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素足で水田に入って苗を手植えしてみよう!第1回淡路島稲作ワークショップを開いたので、初日レポートを報告します

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Awaji workshop 2016 june first day 094

田んぼに裸足で入って、苗を植えたことはありますか?

こんにちは。子ども時代にデパートの高島屋で買ったピカピカの高級服を着て、田んぼにダイブした親不孝者のまえちゃん@Maechan0502です。

なんでも1歳児だったぼくには、田植え前の風に揺れる水面が波に見えたらしく、「わぁー、海だぁ!!」と叫んで飛び込んで全身ドロだらけになったと母親から聞かされました。

さてそんなエピソードから29年が経ち、なんとぼくは今回淡路島で田植えをしてきました!

しかも今回は第1回淡路島稲作ワークショップと題して、他の参加者さんにもお米の作り方を学んでもらおうという試み。

果たして第1回の様子はどうだったのでしょうか?

初日と2日目に分けてレポートしてみたいと思います。

では行っていましょう。

目次

【開始前】 初日の午前10時 機械で田植え

Awaji workshop 2016 june first day 015

この日のワークショップは午前11時集合でした。そして今回のプランは手で苗を植えるというモノ。

しかし田んぼに手で苗を植えていくという作業は非常に時間がかかるんですね。

ぼくらは3時間半かけて1反の田んぼの1/5を植えたのですが、本当に人間がやるとメチャメチャ時間がかかります。

今回の講師のケイさんは2反半 (1反は990m2)という広さの田んぼを借りているので、単純に考えて4人でそんな田んぼを全部植えたら43時間かかる計算……。

というわけで、手で植えられない部分は機械で植えていきます。

4人で手植えをすると実労働時間24時間かかるところを、田植え機械の力はスゴく、1反半の田んぼをわずか1時間半で植えてしまいました。

まあぼくはこの時点で手植えを経験していなかったので、あとあと機械のスゴさを思い知ったんですけどね。

Awaji workshop 2016 june first day 021

こちらの写真に写っているのは共同主催者のリュウさんです。弟のケイさんが田植え機を運転するのを眺めている瞬間をパシャリ。

今年32歳なはずなのに、日本を代表する映画監督・黒澤明の若い時の姿に妙に似ています。

初日の午後0時 お昼ご飯

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集合は午前11時!迎えにいく準備が甘かったため、参加者のもりっちを送迎場所の津名一宮インターチェンジに11時半に迎えにいくというミスがありましたが(……すみません!)、12時には無事到着しました。

この日の天気はピーカン(=快晴)の素敵な天気だったので、外でご飯を食べることに決定。

午後1時のスタートまで思い思いに買ってきたご飯を食べて、あたりを散策しました。

午後1時 田植えスタート

Awaji workshop 2016 june first day 054

そして午後1時!いよいよ田植え体験がスタートしました!今回田植えをするのはこちらの田んぼ。主催者の大小島慶さんがご近所さんに休耕になった田んぼを借りた場所です。

広さ的におそらく25メートルプールより大きいです。泳いだらドロだらけになりそうですね。

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こちらは紅一点の女性参加者さん!、といっても全参加者2名だけど……もりっちこと森さんです。元々オーストラリアワーホリを2年間経験していて、ぼくは彼女とオーストラリアにいる時にTwitter経由で出会い、アリススプリングスというエアーズ・ロックに一番近い街で直接会いました。

もりっちはオーストラリアにいる時にオーガニック農場で3ヶ月間住み込みのウーフという体験をしていて、日本に帰ってから田舎に移住先を探しているそうです。

今回は米作りや野菜作り、田舎移住の知識をノウハウを学ぶために参加してくれました!ありがとうございます!

Awaji workshop 2016 june first day 088

そしてこちらの弾けた太陽みたいな顔の男性参加者が田中っちこと田中くんです。最高43歳に間違えられたことあるそうですが、こう見えて23歳の大学生です!

