海外から帰国して、成田空港でコロナウイルスのPCR検査した実体験まとめ

帰国後に行われるコロナウイルスのPCR検査

先日帰国した際に、成田空港でPCR検査を受けてきたので、その流れと注意点を紹介します。

どうもこんにちは、先日、ついに台湾から帰国したまえちゃん@Maechan0502です。

さて、4月3日以降、日本へ入国する人は日本人・外国人問わず、PCR検査を受けることになりました。

ぼくが自分のツイッターでそのことをツイートしてしたところ、これから帰国される人から質問があったので、流れをまとめてみました。

また最初に伝えておきますが、台湾、航空会社、日本の空港のスタッフさんの対応は素晴らしかったです。

本当に大変な中、飛行機を飛ばして迎え入れてくれて、ありがとうございます。

ではどうぞ。

目次

台湾から日本の空港に戻り、PCR検査を受けて、自宅やホテルに帰るまでの大きな流れ

台湾から日本の空港に戻り、PCR検査を受けて、自宅やホテルに帰るまでの大きな流れは3つあります。

YouTubeのチャンネルでも写真や動画を交えて、説明してみました。

よかったらチェックしてみてください。

おおまかな流れは3つです。


・日本の空港でPCR検査を受け、家族や友人の迎えを待つ。

(検査結果は後日、電話かメールで受け取る。空港での待ち時間は1〜2時間ほど)

・日本の空港でPCR検査を受け、自力で自宅に帰る。

(検査結果は空港で直接聞く。空港での待ち時間は8〜12時間ほど。1〜2日かかる場合もある)

・日本の空港でPCR検査を受け、自力でホテルに泊まる)

(検査結果は空港で直接聞く。空港での待ち時間は8〜12時間ほど。1〜2日かかる場合もある)

詳しい流れは下にまとめてみました。

【PCR検査後、家族や友人に迎えにきてもらい、自宅に移動する場合】

検査後に迎えにきてもらって自宅に移動する場合は、こんな感じです。


・PCR検査後、入国審査を受けて、出迎えゲートへ

(だいたい1〜2時間ほど。空港で検査結果は聞かない)

・その後にスタッフさんに連れられて、待機場所へ移動する

・家族や友人が来たらスタッフさんに連絡。その後に自家用車やレンタカーで帰る

(空港から自宅への移動は公共交通機関を使ってはいけない)



こちらは実際にぼくが体験したので、詳しい具体的な流れを紹介します。


【PCR検査後、自力で自宅に移動する場合】

検査後に自力で自宅に移動する場合は、こんな感じです。


・PCR検査後、結果が出るまで空港で待機

(だいたい8〜12時間、場合によっては1〜2日間ほどかかる)

・空港で待機する場所(ホテルなど)は無料で提供される

・検査結果後は自分でレンタカーなどを使って、自宅まで移動する

(空港から自宅への移動は公共交通機関を使ってはいけない)


【PCR検査後、空港からホテルに移動する場合】

検査後に自力でホテルに移動する場合は、こんな感じです。


・PCR検査後、結果が出るまで空港で待機

(だいたい8〜12時間、場合によっては1〜2日間ほどかかる)

・空港で待機する場所(ホテルなど)は無料で提供される

・検査結果後は自分でレンタカーなどを使って、ホテルまで移動する

(空港からホテルへの移動は公共交通機関を使ってはいけない)

・自分が検疫用に泊まるホテルの値段は全て自腹(15日間のホテル待機)


このような条件が課せられています。

Cubさんという台中ブロガーさんのブログに詳しい実体験がまとめられていたので、参考にしてみてください。

さらば台湾!・・・そして日本隔離生活へ / Cub的ミニマム・セミリタイア生活

https://www.cubmaga.com/932-2/

台湾から日本の空港まで帰国して、PCR検査を受け、迎えの人にきてもらうまでの流れ

ここからはぼくが台湾から日本の成田空港の第2ターミナルに帰った時のことです。

具体的に語れる経験をしたので、詳しくまとめてみました。


台北市内から桃園空港までの移動

桃園空港へのバス

今回の帰国はいつもとやることが違うことが多すぎ、イレギュラーな変更が多発しました。

最初にびっくりしたのが、台北駅から桃園空港行きの深夜便が運休していたことです。

台北駅の武漢肺炎看板

なんと深夜0時から朝の6時まで運休!

