前回2名の参加者さんが今回は2倍の4名に!第2回淡路島稲作ワークショップを開いたので、初日レポートを報告します

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有機野菜とオーガニック野菜って、実は違うって知っていましたか?

こんにちは。オーストラリアで農薬バリバリの農園とオーガニック農園、両方で働いたことのあるまえちゃん@Maechan0502です。

さて今回、ぼくらが開いた淡路島稲作ワークショップも第2回!!

というわけで、今回は座学で米作りの農法を勉強したり、田んぼで草を取ったり、移住者さんから直接お話を聞くなど、盛りだくさんの第2回を1週間前に開いたのでレポートさせてもらいます!

嬉しいことに前回の様子を報告したら、もう今年は来ないと悲観していた参加者さんが2名も追加で参加してくださったので、また雰囲気が伝わればいいなぁと思って書いてみました。

ではどうぞ!

目次

午後1時 自己紹介タイム

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この日は前回の田植えのように午前中から作業を進める必要がなかったので、定刻通り午後からスタートしました!

今回の参加者は前回の2人から増えて4人の応募があったので、最初に自己紹介タイムを設けて、後の作業で呼びやすいようにニックネームをつけることに。

前回の女性参加者のもりっちはそのままで、新潟から来た男性がサンちゃん、埼玉から参加してくれた大学4年生の女の子がしっきーというニックネームが決まりました。

(もう一人の男性は夜からの参加だったので、夕食の時に名前をつけました)

午後1時15分 米作りを学ぶ座学の講義

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前回は座学の時間がなかったんですけど、今回からは反省して座学の時間も設けました。

なぜなら米作りと言っても、やり方が違えば、田んぼでやる作業も違うからです。

このあたりはぼく自身も素人だったので、農薬を使う米作りや有機農法とオーガニック農法の違い、肥料や農薬を使わない自然栽培についてを講師のケイさんに説明してもらい、みんなで理解を深めました。

慣行農法 有機農法 オーガニック農法 自然栽培
化学肥料
有機肥料
農薬
生産性
腐りにくさ
環境への影響
規格 なし JAS規格 なし なし

資料は当日使ったスライドより

ちょっとだけ説明しますと、米作りや野菜作りには大まかに分けて4つの分け方があります。

農薬や肥料を使う一般的な慣行農法、化学肥料を使わず有機肥料や有機農薬で育てた有機農法、有機農法と似ているけど国の認証が必要ない(逆に言うと国から認証を得ないと有機農法と表示できない)オーガニック農法、そして肥料や農薬を一切使わない自然栽培です。

これが慣行農法だったら草取りをするにしても田んぼで除草剤を使うし、有機農法ならまた別の方法を使います。

今回ぼくらは自然栽培でお米を育てているので、第2回の草取りの作業する前にこれは自然栽培という手法をとるからやらなくてはならない大切な作業ということを伝えてもらいました。

また前回説明できなかった年間を通しての自然栽培の米作りのスケジュールも説明してもらい、日頃わかっていない「どうやればお米は食べられる形になるのか?」ということも写真を通して学びました。

みんな興味津々で質問もたくさんしてくれたので、座学は本当にやってよかったです。

※農業関係者の方、上の図や今の説明で何かツッコミどころがあればご指導お願い致します。

午後1時45分 田んぼでの草取り

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座学を学んだら、田んぼに出て草取り!今回は時期的にまだ中干しではなかったので、ぼくらは自然栽培の草取りに精を出しました。

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2週間前に田植えをした田んぼに出て行ってみると、苗と苗の間にこんな感じで小さい雑草が生えているので、こいつを抜きます。

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根までばっちり生えているので、こういうのは手でやらないと抜けません。雑草に田んぼの栄養を取られないように手で丁寧に抜いていきました。

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ただ手で全部抜いていたら時間がかかりすぎるので、前回作った除草機も使います。根が生えきっていない雑草はこのグラウンド整備のトンボのような器具で田んぼをかき回すと、自然と取れるんです。

いやー、うまくできてますね!

