丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)は台湾南部にしかない!台湾人に人気のローカルチェーンです

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あなたは台湾南部にしかない限定チェーン、丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)を知っていますか?

どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。

さて、台湾南部の面白いところの一つは、こちらまで来ないと楽しめないお店がたくさんあることじゃないでしょうか?

ドリンクスタンドの茶之魔手や紅太陽、カフェチェーン店の金鉱咖啡や多那之珈琲。

そしてローカルハンバーガーチェーン店の丹丹漢堡(ダンダンハンバオ・タンタンハンバーガー)もその一つです。

日本の北海道・函館にはラッキーピエロというローカルチェーン店があるように、台湾南部に訪れた際は丹丹漢堡を食べてみると面白いのではないでしょうか?

ぼくの台湾人の友達も大好きなので、ここではちょっとその魅力を紹介してみたいと思います。

では行ってみましょう。

目次

台湾の南部にしかない(高雄と台南、屏東のみ)

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丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)の面白いところは、台湾の南部にしか出店していないことです。

いくら台北や台中などの台湾人から人気があっても、このお店は頑なに台湾の北部に出店しようとしません。

高雄と台南では、わりと行きやすい立地の場所にあるので、訪れた際には行ってみてほしいです。

観光で訪れる台湾人に大人気

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台湾の南部にしか出店していない、丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)。

そのために北部に住んでいる台湾人も、「高雄や台南にやってきたら、丹丹漢堡は外せない!」と言って、ここに訪れるほどです。

宜蘭出身で、今は台中に住んでいるぼくの台湾人友達の趙くんも、丹丹漢堡が大好き。

2月のことです。趙くんをぼくが台南であるイベントに誘ったところ、彼は待ち合わせに遅れてきました。

そこで何をしていたのか聞いてみたところ、せっかく台南に来たから丹丹漢堡を買いに行っていたらしく、そのために遅れたそうです。

Chou kun hamuya宜蘭出身の丹丹漢堡ラバーの趙くん

「丹丹漢堡、大好きなんだよねー!マエハラさんも食べる?」

そう言って、彼はピュアな笑顔で、ぼくに丹丹漢堡を差し出してきました。

台湾人に遅刻をさせてまで食べたいと思わせるとは……。おそるべし、丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)

……あ、よく考えてみると、遅刻は彼の性格的な問題かもしれませんが、それくらい食べに行きたくなるもののようです。

丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)は値段が安い

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丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)が愛されているポイントは、値段の安さもあります。

マクドナルドやモスバーガーでセットを買うと、だいたい150台湾ドル(約550円)くらいなのですが、丹丹漢堡でセットを買えば、100台湾ドル(約360円)を切ります。

この安さも人気の秘密なんでしょう。

台湾人は「CP値!CP値!(コスパ、コスパ)」と言ってうるさいので、なおさら値段は重要です。

朝の10時半までやっているモーニングセットはハンバーガーとジュース付きで50台湾ドル(約180円)を切るので、その安さには驚愕します。

サイドメニューがローカライズされ過ぎてる

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丹丹漢堡が台湾らしいのは、ハンバーガーではなく、サイドメニューにあります。

麺線、広東式おかゆ、肉庚、コーンスープなどなど、ファーストフードらしくない台湾らしいメニューがたくさんあるのです。

セットメニューにおかゆとチキン、ジュースがセットになっているのを見ると、もはや台湾の朝ごはん屋さんがポテトやフライドチキンをセットにして売ってるのか?と勘違いしそうになります。

このオリジナルな品揃えが、丹丹漢堡らしいところだと言えるでしょう。

「旅行にまできて、ファーストフード?」

と思う人がいるかもしれませんが、丹丹漢堡(タイタンハンバーガー)はバッチリと台湾ローカル感を味わえること間違いなしです!

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全体に味付けは甘い

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ここまで丹丹漢堡を紹介してきましたが、丹丹漢堡(タンタンハンバーガー)の味付けは、けっこう甘いです。

ハンバーガーの中に入っているマヨネーズも甘いし、ポテトの種類はサツマイモで作られているポテトもあります。

台湾南部の人は歴史的な影響や気候的な影響で甘い味付けを好むので、ここらへんも南台湾らしさが表れていると言えるでしょう。

ちなみに台南で甘い味付けが好まれているのは、清朝(1683〜1895年)時代に砂糖が貴重だったのが関係しています。

砂糖をたくさん使うのが贅沢の象徴(お客に出すときはもてなし)だったので、「甘い=いいこと」というイメージがそのまま根付きました。

日本人が食べると「甘いハンバーガーなんてありえない!」と思うかもしれませんが、歴史的背景を知ると違った見方ができるのではないでしょうか?

まとめ 台湾らしいローカルハンバーガーチェーンといえば丹丹漢堡!

Taiwan south dandanhanbao 028みんな大好き丹丹漢堡

というわけで、台湾南部にある丹丹漢堡の紹介でした。

ぼくや日本人の友達と数回食べに行った感想は、「味は薄いし、メニューも独特すぎて、ビックリ!」だったんですけど、台湾南部を知るにはここはオススメです。

台湾人の好きな味を知るのも、観光になるはずなので、台湾南部を訪れたら食べてみてください。

お昼時(12時台)や夜(18〜19時台)は行列できてるので、なかなか席に着くことができません。

(最近ぼくがお昼時に行った時も、座れないほど満席でした。

ピーク時の時間を外して行くと座れるので、参考になれば嬉しいです。

それでは楽しい台湾旅行を!

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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