バックパッカーの聖地の終焉。ただの観光地へと移り変わるカオサンロード。

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バックパッカーの聖地、タイのカオサンロードを知ってますか?

世界中のバックパッカーが集まる街で、1990年代末期は猿岩石の有吉のおかげで日本の若者から大盛況だった街です。
 
バックパッカーの聖地と呼ばれるからにはそれなりに理由があって人気があった理由は
 
1.世界各国に行ける格安航空券がここで入手できる
 
2.一泊するホテル代が激安!!(ぼくが泊まっているカオサンのホテルは一泊400円以下です)
 
3.タイの物価自体が安いののでロングステイに向いている(1食120円から150円くらい)
 
そしてさらにタイの平均気温30°とあいまって、ここで大量のやる気をなくしたバックパッカー 「沈没者」を生み出すのがここカオサンロードです。
 
しかし近年は事情が変わってきていて、まずカオサンにわざわざ寄らなくてもインターネットからLCC(ローコストキャリア)が台頭してきているので、ここで格安航空券を買わなくても良くなりました。
 
現にぼくもここ来るまでの航空券はすべてインターネットで予約して、プリントアウトしてここまで来たので、わざわざここで航空券を買う理由はありません。
 
たぶんもしぼくが世界一周旅行をしようともくろんでも、ここには寄らずにすべてPCでチケットを取って、発券させるでしょう。
 
陸路でバスで行くとなるとまだまだネットではバスチケットが取れないので、ここを活用する手もありますが、カオサンの格安航空券購入という主要機能はデジタルに取って代わられてきています。
 
 
正直言ってしまうとぼくはバックパッカーの聖地だと聞いてきてみたのに、期待はずれに終わってしまいました。
 
やたらとヨーロピアン(白人)が多いし、商売人以外のタイ人は少なすぎるし、特にやることないし、想像していたのと違って全然タイらしくないのがここでの実感です。
 
実際に「カオサンロードもだいぶ観光地化してオモシロくなくなった」と漂っていたネットの情報もいくつか見かけましたが、ぼくはたしかに現地にいてそう感じます。

カオサンロードはバックパッカーの聖地から、あたりさわりのない観光地にと落ちようとしています。

 
初めてバックパッカーとして旅する方には危険もなくちょうどいいと思いますが、本当に刺激を求めようとするとインドのガンジス河を眺められるバラナシあたりが本当に予想もつかないことが起こるので、ぼくはそちらの方がオススメです。
 
というワケでなんかマジメになってしまいましたが、タイがオモシロくないか?というとそんなことは全然ありません!
 
次はタイのデジタルガジェットか、見るべき寺院と観光地、そして夜のディープバンコクのどれかを紹介したいと思います!!
 
ではまた!

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