お隣の国・台湾へ行ける方法を飛行機から船、そして泳ぐにいたるまで、すべて徹底検討してみました。
こんにちは。台湾に4回旅行に行き、今年はワーホリで台湾に1年住む予定のまえちゃん@Maechan0502です。
さて日本から最も近い国の1つである台湾。ぼくは海外に出てから台湾人の友達が多くでき、世界で最も親しみを覚える国になってます。
しかしぼく自身、何度も台湾に通うようになったのは、2013年以降にフィリピン英語留学で台湾人の友達ができてからです。
いくら2011年に台湾から東日本大震災で200億円の義援金をもらったからといっても、そのまま台湾に訪れるキッカケになるとは限りません。
でもですね、ぼくは言いたいんです。メッチャ台湾がいいってことを!特に海外旅行に経験がないのであれば、台湾は沖縄の先にあるのでとても近くてオススメです。
しかも治安も日本と同じくらいよくて、世界一親日と言われるくらい日本人に対して優しいので、初めて訪れる海外旅行先としてプッシュしたい!
というワケで、今回そんな台湾大好きなぼくが「どうやったら台湾に行けるか?」交通手段を飛行機、船、泳いでいく方法まで徹底比較してみました。
ではどうぞ!
1.飛行機で行く
はい、日本から台湾へ行くのに唯一かつベストな方法が飛行機です。
日本の沖縄の先にある台湾は飛行機で日本から約4時間のフライト。台湾から日本へ行く便は偏西風という追い風に乗って加速するので、約3時間で着きます。
台湾は日本から最も近い国の1つなので、多数の直行便が出ており、しかも27の航空会社が日本から台湾への飛行機を飛ばしています。
航空券の値段はスカイスキャナーという航空券比較サイトで検索すると、片道1万円台から出ています。またセール期間中は5,000円から7,000円台で航空券が売り出されるので、東京から大阪までの新幹線より安いほどです。
また国内のJALやANAで行く場合は航空券だけ購入すると片道5万円もかかってしまいます。だから旅行会社のパッケージツアーと組み合わせるのがオススメです。日本の航空会社のJALやANAに乗って、7万円台から3泊4日の台湾旅行がホテル付きで組めます。
目下この方法が一番オススメですね。
台湾への航空券の取り方は別の記事で詳しく紹介します。
2.船で行く
結論から言うと、この選択肢は2015年2月現在ありません。
2008年までは沖縄石垣島〜台湾基隆(キールン)間を有村産業のフェリーが往復していたのですが、現在は運行を停止しているため、日本から台湾まで船で行くことは不可能です。
ただ交通手段ではなく、クルーズでの旅行ならスターフェリークルーズがたびたびクルーズツアーを組んでいます。
スーパースターアクエリアスというフェリーで台湾の基隆(キールン)から「石垣島→那覇→基隆(キールン)」に3泊4日で帰ってくるツアーが、月に3〜5回の頻度であります。
他にも台湾南部の第2の都市・高雄(カオション)からも沖縄へクルーズツアーが組まれているんですが、あくまでもツアーであって交通手段ではありません。
結局台湾から出て、また戻ってきてしまうのが残念なところです。
ただ良いニュースもあります。
石垣島と台湾を結ぶ航路が復活する可能性が出てきました。(2014年)10月7日付の台湾・自由時報によりますと、台湾の運輸大手、華岡グループが、台湾の花蓮市と石垣島を結ぶ貨客船の運行を計画しているようです。
〜中略〜
航路が開設されれば、花蓮〜石垣間は約4時間で結ばれます。 タビリス 石垣・台湾フェリーが復活か。台湾企業が貨客船で航路開設を計画中 2014/10/09より
まだ確定ではなく、しかも人を運ぶのか、荷物だけなのかも定かではありません。しかし運行するかもしれないのはグッドニュースですね。
ただ、ただ……、沖縄県の石垣島と台湾の花蓮(ファーリエン)市って……。ちょっとわざわざ沖縄の石垣島まで飛んでいくのは値段と時間がかかりますし、たどり着く場所も台湾の東部 (つまり田舎)の花蓮(ファーリエン)市です。
両方とも自然が豊かなので、じっくり景色を満喫したい旅行になりそうですね。
3.泳いでいく
台湾は日本の沖縄の先にあります。
……つ・ま・り「泳いでいけるんじゃないか?」と思ったのは、ぼくだけじゃないはずです。ええ、そういうことにしておきましょう!!
で、この日本から台湾への最短距離は日本の沖縄県・日本最南端の与那国島から台湾の東部・蘇墺(スオウ)間・約150キロです。
どうです?たった150キロなら、行けそうな気がしてきませんか?
……はい、無理ですね。「やー、コイツ何アホなこと言ってるんだよ」とこのブログを閉じようと感じたかもしれませんが、ちょっと待ってください!!!!!!
いたんです。2011年に台湾まで泳いでいった日本人たちが。
ぼくもまさかと思ったのですが、2011年の9月19日に「日台黒潮泳断チャレンジ」という企画を行い、5人の日本人青年スイマーがリレー形式で横断することに成功していました。
東日本大震災後に多額の義援金を送ってくれた台湾に感謝の気持ちを伝えようと6人の青年スイマーがリレー方式で挑戦していた「日台黒潮泳断チャレンジ」は、19日午前10時前(日本時間同11時前)に台湾の蘇澳に無事に到着、成功した。
与那国島から約110キロを泳ぎ切り、台湾の海岸に到着した日本人青年6人。与那国島から約110キロを泳ぎ切り、台湾の海岸に到着した。
午前7時すぎに沖縄県与那国島のナーマ浜をスタート。台風接近の影響で当初予定していた150キロのコースを変更して短縮ルートで臨んだ。途中、大しけのためにサポート船に上がり中断することはあったが、約52時間かけて約110キロを泳ぎ切った。
日本経済新聞 2011/9/19 11:16 「台湾まで泳いで横断 日本の若者6人成功 」より
東日本大震災後に多額の義援金を送ってくれた台湾に「感謝の気持ちを伝えよう」と行われたこの企画。一般人がやると流されるので絶対にオススメしませんが、実際にいけるんですね。日台の友好を示すこんな素敵なエピソードがあったので紹介させてもらいました。
まとめ 台湾に行くには飛行機が唯一かつベストな方法
さて3つの交通手段を紹介しましたが、今のところ台湾へ行くのは飛行機しかなく、しかも今後この方法が1番有効であり続けるでしょう。
現在はLCC (ローコストキャリア)という格安航空会社が多数台湾への便を運行しており、セール期間中では7,000円で日本から台湾行きの航空券を取ることができます。
新幹線で東京から大阪に行くより、成田から台湾へ行くチケットのほうが安い時代がきてしまいました。
またホテルと一緒に航空券をとっても、3泊4日で3万円台という条件をよく見かけます。
台湾へ行くのは海外旅行だから高いんでしょ?
というイメージがありますが、本当に国内旅行より安く気軽に行ける時代がきてしまいました。
「台湾は気軽に行ける国なんだ!」という新しいイメージを持ってもらえたら嬉しいです。
次はスカイスキャナーという航空券比較サイトを使って、台湾へ行ける航空券の紹介をさせてもらいます。
ではまた!
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