濃厚すぎるキャラクターがたくさんいるゲストハウスはお好きですか?
こんにちは。そろそろ台湾在住1年半を突破しそうなまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくは現在台湾の台南のゲストハウス・はむ家 (や) に住んでいるんですが、気づけば1年経ってしまいました……。
えー、こんなはずじゃなかったのに人生とは不思議なものです。しかしここで出会うオーナーを始め、ヘルパーやお客さんがやたらと濃厚なおかげで、住み続けられるのも事実。
しかもなぜか東大生ヘルパーを始め、最近では美容師や弁護士まで流れ着いて働いてるので、こんな普通とはだいぶ違う台南はむ家を紹介していたいと思って勝手に紹介文を書いてみました!!
たぶんこれを読んだらあまりにも濃いメンバーを前に泊まりたくない人も出てくるかもしれませんが、それでもお客さんが来てくれると信じて紹介してみたいと思います。
では行ってみましょう!
オーナーの覇夢太郎 (はむたろう)
台南の日本人ゲストハウスはむ家 (哈木家) の日本人オーナー。
盗んだバイクで走り出した少年時代、会社の社長としてブイブイ言わせた中年時代。
そして会社の倒産を始めとする、普通の人が5回死んで蘇っても経験しないような数々のトラブルを経た後、全てを捨てて44歳の時に海外放浪の旅に繰り出す。
そこで台湾一周したのちに気に入った台湾・台南で、未経験ながらゲストハウスはむ家を始めて人気に。
居心地が良すぎて泊まった客がどんどん連泊し、ついには台南どころかはむ家の周りすら観光せずに空港へと旅立つ客が続出する、アリ地獄のような罪深きゲストハウスを運営している。
ミキさん
はむ家オーナー・覇夢太郎の奥さん。客家系台湾人であり、日本語がペラペラ。
日本では暴○団をも恐れなかった覇夢太郎が唯一恐ろしさを感じている人物であり、酒を飲みすぎる、台南に銭湯を作る、ホテル王になる宣言など、何かとやることが暴走しがちなオーナー・覇夢太郎を叱りつけるブレーキ役になっている。
料理の腕前も絶品であり、ミキさんが時々作ってくれる手料理餃子は、ゲストハウスの客の中にファンも多い。
唯ちゃん
覇夢太郎とミキさんの子供。中学生。はむ家のマスコット的存在であり、韓流アイドルの大ファン。
ちょっとシャイだが、唯ちゃんに話しかけてもらえるようになると、はむ家の常連の証となる。
運び屋の城所 (きどころ)
2013年にはむ家オープンした初期からの常連客。日本の東京ではトラックの運転手をやっているが、プライベートでも覇夢太郎に頼まれていろいろ運んできてくれるトランスポーター (運び屋)。
別に白い粉を運んでくるわけではないので、やっている仕事は極めて安全なのだが、問題は台南のはむ家に着いた運んできた後。
運び屋の城所 (きどころ)が来た日は、持ってきてくれたイカの塩辛と焼酎を昼間から開けてオーナーの覇夢太郎と一緒に宴会が始まるので、その場に居合わせると捕まって昼間から飲むことになる……。
永遠の東大生ヘルパー しもしも
2015年12月から2016年3月まではむ家にいた東大生ヘルパー。その頭脳とプログラミングの腕を駆使して、はむ家のウェブ予約システムをグーグルスプレッドシート上に構築した。
はむ家は普通のゲストハウスっぽいのに、外部サービスを1円も使わずにデジタル化されているのは、彼のおかげである。
はむ家ヘルパー卒業後、東京でエンジニアとして就職したが、今もなお永遠の東大生タダ働きヘルパーとしてはむ家を支えている。
常連客の間では「”しもしも”というあだ名が卑猥だ」と問題になり、「”シモえもん”に戻そう」という議論がなされているが、この低学歴の会話にどう東大卒の彼が立ち向かうか、期待されている。
日本語教師のいそっち
2016年までいたはむ家の6代目ヘルパー。4年間台湾に住んで日本語教師をやりつつ、最後ははむ家でヘルパーをやって住み込んでいた。
掃除スキルと他のヘルパー教育のスキルが高く、歴代はむ家最高ヘルパーとの呼び声が高い。
趣味ははむ家リビングで日本のドラマを見ることであり、よく主演俳優にフォーリンラブしている。
現在は台南のはむ家を旅立ち、メキシコで日本語教師をする予定。
オーナー・覇夢太郎を始め、ヘルパー、常連客一同からは「メキシコの麻薬王の愛人になって、オレらをタダでメキシコ旅行に招待してください」と言いたい放題言われて見送られた。
さすらいの美容師ヘルパー ミヨコ
メキシコに行った日本語教師のいそっちの後を継ぎ、2016年12月から7代目はむ家ヘルパーに就任した。
