから1つ1つ解説していくと長くなるので、品物と値段、そして必要な時に解説してみます。
小麦粉 (1kg)は0.95 AUD (約81円)。
米 (1kg) 3.39 AUD (約288円)
スパゲッティ (1パッケージ) 2.8 AUD (約238円)
食パン (1袋) 1.0 AUD (約85円)。5ドル (約425)円する食パンもありますが、安いのも売っています。
ヌテラ (750g) 7.89 AUD (約671円)。通称・脂肪予備軍。これを食べて太りだすオーストラリアワーホリ女子がいっぱいです。
ブルーベリージャム 3.99 AUD (約339円)。ぼくが一番好きだったブルーベリージャム。そこそこの値段ですが、すぐなくなるのが玉にキズです。
オーストラリアの主食の値段 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
小麦粉 (1kg) | $0.95 | ¥81 |
米 (1kg) | $3.39 | ¥288 |
スパゲッティ (1パッケージ) | $2.80 | ¥238 |
食パン (1袋) | $1.00 | ¥85 |
ヌテラ (750g) | $7.89 | ¥671 |
ブルーベリージャム | $3.99 | ¥339 |
オーストラリアの乳製品
牛乳 (2リットル) 2.0 AUD (約170円)。牛乳は水より安いです。不思議。
生卵 (1ダース)が5.3 AUD (約451円)。日本の倍です。これでは卵投げパーティーもできませんね。
フリーレンジ生卵 (1ダース) 6.2 AUD (約527円)。フリーレンジとは放し飼いされたニワトリのことです。
そういえば簡単に卵のパッケージが開くので、台湾人の友達はスーパーでせっせと自分の買うパッケージに、他のところから大きめの卵を入れ替えてました。
……必死すぎるよ。
あの時ぼくはツッコめなかったけれど、彼の努力を思い出すと、涙が出てしまいます……。
チーズやマーガリン、ヨーグルトの値段はこちらをどうぞ。
オーストラリアの乳製品の値段 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
牛乳 (2リットル) | $2.00 | ¥170 |
生卵 (1ダース) | $5.30 | ¥451 |
フリーレンジ生卵 (1ダース) | $6.20 | ¥527 |
ヨーグルト マンゴー味 (900g) | $5.75 | ¥489 |
マーガリン (500g) | $5.00 | ¥425 |
ヤクルト (5本) | $3.98 | ¥338 |
チーズ (1kg) | $8.00 | ¥680 |
オーストラリアの肉類
オーストラリアはオージービーフという言葉がある通り、牛肉は非常に安いです。だいたい500gで5ドル(約425円)でも買えます。しかし自然な環境で育てた牛は高く、オーガニックビーフ(450g)が15.8 AUD (約1,343円)。オーガニックビーフが(1kg)は35.0 AUD (約2,975円)します。
ミンチビーフ (500g)が7.0 AUD (約595円)。
鳥もも肉 (630g)が7.5 AUD (約638円)。
BBQソーセージ (1パッケージ)が7.0 AUD (約595円)。
オーストラリアは牛肉が日本より安く、豚肉、鶏肉、羊肉は高いです。
オーストラリアの肉類の値段 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
オーガニックビーフ (450g) | $15.80 | ¥1,343 |
オーガニックビーフ (1kg) | $35.00 | ¥2,975 |
ミンチビーフ (500g) | $7.00 | ¥595 |
鳥もも肉 (630g) | $7.50 | ¥638 |
BBQソーセージ (1パッケージ) | $7.00 | ¥595 |
オーストラリアの魚介類
さて何でも高いオーストラリアですが、一番高い食べ物が魚介類です。海岸沿いにしか大きな街がないくせに、魚介類がメッチャ高いという肉食文化の国。ここだけハイパーインフレを起こしていると言ってもいいくらいの魚介類を紹介します。
まず生サーモン (460g)が17 AUD (約1,445円)。
サーモン (1kg)だと32.5 AUD (約2,763円)。
生エビ (1kg)は34 AUD (約2,890円)。
ハンパないですね。ちなみにぼくの働いていたオーストラリアのパースの回転寿司屋さんでは、サーモン2カンが1皿5ドル(約425円)でした。
オーストラリアの魚介類 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
生サーモン (460g) | $17.00 | ¥1,445 |
サーモン (1kg) | $32.50 | ¥2,763 |
