台湾の台南に移住してそろそろ4ヶ月が経つのですが、住んでるゲストハウスの居心地が良過ぎて、引っ越す家を探す気になれないのが悩みです。
こんにちは。2015年12月に台湾の南部、台南に引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくは現在台湾でワーキングホリデー中で、台湾の京都と呼ばれる台南市に住んでいます。
そしてぼくは引っ越す前に家探しの記事をいくつか書いていたのですが……、未だに新しい場所に引っ越せずにいて、実を言うと家探しをやめてしまいました。
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なぜなら住んでいるはむ家に来る人たちが日本人・台湾人問わずに濃くて魅力的だからです。
というわけで、今回は台南のはむ家に住み着いて、ぼくが感じた出会いと魅力を紹介します!
ぼくは長期間住んでいますが、短期間でも旅行して泊まれば同じ印象が得られるハズ!
そして最後に台南に無料で住みたい人はオススメの情報があるので、台湾留学などを考えている人は最後を見てみてください。
では行ってみましょう。
1.はむ家に泊まりに来る、ヘンでオモシロいお客さんと毎日話せる
台北の家に住んでいた時、ぼくはビルの一室を借りて住んでいたので、けっこう1日中誰とも話さずに過ごす日がありました。
FacebookやLINEという文字では会話するけど、言葉を発する会話と言えばカフェの馴染みの店員さんくらい。
しかし今ぼくの住んでいるはむ家はゲストハウスです。ちょっと本館のリビングにお邪魔すると誰かしら日本から来たお客さんが座っているので、自然と「どこから来たんですか?」という会話になり、毎日知らない人に会うのが楽しいと感じています。
しかも恐ろしいことに、なぜかはむ家には普通のお客さんがあまり来ないのが特徴です。
たとえばぼくが「お仕事、何されてるんですか?」と尋ねたら 「あ、今無職で、帰ったら仕事探そうと思ってるんですよね!」 と何度となく陽気に返されました。いやー、スペイン人みたいで素敵!
他にも「タイのチェンマイでリタイア生活」してる方や、横浜の南部でヤ◯キーしていた女の子、サバヒーという台南名物の魚を食べるためだけに来たオジサマ、これから台湾でラーメン起業しようとしてる人、本土と沖縄で往復生活している人などなど……。
いやー、本当にもうオモシロい人たちがたくさん来て飽きません。
まあオーナーのはむさんに言わせると、「ブログ書いて台湾住んで、買った6万するドローンをさっそく初日に墜落させてるまえちゃんのほうが絶対変わっとるやろ!」と言われるので、どうやらぼくのほうがヘンらしいんですが、……イマイチぼくは納得していません。
でもとにかくたくさん刺激的な出会いがあって楽しいです。
2. ぼくのブログを読んでくれている人が泊まりにきてくれる
はむ家に住んでから個人的に嬉しかったことに、ブログを読んでくれている人が泊まりに来てくれていることです。
たしかにぼくの住んでいる場所はゲストハウスというオープンな場所です。だから誰でも泊まりに来れるんですが、泊まりにきた理由を聞いてみると
「他の人からはむ家がいいとオススメされたのがキッカケだったんですが、マエハラさんも住んでいるのでそれも会ってはむ家に来てみました」
と言われたりしたので、とても嬉しかったです。
ぼくは日中はむ家におらず、外のカフェでブログを書いてることが多いんですが、夜10時以降ははむ家本館のリビングでグダグダしてたり、昼間は庭のあたりに出没するので発見しやすいかと思います。
静岡県浜松市から来たえいちゃんとは、ノーアポイントメントでしたが、仲良くなって鹽水(塩水)蜂炮という台南のお祭りや小琉球という台湾の離島に行ったりもしました。
写真のように浮かれ過ぎてる人に会えるので、めちゃ楽しいです。
3. はむ家で定期的に行われるイベントで台湾人とも仲良くなれる
1枚写真を載せてみましたが、これ、何しているかわかりますか?
そうですね、ぼくがはむ家で開かれたバーベキューパーティーで、焼き係を命じられて1時間も煙い場所に監禁されている、楽しくお肉を自主的に焼いている写真ですね!
はむ家はゲストハウスですので、こういう交流イベントが時々開かれます。
特にクリスマスや忘年会などが開かれているので、こんな時はゲストハウスの住人だけでなく、台南市から台湾人が駆けつけます。
しかも集まる台湾人は日本語が話せる人が多いので、現地在住の台湾人と交流できます。
これから台南に来る人で現地の台湾人と交流したい人は、イベントが開かれるタイミングを狙って台南に旅行してみると面白いかもしれません。ぼくも住んでいてたくさんの台南人と出会うことができました。
ちなみにはむ家のイベントには人の顔にフェイスペインティングするのが好きな日本人女子も参加します。この現地の大学に通っている10代の女の子の仕業で、イベントでは落書きされる犠牲者が後を絶ちません。
一緒に写っているのはフェイスペインティングをした子ではなく、台湾人のカナちゃん
たぶん誰か来たらぼくのようにアンパンマンにされるか、はむ家のヘルパーさんのようにドラえもんになるか、台湾の国旗に変えられるなど、いろんなものに落書きされることでしょう……。心して来てください。
4. イベントじゃなくても飲み会や宴会をやっている
はむ家で開かれるイベントを狙ってくるといいかも!と書きましたが、そんなにイベントはやっているわけじゃありません。
しかし心配しなくても大丈夫!そんなことを気にしなくても、エビディパーティーピーポー!! はむ家のリビングではみんなビールを片手に飲み会が開かれているからです。
近所のファミリーマートでビールを買ってきては、深夜1時くらいまで熱いトークが繰り広げられています。
それもこれもオーナーがお酒が好きだから……。というのもありますが、その場の雰囲気でオーナーがいなくても勝手に泊まった初対面の人同士で飲んでいるから、はむ家のリビングは不思議なところです。
そして知らない人との距離が近くなるのがはむ家の良いところ!たまに台湾人の方も遊びに来るので楽しいです。
ただこの前ぼくが昼間にシャワーを浴びようと思ってリビングを通りかかったら、ぼくはヤバイのに遭遇してしまいました。なんと12時くらいから8人くらいで大宴会をやっているんです……!