東京で8年間美容師をやっていた腕の確かさを生かし、時間があるときははむ家の一角を借りて、評判の高い青空美容室の「サロン ド ミヨコ」を開いている。
しかし最近はご飯を作っても、洗濯をしても、住人からは「サロン ド ミヨコ、いいね!!」と言われているので、美容室を褒められていたのではなく、ただみんな単純に「サロン ド ミヨコ」と言ってみたかっただけ疑惑も出ている。
ワーホリで来たのだが、本人の予定も決まっていないので、はむ家長期滞在グループに入ることが期待されている。
肉食のメイ
2016年9月にきた当初ははむ家のヘルパーだったがいろいろあり、今は台南の大学で中国語を学びながらお客としてはむ家に住んでいる。
肉も好きだが、それよりもっと男が好き。
はむ家にきた理由は、もともとブロガーの前原が地元の神奈川県で出会い系アプリのTinderをやってたところマッチングし、そこから留学相談を持ちかけて台南に来たという異色の経歴の持ち主。
台南に来た当初は「朝ははむ家のヘルパー、昼は中国語の勉強、夜は週7で男とデート」という生活を送り、いつもは他人を驚かせる立場のオーナーの覇夢太郎を驚愕させた。
今は彼氏ができて、夜活は落ち着いる模様。
一見毒舌に見えるが、自分の言いたいことをついストレートに言ってしまうだけであり、その愛嬌から「(和田) アッコ」とみんなに呼ばれている。
顧問弁護士のそうすけ
2016年の年末にひょっこり顔を出した新顔 (ニューフェイス)の弁護士。
当初ははむ家に来るつもりなどまるでなく、本人はこの年末年始、ベトナムで過ごす気満々だった。
だが自分のパスポートの期限の関係で、ベトナム渡航拒否を日本の空港で告げられ、急遽その場で台湾行きのチケットを買い直して台南に流れ着いたおっちょこちょい。
しかし持ち前の軽妙なファニートークとみんなにお酒を振る舞って人気を博し、肉食のメイから「アンタ、最高だよ、ブタ野郎!」と絶賛されるほど、この年末年始の人気者に。
ついにはむ家のオーナー・覇夢太郎とFacebookを交換しただけで、「うちの顧問弁護士ができた!」と勝手に任命され、めでたくはむ家ファミリーの一員になった。
ゲストハウスはむ家が日本進出した際には顧問弁護士として、ばっちりタダ働きさせられる予定である。
伝説の初代ヘルパー いずみ
台南ゲストハウスはむ家の伝説の初代ヘルパー。
2014年12月に客として1週間くらい泊まりに来たはずだったのに、オーナーの覇夢太郎のヘルパーの誘いに乗り、流れ流され9ヶ月もヘルパーをやることに。
さらに気付くと2年間も台湾に住み続け、「台湾南部にハマる人間はダラダラと延泊する」という言葉を今日も自ら実践している。
口癖は「来年は台湾にいるかわからないっすねー」だが、誰も信じちゃいない。
はむ家を離れた後も、イベントをやるとひょっこり顔を出す常連。
ブロガーの前原
半年間住んでいた台北の家賃の高さに泣き出して、台南まで逃げるように引っ越してきたブロガー。
最初ははむ家に1ヶ月くらい住んで、台南市内に家を探す予定だったが、気付いたら1年もはむ家に住んでいた。
最近ドローンにハマっているが、ちょくちょく墜落させて大破させているので、その日はやけ酒の量とその後にリバースする量が増えている。
密かに自分がはむ家に住みだしてからはむ家の客が増えて、だいぶ貢献したと思っているが、それを自慢げにみんなに話すと「調子にのるなよ、ゲロブロガー!」と言われるので、シュンとなっている。
なおこの2017年の正月も58度の酒を飲み過ぎて深夜にはむ家の庭の片隅に吐いており、翌日顧問弁護士のそうすけに恥ずかしい現場検証の写真を激写された。
振り返り 今日も台南はむ家は平常運転で営業中です
はい、そんなわけでどうでしたでしょうか?
他にもお金を払ってはむ家に宿泊しながらはむ家の壁に絵を描く画家さんがいたり、泊まったお客さんから「ホームページ無料で作らせてください」と申し出る人がいて、なぜか不思議と人が集まるこのゲストハウス。
ぼくも勝手に次はどんな人が流れ着くんだろうか?と楽しみにしています。
また1年住んでいると、なぜか仕事を辞めて人生休憩中の人とはむ家ではよく出会うのですが、きっとここに書いたメンバーが知らず知らずにそんな人たちを呼び寄せているのでしょう。
それでは台南で会いましょー!!
ではまた!
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