Booking.comで8.7というなかなか高評価のゲストハウスは、一体どこがいいのか?
実際に泊まって確かめてめたら、9.0以上のホテルよりも魅力がありました。
こんにちは。台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて現在、旅行する人の必須アプリになったのがBooking.comでしょう。
ここで高評価を獲得することは、ホテルやゲストハウスの集客にもそのまま繋がるため、いろんな宿泊施設が高評価を得るために一生懸命になっています。
9.0以上はかなりスペシャルな宿泊施設なんですが、8.7点以上の宿泊施設はどこらへんに魅力があるのか?
一概には言えませんが、台北の松江南京駅近くにあるゲストハウス Best Hostel(ベストホステル)に泊まったら、9.0以上のゲストハウスの場所より大切なサービスを感じたので紹介します。
ではいってみましょう。
台北のBest Hostel(ベストホステル)について
【外観その1】
Best Hostelは、松江南京駅から徒歩5分ほどのゲストハウスです。台北駅から北に一駅いった中山駅からも徒歩10分で着きます。
両方からもアクセスできるので、立地のいいゲストハウスだと言えるでしょう。
ゲストハウスの宿泊費も1泊600台湾ドル(約2,400円)だったので、値段的には少し高めかもしれません。
台北には400台湾ドルから500台湾ドル台(約1,600円から2,000円台)が安いゲストハウスの価格帯です。
ただスタッフさんの親切さがあったので、この値段でぼくは泊まってもいいかと感じました。
それではBest Hostelの外観とフロントを紹介します。
Best Hostelの外観とフロント
【外観】
こちらはBest Hostelの入り口です。
ビルの一角の7階に入っており、最初はわかりづらいと感じた位置にありました。
目印は近くのセブンイレブンなので、そこを目指して入ってみてください。
【1階入り口のエレベーター】
ここの写真の場所に行き、エレベーターで7階に登れば、Best Hostelにたどり着きます。
それではさっそく上がってみましょう。
【受付】
Best Hostelは7階に受付があります。エレベーターを降りて、左側に受付があるので、そこで受付してみてください。
ぼくがチェックインした時は台湾人スタッフで英語で対応されました。
【カードキー・鍵】
ここのゲストハウスもカードキーでチェックインするタイプです。
カードキーは部屋に入るだけではなく、ベッドの中で灯りをつけるときも使うので、そこが珍しかったです。
カフヌ台北の部屋の内装とベッド
受付でチェックインしたので、続いて部屋に入りましょう。受付が終わると台湾人スタッフがいろいろと英語で案内してくれます。
日本語対応はなかったので、頑張ってください!
男性も女性も、同じ7階のワンフロアに泊まります。
台北以外のゲストハウスは鍵を使っていますが、今の台北のゲストハウスはカードキーで開けるタイプが主流になってきました。
【部屋の全体像】
こちらが4人部屋のカプセルホテルです。
4人部屋と言いつつ、カプセルホテルのように仕切りのある部屋になっているので、あまり人がいても気になりません。
カプセルの中に入ると、木の素材を中心に作られていたので、結構温かみある雰囲気でした。
ブラインドもちゃんと閉まるし、枕は柔らかく、落ち着きます。
【ベッドの中】
【ベッドの中】
ぼくの泊まったベッドがこちら!ベッドの布団はまあまあの硬さといったところでしょうか?
【テーブル閉める】
【テーブル開ける】
カプセルの中は木目の板で作られいます。
ベッドサイドは木の折りたたみテーブルを開けることができました。
【コンセントとセーフティーボックス】
ベッドの脇にはライトとコンセントがついています。
コンセントやUSBの差込口も2つある仕様でなかなかゲストハウスの中では充実した方だと感じました。
3つほど充電するコンセントがあれば、今は大丈夫でしょう。
【ロッカー】
そして部屋のロッカーがこちらです。
ゲストハウスの不満といえば、ロッカーのサイズが小さいところが多いんじゃないでしょうか?
でも、ここはスーツケースも入るくらい大きかったので、すごく満足しました。
ご覧の通り、ぼくの27リットルの旅行用バッグもしっかり入っています。
ロッカーの下の部分は仕切られており、よく使うものはこちらに入れておけば、使いやすかったです。
Best Hostelのシャワールームと洗面所
【シャワールームの外観】
続いて、別の部屋にあるシャワールームです。
ここのシャワールームは他の台北のゲストハウスと比べて、かなり平均的なシャワールームでした。
5点満点で言えば、3.5点くらいでしょうか?
【シャワールーム】
シャワールームはかなりスペースがありました。
ただ2つあるシャワーのうち、一つの使い方がよくわからなかったので、そこは気をつけてください。
【シャンプーとボディーソープ】
シャンプーとボディーソープも完備。
ゲストハウス的に言えば、普通ではないでしょうか?
