3メートルの雪が積もる山形の山奥で暮らしている地域おこし協力隊ブロガー、『ひろろーぐ』の田口くん@tagu_h1114_18に横浜から会いに行ってきました。
こんにちは。ワーキングホリデーを終えて、日本に帰国してきたまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくのブログは海外の話題が中心なのですが、実はたびたび田舎の話題を取り上げています。なぜかというと、ぼくが田舎の暮らしに興味があるからです。
実は海外の暮らしってそんな日本の都市部と仕組みは変わりません。フィリピンも台湾も、そしてオーストラリアも住むために家賃を払わなきゃ行けない構造は一緒だし、仕事をしておカネを得るのも同じです。国々によって貰える給料の高い、低いはありますが、基本おカネを使って生活していく暮らしは一緒だといえます。
だからこそ山形の田舎でお米や野菜を作り、猟銃免許を取得してウサギを狩ったり、エコストーブやソーラーパネルを買わずに自作する田口くん@tagu_h1114_18の暮らしは、海外に行く以上に興味深いです。
そこで今回、ついに行きたかった山形県の大鳥に行くことができました。まず第1回は行き方です。写真と共に紹介します。
では行ってみましょう!
田口くんが住んでいる山形県鶴岡市大鳥への行き方
ぼくが住んでいる横浜から、田口くんが住んでいる山形県鶴岡市大鳥へは東京から新潟へバスか新幹線で行き、さらに新潟駅から北上する必要があります。
実はウチの母親が新潟県の出身で、ぼく自身も新潟で生まれているので、今回は新潟のばあちゃんに寄ったついでに山形まで行ってみました。
新潟駅から3時間半の旅路です。
新潟駅からJR白新線で新潟県村上駅まで向かう
新潟駅からは在来線のJR白新線で新潟県の村上駅まで向かいます。
1番線から出ていた村上駅までの電車に乗ります。新潟は日本海側で一番大きい都市なので、この時点では結構人が乗っていました。1時間20分ほど揺られて、村上駅まで北上します。
新潟県村上駅での乗り換え
1時間20分ほど乗ると、新潟県の村上駅まできました。位置的にいうと山形県の一歩手前にある大きな市になります。ここから先は寂れた街しかなさそうなことを予想させるかのように、一気に乗客が減りました……!!
電車の出入り口の開閉は寒さが入ってくるのを防ぐため、押しボタン式です。
そして全くいない乗客……。ぼくを除いて同じ車両に乗っていた人は、たった1人でした……。
田口くんの住んでいる鶴岡市まで向かう途中、日本海を眺めながら行きます。
荒々しい日本海。途中駅員さんが見回りにきて、ぼくがスイカで新潟駅に入場した切符を確かめたのですが、鶴岡駅はスイカに対応していないために紙の切符を買わされました。
んー、トラディショナル!
鶴岡駅
そして1時間45分後。ついに山形県鶴岡市にある鶴岡駅に着きました。
聞くところによると、鶴岡市はユネスコの創造都市ネットワーク、食文化部門に加盟が決定したそうです。食が豊かそうなので、やり方次第でスペインのサン・セバスチャンのような美食の街になれそうな予感がします。
外に出ると意外と栄えているっぽい街がありました。ここが鶴岡市かぁ!
田口くんにクルマで迎えにきてもらいました。
彼に「意外と栄えてるね!」と言ったら「駅前だけだよ」という冷静な切り返し。彼の地元の横浜市のたまプラーザ駅より栄えていないそうです。横浜市で10番目以降に栄えているたまプラーザ駅に負ける山形県の鶴岡駅……。
しかし今回は都会と逆の文化を体験しにきたので、期待が湧くというモノです。
くるまやラーメンから住んでいる大鳥までの道
クルマに乗ると田口くんから「お腹空いている?山形県はラーメンの消費量が日本一なんだよ。だから美味しい山形ラーメンを食べにいこう!」と誘われました。
山形のラーメン消費量が日本一なんて知りませんでした。どんな場所に連れて行かれるんでしょう?ワクワクしていたら、彼はぼくが見慣れた「くるまやラーメン」という赤い看板が書かれたお店に案内してくれました。
「ここ、チェーン店だけど美味しいんだよ。山形のラーメン屋はハズレがないんだよねぇ」と言う山形在住2年目の彼。……しかしぼくはこの看板を千葉県でも神奈川県でも見たことがあります。
「くるまやラーメンって山形発祥のチェーン店だったのかぁ」とちょっと感心するぼく。しかしぼくに指摘されて、田口くんはスマホでくるまやラーメンの本社を調べ始めました。
「あ、くるまやラーメンの本社は東京だった……」
ちょっとした勘違いでした。ま、美味しいチェーン店だからいいんですけどね。くるまやラーメン。
食べ終わったぼくらは、さらに鶴岡駅からクルマで1時間離れている大鳥に向かいました。
トンネルを通り、吹雪を抜け、クルマは走ります。
新潟駅を旅立ち、5時間。ぼくはようやく山形県鶴岡市の大鳥にたどり着いたのでした。
着いた大鳥は気温氷点下だった
……寒すぎる。それもそのはず。気温はすでに氷点下2度。しかも家の中なのに、外と変わらないくらい寒いです。
すごい、こんなところにもう2年間近く住んでいるなんて。
ブログからは寒さなんて伝わってきませんが、本当に寒いです!距離的にも遠かったけど、雪に埋もれるとんでもなく遠い場所にきてしまったと感じたのでした。
というワケで、次から田舎暮らしの体験レポート「雪下ろし」編が始まります。
ではまた!
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