今回は淡路島の人の手が加わった自然の研究をする卒論の一環で参加してくれました。超ノリがよくて、本当に23歳には見えない!今回のムードメーカーとして場も明るくしてくれました。

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今回は無農薬でお米を手植えしていきます。田植えはこんなふうにあらかじめ育った苗をちぎり、どんどん植えていきます。

このように植えていきました。

Awaji workshop 2016 june first day 058

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しかし田植え機はキッチリと等間隔で並べて植えてくれますが、実際に人間がやるとズレる、ズレる!

遠くの田植機で植えた部分は綺麗に植えられているのに、自分達で植えた部分は曲がりまくっています。

手植えだとヒモを田んぼの端と端に張ってそこに等間隔で手で植えていく方法もあるのですが、今回はそれもしなかったので本当にバラバラです。

でも話を聞いてみると、キッチリ並べて植える必要があるのは稲刈り機で刈る時だけだと教えてもらいました。

機械はきちんと植わっていないと刈り取れませんが、今回は刈り取りも自分たちで行うのでバラバラでもオッケーだそうです。

こんな感じでぼくらは休憩も挟みながら午後5時まで植えました!

午後5時 田植え終了

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午後5時!ついに田植えが終了しました。この日は本当に暑過ぎました……。農家的には曇りが一番ベストという講師のケイさんの言葉にも納得。

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これはまだちょこっと残っている写真ですが、パパッと植えて終わらせました。

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途中から長靴を脱ぎ捨てて田植えしていたので、ドロだらけになりました。水田はカンカンのお日様で若干もう温水プールみたいなヌルい温度を出していたので、こうして水で洗うのが気持ちいい!!

自然をみんなで久しぶりに実感しました。

Awaji workshop 2016 june first day 094

そして全部終わったので記念撮影!!デジカメをどこかに置いて撮影しようと思ったんですが、良い置き場もなかったので、

「どうせだったらドローンで記念撮影しよう!!」

と考え、持ってたドローンで撮影しました。

これが今流行のセルフィー(自撮り)ってやつですね。空飛ぶスマホは顔だけでなく、4人の全身と植えた水田も全部撮ってくれました。

午後5時15分 軽トラに乗って帰宅する

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帰宅は農家らしく軽トラで!軽トラの荷台に乗って風を感じながら農道を走れるのは、まさしく田舎の特権!!

農道ですれ違うおじいさんは軽トラに人が乗っていたことではなく、軽トラに3人も若者が乗っていたことに驚いていました。

Awaji workshop 2016 june first day 093

午後7時 晩ご飯&お酒を飲んで語り出す

Awaji workshop 2016 june first day 084

午後7時!待ちに待った夕食の時間です。ふだん都会の生活に慣れきってるので、水田に入って田植えしたのでお腹ぺこぺこ。

Awaji workshop 2016 june first day 080

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玄米を粉にして衣にして揚げたかき揚げや高野豆腐をバジルやトマトソースで洋風に仕上げたおかず、そしてキュウリを発酵させたモノをつつきながら、夕食を楽しみました。

ベジタブルオンリーだったのに、主催者のリュウさんの奥さんのサチさんが作ってくれた料理は、どれもめちゃめちゃ美味しかったです。

Awaji workshop 2016 june first day 085

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みんな「美味しい美味しい!」と言いながら、ご飯が進む、進む!

ぼくも高野豆腐にトマトソースをかけた料理が特にお気に入りで、「ダサいイメージの高野豆腐がこんな洋風にすることで美味しくなるのか!?」とバクバク食べていました。

共同主催者ののリュウさん、ケイさんも含めてご飯を食べ、その夜はお酒も飲みながら、日本の田舎の移住などこれからやりたいことを語って、夜が更けていきました。

というわけで、長くなりましたので次の記事で翌日の2日目に続きます!!

ではまた。

[翌日の記事はこちら!]

自分たちの手で除草機を作ってみよう!第1回淡路島稲作ワークショップを開いたので、2日目のレポートを報告します

[第2回目のレポート記事はこちら!]

前回2名の参加者さんが今回は2倍の4名に!第2回淡路島稲作ワークショップを開いたので、初日レポートを報告します

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この記事を書いた人

職業ブロガー、ライター。台湾台南市在住。台湾に住みながらブログ収入とライター収入で生計を立てています。


1年間の台湾ワーキングホリデーを経て、台湾生活4年目に向かって生活中。


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