「台湾人として生まれたからは生涯で一度はやりとげるべき!」と言われている三大イベントを、あなたは知っていますか?
どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、最近ぼくも台湾人に教えてもらって初めて知ったんですが、そんなイベントが台湾にはあると聞きました。
それが「單車環島(自転車での台湾一周)」、「登玉山(台湾最高峰、玉山に登る)」、「泳渡日月潭(台湾最大の湖、日月潭を泳ぐ」です。
もちろん、これは一部の台湾人の間で言われているだけです(笑)
ただぼくもつい最近、環島(台湾一周)している最中の台湾人からその話を聞き、「自分も全部やってみたい」と思ってしまいました。
「もっと台湾を知りたい!」と思っていた頃だったのでなおさらです。
今回はその3つのうちの一つ、單車環島(台湾一周)について調べてみたので紹介します。
ちなみに2019年現在。ぼくは台北ナンパ師のクラトロさんと一緒に、4月に自転車での台湾一周をやる予定です。
では行ってみましょう!
環島(台湾一周)をやる目的
台湾は日本の九州ほどある島です。全行程でだいたい900〜1,000キロほどあります。
中国語で環島(フアンダオ)と呼ばれるこの台湾一周の動き。
台湾一周は徒歩、自転車、バイク、自動車、電車などでできます。
近年、この環島が台湾人の間で流行っており、台湾を知ることができることができると人気です。
特に2007年に台湾で『練習曲』という自転車での台湾一周をテーマにした映画が公開されてから、台湾人の中で自転車での台湾一周人気に火がつきました。
九州ほどしかない台湾と言えども、住んでいる人はずっと日本よりも多様性があります。
中国から移民してきた人や、ずっと住んでいた原住民。日本の植民地支配後も戦後に残った日本人など、台湾にはいろんな人が住んでいるのが特徴です。
また近年はベトナムから嫁いできたベトナム人花嫁もいます。
台湾の海や山、都会や田舎をめぐるだけでなく、多くの台湾人とも知り合えるかもしれない。
それが台湾人にとって、台湾を知れる環島の大きな魅力になっているようです。
環島(台湾一周)のやり方(主な交通手段)
徒歩で台湾一周中の大学生と台南のゲストハウスの日本人オーナー
環島には徒歩、自転車、バイク、自動車、電車など、たくさんの交通手段があります。
電車やバスなどの公共交通機関は整備されているので、問題はありません。
さらに台湾の政府は近年スポーツツーリズムに力を入れており、すでに台湾一周用の道路も整備されています。
それが台湾の国道一号線であり、ここをまっすぐ行けば、ぐるっと一周できるそうです。
環島(台湾一周)にかかる日程
- バイクや自動車(約5〜8日間)
- 自転車(約8〜14日間)
- 徒歩(約60日間)
自力でやる台湾一周について、かかる日程の目安をまとめてみました。
バイクでの環島(台湾一周)
バイクや自動車での環島(台湾一周)は短いと5日間ほどできるようです。
もっと時間をかけたい人は、各地でゆっくり滞在しながら滞在期間を延ばします。
また気になるのは、1日あたりのレンタルバイクの値段です。
台北のとあるレンタルバイクショップの1日のバイクレンタル料金は800台湾ドル(約2,800円)ほどでした。
地方に行けばもっと安くなる可能性があります。
どうしてもバイクはレンタル料金がかさむので、日程的にも短くならざるを得ないようです。
参考:https://tabikore.info/?p=130
自転車での環島(台湾一周)
自転車での台湾一周は、漕ぐのが速い人だと約1週間。ふつうの人は10〜14日間あれば、だいたい台湾一周できるようです。
レンタル自転車は台湾が世界に誇る自転車メーカーのジャイアントが、レンタル自転車を貸し出しています。
1〜3日間までは1,200〜1,500台湾ドル(約4,200〜5,250円)。
4日目以降は1日あたり200台湾ドル(約700円)が加算されるようです。
(ただし2週間以上前の予約が必須)
参考リンク:台湾自転車会社ジャイアントの環島自転車レンタルページ(中国語)
また一般の自転車屋さんもはレンタルするとだいたい1日800台湾ドル(約2,800円)くらいすると、あるブログには経験談が書かれていました。
参考リンク:https://tabikore.info/?p=130
おう……、ガソリンを入れて走るバイクも、スポーツ用のロードバイクも1日あたり800台湾ドル(約2,800円)で借りれるんじゃ、値段が変わらないよ!
