台北の中山エリアでホテルを取ったら、日本人駐在員から好かれている京鼎樓で小籠包を食べるのはどうでしょうか?
深夜0時までやっているので、どうしても小籠包を食べたい時にオススメです。
どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、台北の中山エリアは小籠包激戦区になっています。
有名な鼎泰豊もあるし、そのライバル店の高記もあり、その上に京鼎樓もあるので、かなり選択肢があるんですね。
しかし京鼎樓は
- 鼎泰豊を独立した陳兄弟が始めた
- 店員さんが日本語を話せる
- 深夜0時までやっている
- ここでしか食べられない烏龍茶小籠包がある
- 日本人俳優の永瀬正敏が映画撮影で訪れた時に誉めた
などなど、かなりの名物やメリットがあります。
今回久しぶりに行ってきたので、台北の主要小籠包店を7店舗以上まわっているぼくがレビューしてみました。
では行ってみましょう。
台北の中山にある京鼎樓(ジンディーロウ)の場所
京鼎樓は、台北の中山にお店を構えている小籠包屋さんです。
もともと台湾が世界的に誇るレストランの鼎泰豊(ディンタイフォン)で働いていた陳兄弟が独立し、開きました。
サービスは鼎泰豊のほうが圧倒的に洗練されていますが、味と価格は鼎泰豊と張り合っています。
小籠包の味は鼎泰豊より美味しいというファンもおり、たしかにその実力は並ぶのはうなずくものがあります。
だからと言って、鼎泰豊と同じくらいの値段まで小籠包の値段を上げて張り合わないでほしいんですが……。
また小籠包も有名なんですが、ここの名物は烏龍茶の茶葉を練りこんだ「烏龍茶小籠包」です。
台北駅の隣の中山エリアという屈指の便利な場所ににあり、深夜0時まで開いている。
おまけに烏龍茶小籠包という名物もあるので、ここが日本人を集める人気店のポイントなんでしょう。
現にぼくが行った時も地下1階の部屋は日本人が8割を占めていて、完全にジャパナイズされた小籠包店なことを感じました。
住所:台北市中山區長春路47號
京鼎樓の営業時間
京鼎樓は月曜から日曜日まで営業しています。
営業時間は以下の通りです。
- 火曜〜土曜 11:00〜14:30 17:00〜0:00
- 日曜〜月曜 11:00〜14:30 17:00〜22:00
途中の午後がいったん休憩に入るのと、日曜、月曜が22時までの早めに閉まるので注意してください。
お店の電話番号:886 2 2523 6639
京鼎樓の内装とメニュー
京鼎樓は1、2階と地下1階の3つから成り立っているレストランです。
お客さんの多さによって、どの階に案内されるかは変わってきます。
壁やテーブルなどは清潔感あったのですが、特に内装が凝っている感じではありませんでした。
お店の作り自体は鼎泰豊や高記のほうが高級感あふれるという印象です。
京鼎樓のおすすめのメニュー
それではここから、ぼくが京鼎樓に何回か行って食べてきたオススメのメニューを紹介します。
2015年に日本で公開された台湾映画の『KANO』で主演した永瀬正敏さんもこの店舗で食事をされたそうで、その時に食べたと言われるメニューも注文して頼んでみました。
小菜 60台湾ドル(約240円)
まずは小菜(シャオツァイ)です。
台湾の料理屋さんではお店の端っこやレジカウンター横に、よく小鉢に入ったすぐ食べられるメニューがおいてあります。
台湾人が野菜を食べたい時は、ここの小鉢を取って食べるか、野菜料理がたくさんをおいてあるビュッフェに行ったりするのが、彼らのスタイルです。
台湾っぽい食事を真似したいなら、ここで何かひとつ取ってきて、食べてみてもいいでしょう。
ぼくが食べたキュウリの小菜はニンニクが入っていてピリッとしており、思わずビールを頼みたくなる味でした。
小籠包 200台湾ドル(約800円)
京鼎樓の名物の一つは小籠包です。
薄皮の小籠包は、「スープが見えるんじゃないか?」と思えるほどの薄さで、食べると口いっぱいにスープの味が広がります。
個人的に鼎泰豊よりもスープの量が多くて、ジューシーだったので、オススメです。
烏龍茶小籠包 250台湾ドル(約1,000円)
もう一つ必ず食べてほしいのが、京鼎樓の名物メニューの烏龍茶小籠包です。
薄皮自体に烏龍茶の茶葉が練られているので、口に入れた時にお茶の苦味と香りが広がります。
これがものすごく美味しいので、京鼎樓にきたら是非注文してください。
ちなみに烏龍茶小籠包は冷めるとお茶の味が全くしないので、熱いうちに食べてほしいです。
排骨蛋炒飯・パイクーたまごチャーハン 190台湾ドル(約780円)
台湾でおなじみのチャーハンに台湾式トンカツが乗ったパイクーたまごチャーハン。
こちらも美味しかったです。
洗練された味というよりは、大衆的な食堂で食べられる味に近い感じでした。
ただ、量が多いので、2〜3人でシェアするといいでしょう。
元盅地鶏スープ 200台湾ドル(約800円)
最後に紹介するのは、元盅地鶏スープです。
こちらは台湾の青春野球映画『KANO』で主演した永瀬正敏さんが食べて、オススメしていました。
脂が乗っている鶏を煮込んでいるのに、澄んだスープがとても美味しかったですす。
どれかスープを頼む時に悩んだら、元盅地鶏スープを頼んでみてください。
まとめ
というわけで、どうでしたでしょうか?
京鼎樓は、オススメのメニューを食べるだけでもかなりお腹いっぱいになります。
ぼくが行った時は、2人で5品(4品のメニュープラス小菜)でもお腹いっぱいだったので、食べきれなかったら持ち帰るといいでしょう。
スタッフさんに「持ち帰りしたい」と日本語で言うだけで、ちゃんと包んで持ち帰らせてくれます。
個人的には鼎泰豊や高記のほうが高級感にあふれていましたが、京鼎樓は京鼎樓で小綺麗なお店という感じで良かったです。
ぼくが行った時は時間的に遅いのもあって、台湾にライブにきた日本人やそのバンドの関係者でいっぱいでした。
きっと遅い時間帯に食事をしたい時に、すごく便利なんでしょう。
深夜0時になるまでやっているので、21時以降に小籠包を食べたい時はここがオススメです。
それでは楽しい台湾旅行を。
ではまた。
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