台湾の台南で行われる、鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)へのアクセスを紹介します。
台南と言いつつ、市街地から電車とバスで1時間〜1時間半の場所にあるので、要注意です。
こんにちは。毎年2月は戦場カメラマンになるまえちゃん@Maechan0502です。
さて2021年は2月25、26日に鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)が行われます。
というわけで、今回は台南駅から鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)の会場である鹽水(塩水)までの行き方・帰り方を紹介してみました。
ではどうぞ!!
台南から鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)への行き方
ではまず台南駅と鹽水(塩水)の場所を確認しておきましょう。
実を言うと、鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)は台南駅のまわりではやっていません。
新営駅で降り、バスで30分ほどかけて行く鹽水(塩水)という場所で行われています。
お祭りの最寄駅 台湾鉄道の新営駅までの所用時間
台南駅の場合
・自強号 (特急) 約25分
・莒光号 (急行) 約35分
・復興区間 (各停) 約50分
お祭りの最寄駅 台湾鉄道の新営駅までの所用時間
嘉義駅の場合
・自強号 (特急) 約14分
・莒光号 (急行) 約17分
・復興区間 (各停) 約21分
どちらかというと台南駅よりも嘉義駅から近いので、そのまわりでホテルを取ると良いかもしれません。
ただ台南駅のまわりの方がホテルも多いのです
ここでは台南駅から行く方法を解説します。
どんな移動スケジュールで行くといいのか?
2020年、ぼくはこんな感じのスケジュールで移動して参加しました。
2020年にぼくが移動したスケジュール
・16時50分 台南駅から新營駅まで自強号で向かう
・17時15分 新營駅に到着
・17時30分 新營駅のバスステーションから鹽水までバスに乗る
・18時 会場に到着
ぼくはすでに装備を持って参加していたので、この予定だとけっこう時間的にギリギリです。
初めて参加する人は、会場に17時くらいに到着したほうがあわてなく済むかなと感じます。
初心者にオススメのタイムスケジュール
・15時45分くらい 台南駅から新營駅まで自強号で向かう
・16時15分くらい 新營駅に到着
・16時45分 新營駅のバスステーションから鹽水までバスに乗る
・17時15分くらい 会場に到着
初めて行く人には、こんな感じのタイムスケジュールがオススメです。
台鉄の台南駅から電車での新営駅までの行き方
【台湾鉄道の台南駅】
それでは台南駅から新営駅まで行く方法を紹介します。
今回はここから鹽水(塩水)まで行く方法を書いてみました。
・カウンターでチケットを買う
・自販機でチケットを買う
・悠遊卡 (EASY CARD・悠遊カード)で行く
チケットを買う方法は3つあります。
・自強号 (特急) 87台湾ドル (約320円)
・莒光号 (急行) 67台湾ドル (約250円)
・復興区間 (各停) 56台湾ドル (約200円)
値段はこんな感じです。
それぞれちょっとした違いがあるので、解説してみました。
カウンターでチケットを買う
・自強号(特急)の指定席が取れる
・カード払いでも大丈夫
・中国語がしゃべれないと注文が難しい
・時間が一番かかる(人が並んでいたり、注文でとまどうと)
ハードルが高いですが、オススメしたいのは、カウンターでチケットを買うことです。
ここで自強号(特急に値する)の切符を取ると、指定席キップを取れます。
電車が混んでいるときは立ちっぱなしが辛いので、かなりオススメです。
中国語で注文が難しい人は、スマホか、紙に書いて、カウンターの人に見せてください。
「新営駅 自強号」
と表示すれば、チケットを売ってくれるでしょう!
