海外に出て、日本が大好きだという外国人に本当によく出会います。一部の隣国を除いて、日本って世界で一番愛されてる国の一つなんじゃないでしょうか?
どうもみなさん、こんにちは。オーストラリアのニューキャッスルでハウスキーピン中のまえちゃん@Maechan0502です。
2013年の5月から3ヶ月フィリピンに英語留学し、そして現在もオーストラリアでワーキングホリデーをしているのですが、海外に出ると日本って本当にすごい国だと感じます。
以前も記事を書きましたが、ぼくは日本が大好きだし、本当にこんな国に生まれたことを誇りに思います。でもぼくの感じてる「日本が好きだという気持ち」は
・日本には天皇制度があり、世界で2番目に長い王朝を持っているから
・西洋のアジア植民地化に対して、真っ先に立ち向かったから
・韓国や中国に比べて、美しい国だから
とか、そういう理由ではありません。よくネット上で見られる「愛国心」ではないんです。そういう「歴史や知識を頭に入れないと素晴らしいと感じられない愛国心」に違和感を覚えます。
ぼくが感じる日本のすごさは、直接ぼくが海外に出て肌で感じたことです。どこでもビザを取らずに行ける日本国のパスポートや、日本が大好きだという外国人と話して気づいた「世界の中での日本のすごさ」
それはたったひとつの理由だったとぼくは気づきました。ホントにシンプルで、でも絶対に覚えて守り続けていかなきゃいけないこと。今日はそれを紹介します。
日本が世界から好かれるたった一つの理由。それは……
日本文化が大好きなフランス人のヤンとローマン
ぼくが海外に出て気づいた、日本が世界から好かれるたった一つの理由。それは日本人が世界の人を喜ばせてきたからです。
オーストラリアで一番人気の食べ物は寿司だし、台湾人のリリーと一緒に台湾のレストランに行った時は刺し身を美味しそうに食べてました。台湾のネットスーパーではマニアックなポン酢まで買えます。
タスマニアでは『新機動戦記ガンダムW』が大好きな香港人のレイモンドとガンダムの話で盛り上がりましたし、宮﨑駿を尊敬している日本のアニメが大好きなフランス人のローマンにも会いました。
彼によるとサッカーが1番人気のフランスで、2番目に人気のスポーツは柔道だそうです。
もちろんSONYやTOYOTAはどこ行っても人気のある日本のブランドですし、オーストラリアでは家を借りるときに「日本人だと綺麗に使ってくれる」と優遇されることもあります。
なぜこんなにもみんな日本が好きだと言ってくれるんだろう?ぼくは海外に出て、ふと考えました。
そしてようやくぼくがその答えに気づくことができました。
それは日本人が生み出した製品や食べ物、アニメやスポーツが外国人に喜んでもらえる力を持ってたからです。もちろん日本人のマナーの良さや仕事への勤勉さも、外国人に信頼という形で喜んでもらっているんでしょう。
だからこそ日本は世界中の人から愛されてる。
そもそも日本という国を知ってもらっている事自体がすごいこと
そもそも「出身は日本だ」と言って、外国人にその国のイメージをしてもらえること自体貴重なことです。
「寿司、富士山、芸者」のステレオタイプなイメージにはうんざりという話も聞きますが、
ぼくの友達の台湾人は「いつも台湾出身というと中国の一部なのか質問されるし、タイと勘違いされるのがイヤ!」と嘆いています。
ぼくの職場のネパール人も「ネパールという国は知ってても、ブッダがネパールで生まれたことを誰も知らない。ヒマラヤもそうだ。世界一高い山だけど、それをネパールにあることをみんな知らない」とよく悲しんでます。
世界に出れば、国の名前を出して、その国のイメージをしてもらえる。それだけで十分すごいことなんです。そして日本はその中でも様々な良いイメージを持ってもらえる素晴らしい国だということに、ぼくは海外に出て気づきました。
じゃあぼくらの世代は外国人に対して何ができるのだろう?
台湾人のWeiとADAと一緒に
ぼくは日本を出て、本当に日本に生まれてラッキーだと思いました。
ぼくが日本人だから「もっと日本語を知りたいから日本語を教えてくれ!」と会話のきっかけになりましたし、「巻き寿司の作り方を教えて!」とも尋ねられました。
日本に生まれて、これ以上ない幸運だったと感じます。
だからこそぼくもバトンをつなげたいです。次に海外に出てくる日本人にも同じようにいい経験をしてほしいし、いつまでもやっぱり日本はいい国だし、日本人は素晴らしいと言ってもらいたい。
まあぼくはいつも何かすぐ忘れたりしてるので、一緒にいる台湾人からアホだと思われてますが、それでも何かしらぼくという日本人といてよかったと思ってもらいたいです(笑)
せめて美味しい日本の料理を作るのは得意だから、それで喜んでもらいたい……。
でも逆説的に聞こえますが、だからといっていつも日本を意識する必要もないと思ってます。
相手に喜んでもらいたい!どんな日本製品も、料理も、アニメも漫画もはじめの一歩はそこからだったはずだからです。
日本人や外国人関係なく、目の前の人を喜ばせようと一生懸命になってやってきた日本のモノたち。それがたくさん積み重なったからこそ、今の世界中から愛されている日本があるんだと思います。
それをいびつに「中国や韓国と比べてここがすごい!」といばるのではなく、ぼくらは他の国の人にどうやったら喜ばれるのかだけを考えればいいじゃないでしょうか。
そして逆に誰も自分の国を支配されて喜んだ人はいません。世界一親日と言われる台湾ですらそうです。今日も台湾人のリリーと会話しましたが、こう言われました。
「日本はたくさんの悪いことを私達の国にしたと学校で習った。……でも日本は台湾統治時代にたくさんの学校や病院、交通機関、ダムも作って与えてもくれた。だから私はハッキリとは理由はわからないけど、台湾人は日本が好きなんだと思う。」
そんな歴史があり、また日本のアニメやマンガ、そしてドラマや日本食などが若い台湾人を楽しませてきた繋がりがあります。
そしてそのバトンはぼくら20代にも渡されてるんじゃなかと感じるんです。今ぼくらは他の国の人達に何ができるだろう?
ぼくにとってそれは料理なのかもしれないし、こうやってブログを書いて日本に紹介することなのかもしれない。
数年後台湾に住みながら、台湾の観光ウェブサイトかブログを作って、そしてたくさんの日本人に台湾を訪れてもらえる台湾の観光産業に携わることかもしれません。
今はまだハッキリとわかりませんが、何かしら外国人に喜んでもらえるようなことを仕事でもプライベートでもやっていきたいと思ってます。そしてその答えをこのワーキングホリデーが終わる頃までに見つけたいです。
そしてぼくと同じように外国人に対して何をしてもらえば喜んでもらえるか?2020年に東京オリンピックも決まりましたし、今だからこそ、自分が何を出来るか考えるいいチャンスなんじゃないかと思います。
日本はいつまでも「日本って、日本人って、やっぱりすごかった!」と相手に喜んでもらえる国であってほしい。そうなれるようにぼくもバトンをつなげられるように頑張ります。
ではまた!
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