【荷物置き】
荷物置き場は広くて、いろんなものを置けます。
「シャワーの横にあるから気をつけないと水がかかるよ!」とツッコみたいところですが、そこは台湾っぽいご愛嬌ということで(笑)
【パウダールーム】
シャワールームの外にはパウダールームがあり、ここで髪を乾かしたり、化粧したりできます。
綿棒などのアメニティーはありませんでしたが、清潔感があって使いやすかったです。
【ドライヤー】
ドライヤーも小型ですが、ちゃんと備え付けられています。
レストルーム(休憩室)
【レストルーム(休憩室)・キッチンの全体像】
Best Hostelには7階の中心フロアにキッチン兼休憩スペースがあります。
ここはソファーも広くてゆったり座れ、日差しが差すので、かなり気持ちの良い空間になっています。
また自然と他のお客さんにもソファーで出会い、話しかけやすいソファーだなぁとぼくは感じました。
【窓際のテーブルと椅子】
【椅子の下のコンセント】
窓際では椅子に座って地図を見れたり、パソコンも広げられます。
椅子の下にはコンセントもあったので、これを使って充電もできるので、ここで作業することも可能でした。
【コーヒー】
あとは受付の横にコーヒーマシーンもあったので、無料でコーヒーを飲めました。
こういうサービスも良かったです。
【本棚】
【台湾版『スパイダーマン・流星戀曲』】
【舞川あいく著 『おいしい台湾』】
あとは休憩室には本棚もあったので、ここでガイドブックや漫画を読むことができました。
日本語の本もあったので、ガイドブックを忘れても、ここで読んで参考にできそうです。
Best Hostelのキッチン
【キッチンの全体像】
Best Hostelはキッチンがあったので、ぼくはそこで近くのレストランで持ち帰った台湾ご飯をちょっと料理してみました。
【冷蔵庫と電子レンジ】
冷蔵庫や流し、電子レンジがあるので、他で買ってきた食材を温めたり、閉まっておけたり……。
【給湯器と流し】
【箸やフォーク置き場】
給湯器や流し、フォークや食器。
あと写真を撮り忘れましたが、IHヒーターもありました。
一通り料理をすることができます。
【ゴミ箱】
ゴミ箱もサイドに備え付けられて降り、日本語でも書いてありました。
ただ台湾の資源回収の基準は、紙パックやプラスチックも入るので、多分これだけ見てよくわからない気がします。
【カウンターにいるスタッフさん】
【キッチンペーパーのかかっている器】
【小籠包やチャーハンの入った器】
キッチンでぼくが一番嬉しかったのは、フレンドリーなスタッフさんがいろいろ世話をしてくれたことです。
「レストランから持ち帰った小籠包を温めるときは、こうやって水に濡らしたキッチンペーパーでフタをするといいよ」
などなど、優しく手伝ってくれました。
あまりこういうフレンドリーに接してくれるゲストハウスはないので、こういうところが本当に嬉しかったです。
旅行先で何らかの形で台湾人と触れ合いたい人にはオススメです。
コインランドリーと乾燥機
【部屋の外観】
ゲストハウスといえば、コインランドリーも重要です。
旅行をしていると洗濯物が溜まってしまうので、現在はどのゲストハウスにも付いています。
Best Hostelにはシャワールームの奥の部屋が洗濯用の部屋でした。
【洗濯機】
洗濯機はこちら。
50台湾ドル(約175円)を入れれば一回分の洗濯をすることができます。
少し高かったですが、洗剤は無料なのが良かったです。
【乾燥機】
たしか乾燥機も50台湾ドル(約175円)なので、ちょと高いかと感じました。
※乾燥機の値段は記憶が曖昧ですみません。
【物干し竿】
【ハンガー】
Best Hostelの洗濯や乾燥機は料金的に少し高いけど、干すところがたくさんあったのでそこはいいかなと思いました。
乾燥機を使わなかったら、節約できるので、そう考えると安そうです。
Best Hostelの近くのオススメ店と観光スポット
泊まるところの紹介はホームページやホテル予約サイトを見れば、いくらでもわかります。
なので、ここでは台北市のど真ん中に半年間住んでいたぼくが、Best Hostelの近所でオススメのレストランや場所を紹介します。
水餃子の阿娥水餃
【阿娥水餃の外観】
Best Hostelを出て、左に歩いて、最初の道路にぶつかったら左に入ってください。
そこに水餃子の美味しい阿娥水餃というお店があります。
Best Hostelのスタッフさんが教えてくれた近所の美味しいお店です。
【水餃子の写真】
10粒60台湾ドル(210円)の美味しくて、安い水餃子を食べることができます。
ちょっと地元の人で賑わっているので、注文の仕方が難しいかもしれませんが、こちらのブログを参考にして見てください。
【関連記事】
https://maeharakazuhiro.com/aeshuijiao/
京鼎樓(ジンディーロウ)
【京鼎樓(ジンディーロウ)の外観】
ちょっと歩きますが、近くに美味しい小籠包屋さんもあります。
それが京鼎樓(ジンディーロウ)です。