オレのフライトは朝6時半だってばよ!

と文句を言ってもしたかないので、Uberを利用して桃園空港まで向かったのでした。

嗚呼、ワタシの4,200円が飛んでいく〜。

このブログを読んでいる方は賢いので、ぼくのようなアホな間違いは犯さないと思います。

でも、もう一度空港へ向かう公共交通機関の運用時刻は確認してみてください。


Uber(台北駅〜桃園空港)

約1,200元(約4,200円)


桃園空港のカウンターで書類記入

コロナウイルス下の桃園空港第二ターミナル

桃園空港に到着したら、チェックインカウンターが開くまで待機です。

コロナウイルスの騒ぎがあってからというもの、飛行機がキャンセルの嵐。

桃園空港は本当にガラッガラでした。

そのかわり、空港の航空カウンターにも人がいません。

なので、航空会社の荷物を測るデジタル計量器が使いたい放題でした。

そこはちょっと面白かったです。


台湾の空港で配られるコロナウイルスの書類


荷物を預けるチェックイン時間になると、カウンターに行きます。

ここで受け取ったのが、健康声明書です。

過去14日間に熱などの症状があった場合、航空会社などに混乱と損害をあたえます。

なので、もし虚偽の申告があったら100万台湾ドル(約350万円)を支払う書類にサインしました。

うーん、さすが台湾。とても厳格です……。

台湾の桃園空港から飛行機に乗る

コロナウイルス下の桃園空港第二ターミナル

荷物を無事に預けたら、中に入って、飛行機の搭乗口までまっすぐ向かいました。

この日の乗客は自分を合わせて、約10名ほど。

完全に赤字です……。

こんな状況なのに格安の値段で飛ばしてくれるタイガーエア台湾に感謝して、台湾を去りました。


日本へ帰国する機内でやること

コロナウイルス下のタイガーエア

機内では、キャビンアテンダント(CA)さんからの接触が、ほぼありませんでした。

感染の危険性があるので、そこは仕方ないことなのでしょう。

唯一あったのは、「コロナウイルス検査の同意書」と、「携帯品・別送品申告書」を配られた時でした。

帰国後に記入するコロナウイルスの書類

帰国後に記入するコロナウイルスの書類

帰国後に記入するコロナウイルスの書類

帰国後に記入するコロナウイルスの書類

けっこう記入する分量のある書類です。

この時、ボールペンを手元に持っておけばよかったと後悔しました。

ぼくは成田空港で長々と時間をとって書くことになったからです……。

・飛行機に乗る時、ボールペンを持っていると役立つ

日本の空港に到着後、説明を受ける

帰国後に記入するコロナウイルスの書類

成田空港に到着して飛行機を降りたあと、一列に並んで説明を受けました。

いつもの成田空港とはかなり厳重な雰囲気で、まるで映画で見るテロに遭ったような空港です。

職員さんに説明を受けて、移動した後、順番に呼ばれて書類を記入しました。


帰国後に記入するコロナウイルスの書類

ここでけっこう時間が取られたので、もっと早く書いておけばよかったと思いました。。

なお職員さんは、ぼくの遅かった書類記入にも文句ひとつ言わず、丁寧に優しく説明してくれたので、本当に感謝です。

こっちがコロナウイルを持ってるかもしれないのに、取り乱さずに優しく対応してもらえたので、ありがたかったです。

PCR検査を受ける

帰国後に行われるコロナウイルスのPCR検査

日本は、4月3日から全入国者に対して、PCR検査を実施しています。

書類を提出した先のフロアでやっていました。

このコロナウイルスのPCR検査は、インフルエンザ検査と同じ方式です。

鼻の穴に綿棒を入れ、グリグリとこすりとるやり方でした。

鼻の奥でグリグリされるのは5〜10秒くらいで、検査自体はだいたい20〜30秒くらいで終わります。

かなり長い綿棒で奥を突かれるので、少し痛いかもしれません。

自分も、「え!?まだやるの?」とビックリしました。

だけど、耐えられる痛みなので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

