〜台湾〜 ぼくと台湾と、そしてずっと振り向いてもらえない好きな台湾人の女の子について 後編


DSC02641

前回までのざっとしたあらすじ

2014年の12月10日に台湾の南にある台南という街でリリーに会う予定のぼく。しかしこの前LINEでリリーから「私、彼氏ができた。」という報告を受けてショックを受ける。

一度ふられてから、最初の時のようなショックはなかったものの、それでも来年は台湾にワーキングホリデーする予定だったので、1つの目標がなくなったという現在。

しかしそれでもぼくは前に進んでいかなきゃいけない。

〜台湾〜 ぼくと台湾と、そしてずっと振り向いてもらえない好きな台湾人の女の子について 前編 – あしたはもっと遠くへいこうあしたはもっと遠くへいこう

これからどうしようかと自分と向き合わされるキッカケを得たので、ぼくの想いと今後の予定、そしてちょっとばかしのリリーへの気持ちを書いてみました。

これから台湾でワーキングホリデーする意味ってあるの?

DSC02774

リリーに新しい彼氏ができたらしいけど、それでもぼくが台湾にワーキングホリデーする意味はあるんだろうか?

そのメッセージを読んだ後、ぼくの頭の中でそんな疑問がよぎりました。

新しい彼氏と別れるのを待つ?でもリリーは彼氏と4年や5年持つみたいだし、そろそろ結婚を考える歳だから、うまくいったらこのまま結婚するんじゃないかな?

その答えは今もわかりません。考えれば考えるほど自分の中で、ぼくがリリーにとってきた行動のバカさに頭をかかえたくなるほどです。

なんでリリーは最初にフィリピンで会った時に、彼氏がいないのに「彼氏がいる」って言ったんだろう?とか、そんなマイナスな考えも浮かびました。

でもきっとそれは起こるべくして起こったのかなとも思います。結局ぼくにたりない部分があったから振り向いてもらえなかったんだし、やっぱりその部分でリリーに文句を思いつくのは、とてつもなくダサい。

28歳になってこれかぁ……。と書いている自分が一番情けないと思いますが、これが今のぼくの現状です。

台湾ワーキングホリデーでぼくは何をしよう?

DSC02672

ぼくは来年台湾にワーキングホリデーする意味があるんだろうか?ずっと自分に問いかけられるその言葉。でも、それでも、ぼくは台湾が好きです。台湾人に他の国の人にはない特別な親しみを抱きます。

なんで自分がこんなにも台湾や台湾人が親しみを覚えるんだろう?と時々考えることがあります。台湾人のリリーを好きだというつながりを除いても、ぼくは台湾人と縁があるからです。

ぼくの外国人の友達は70%が台湾人だし、9カ国旅しているけど何度も訪れたのは台湾だけです。

日本人のぼくを見ると勝手にたどたどしい日本語で「ありがとうございます。元気?がんばって」など話しかけてくるし、自分やまわりの家族や友達が日本が大好きなことを、これでもか!とぼくに語ってくれるのです。

そして最近ぼくはやっとその正体に気付きました。ぼくがなんで台湾人を好きなのかって。それは台湾人の日本への想いが、ぼくの好きな台湾人のリリーへの想いにすごく似てるからです。

日本が大好きなのに日本人からまったく気付かれない台湾人の想い。台湾人のリリーが大好きだけどいつもアホなことをして距離を取って気付かれないぼくの想い。それが似てるとぼくは感じてます。

台湾人にしてみれば、オマエの個人的なしょーもない恋愛と、とオレらの歴史がつまった日本への想いを比べるなと言われるかもしれませんが……。

日本に来る台湾人を中国人と勘違いしている日本人

Photo日本に遊びにきてくれた台湾人のKenと中国人のJoy 中国語を話しているとどっちも区別がつかない

日本の街中でぼくらはよく中国人を見かけます。中国語を話し、ガヤガヤと楽しそうに日本を観光してる。東京のコンビニや居酒屋に行けば、中国名の名札をさげた店員さんと出会ったりします。

