自分たちの手で除草機を作ってみよう!第1回淡路島稲作ワークショップを開いたので、2日目のレポートを報告します

Awaji workshop 2016 june second day 069

あなたも田んぼでドローンを飛ばしてみませんか?

こんにちは。2016年の6月18〜19日に淡路島で稲作ワークショップを開いた@Maechan0502です。

さて気づけば1週間後にレポート書いてしまってるのですが、今回はその翌日をリポートしてみます。

この日は参加者の人も電動ノコギリの丸ノコを使い、電動ドライバーを駆使。そしてドローンを飛ばすという田植えワークショップにはなかなかなさそうな2日目になりました。

ではどうぞ!

目次

2日目の午前8時 朝ご飯

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初日は夕食を食べた後にお酒を飲んで、みんなで語り合ったので、寝たのは午前1時過ぎでした。

そして飲みの時に盛り上がって「明日の朝6時に畑で朝食の野菜を摘み取ってこよう!と決まったのですが……、

主催者のマエハラは眠たすぎて寝坊するという結果に……。

朝の8時に起こされて、眠そうな顔をしながら朝食の席に着くという体たらくでした。

Awaji workshop 2016 june second day 002

しかし参加者のもりっちと田中っちはちゃんと起きて、朝から講師のケイさんの畑で小さなカブや西洋野菜を摘み取ってきたそうです。

素晴らしい!

ちょっと後ろめたい気持ちで食べた無農薬で育てているカブを食べることになりましたが……、それでも美味しかったです。

2日目の午前9時 雨が土砂降りだったので即席のブログ講座

この日は朝から大雨でなかなか作業できなかったので、リクエストもあり、ブログ講座も開いたりしました。

当ワークショップに参加していただければ、お米の作り方だけでなく、ブログの育て方もコーチングします!!!

女性参加者のもりっちも最近ブログを始めたそうで、つまづきやすい最初のブログの書き方を実際に説明しました。

せっかくなのでお米を作るだけでなく、ネットで情報発信する方法もガンガン聞いていただいて大丈夫です。

2日目の午前10時 除草機をDIYで作る

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そしてちょっと小ぶりになったところで、ぼくらは外に出て除草機を作りました!

ぼくらが田植えをしたのは無農薬で育てる田んぼだったため、田植えして3日目から自分たちで草を抜いて田んぼを管理する必要があるのです。

もう江戸時代の人たちのような装置をぼくらは自分たちの手で作りました。

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除草機の作り方は簡単です。1メートルくらいの廃材を2本用意します。そこに使わなくなった竹ぼうき(新品でも可)を解体し、掃く部分を等間隔に配置。

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そして配置し終わったらもう1本の廃材をかぶせてサンドイッチし、そこにネジ止めしていきます。

Awaji workshop 2016 june second day 016

電動のネジ止めがあるので、それをひたすら6〜8か所くらい打ち込みます。

インスタグラムでも撮影してみましたが、だんだんノリが体育会系に……。そして23歳の田中っちがノリノリで演技してくれました(笑)

#淡路島 #マンモス工房 #稲作ワークショップ #ノコギリガール #もりっち

A video posted by Kazuhiro Maehara (@kazuhiromaehara) on

数ヶ月前に『ナリワイをつくる』で床張りワークショップに参加したもりっちは、さすがの丸ノコ(電動ノコギリ)使いを見せてくれました。

さらに持つ柄の部分も作って完成!

2人分を作ったところで終了して、記念撮影をしました。なんだか天然の刑務所に入っているみたいです。

Awaji workshop 2016 june second day 034

実際に使うと、このような感じでグラウンド整備のトンボ掛けのように使います。

ただこんなものを使って水田に入って草をかき集めると、植えた苗まで傷つけてしまうのではないかと思ってしまいます。

ぼくもそこが疑問だったんですが、水田に植えた苗は3日経つと根を張るので除草機を使っても抜けず、水田に生えてくる根の張っていない草のみ除草できるそうです。

これを聞いた時はよくできるなぁと唸らされてしまいました。

現代人は機械慣れしてるために何でもお金をかけたり、機械じゃないとうまくいかないと思ってしまいますが、原理さえ理解していればこんな簡単な装置で草を抜けるんですね。とても勉強になりました。

Awaji workshop 2016 june second day 039

そしてノリの良い参加者の大学生4年生の田中っちは、カメラを向けると黙ってノリノリでジョジョ立ちや素肌をはだけてポージング。

彼はもう就活で内定が決まったそうですが、このノリの良さは確かに面接で企業のオジサン受けが良さそうです(笑)

2日目の午後0時 お昼ご飯

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除草機作りで汗をかいたら、お昼ご飯がうまい!お昼は大小島さんの畑で採れた野菜を添えたカレーピラフや味噌汁を食べました。

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また初日にスーパーへぼくが買い出しに行った時に買ってきた、淡路島福良特産の手延べそうめんも茹でてみました。

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こちらもコシがあって大好評!実は淡路島、主要な米や肉、野菜などの食料自給率が100%を超えている珍しい日本の土地らしいんですけど、そうめんもバッチリ美味しかったです。

今回は本当に料理を作ってくれた、共同主催者のリュウさんの奥さんサチさんの手料理が素晴らしいと毎食感じられました。

みんな「美味しい!」を連発してたので、本当に良かったです。

2日目の午後2時 雨上がりの畑で草抜き

Awaji workshop 2016 june second day 060

昼食が終わって少し昼寝した後は、またオーガニックの畑の草むしり体験をしました。農薬を使わないとここまで草がもっさりと生えるのかとビックリ。

誤ってえんどう豆の葉っぱごと抜いてしまいそうで、本当にお米を作るのも、野菜を使うのも、無農薬で作る大変さを感じました。

パッケージの文字にしてしまえば「無農薬」という3文字ですけれど、無農薬野菜は農家さんが本当に丹精込めて作ってると畑で自分たちが草むしりすると、ようやく実感します。

2日目の午後3時 田植えした田んぼの確認

Awaji workshop 2016 june second day 066

時間も2日目の午後3時を過ぎ、そろそろ第1日目の終了時刻!!最後にぼくらは昨日田植えをした田んぼを見に行きました。

この日は朝から土砂降りの雨が降ったり、午後から天気がぐずついたりと、あいにくの天気。

しかし農家的には照りつける日差しのすごい晴れの日より、こんな灰色の曇り空が一番ベストな天気らしく、言われてみるとこんな天気で田植えをしたかったです。

ぼくらが植えた苗は大雨でも流されることなく、天に向けてスッと生えそろっていました。10月にはこの苗が収穫できるので、とても楽しみです。

まとめ

Awaji workshop 2016 june second day 069最後にドローン体験も

というわけで、こんな流れで第一回目の淡路島稲作ワークショッップは終了しました。

「もう少しヘトヘトになるまで田植えができればよかった!」などを意見をいただき、もう少し本格的な内容でやれればよかったかと主催者側としては反省しきりだったのですが、後日「素敵な時間だった」との感想をいただいて本当によかったと思いました。

これからこの植えた苗が徐々に育ってゆき、次回の2回目ではいよいよ除草作業に入ります。

次はガッツリの水田に生えた草を抜きつつ、ノマド村で淡路島に移住された方のお話を聞く予定です。

もうあと1週間に迫りましたが、またこのブログではワークショップの様子と植えた苗が育っていく様子を報告していきます。

最後に参加してくれたもりっち&田中っちありがとうございました!

ではまた!

[第2回目のレポート記事はこちらです!]

前回2名の参加者さんが今回は2倍の4名に!第2回淡路島稲作ワークショップを開いたので、初日レポートを報告します

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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