こちらも看護師さんが優しく対応してくれました。

入国審査、荷物ピックアップ。そして携帯書類申告書を提出

検査が終わったら、係員の人に案内され、入国審査を受けます。

その後に預けたスーツケースなどの荷物をピックアップ。

「携帯品・別送品申告書」を渡して、晴れて出迎えゲートに出られました。

ただ、家族や友人に迎えに来てもらう人は、隔離用の部屋に移動する必要があります。

スタッフの人に付き添われて、ぼくは成田空港第二ターミナルの2階にある隔離部屋に移動しました。

空港の待機部屋で、迎えに来てくれる家族や友人と再会】

成田空港のPCR検査後の控え室

成田空港のPCR検査後の控え室

ぼくの場合は父親が迎えに来てくれる予定だったので、隔離部屋で待機しました。

(こんな時に神奈川から迎えに来てくれた父親にもホント感謝です。)

成田空港第2ターミナルに着いた場合、2階のP2北駐車場 北側に近い場所です。

成田空港第二ターミナルの隔離場所の地図

【丸で囲った部分が隔離される待機場所】

目印は吉野家が近いので、そこを目標に迎えに来てもらえるとわかりやすいと感じます。

成田空港のPCR検査後の控え室

成田空港のPCR検査後の控え室


待機場所のすごいところは、お菓子や飲み物が置かれていたことです。

コンビニまで出歩けない人のことを考えて、食べ物や飲み物があり、そこがありがたい気遣いでした。

ちょっと厳しかったのは、待機場所の部屋の中はワイファイがつながりにくいことでした。

迎えに来てくれる人に連絡が取れなかったので、あらかじめ知らせておく必要があります。

それか部屋の外に出れば、空港の無料ワイファイを利用できるので、定期的に出る必要がありました。

(ワイファイを使うために、部屋の外に出るのは許されていました)

成田空港のPCR検査後の控え室



家族や友人が待機場所に来たら、スタッフの人に自分の名前を告げます。

空港の検査から待機所へ移動する所要時間は、だいたい1時間でした。

参考になれば嬉しいです。

・空港内でPCR検査して、待機所まで移動する時間は、だいたい1時間ほど

(10〜15人くらいで到着して場合)

・待機所は移動禁止

・食べ物のお菓子や飲み物が無料で提供される

・部屋にワイファイが入ってこないので、部屋の外に出て連絡する必要あり

まとめ

成田空港でコロナウイルス検査をしている自衛隊のかた

というわけで、台湾から日本の成田空港に帰国して、PCR検査を受けた流れは以上です。

台湾と日本の空港の現場で働いてる方々には、本当に感謝しかありません。

危険をかえりみず仕事を行われ、ぼくらに丁寧に優しく接してくれた方々は、本当にプロフェッショナルでした。

ありがとうございます。

またぼくのツイッターで、これから帰国される方から、「帰国の手続きはどのような流れだったのか?」と質問されました。

日本の成田空港に到着後、ぼくはこんな感じの流れだったので、少しでも参考になれば幸いです。

最後に一言。

これから帰国される人は、もし優しい対応をされたら、感謝の気持ちをスタッフさんに伝えてあげてください。

これは、ぼくがわざわざお願いすることではないと思います。

でも最近のネットの動きを見てると、どうしても現場とネットにギャップがあったので、これだけは伝われば嬉しいです。

最近は、どうしても不満や不安が溜まり、SNSでは怒りや悲観的な意見がまんえんしています。

成田空港への対応も、SNSで文句を言っている人がいました。

しかも帰国して対応された人ならまだしも、全く関係ない人が怒っていたので、本当にどうかと思います。

それで現場のスタッフさんは心を痛める人もいるでしょう。

でも直接声をかけてもらえることで、自分の仕事が役に立っていると感じられると思うので、よかったらお願いします。

それでは、またぼくらが海外に行ける日が来ることを願って。

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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