アメリカ発で、現在日本や台湾でも席巻している「サードウェーブコーヒー」という新しいコーヒーカルチャーを知っていますか?
こんにちは。2015年6月に日本から台湾へ引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。
さて日本でもコーヒー界のアップルと言われるブルーボトルコーヒーが2014年に上陸し、従来のスタバやドトールなどのチェーン店ではないカフェで、手間ひまかけて淹れた一杯の美味しいコーヒーを楽しむ文化が浸透してきています。
現在このムーブメントはぼくの住んでる台湾でも大席巻中! なんとぼくの台湾人友達も台中から近い鹿港 (ルーガン)という街でサードウェーブコーヒースタイルのカフェを開こうと準備中なくらいで、台湾のカフェブームを間近で感じています。
ぼくも最初は台湾のカフェレベルを見くびっていたのですが、台湾人の友達から教えてもらったトップレベルのカフェの実力に衝撃を受けてしまいました。もうスタバのコーヒーなんて飲めなくなるくらいすごく美味しいんです、コーヒーが!
だから今回はカフェを開きたい台湾人の友達に紹介してもらった、台北のGabee珈琲というコーヒーカフェを紹介したいと思います。
日本でもサードウェーブコーヒーカフェブームですし、台湾に訪れたときは台湾のカフェレベルを知るためにもぜひ足を運んでみてほしいです。
では行ってみましょう。
台北のサードウェーブコーヒーカフェ Gabeeへの行き方
それではGabee珈琲への行き方を紹介します。駅から歩いて10分くらいの道のりで、住宅地にあってわかりにくいのですが、3回曲がれば着きます。
まず台北市内を走る地下鉄 (MRT)で黄色の路線の中山國中駅で降りましょう。
階段を降りたら右手の道を行きます。
最初の十字路があるので、そこの信号を渡って右側に進みましょう。
次の目印は日本で有名な焼肉屋の牛角です。あの白地に黒文字の看板が見えたら、その前にある復興北路313巷を左手に曲がりましょう。
そして2つめの曲がり角に来たらそこを左折。目印はセブンイレブンです!
Gabee珈琲のお店にたどり着きました!初めて行くとわかりづらいですが、意外と簡単に着くはずです。
試しにルート案内の画像ムービー作ってみたので、こちらもよかったらどうぞ。
Gabee珈琲のメニューとぼくのオススメ
さてGabee珈琲の店内に入るとゆったりした音楽が流れていて、席に案内されると一風変わったメニューが出されます。
どうでしょう?動画を撮ってみましたが、飛び出すメニューです!遊び心が効いてますよね。
コーヒーは飛び出すメニューのほうにエスプレッソベースのコーヒーが載っています。エスプレッソベースというのは、深く煎ったコーヒー豆から抽出されたエスプレッソという濃いコーヒーに牛乳やホイップクリームを加えた飲み物のこと。
カフェ・ラテ、カプチーノ、カフェモカ、キャラメルマキアートなどのメニューはこちらに当たります。
もう1つは家庭でよく飲まれているドリップコーヒーという種類で、こちらは別メニューに載っています。
そして食べ物のメニューもサンドイッチやスパゲッティ、フレンチトーストなどがありました。セットメニューもあるようで、ぼくが食べたときは200元 (約750円)を頼んだら、200元 (約750円)のドリップコーヒーが150元 (約560円)になってました。
ぼくことマエハラのGabee珈琲でのオススメメニュー
ぼくのGabee珈琲でのオススメコーヒーはズバリ、上の写真右側のドリップコーヒー 200元 (約750円)です!最初来たときはエスプレッソベースのカプチーノを頼んだのですが、台湾人の友達が頼んでいたドリップコーヒーを試飲させてもらったら、香りと深みある味に感動してこちらを頼むようになってしまいました。
またGabee珈琲はフードメニューも侮れません。ぼくの今のところのオススメは黒胡椒酸菜牛肉三明治 (ブラックペッパービーフと中華ピクルスのサンドイッチ) 200元 (約750円)と台南名物のアイス付きフレンチトースト 200元 (約750円)!