でもぼくらが街ですれ違う中国人「だと思っている人たち」に台湾人が大勢いるのを、ぼくは台湾人の友達ができた後に知りました。2013年は年間約250万の台湾人が日本へ訪れて、日本に来る外国人で一番多いんです。

これは台湾の人口の10人に1人が日本に毎年来ている計算になります。街中で中国語をしゃべりながら地図を見ているのは観光客の台湾人かもしれない。中国人アルバイトだと思っている人は、台湾からのワーキングホリデーしている台湾人かもしれない。

そう、ぼくらが街中ですれ違っている人たちは、実は日本が大好きな台湾人が大勢いるんです。

台湾では日本語が英語の次に人気の言語で、大学で4年間日本語を専攻するためのコースがあります。日本のドラマが好きで、おじいさんから若者まで日本製品をすごいと日本人以上に信じて使う人たち。

でもぼくを含めて日本人はそんなこと全然知らなかったし、未だに台湾が中国の一部だと思っている人はたくさんいるんじゃないでしょうか?台湾と中国は同じ中国語を話しますが、政治や経済的には別の憲法、別の紙幣で動いてる事実上の違う国です。

でも日本で中国語を話す人を見かければ、中国人だと思ってしまうのが日本人です。そしてぼくもその1人でした。2014年でぼくは28歳になりますが、台湾人の友達ができるまでの27歳まではそうだったし、東日本大震災の義援金を台湾から200億円もらっても気付いていない日本人の共通感覚だと思います。

台湾人は日本が大好きだけど、その日本人は全然気付いてくれない。その振り向いてくれないところが、台湾人の一人の女の子を追いかけてる自分と重なって見えました。

台湾人の女の子に振り向いてもらえないぼくの片想い

DSC080752014年5月 オーストラリアでぼくの28歳の誕生日を外国人の友達たちが祝ってくれた ぼくの後ろに立っているのが台湾人のリリー

ぼくの恋なのか、おっかけなのかよくわからない想いも、この1年半で地球1/4周はしてます。2013年の7月にフィリピンの英語学校で出会い、2013年の11月、その後ぼくはリリーと一緒にオーストラリアに行くために台湾の高雄へ立ち寄りました。

オーストラリアでは仕事がないと思っていたら、彼女に誘われシドニーから北へ3時間電車で上ったニューカッスルという街で一緒のホテル清掃の仕事をして、一つ屋根の下に3ヶ月半も住むことになりました。2014年1月末のことです。

2014年の2月のバレンタインデーには告白したけど、「友達としてしか見られない」と言って断られました。

そして話もしなかった気まずい関係は時間をかけて友達レベルには戻りましたが、あきらめられないぼくは、その後も2014年の10月には彼女の誕生日を祝うためにまた台湾へ立ち寄りました。

振り向いてもらえない。ぼくの想いの伝え方が相当マズいのもあるんだと思いますが、それでもぼくはやっぱりリリーが好きなんだと思います。そう、向こうに新しいボーイフレンドができても。

いっそのことぼくとメールするとか、フェイスブックで友達でいるのもやめてくれればいいのに、気付けばぼくになんらかのコンタクトを取ってくるリリーは、正直に言うとぼくにとって厄介です。笑

台湾人が日本を大好きなように、日本人のぼくは未だに台湾人のリリーのことが好きで、でも相手は振り向いてくれない。

勝手な思い込みかもしれませんが、だからぼくは台湾と台湾人に親しみを覚えてしまうんでしょう。

これからぼくが2015年に向けて歩みたい方向

DSC02643

さてこれからぼくはどうするのか?新しく好きな人を見つけた方がいいのでしょうか?そして来年の2015年から台湾でぼくはワーキングホリデーをする予定でしたが、それも変えた方がいいのか?

