もしあなたが中国語を習いたいと思ったら、どこで習おうと思いますか?
中国?それとも台湾?
いろいろあると思いますが、「台湾人」から「オンラインレッスン」を受けるのも、効果的な学習だったので、オススメです。
どうもこんにちは。大学時代から数えて12年間くらい経ちますが、いまだに中国語を勉強中のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、ネイティブから中国語を習おうと思った時に悩むのが、どうやって勉強するかです。
ぼくもこれまで大学時代に中国へ1ヶ月半の短期留学、台湾に来てから3ヶ月間中国語のマンツーマンレッスンを受けてきました。
ただ、社会人は忙しいので、なかなか休みを作るのが難しいのもわかる話です。
台湾に留学するには仕事をやめたり、長期休暇を取らないといけません。
しかし、今回台湾のジオスさんから「スカイプを使って、台湾人講師と中国語のオンラインレッスンを試してみませんか?」という機会をいただいたので、3回受けてみた様子をレビューしてみます。
結果から言うと、中国と台湾で短期留学してたぼくが比べても授業内容が良かったので、ちょっと紹介したいです。
ではどうぞ。
ジオスのオンラインレッスンの体験
それではさっそくぼくが受けたジオスの中国語のオンラインレッスンがどんな感じだったのか?を紹介します。
初回から3回目までに受けたオンラインレッスンの流れはこんな感じです。
- 授業を受ける前にレベルを確認
- 送られてきた教材を予習(中級者以上は)
- オンラインレッスンを受ける(1時間)
- 復習をする
授業を受ける前にレベルを確認
まず最初にぼくはオンラインレッスンを受ける前に、台湾人の先生と話して、自分の中国語のレベルを確認してもらいました。
レベル確認と言っても、特にテストをするわけでもなく、先生と会話をしてどういう受け答えができるかの会話です。
「自己紹介をしてください」などの質問を10分ほど投げかけられ、ぼくは答えていきました。
その質問にわからなかったら、先生が笑顔で質問を変えてきて、別の質問をしてくれます。
わからなくても先生は笑顔で上手に切り替えてくれるので、テストという重い雰囲気は全くなかったです。
送られてきた教材を予習
レベルのカウンセリングが終わると、希望に応じた教材を準備してくれます
ぼくの場合は、こんな感じでした。
これをプリントアウトして、自分の読めないところをピンイン振ったり、自分で例文を作って授業に備えます。
【※補足】
後で話を聞いたら、中国語勉強初心者の人は予習必須ではないようです。
ビジネスマンは予習できないほど忙しい人もいるので、復習に力を入れていると聞きました。
ジオス台湾とスカイプをつなぎ、オンラインレッスンを受ける(1時間)
予習が無事に終わったら、指定された時間にパソコンかスマートフォンでスカイプを立ち上げ、ジオス台湾の先生とレッスン開始です。
ぼくの中国語の最初のレッスンは、夜の20時10分から1時間行われました。
受け持ってくれたのは翁老師という先生です。
やってみてすぐに感じたのが、翁老師の授業の面白さでした!
出されたテキストの例文に沿って、自分に合った面白い例文を作りなさいと言ってきたのです。
台湾人らしく明るく盛り上げてくれるし、冗談もたくさん言ってきます。
ぼくが例文の「請給我」という文法を使い、「結婚してください」などの割とふざけた例文作っていっても、それを翁老師は笑って受け止めくれれました。
ただ頑張って面白い例文を作るのは大丈夫でも、簡単な例文を作るのは許してくれません。
たとえば「我是日本人(わたしは日本人です)」という例文の後に、「我是美国人(私はアメリカ人です)」という単語を少しだけ変える返答はダメだと言われました。
ちゃんと頭を使って、自分なりの文章を作らないと許してくれません。
そこが難しいんですけど、ちゃんと適度なレベルの難しさを出してくれるところが、先生を教え方がうまいと思いました。
あとぼくはアドリブが効かない人間なので、例文を作る時に思いつかないと、ウンウンうなってしまいます。
たとえば「あなたのできないことはなんですか?」など、自分に関することを聞かれると、急に詰まって時間が止まってしまうのがぼくの悪い癖……。
なんですが、そういう時でも先生は答えを待つのではなく、「じゃあ日本の電車の中でできないことで例文を作ってくれる?」など、問題を言い換えてくれました。
つい60分しか持ち時間がないので焦ってしまいがちなんですが、きちんと生徒のことを見つつ、フォローしてくれる姿勢が本当に良かったです。
気がつくと、最初の授業はあっという間に30分間が過ぎてしまい、残りの30分もきっちり勉強ができました。
ジオス台湾のオンラインレッスンの良かったところ
というわけで、ジオス台湾の3回受けたオンラインレッスンはどれもこんな感じでした。
ここからはぼくが受けたジオス台湾の中国語オンラインレッスンのいいところと、物足りないところを正直に書いてみたいと思います。
学生時代に中国で1ヶ月半受けた中国語のレッスンや、台湾の大学で受けたマンツーマンレッスン。
あとぼくはフィリピン英語留学を3ヶ月間して英語を学んでしゃべれるようになった経験があるので、その経験と比較しながらまずは良かった点を紹介します。
ジオス台湾で教えてくれる台湾人の先生がすごくいい
まずオンラインレッスンを3回やって感じた良かった点が、「ジオス台湾の先生がすごくいい!」というポイントです。
ぼくのことを教えてくれた翁老師は、「本当に教え方が上手だな」と感じました。
