日本人に大人気の観光地・九份へはバスが一番格安なので、その行き方を丁寧に紹介します。
こんにちは。そろそろ台湾在住1年半を突破しそうなまえちゃん@Maechan0502です。
さて誰が言い出したか知りませんが、九份はジブリ映画の『千と千尋の神隠しのモデル』という話がひろまったおかげで、日本人にとって台湾イコール九份のイメージがあります。
本当のことを言うと九份に来る人が激減する恐れがあるので言えないのですが、たしかに台北に来たら一度は行ってみたいところです。
しかし台北から九份は東京から隣の神奈川県に行くようなものなので、バスかタクシーか、電車とバスを
乗り継いでいかないといけません。
そこで今回は115台湾ドル (約415円)と一番安いけど、1時間半もかかるバスでの行き方を紹介します。
ではどうぞ。
まず九份にバスで行くためには台北駅から地下鉄の板南線に乗って忠孝復興站で降りましょう。
板南線は青い路線で、台北駅から忠孝復興站までは電車で10分以内で着くので、ノンビリしてると乗り過ごします(笑)
忠孝復興站を降りたら、一番出口の安東街まで向かいます。
一番出口に向かうとエスカレーターがあるので、そこを昇ります。
すると、こんな出口にたどり着くので、一番出口を背にして右側に回り込むように歩いていきましょう。
回り込んだら、狭い道をまっすぐに進みます。
その後、すぐに大きな大通りの十字路に出るので、右側に曲がります。
ちなみにこの曲がり角の大きなビルの最上階には台湾人富裕層用の高級ラウンジがあるんだと、ぼくはこの近くでアルバイトしてた時に教えてもらいました。
深夜にここを通りかかると、怪しい男女のカップルがいるので、台北の社会科見学には良いかもしれません。
さてここまできたら後は真っ直ぐ進むのみ!!
……なんですが、2016年3月から九份行きのバス停の位置が変わりました!
2016年3月から九份への行きのバスは新しいバス乗り場に変更!
えー、ぼくも知らなかったのですが、2016年3月から忠孝復興站の九份行きのバス乗り場は変更されていたようです。
情報提供していただいた方、ありがとうございます!
なので、ネットに流れてる情報のバス停からは九份行きのバスは出ていません。
旧バス停には
「当社の1601、1602行きのバスは2016年3月14日から復興南路一段88號に移りました」
と書いてあります。
復興南路一段88號とは旧バス停から30秒くらい歩いた先です。地図に表すとこんな場所ですね。
だから旧バス停から歩きましょう。
途中に交差点があるので、そこも乗り越えてください。
交差点を乗り越えてすぐ先に新しいバス停はあります。2016年12月25日のクリスマスは日曜でもあったので激混みでした……。
はい、ここが新しい忠孝復興站からの九份行きのバス停です!!
バス停を見ると、ちゃんと1602のバスは九份老街まで出ています。
後は1602のバスに乗るだけ!!
列に並んでいればくるので、そのまま他の人と一緒に待ちましょう。
台北市内から九份までのバスの時間と値段
バス停がわかったら気になるのが、台北市内から九份までの時間と値段です。
2016年12月現在、
- 時間 1時間15〜30分
- 値段 115台湾ドル (約415円)
となっています。
時間は混んでる時間帯や日程にもよりますが、タクシーで行くより単純に2倍くらいの時間を見積もっていてください。
またバスは悠遊カードという台湾版スイカ (もしくはイコカ)があると、精算時に素早く乗れます。
基本的にバスの運転手はお釣りを持っていないので、可能なら小銭をたくさん持って乗るか、悠遊カードを持っていると安心です。
九份行きのバスに乗ったら気をつけたいこと
九份行きのバスは約1時間半の乗車ですので、必ず席に座れます。
途中で一度トイレ休憩もあるので、そのあたりは安心です。
ただ気をつけてほしいのが、意外と乗り物酔いしてしまうということ!
山の中のクネクネした道を走る上に、運転手のオッチャンの運転が荒いという台湾あるあるを食らうので、けっこう酔います……。
乗り物酔いをしやすい人は、そこを気をつけてください。
約1時間半のバスに揺られてたら、九份老街で降りましょう。バスは九份の入口のちょっと下で止まるので、自分の足で坂を上っていってください。
不安かもしれませんが、みんなの歩く方向について行けば必ずたどり着けるはずです!
おまけ 忠孝復興のバス停で誘ってくるタクシーに乗る価値はあるのか?
ところで忠孝復興站の一番出口を出ると、目の前に九份行きのタクシーの運転手が待ち構えています。
またバス停に着いて待っている時、タクシーの運転手が営業してるのに行くと気づくでしょう。
だいぶうさんくさいですが、果たしてこれらのタクシーには乗って大丈夫なのでしょうか?
この九份行きのタクシーに関するぼくの見解は、時間がなくてとにかくお金がかかっても良いなら、タクシーに乗っても良いと思います。
2016年12月現在の時点、相乗りの4人なら250〜300台湾ドルで乗ることができ、時間も45分くらいで行けるのでタクシーに乗るのはアリといえばアリです。
また行きにタクシーに乗れば、運転手のおじさんと九份で待ち合わせ時間を決めて、1時間半後などに再びタクシーに乗ることができます。
帰る時のバスは激混みで、諦めてタクシーに乗る人も多いのですが、残念ながら捕まえるのはちょっと大変です。
ふっかけられたりもするので、行きも帰りも4人で1,000台湾ドルずつ、合計2,000台湾ドルの約束がタクシーの運転手とできれば、行きも帰りもタクシーで行くのはアリだとぼくは思います。
ただタクシー運転手の言う
「タクシーは九份行きまで30分、バスは3時間かかるよ」
という言葉は大嘘です!
タクシーは45分、バスは1時間半くらいなので、そこは気をつけましょう!
後は自分の財布と時間との相談なので、自分で決めてみてください。
まとめ
はい、というわけで九份行きのバスの乗り方は以上です。
九份行きのバス乗り場は忠孝復興站の一番出口から徒歩2分!
時間と値段は片道あたり
- 時間 1時間15〜30分
- 値段 115台湾ドル (約415円)
で、同じ場所から乗れるタクシーは
- 時間 40〜45分くらい
- 値段 250〜300台湾ドル (約900〜1,080円円)
なので、自分の優先事項が時間なのか、お金なのかを決めて、バスかタクシーに乗ってみてください。
それでは楽しい九份を!
ではまた!
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