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#淡路島 #淡路島稲作ワークショップ

Kazuhiro Maeharaさん(@kazuhiromaehara)が投稿した動画 –

実際に田んぼの中に入って、参加者のしっきーがこんな感じで使ってくれました。

しかしもう本当に草取りは大変で、こんな大変なら自分で高いお金を払って自然栽培のお米を買うか、自分で作るなら来年から慣行農法で肥料と農薬を使ってやりたいと思った次第です。

午後4時半 ドローンで遊び出す&作業終了

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この日は30度以上で炎天下でした。45分くらい作業しては、熱射病にならないように30分くらい休憩を挟まないと、意識を失って田んぼにダイブするので要注意です。

休憩時間にはぼくが買ったドローンを渡して、みんなに体験でお貸しすることも。

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ドローンメーカーDJI社のドローンのPhantom3は手持ちで飛ばせるので、こうやって田んぼの中に入って飛ばしていました。

都会だとドローンは東京23区内などほぼ全土で規制がかかって飛ばせませんが、淡路島は真逆です!

島内のほぼ全土で飛ばせるので、素人でも1分あれば操作を覚えられる手軽さも合わせて、参加者の方に「ドローン操作をしたい!」と言われたらすぐにコントローラーをぼくは貸しています。

みんな楽しそうに操作してくれて何より。肥料も農薬も使わない超昔ながらの米作りと、最先端の空飛ぶカメラのドローンという2本柱で組み合わせで、淡路島稲作ワークショップは運営されています(笑)

午後5時 米作り講師のケイくんの自然栽培農園見学

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5時に終わる予定の草取りが早めに終わったので、女性参加者たちのリクエストもあり、ぼくらは講師のケイくんが大切に育てている自然栽培の畑に足を運びました。

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ゴリラみたいな威嚇フェイスをしていますが、心の優しいオーナーの彼は無農薬無肥料の畑を守る為、ちゃんと畑に入る時は靴を脱いで入ります。

なんでも長靴には気づかないうちに他の田畑から農薬が付いてしまうものらしく、それを防ぐためにも畑ごとに長靴を洗っていると言っていました。

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菜園にはプチトマトやニンジン、ナスなどがたくさん植わっており、オッケーだったものは参加者の女性陣も抜いていました。

午後6時 近所の温泉にGO!

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そして一通り作業が終わったら、近所の(と言っても車で15分の距離)の温泉にGO!

温泉の夏季バイトの時給が今時800円なことに驚愕しながら、ぼくらは農作業で疲れた汗を流しました。

午後7時半 楽しい夕ご飯の時間&新メンバー参加!

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いよいよワークショップ2回目の初日の日程が終わる夜は、早くもワークショップ名物になりつつある、オーガニック野菜のご飯です!

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この日はベジタブルカレーで、この上に菜園でとれた夏野菜を乗せていただきます。

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参加者のしっきーともりっちも嬉しそうに食べてくれました!

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そしてここからもう一人の参加者が!今年の4月から淡路島に移住してきて、淡路市役所で働いている平岡さんも遅れて参加してくれました。

「ぼく、淡路島で田植えや稲刈りをしながら、男女が出会う街コンみたいなイベントを開きたいんです!」

と来て早々、町おこし的なイベントを開く野望を語る彼に、夕食の場は大盛り上がり!!

「いやー、こんな自分に出したアイディアに賛成してもらってぼく、嬉しいです!」と彼は喜んでいたのですが、間髪入れずに飛んできた

「で、いつやんのよ!やるなら田んぼも探して貸すから早くやってよ!この場所に来てるみんなは行動力あるから、日取りさえ決まったら参加しちゃうからね!早く決めて!」

という他の参加者のヤジに大慌てしていました。

どうやら今年の10月は淡路島で楽しげなイベントがありそうです(笑)

午後9時 お酒を飲んで語り合う

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最後にご飯が終わったら、恒例の飲み会!!参加者と主催者の恋愛トークに花が咲いたり、フツーに会社で働く以外の人生を探している方の人生相談に乗ったり、気づけば深夜3時まで飲み会は続いていました……。

というわけで、また後編の2日目に続きます!!

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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