自販機でチケットを買う
・中国語が分からなくても買える
・急いでる時にも素早く買える
・値段が安くなる裏技が使えない
・自強号(特急)の指定席チケットを買えない
台南駅の中に入ると、右手に自販機があります。
ここでチケットを持っていない人は購入してください。
中国語がわからず、悠遊卡(台湾のスイカ)を持っていない人は、こちらで買うのがオススメです。
自販機の上を見ると、鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)の会場の最寄駅である新営駅までの値段が書いてあります。
新営駅は3つすべて止まるので、どの列車に乗っても大丈夫です。
悠遊卡 (EASY CARD・悠遊カード)で行く
・中国語が分からなくても買える
・急いでる時にも素早く買える(一番早い)
・各駅列車の料金で、特急列車に乗れる(合法です)
・自強号(特急)の指定席チケットを買えない
悠遊カード (EASY CARD)がある人は改札で使えます。
切符をわざわざ買わなくても大丈夫です。
また各駅列車のチケットの値段で入場して、特急列車の自強号に乗れます。
駅員さんが見回りに来たら、悠遊卡を出すと、特急料金を取れますが、来なかったら各駅停車のままで大丈夫です。
台南駅から新営駅までの様子
切符を買えたら、そのまま台南駅の改札の中でどうぞ。
新営駅行きの列車は改札を出てすぐ乗れます。
ぼくらはこの時、自強号と呼ばれる台湾鉄道の特急列車に乗りました。
台南駅からは、だいたい25〜45分くらいで着きますので、乗り過ごさないように要注意です!
はい、着きました!
ここが鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)の会場最寄駅である新営駅です。
ここから鹽水(塩水)までバスで行きます。
新営駅から鹽水(塩水)へのバスとタクシーでの行き方
では列車から降りたら、タクシーか、バスで行きましょう。
両方にメリット・デメリットがあるので、使い分けてみてください。
新営駅から鹽水(塩水)へのタクシーで行く方法
鹽水(塩水)まではタクシーでも行くことができます。
ただこの日はタクシーが稼ぎ時なので、運転手がメーターを使わずにぼったくってきます!!!
2018年に新営駅でタクシーの運転手に鹽水(塩水)に行く時の料金を聞いたら、250台湾ドル・元(約1,000円くらい)と言われました。
通常は150台湾ドル・元(約600円くらい)で行ってくれるので、ちょっと高いです。
ただバスは値段が安い代わりに、多くの人が利用するので、なかなか席に座ることができません。
鹽水(塩水)のロケット花火祭りの本番に体力を残しておきたいなら、タクシーで移動するのもアリだと感じます。
新営駅から鹽水(塩水)へのバスで行く方法
もう一つは新営駅から鹽水(塩水)までバスで行く方法です。
こちらは24台湾ドル・元(約100円くらい)で鹽水(塩水)まで行くことができます。
ただしここ数年は鹽水(塩水)までバスに乗る人が多く、ずっと立ちっぱなしになってしまうのが辛いところ。
鹽水(塩水)の会場は広いですし、バスに乗ると到着する時点で疲れるのがネックです。
ただ安いので、あまり交通費にお金をかけたくない人はバス移動をお勧めします。
バス乗り場は新営駅の目の前にあります。駅を出たら、そのまま真っ直ぐ横断歩道を渡りましょう。
新営駅客運という看板が掲げられた青い建物がバス停です。
ここの切符売り場で鹽水(塩水)までのチケットを購入しましょう。
鹽水(塩水)までのバスの時刻表
新営のバスステーションから鹽水(塩水)までは3つの路線が走っています。
7407、7408、7410の3つの路線のどれに乗っても着けるので、チケットカウンターの人に鹽水(塩水)の文字を見せてください。
日本語も英語もほぼ確実に通じませんが、漢字を見せれば理解してくれます。
また2017年2月は悠遊カード (Easy Card) も使えるようになっていたので、窓口でチケットを購入する必要もなくなりました。
16時台のバスはありませんが、17時台からはバスの本数が増えます。
17時くらいから鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)の会場も徐々に盛り上がってくるので、それに合わせてバスを選ぶと良いと思われます。
また2017年にバスでぼくが行ったところ、会場までのバスは増便していました。
なので、17時くらいに行けば何かしら乗れることでしょう!