「昼間から飲んでるんですか!?」とオーナーに尋ねると、「いや、朝の9時半から飲んでるよ」という回答と共に、気付けばぼくも座らされて焼酎をコップに注がれていました。
……この時ばかりは、通りがかったことをぼくが後悔したのは言うまでもありません。
しかし昼間から飲み会を開いてるのは数ヶ月に1回くらいなので、これを読んではむ家が毎日昼間から飲むゲストハウスだとは勘違いしないでください(笑)
5. はむ家のヘルパーさんが濃くてオモシロい
はむ家は日本人オーナーのはむさんが経営されていますが、繁忙期は1人では回りきらないため、短期間の住み込みのヘルパーさんが手伝っています。
しかし採用には厳しい基準があるようで、まず面接の段階で「中卒・東大生・日本のN県出身」のいずれかに該当しないと雇ってもらえません。
2015年12月上旬から2016年3月上旬までは、この厳しい選考を勝ち抜いた3人のヘルパーさんが働いていました。
富山県で漁師をやっている通称・師匠、東大生の下家さん、そして女性のBさんです。
いやー、泊まる人のキャラが濃ければ、オーナーも濃いし、ヘルパーさんも濃い!
まるで台南という街の奥深い魅力のようですが、それが住み込みのヘルパーさんにも現れていたようです。
住む場所ははむ家側から無料で提供されるので、ヘルパーさんたちはゲストハウスの清掃やチェックインを手伝いつつ、ぼくも濃密な時間を過ごさせてもらいました。
短期旅行者さんもいいですが、中長期間住むヘルパーさんとも仲良くなれるのが良いところです。
まとめ 台南のはむ家は台南のように人のつながりが濃いゲストハウス!
写真ははむ家忘年会帰りのヘルパーだった下家さん (通称・シモえもん)と台湾人のカナちゃん
というわけで、いかがでしたでしょうか?台南ゲストハウス、はむ家の魅力!
住むと酒の量が増えるとか、時々飲まされるとか、お酒関係の問題はありますが、日本の会社の飲み会より全然強引じゃないので大丈夫です。
そして台南の魅力か、はむ家の魅力かわかりませんが、なぜか台南には住み着く日本人が多いのも特徴です。
ぼくは2014年12月に初めて台南に来たのですが、それから1年後にまた台南に来た時、「1年前にはむ家で出会った人たち」と再会しました。ぼくはまた旅行しにきたのかと思ったのですが、よく聞いたら台南が気に入ってそのまま住み着いてしまったようです。
恐るべし、台南の魅力!きっとぼくももう少し台南のはむ家に住み着き、そのうち台南のどこかに家を借りることになるんじゃないかと思います。
台湾もLCC (格安航空会社)で往復2万円以内で行けるようになり、台北を訪れる人は多くなりましたが、本物の台湾は台南・高雄などがある台湾南部!
地震の影響も一切ないので、台南への旅行をお待ちしています。
ではまた!
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台南のはむ家ではヘルパーさんを募集してます。
台南に長期間滞在したい!でもおカネがないという人に朗報です。
今回紹介したぼくのいるはむ家さんでは、現在ヘルパーさんを募集してます。ここ数ヶ月間あった「中卒・東大生・日本のN県出身限定」という高い敷居も撤廃!
現在は「やる気のある人、掃除のできる人、自分のことは自分でできる人」という条件に変わっています!
特にワーホリの人、台湾に留学したい人はオススメ。台南市内には成功大学という台湾の京都大学的な名門校もあり、また別の格安アットホーム大学もあるので、台湾で中国語を学ぶのにももってこいの環境です。
住む場所が無料になるので、台南に住んでみたい方は応募してみるのはどうでしょう?
興味ある方は下記の応募フォームから申し込んでみてください。
以下はむ家のブログからの引用です。元のブログ記事も合わせて読んでみてください。
基本三大条件
- やる気のある人
- 掃除のできる人
- 自分のことは自分でできる人
内容
清掃、洗濯、ルームメイク、接客、チェックイン、イベント手伝いなどです。
時間帯
基本は9:00~13:00ですが、必要に応じて時間の長短や他時間帯があります。
留学生等、時間が限られる場合は相談して決めています。
住まいなど
はむ家全館内のどこかのベッドを使っていただきます。住まいと交換でお仕事をしていただきます。
館内の設備は無償で使っていただけます。食事は付いていませんが、キッチンなどは自由に使えます。休みは平日で週一日です。
応募方法
ホームページのお問い合わせフォーム http://hamuguesthouse.com/
Facebookページのメッセージ https://www.facebook.com/hamuguesthouse/
上記のどちらかより、応募の動機、働ける期間、人となりの分かるもの(自己紹介文、履歴書、Facebookなど)を送ってください。
一ヶ月以上働ける人を優遇しますが、短期希望の人もお問い合わせください(相談できます)。
ワーホリの人、大歓迎です。
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