ぼくの好きな人はこの先別の人に変わるのかかもしれない。それとも台湾でワーホリしてたらリリーが振り向いてくれるチャンスがあるのかもしれない。それは本当に今は何とも言えません。

……でもぼくの台湾へ行く予定は変わりません。ぼくは台湾でワーキングホリデーしてやりたいことがあります。

2014年のバレンタインデーに振られてから数ヶ月くらい次の方向性に悩んだけど、ぼくはこうしてブログを書いているように人に何かを伝えるのが好きです。情報や想いをわかりやすい形で伝えられるのがぼくらしさだし、それが強みであるとも思う。

このブログは今1日約2000人に読んでもらえてるのですから。

だから台湾でワーホリをしながら、ぼくは台湾観光のウェブサイトを作りたい。そしてそれがキッカケで多くの日本人に台湾を訪れて、台湾人を知って交流ほしいと強く想ってます。

ぼくは1人でも多くの日本人に台湾人のことを知ってもらいたいです。彼ら、彼女たちが日本を大好きなこと。ビックリするほど優しくしてくれること。暖かいハート(Warm of heart)を持っていること。

比べるのはよくないけど、台湾人には確かに中国人と違う気質があります。それを1人でも多くの日本人に知ってほしい。

日本人に台湾人の良さを知ってもらうには直接会ってもらうしかない。その交流を通してのみ、ぼくは日本人が台湾人のことを本当の意味でわかってもらえないと思います。ぼくがそうであったように。

そして台湾人と日本人がふれあってくれれば、絶対日本人は台湾人の存在に気付いてくれる。好きになってくれる。

だから日本人に台湾へきてもらうキッカケになる観光ウェブサイトを作りたい。

きっとそうすれば多くの日本人が台湾人の存在を意識する初めの一歩になると信じてます。今の台湾人のおじいさん、おばあさんから若い世代まで続いてる台湾人の日本への片想いは、日本人が台湾人と交流することで両想いに変えられると思う。

DSC035712013年の夏のフィリピンで ぼくが旅立つ前に最後に一緒に撮った写真

もちろん観光ウェブサイトを作っても、台湾人のリリーがぼくに振り向いてくれるかはわかりません。ぼくの片想いはずっとそのままなのかもしれない。

でもぼくが自分のやりたいことを台湾でやってれば、どこかで交差するかもしれない。さんざん子どもっぽい、バカだって言われたけど、ちょっとは振り向いてもらえるかもしれない。

だから追いかけるんじゃなくて、ぼくは自分の仕事を台湾で作っていく。

そしてぼくが自分を見失わず、自分自身と向き合えれば、どこかでリリーとつながれるって信じてます。

DSC02777

さて来年の台湾ワーキングホリデーへ向けてやることいっぱいです。おカネも貯めなきゃいけないし、身体の一部も悪いのでちょっと手術もしなきゃいけない。観光ウェブサイトを立ち上げるための知識もいるし、今度は動画を撮りたいのでそのための機材も揃えなきゃいけない。

でもやりたいことわかってたら、そのために頑張れると思うんです。おカネは確かに大事だけど、一番大切なモノじゃない。一番大切なのは自分のやりたいビジョンであって、それを動かすエンジンがおカネだと思います。

そして自分のやりたいビジョンは誰かが与えてくれるモノでなく、誰かに評価されたいからやるモノでもないと思う。とことん自分と向き合えば、自分の芯からやりたいこと、伝えたいことが出てくるとぼくは信じてます。そしてぼくが楽しそうに笑って満ちていれば、きっと振り向いてくれる人がいるはず。その1人がリリーだったらいいと思ってます。

先はわからないけど、ぼくは今それを信じるしかない。まだ全然ぼくは人生の途中でダサかったり、迷ったりするけど、このまま行けるとこまで走り抜けてみます。

ではまた!