ここは日本人駐在員(日本の会社の指令で、台湾に住みながら住んでいる日本人会社員)から大人気のお店で、日本人観光客もたくさん訪れています。
0時まで開いているので、遅い時間でも美味しい小籠包を食べることができるのが特徴です。
【烏龍茶小籠包】
名物はここでしか食べれない烏龍茶小籠包なので、ぜひ食べてみてください。
【関連記事】
https://maeharakazuhiro.com/jindinrou/
住所:台北市中山區長春路47號
Best Hostelの立地と行き方 (アクセス)
では最後に駅からBest Hostelへの行き方を紹介します。
・台北メトロ松山新店線(緑色)の松江南京駅から約300メートル
・台北メトロ淡水信義線(赤色)・松山新店線(緑色)の中山駅から約600メートル
両方の行き方があるんですが、この記事では一番近い松山新店線(緑色)の松江南京駅からの行き方を写真で説明してみました。
Best Hostelの立地と行き方 (アクセス)
写真での行き方案内はこちらです。
スタート地点は台北メトロ松山新店線(緑色)の松江南京駅です。
ここの8番出口を出ましょう。
出てすぐに、右側を曲がります。
シティーバンクが見えてくるので、そこを右側に曲がってください。
するとくら寿司が見えてきます。
それが見えたら真っ直ぐ進みましょう。
途中で2つの交差点がありますが、後はホテルまで真っ直ぐです。
Best Hostelはセブンイレブンの先、伯朗珈琲館の前なので、それを目印に行ってください。
はい、ここが目印のエレベーターのある一階です。
エレベーターで7階に上がって、受付すれば大丈夫なので、お疲れ様でした!
まとめ Best Hostelに泊まってみた感想
【ゲストハウスのソファーと休憩室】
さていかがでしたでしょうか?台北のゲストハウス・Best Hostelは。
ぼくの泊まった感想を冷静述べると、良いところは4点です。
- 施設が綺麗で、清潔感あるので、女性でも安心
- リビングが広く、キッチンもあるので、快適に過ごしやすい
- 台北駅からまあまあ近いので、観光に便利
- 洗濯物を干せるスペースがある
- スタッフがフレンドリーで本当に優しい
全体的にいいゲストハウスで、特にリビングとスタッフのフレンドリーさが良かったです。
600台湾ドル(約2,100円)分の止まる価値はあるかと感じました。
ぼく的に注意してほしい点は3つです。
- 最寄り駅までが遠い(台北メトロ松江南京駅と中山駅の両方とも)
- 受付の台湾人に日本語が通じない
- 態度の悪いお客さんはスタッフから注意される
Best Hostelは駅から少し歩きます。ゲストハウスのエリア的には台北のど真ん中にあるのでいいんですけど、駅までの立地は遠いので、そこは注意してください。
最後に マエハラが泊まって感動したポイント
【笑顔の台湾人スタッフさんたち】
最後にぼくがこのゲストハウスに泊まって感動したポイントを紹介します。
それはきちんとマナーの悪いお客さんを注意していことです。
これは自分自身の話なんですが、ぼくはゲストハウスに泊まっていたときに、0時くらいに大きな声で喋っていたら注意を受けました。
この時ぼくは最初、嫌な気分がしたので、悪い評価でもつけようかと思ったものです。
でも翌日、きちんとルールを守って過ごしていたら、スタッフさんはものすごく親切に接してくれました。
その時に気付いたのは、ここのゲストハウスのスタッフさんはちゃんといいお客さんと、悪いお客さんを見ていることです。
ゲストハウスは数千円の宿泊費なので、全てのお客さんのわがままに応えることはでません。
だからまたリピートしてほしいルールを守るお客さんによく接し、悪いお客さんは注意をしていると気付いたんです。
Booking.comで年間平均8.7という点数は、いい人は高評価をつけるし、注意を受けた人は低評価をつけるんでしょう。
だからこういうゲストハウスはなかなか9.0という高評価にはつきません。
でも個人的にはお土産をつけたり、設備をすごくして、高評価を獲得するゲストハウスよりも、スタッフのサービスで高得点を感じる姿勢に良さを感じました。
親切な台湾人スタッフさんとゲストハウスに泊まって、旅のふれあいをしたい人にはオススメです。いやー、本当にいいゲストハウスでした。
それではいい台湾旅行を!
ではまた。
【Best Hostel】
【値段】
料金は1泊が600台湾ドル(約2,100円)。
1台湾ドル=3.5円計算 (2019年2月現在)
【予約方法】
Booking.comで予約すると、安いことが多いので、予約するときはBooking.comを最初に見てみてください。
→ Booking.comでベストホステル(Best Hostel)を確認する or 予約する
(※希望宿泊日に近づくとホテルの値段は上がります。予約するなら早めがおすすめです。)
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