どちらも「すごい……」とため息を漏らすくらいの美味しさなので、試してみてください。店員さんは日本語ができないですが、たどたどしい英語はできるので、こちらもたどたどしい英語で頼んでみてはいかがでしょうか?
台湾のサードウェーブコーヒーカフェ Gabee珈琲の楽しみ方
それでは台湾のサードウェーブコーヒーカフェ Gabee珈琲の楽しみ方をリポートしてみます。今回は200元 (約750円)のドリップコーヒーをオーダーしてみました。
席で待っていると、店員さんがコーヒーを粉末のまま運んできてくれます。まずこのコーヒーの香りを直接かいで楽しみます。次にお湯が注がれるので、その匂いも「どうぞ」と促されるので、またかいでみましょう。
そして待つこと4分。じっくりと抽出されたコーヒーが目の前でカップに注がれる様子が見れます。
動画も撮ってみましたが、スターバックスやドトールとは全く違って、一杯のコーヒーを最初から最後まで楽しむ。
こちらがサードウェーブコーヒーカフェスタイルです。
実際に淹れられたコーヒーを飲んでみると、全く砂糖を入れなくても大丈夫の味になっています。
全然苦くなくて酸味が効いているのに、それでいて舌に残るコーヒーの味。引いていく後味ともに、口の中でコーヒーの香りが膨らみます。
ぼくは甘チャンなんで、「砂糖がないブラックコーヒーなんて……」と思っていましたが、このコーヒーを飲んでからドリップコーヒーにハマりました。
台湾に来て最初の1ヶ月はスタバのゆったりしたイスに座りたいがために、80元 (約300円)のいくら砂糖を入れても味が薄まらないマズすぎるドリップコーヒーを頼んでいましたが、これに慣れるともうスタバでドリップコーヒーは頼めないです。笑
フードメニューのサンドイッチとフレンチトーストに感動する
またGabee珈琲はフードメニューもめちゃくちゃ美味しいです。正直ぼくは台湾のカフェ飯なんて、日本に比べると1歩どころか、2歩3歩も劣っていると台中の別のカフェで食べて感じてたのですが、Gabee珈琲は違いました……。
サンドイッチは出される前にパンが焼いてあって、熱々のまま頬張れるし、酸菜という中華ピクルスの酸味が効いててそれが美味し過ぎるのです。
またフレンチトーストも焼きたてのまま運ばれてきて、トーストに乗っかっているクリームが溶けているのが見て取れます。
クリームも程よい甘さで、シロップをフレンチトーストの上に乗っているチーズと共に食べると、もう感動的な美味しさです!
一緒につけられているアイスクリームは台湾の南部にある台南の有名アイスクリーム店とコラボしているらしく、こちらも極上の味でした。
普通のオーストラリアのカフェで食べるランチより美味しいので、もう心の中で台湾のカフェをバカにしていたのを謝りたいくらいです。
台湾のみなさん、すみませんでした!
まとめ 台湾旅行に来たら、思い切って中華料理だけでなく、台湾のカフェに入るのもオススメ!
いかがでしたか?日本でもコーヒー界のアップルと囁かれるブルーボトルコーヒーが東京に進出し、サードウェーブコーヒーカフェブームですが、マ・ジ・で・台湾のカフェも侮れないです。
やっぱり良いカフェには落ち着いていていい雰囲気があります。そこで美味しいコーヒーとフレンチトーストを食べながら友達と話せば、自然とリラックスして話も盛り上がること間違いありません。
台湾旅行に来たら「中華料理!」ってイメージですが、朝からゆっくりとサードウェーブコーヒーカフェで丁寧に淹れたコーヒーとフレンチトーストで、朝食をとっても良いのではないでしょうか?
ぼくもこういう場所でわざわざ台湾に来てくれたオモシロい友達とお茶したいです。打ち合わせやお茶するのは、間違いなくこれからサードウェーブコーヒーカフェですね。
Gabee珈琲、オススメですよ!
ではまた。
[住所]
[営業時間と曜日]
AM 9:00 ~ PM 22:00
年中無休
[日本語が通じるか?]
日本語は通じないけど、英語は通じる。
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