生エビ (1kg) | $34.00 | ¥2,890 |
オーストラリアの野菜編
ジャガイモ (1パッケージ)が4.5 AUD (約383円)
キュウリ (1本)が2.98 AUD (約253円)
ナス (1個)が3.98 AUD (約338円)。基本的にナスもキュウリも日本よりジャンボサイズです。
タマネギ (750g)が1.98 AUD (約168円)。タマネギ (1kg)が2.98 AUD (約253円)。$~kgと書かれているものは、1kgあたりの値段が表示価格になります。1kg以下でも購入することは可能です。
アボガド (1個)が2.48 AUD (約211円)。
トマト(1kg)が2.0 AUD (約170円)になります。
写真を載せきれませんでしたが、他の野菜の値段も書いておきます。スーパーで買うのは高いので、知恵がついてくると「スーパーより安いサンデーマーケットなどで買おう。サンデーマーケットより安い、働いてるファーム(農場)からタダでいただいてこよう」という悪いワーホリメーカーが続々と現れます。ええ、みなさん、後者は見習っちゃダメですよ。
オーストラリアの野菜の値段 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
ジャガイモ (1パッケージ) | $4.50 | ¥383 |
キュウリ (1本) | $2.98 | ¥253 |
ナス (1個) | $3.98 | ¥338 |
トウモロコシ (4カット分) | $3.98 | ¥338 |
長ネギ (1本) | $2.48 | ¥211 |
アボガド (1個) | $2.48 | ¥211 |
トマト(1kg) | $2.00 | ¥170 |
プチトマト (1パッケージ) | $2.98 | ¥253 |
カボチャ (1kg) | $3.48 | ¥296 |
タマネギ (750g) | $1.98 | ¥168 |
タマネギ (1kg) | $2.98 | ¥253 |
サラダボウル | $5.00 | ¥425 |
ミックスサラダ袋 | $3.50 | ¥298 |
マッシュルーム (500g) | $5.98 | ¥508 |
オーストラリアの果物編
最後に果物です。
リンゴ (1kg)が5.5 AUD (約468円)
イチゴ (250g)が4.0 AUD (約340円)。2パッケージ買えば割引で6.0 AUD (約600円)。
オレンジ (1kg)が3.0 AUD (約255円)。
バナナが4.0 AUD (約340円)。いつも4ドルのバナナがセールで3.5 AUD (約298円)になっているのを見て、「やべ、メッチャ安いじゃん!」と思えたら、あなたもオーストラリアの物価に慣れてきた証です。
オーストラリアのフルーツの値段 | 豪ドル | 日本円 |
---|---|---|
バナナ | $4.00 | ¥340 |
リンゴ (1kg) | $5.50 | ¥468 |
イチゴ (250g) | $4.00 | ¥340 |
オレンジ (1kg) | $3.00 | ¥255 |
まとめ ハンパなく高い物価だが、働きだせば大丈夫
初めて降り立ったメルボルン空港の自販機にて 自販機で買うコカ・コーラは4ドル (当時は約400円)
さてこれからオーストラリアへワーキングホリデーに行く人は、心の準備はできましたか?オーストラリアに着いてから「何この高い物価!日本に帰りたい!」と泣き叫ばないように、ここでしっかり値段をみて生活をイメージすることが大事かと思います。
……そう、約2年前のぼくのように。
しかしもしオーストラリアの法律を守った職場で働けば、州にもよりますが最低時給は15~17ドル(約1500円から1700円)なので、苦しいのは日本の貯金で生活しなければいけない最初の期間でしょう。
ぼくも働きだしたら慣れて、400円のバナナが50円値下がりしていただけで「メッチャ安い!」と感激してたんで、すぐにそうなるかと思います。
逆に「オーストラリアに半年間いて、100万円貯金した!」という話も聞くので、そう考えるとモノは考えようじゃないでしょうか?物価も高い代わりに給料も高くなるのですから。
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それでは1人でも多くの人が楽しいワーホリを送れることを願って!
ではまた!
PS
2015年1月現在、空前の豪ドル安円高ブームで1ドル=83円台です。だから今マネパカードを作って日本円を両替すれば、1豪ドル83円台の値段のまま、オーストラリアでその換金したお金を引き出せるので本当にお得です。オーストラリアに行かれる予定のある人はこちらの記事をどうぞ。
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