05.海外旅行

風が作った窓。西オーストラリア州のカルバリー国立公園でネイチャーズ・ウィンドウを見てきました。

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西オーストラリア州は自然が作り上げた観光名所でいっぱいです。

どうもみなさん、こんにちは。オーストラリアのパースでワーキングホリデー中のまえちゃん@Maechan0502です。

さてオーストラリアの西海岸一帯をすべてカバーしている西オーストラリア州でポストカードを探していると、ナチュラルウィンドウというポストカードが見つかると思います。

これはその名の通り「自然の力で作り上げられた窓(Nature’s Window)」という意味なのですが、このネイチャーズ・ウィンドウは西オーストラリア州のカルバリー国立公園にあります。

ハットリバー王国を出たぼくらはカルバリーという田舎町で1泊し、翌朝6時過ぎにこのカルバリー国立公園へネイチャーズ・ウィンドウを見るために出発しました。

カルバリー国立公園の入り口に立つ

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カルバリー国立公園の印象は荒野です。荒々しい赤土をかき分けるように力強く草木が空へと突き出しています。

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ぼくがオーストラリアに来てナショナルパークに足を運んだのはこれが初めてです。ずっとシドニーのオペラハウスやメルボルンのビル群を眺めきましたが、オーストラリアの人工物なんて圧倒的な自然に比べたらショボいことを思い知らされました。

カルバリー国立公園に非力なクルマで行ってはいけない

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あらかじめ言っておきますが、カルバリー国立公園に非力なクルマで行ってはいけません。特にキャンピングカーは入り口付近で乗り換えなくてはならないのです。

理由はこの写真を見ればわかります。

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……どうです、この砂ぼこり舞い上がるオフロード。日本ではまず見られません。非力なクルマで行くと間違いなく立ち往生です。なので、もしレンタカーを借りるなら悪いこと言わないので馬力あるクルマを借りてください。

ナチュラルウィンドウを観に行ってみた

さてオフロードを駆け抜けると「よくこんな街から離れた場所に綺麗な駐車場を作ったな」と感心するパーキングにたどり着きます。トイレも綺麗!写真を撮り忘れましたが、さすが清潔なオーストラリアです。

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そのまま階段を下って500メートル進むと、そこには圧倒的な大自然が広がっていました……。

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どこを見渡しても赤岩が作り上げた大自然。

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オーストラリアらしい景色でした。

そしてお目当てのナチュラルウィンドウ。

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1日かけてたどり着いた場所だったので遠かったですが、たしかに来た価値がありました。

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感想 自然を感じてこそオーストラリア

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オーストラリアって日本の国土の21倍があるんですが、なんでこんなに広いのに人口が約2000万人で、日本の1/6しかいないんだろう?そう不思議に思っていたことがあります。

しかしそれはこの景色を見て理解できました。

こんな大自然の中に人間が住める場所なんてないんですよね。

世界で6番目に広い国土がありながら、沿岸部にしか街が点在しないオーストラリア。建国から300年もない歴史は自然と住み分けることしか選べないのだということが肌で感じられました。

そしてぼくらはカルバリー国立公園を発ち、最後の目的地である砂漠の彫刻、ピナクルズへと向かったのでした。

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まえちゃん
職業ブロガー、ライター。台湾台南市在住。台湾に住みながらブログ収入とライター収入で生計を立てています。1年間の台湾ワーキングホリデーを経て、台湾生活4年目に向かって生活中。詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。お仕事の依頼はこちらの問い合わせページからお願いします。→→ ここを押すと問い合わせページへ飛びます
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