鹽水(塩水)までのバスの中
チケットを無事購入できたら、バスに乗ります。
チケットの値段は大人24台湾ドル (約90円)なので、非常に安いです。
2018年はあまりに人が多くて立ちっぱなしが辛かったのですが、まあ値段を考えると仕方ない気もします。
はい、無事着きました。
ここから鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)がスタートするので、あとは安全に気をつけて楽しんでください。
鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)から台南までの帰り方
さて鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)を楽しんだら鹽水(塩水)の会場から台南駅まで帰りましょう。
しかし写真のように会場は人でごった返しており、帰るのは至難の技です。
ここではぼくが2016〜2020年にかけて、鹽水(塩水)から台南に帰った様々な方法を紹介します。
台南と書いていますが、同じ方法で台北や台中、嘉義、高雄にも帰ることができます。
鹽水(塩水)からタクシーで新営駅まで帰り、台湾鉄道に乗って台南駅に帰る
鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)の会場から帰る方法はタクシーがメインです。
タクシーで新営駅まで戻り、台湾鉄道で台南駅まで戻りましょう。
全然タクシーがつかまらず、この日に限ってはメーターを使わずに法外な値段を請求してきます。
これは帰るためにはしょうがないというところ。
歩いて駅まで帰るには遠すぎますので……。
台湾鉄道の終電はだいたい23時くらいには終わってしまいます。
22時くらいには帰れるように、余裕を持ってタクシーを捕まえることを、オススメしたいです。
鹽水(塩水)からタクシーで新営駅まで帰ると、だいたい20〜30分くらいで到着します。
鹽水(塩水)から臨時のシャトルバスを使って、台南駅まで帰る
鹽水(塩水)から臨時のシャトルバスを使って、帰る方法もあります。
シャトルバスは統聯客運(Ubus)のバス停と、台湾鉄道の新営駅の両方に停まります。
帰宅時間に合わせて使ってみてください。
終電に乗って帰りたいなら台湾鉄道の新営駅が便利です。
終電を逃したなら、統聯客運(Ubus)のバス停まで行き、そこから台南駅まで高速バスで帰るといいでしょう。
シャトルバスの乗り場は忠孝路沿いの福南宮の反対車線です。
これが一番リーズナブルなので、楽しむ前にバスの時刻表と乗り場を確認しておくことをお勧めします。
統聯客運(Ubus)のバス停はこんなところです。ここからバスに乗れば台南に帰ることができます。
鹽水(塩水)からタクシーと高速バスを使って、台南駅まで帰る
最初からシャトルバスや鉄道を使うつもりもなく、思う存分に鹽水(塩水)のロケット花火祭りを楽しみたい人には、タクシーで帰る方法をおすすめします。
時間的に23時を過ぎると新営駅から電車が動いていません。
タクシーと高速バスに乗って台南駅まで帰るという方法が考えられます。
172号線を目指してひたすら歩き、172号線 (復興路)に出たら、和欣客運のバス停まで目指しましょう。
ただ歩くと45〜1時間ほどかかります。(約3キロあります)
なので、タクシーを使って和欣客運か、統聯客運のバスステーションまで行ったほうがオススメです。
2016年にぼくが参加したときは、会場から歩いてバス停まで行き、疲労で死んだゾンビみたいになりました……。
多少値段が張ってもいいからタクシーを使うとラクです。
タクシーで鹽水(塩水)から和欣客運、統聯客運のバスステーションまでは、だいたい200〜300台湾ドル (約730〜1,100円)くらいなので、それくらい出しても割に合うと思います。
24時間台南駅までバスが通っているので、高速バスの終電は気にしなくて大丈夫です!
新営の統聯客運のバスステーション
ここが新営の統聯客運のバスステーションです。幹線道路沿いにあって乗りやすいです。
新営から台南までの値段は80台湾ドル・元(約320円くらい)でした。
【詳細情報】
地図
新営の和欣客運のバスステーション
ここが新営の和欣客運のバスステーションです。
2018年に乗った時は新しく建て直されていました。
新営から台南駅まで80台湾ドル(約320円)でした。
新営駅に戻って電車で帰るより、ぼくはバスで帰る方法をおすすめします!
鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)を遅い時間まで楽しめて、しかも電車とバスの値段はあまり変わらないので、バスの方が便利でした。
【詳細情報】
地図
まとめ
はい、そんなわけでどうでしたでしょうか?
台南駅から鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)こと塩水爆竹祭りに行って、帰ってくる方法は。
ぼくは初めて参加した時に「どうやって行くか?終電を逃したらどう帰るか?」という情報源がまったくなかったので、一緒に行ってくれた経験者に本当にお世話になりました。
だから次に行く人に、この記事が役に立つことを願ってやみません。
台南駅から新営駅からバスで行って、帰りはタクシーで新営の和欣客運のバスステーションまで移動。そして高速バスで台南駅まで帰る!
というのが、一番効率が良くて、かつお祭りの時間を気にせずに楽しめる方法だと感じます。
安全と帰る方法に気をつけて、世界10大危険祭りの鹽水蜂炮(塩水ロケット花火祭り)を楽しんでください!!
ではまた。
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