どうしても外国語学習は普段話し慣れない言葉を話すので、緊張してしまいます。
そこを台湾人の先生はどの授業でもジョークを言って緊張をほぐし、リラックスできる環境を作ってくれました。
でもふざけるわけでも、サボるわけでもなく、きちんと中国語を教えてくれます。
生徒が簡単な例文を作るのは許してくれないけど、その一方で生徒が難しそうだったら助け舟を出してくれるんです。
ぼくはフィリピンで英語を習った時に、楽しいんだけど真面目に授業してくれない先生をけっこう受けてきたので、「ジオスの台湾人の先生はすごいな」と心の底から感じました。
あと台湾の大学にある語学センターでも、今は人手不足なので、経験の浅い先生を当てられることがあります。
そういう点で、きちんと教えてくれる先生がいるのは、本当に心強いと感じました。
どこでもスマホがあればレッスンができる
スカイプレッスンだから当たり前なのですが、どこでもレッスンができるのもいいところです。
実を言うと、ぼくは台湾の大学でマンツーマンレッスンを3ヶ月間受けていた過去があります。
しかし4ヶ月目以降は、大学が家から遠くて通いづらく、つい挫折してしまいました。
自転車で片道30分はツラかった……。
それに比べると、本当にスカイプレッスンはWi-Fiさえ確保できればどこでもできるので、そこがありがたいです。
レベルの高い台湾人の先生の授業を、台湾の地方都市でも、日本の自宅でも受けられます。
特に日本にいながら台湾人から中国語をオンラインで習えるのはすごくいいと思うので、中国語のオンラインレッスンは日本に住んでいる人にもメリットがあるのではないでしょうか?
スカイプなので録画ができる
あとスカイプレッスンのいいところは、録画できるところです。
スカイプをつないだ後に、録画ボタンを押せば自動的に録画してくれるので、後で見返すことができます。
しかもビデオモードで録画できるので、自分の中国語や会話のダメなところを客観的に把握できるのがいいところでしょう。
ぼくは台湾でマンツーマンレッスンを受けた時に録音をしていたのですが、やっぱり動画を録画するほうが映像あるので、勉強になりました。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、録画できるのはオンラインレッスンならではいいところです。
ちなみに録画するときは、事前に先生の許可が必要なので、授業の最初で話してみてください。
ジオス台湾のオンラインレッスンの物足りないところ・注意点
一方でジオス台湾のオンラインレッスンの物足りないところもあります。
またぼくはいいと感じているんですが、他の人にとっては注意点かもしれないポイントもあるので、それも正直に書いてみました。
オンラインレッスンでは発声練習は向いてないかも
オンラインレッスンの欠点は、発声練習には向いていないことだと今のところ感じています。
スカイプだから画質が低くなるので、先生の舌の動きが伝わらないのです。
台湾の大学の語学センターで教えてもらった時は、直接舌の動きを見せてもらえるので、そこは対面レッスンのほうがよかったと感じます。
その代わりにオンラインレッスンでどこでも受けられるので、そこはトレードオフなのかなぁと思いました。
オンラインレッスンには強制力がない
オンラインでレベルの高い授業を受けられる反面、ちょっとぼくが心配しているのは、オンラインという勉強方法です。
どうしてもオンラインだと「強制力」が足りないので、自分がサボってしまわないか心配なのです。
「そんなのお前のやる気が足りないだけだろ!」と叱られたら「その通りです!すみません!」と土下座するしかないんですが、ここも注意点かもしれません。
それを解決するためには、「大きな目標を持つのがいいのかな」と感じています。
まわりを見ていると、「仕事や、友達と話すために使いたい!」と強い動機を持っている人が伸びていので、オンラインで学ぶだけではなく、自分なりのゴールを作るのがいいかもしれません。
さいわいジオス台湾では現地に学校があるので、台湾旅行にきた時に通うことができます。
「いまはオンラインで授業しているけど、台湾旅行に行った時に、先生に会いに行きたい」
ジオス台湾は現地に学校があるので、そういうことも可能です。
またジオス台湾ではなんと、「先生と現地で午前中に授業を受けて、午後から先生と一緒に観光に行く」というコースもあります。
オンラインレッスンを受ける時、そういうことを長期的な目標にできるのがいいと感じました。
まとめ
というわけで、ぼくがジオス台湾のオンラインレッスンを受けている感想はこんな感じです。
まとめると
- ジオス台湾の先生のレベルは本当に高い(中国や台湾の大学で受けてた時よりも)
- オンラインレッスンなので、日本でも、台湾の地方都市でも受けられる
- スカイプなので、録画できる
というのが、いいところです。
また教えてくれる先生のレベルが高いので、本当にそこが印象に残りました。
ちょっとぼくは「大学ではない、台湾の民間レッスンスクールってどうなんだろう?」と気になっていたのですが、まったく心配する必要なかったです。
もちろん週5日間、台湾や中国で授業を受けたほうが伸びることは確かです。
しかし簡単に通えない人もたくさんいるので、台湾人講師からオンラインレッスンで習うという選択肢を候補に入れてみるのもアリではないでしょうか?
ぼくもまだまだ授業を受けるので、引き続きレポートしてみます。
ではまた。
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