日本で全て量り売りのスーパーって見たことありますか?
どうもみなさん、こんにちは。オーストラリアのバイロンベイに滞在中のまえちゃん@Maechan0502です。
ここ、オーストラリアのバイロンベイはこの国でも有数のオーガニックが盛んな地域です。毎週木曜日はオーガニックマーケットが開催されますし、もちろん街を歩くと多くのオーガニックスーパーを見かけることができます。
しかもそのスーパーでの買い物のやり方はすべて量り売り!!
小麦粉から砂糖に塩、そしてお米やパスタにチョコレートまでです。パッケージ売りに慣れきっているぼくらからするとこれだけで新鮮に感じます。
というわけで、そんな面白いオーガニックスーパーに入ってみたので紹介します。
オーガニックスーパー The Source
このオーガニックスーパーはバイロンベイのメイン通り、ジョンソンストリートに位置してます。
目の前がオーストラリアで2大有名スーパーの一つとして知られているWoolworthがあります。大型チェーン店スーパーと小売量りスーパーが向き合っているのがなんとも面白いです。
綺麗な店内に小分けの白いボックスが並んでいます。
チョコレートが量り売りです。こんなの見たことない!!
小麦粉も!!1キロ10ドル(約1000円)は高いですが、5ドル(約500円)は良心的なお値段です。ちなみにぼくが今まで見た中で高かったのはNewcastleのオーガニックスーパーでみた1キロ13ドル(1300円)の小麦粉パック。
塩も量り売りです。
オイルも自分で必要な分だけ買います。
買い方
さてせっかくなので、ぼくも買ってみました。
このチョコレートを選びます。
置いてある茶色の紙袋を取り、
中に自分のほしい分だけを入れます。
そして備え付けのボールペンで商品の番号を書きます。
お店のスタッフとお客さんの距離が近い
オモシロイと思ったのが、お客さんとスタッフの距離が近いことです。何度も通う人は顔なじみになって話すようになるし、ぼくのようなまったく知らない人はお店のシステムすらわからないので、スタッフの人が声をかけてくれました。
この写真ではスタッフのおばさんと仕事帰りの買い物客のお姉さんが2~3分立ち話してました。ぼくも買いたかったんですが、まあ急いでないからいいかと(笑)
大量に人をさばく大型チェーン店ではこんな風景は見られませんよね。
感想 ぼくらは普段スーパーで品物じゃなくて、値段を見ながら買い物してないか?
ぼくは初めて量り売りのスーパーに入ってみたんですが、実はこれ、非常に便利でオモシロイお店だと思いました。そう、すごく便利なんです。
なぜならホントにぼくはオーストラリアで自炊しなきゃいけないので、スーパーによく行きます。先日もNewcastleを出る前に台湾人のリリーと一緒に買い出しをしたのですが、こんな会話をしたんです。
「みんなにお別れ会でたこ焼き作るんだけど、新しい小麦粉っていると思う?」
「んー、今の家にあるので十分だと思うけど、Kazuがほしいなら買ったら?だって1キロ75セント(約75円)だよ」
よく考えるとこの会話って食べ物の話をしたいのに、結局おカネの話にすり替わってるんですよね。
なぜぼくらは小麦粉を買いたいのに、1キロという単位からでしか選べないんでしょうか?そんな量を買って使い切れなかったら、捨てるしかありません。
しかもなるべく美味しい小麦粉でたこ焼きを買おうと思っても、結局1キロのパックを買うので自然となるべく安いモノを選びがちになってしまいました。
でもこういうスーパーならおいしい小麦粉で200グラム1ドルなら、ぼくはその買い物のやり方も選ぶことができます。
たしかにおカネがあればいろいろ買えて便利ですけど、美味しい材料を自分のほしい分だけ買えるという買い物のやり方も広がってもいいんじゃないでしょうか?
結果的に同じ金額を払うことになっても、1ドル200グラムのオーガニックの小麦粉を使い切るのも、1ドル1キログラムのふつうの小麦粉を買って800グラム残してしまったのでは、結果的に同じお金を払ってムダにしていることにならないでしょうか?
そういう意味ではこちらの量り売りスーパーの方が便利です。もちろんWoolworthやColesの大型スーパーも安くて、大量に買い込めるんで便利なんですが、より多くの選択肢があるこのバイロンベイはオモシロいと思います。
それではまた他のお店をまわってきたいと思います。
ではまた!
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