まあスポーツ用のロードバイクはバイクと同じく数十万円するので、考えようによっては仕方ないかもしれません。
ただ街中の自転車屋さんで借りると、コストがかさむことは事実!
環島(台湾一周)を考えている人がいたら、早めに自転車会社のジャイアントのレンタルプランに申し込んでおいた方が良さそうです。
徒歩での環島(台湾一周)
あとは歩いて環島(台湾一周)をする人もいます。ただ2ヶ月ほどかかるのが、こちらがネック。
約900キロの過程を1日30キロくらい歩くと、約30日で到着できます。
「そんな時間かかることできるかー!」
と思っていたんですが、大学生ブロガーのたつきちくんがやっていました。
ぼくもちょうど彼が環島中の時に出会ったんですが、毎日日差しを浴びて真っ黒!
しかも彼のかかった日数は2ヶ月間(約60日間)なので、とても真似できることではありません。
どこも巡らずにノンストップで歩いて30日なので、着いた先々の都市まで楽しもうとすると、プラス15〜30日間は必要そうです。
参考リンク:徒歩で台湾を一周した大学生ブロガーたつきちくんのブログと台湾一周について
台湾一周の宿泊費は?
自転車やバイクのレンタル料金と同じく気になるのが、台湾一周の宿泊費です。
ただ台湾はゲストハウスが各地にたくさんあるので、こちらは心配無用。
500〜700台湾ドル(約1,750〜2,450円)で泊まることができます。
台湾の東側の花蓮から台東までが、約160キロ離れているので、この過疎地の中間で泊まるとホテルが少なくて高そうです。
ただあとの場所はホテルやゲストハウスだらけなので、大丈夫でしょう。
都市部では400台湾ドル代(約1,500円)くらいのゲストハウスもあります。
トータルで見ると安く済ませようとしたら、1日あたり500〜700台湾ドル(約1,750〜2,450円)くらいかかると言えそうです。
環島(台湾一周)に適した時期は?
あと環島(台湾一周)に適した時期も考えてみました。
結論から言うと、10〜4月くらいまでがベターでしょうか?
台湾は日本の沖縄よりも南に位置する南国です。気候は上半分が亜熱帯気候、下半分が熱帯気候の南の島になっています。
なので、5〜9月くらいまではめちゃめちゃ暑いです!
台湾全土で30度を超す日も当たり前のようにあるので、この時期に台湾一周するのは何か罰ゲーム、過酷な修行であります。
おまけに5〜9月は台風シーズンでもあるので、台風にぶつかると途中で休まざるを得ません。
というわけで、10〜4月くらいまでがベターだと考えられます。
あとは年末年始と1〜2月の間にある台湾の旧正月の時期はゲストハウスが取りにくいです。
年末年始はいろんな国の外国人が、旧正月の時期は台湾人が大移動して混み合うので、この時期は避けたほうがいいでしょう。
年末年始と旧正月などは前もって数ヶ月前から宿を予約しておくか、キャンプをするなどして、乗り切るしかなさそうです。
まとめ 環島(台湾一周)は時間とお金さえあれば、けっこうできそう
というわけで、環島(台湾一周)について調べて書いてみたんですが、どうでしょうか?
台湾の自転車会社のジャイアントが主催するツアーは10〜11月に行われるので、事前に申し込まないとダメです。
ただ、自分たちでやる環島(台湾一周)は、けっこう準備のハードルが低いと感じました。
あまり台湾が暑くない時期を狙う(11〜4月くらい)
ジャイアントという自転車会社に環島用自転車を借りるため、2週間くらい前までに必ず予約をする。
宿泊費は1泊500〜700台湾ドル(約1,750〜2,450円)
14日間のレンタルバイクでの台湾一周の費用をだいたい計算すると、
レンタル自転車代(14日間のジャイアント) : 3,700台湾ドル(約1万3,000円)
ゲストハウスへの宿泊費(14日間・600台湾ドル) :8,400台湾ドル(約3万0,000円)
一周中の食費(14日間・300台湾ドル) :4,200台湾ドル(約1万5,000円)
合計で1万6,000台湾ドル(5万8,000円)という計算になりました。
これに台湾の観光地で使うお金やお小遣いを合わせると、もう少しいくと思うんですが、最低限かかる費用はこれくらいになりそうです。
というわけで、ぼくも2019年4月にやろうと計画中なので、その過程をブログで報告して見たいと思います。
ではまた。
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