台湾旅行をするときにスマホ一台で支払いも済ませられたら、楽だと思いませんか?
どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、2019年に入って日本で急速に普及してきた〇〇 Pay。
ここ台湾でもLINE Payなどが普及して、日本のLINE Payを使って、台湾でも支払いすることができます。
そうなると、「もしかしたら台湾ドルを両替しなくても、スマホのLINE Payだけで支払えるかも?」と考えるものなのですが……、
ぼくが試してみたところ、一部の台湾のお店しか使えませんでした。
この記事では台湾でのLINE Payの使い方と、使えなかったお店を紹介します。
ではどうぞ。
台湾のLINE Pay事情
台湾でLINE Payは使えるのでしょうか?
結論から言うと、LINEに登録してあるバーコードのLINE Payは使うことができます。
LINEは台湾で一番使われているメッセージアプリです。
だからLINE Payも日本と同じように、LINE社が普及を頑張って進めています。
ちなみにLINE Payとは上のバーコードを表示する決済方法です。
日本国内だとLINE Payを使うには、いくつか方法があります。
・LINE Pay カードの発行・チャージ
・クレジットカード登録
・銀行口座支払い
ただ、台湾(海外全般)でLINE Payを使うには、LINE Pay カードの発行・チャージとクレジットカード登録した支払い方法でないと使えません。
今回、ぼくはカードを登録すればすぐに使えるクレジットカード登録で、LINE Payを使ってみました。
台湾ではまだまだ普及していませんが、一部使える店舗があったので、二つの方法で使ったやり方を紹介します。
台湾でのLINE Payの使い方 その1 バーコードを見せる
さて、台湾で使うところが限られているLINE Payですが、茶湯會というドリンクスタンドで使えると聞いたので、行ってみました。
こちらのお店で使ったのは、バーコードを見せる方式です。
この後に紹介するバーコードを読み取る方式よりも簡単でした。
50嵐などのタピオカミルクティードリンクスタンドは現金払いの中、ここのお店だけは積極的にLINE Payを取り入れているようです。
まずは普通のドリンクスタンドと同じようにメニューを選び、注文します。
支払いの段階で、LINE Payで支払うことを告げました。
台湾でLINE Payが使えるお店の目印は、お店にLINE Payの表示があるかどうかです。
茶湯會のお店のレジにはLINE Payのカードリーダーが置いてあったので、これが目印になります。
(ちなみにこのカードリーダーは、台湾人が台湾で発行されているLINE Payカードで使う用です。ぼくら日本人に関係ありません)
ぼくはメニューを注文した後、「LINE Payを使いたい!」と伝えて、お店のレジの前でLINE Payを立ち上げて、表示を見せました。
LINE Payの使い方は簡単です。
LINEを立ち上げ、一番右下にある「ウォレット」を選びます。
次に上にある「コード支払い」を選んで、タップしてください。
すると、パスワード画面が出るので、6桁の番号のパスワードを入力します。
iPhoneだとTouch ID機能をオンにしておくと、一瞬でパスワード画面を終わらせられるので、とてもオススメです。
こんな感じのバーコードが出てきます。
スタッフさんに見せると、無事にバーコードを読み取ってもらえました。
こちらは料金を入力する手間など一切なかったので、かなり使いやすかったです。
無事に注文が終わったので、スタッフさんがドリンクを作り始め、すぐに出てきました!
これで無事に完了です。
僕は今まで茶湯會でクレジットカードが使えなかったので、現金で支払っていました。
しかしLINE Payが使えるようになったので、事実上のクレジットカード払いができ、本当に便利になったと感じます。
LINE Payで支払うと、すぐに自分のLINEに明細が届きました。
簡単に使えて明細も手元に残るので、これなら台湾旅行中にいくら使ったのか、簡単にわかります。
台湾でのLINE Payの使い方 その2 バーコードを読み取る
続いてLINE Payを取り扱っている八方雲集にやってきました。
八方雲集は台湾全土にある有名餃子チェーン店です。
なので、ここに来れば、LINE Payで餃子を食べることができます。
お身の上にも「本店で使用可能」とLINE Payの表示がありました。
ちなみに隣にあるのはiPass(一卡通)という、台湾南部で普及している交通カードです。
日本でいう関西のICOCA(イコカ)的なもので、台南や高雄で使えます。
話が逸れました。
八雲雲集でのLINE Payはバーコード読み取り形式です。
こちらがバーコードを読み取って、金額を入力します。
まずLINE Payを立ち上げましょう。
右上のスキャンをタップすると、カメラモードが立ち上がるので、それで八雲雲集のバーコードを読み取ります。
今回の金額は55台湾ドルだったので、これを自分で入力しなければいけませんでした。
打ち間違えると、自分のミスで大きく支払ってしまいかねません。
ここはちょっと緊張しました。
でも「決済する」ボタンを押す前に、店員さんが確認してくれたので、あわててやるのは良くないみたいです。
自分の打ち込んだ金額があっていたら、タップして支払い処理を待ちます。
ちゃんと支払えたら、細かい情報が出てくるので、「確認」ボタンを押して終了です。
あとで自分宛に明細が届くのは、バーコードを読み取ってもらう形式と一緒でした。
これにて支払いは終了です。
自分でスキャンして読み取る形式は、自分でちょっと金額を間違えると面倒なので、あまり出くわしたくはありません。
でも今の台湾では、LINE Payが使えるだけでも貴重なので、この形式にも慣れておく必要があります。
台湾のコンビニではLINE Payは使えない (セブンイレブンやファミリーマートで検証)
最後に検証てしてみたのは台湾のコンビニです。
人口一人当たりのコンビニ密度が世界一の台湾。
ここでLINE Payが使えればよかったのですが、どちらも結果は残念なものでした。
台湾のセブンイレブン
最初に行ったのは台湾のセブンイレブンです。
台湾のコンビニの中ではセブンイレブンが業界No.1なので、ぜひここで使いたいところ……。
ですが、結果は残念でした。
LINE Payを見せて読み取ってもらおうとしても、エラーが出るのです。
台湾のアカウントで、台湾のカードを使えば読み取ってもらえるのですが、逆はダメみたいでした。
エラーが出て、弾かれてしまいます。
何が原因からわかりませんが、2019年7月現在は使えませんでした。
台湾のファミリーマート
同じく台湾のファミリーマートもそうです。
お店の前には、いろいろな決済手段が使えると書いてあります。
しかし結果は残念なものです。
こちらも買おうとすると、ピッと音で弾かれて、バーコードを読み取ってもらえませんでした。
どうやら今のところ、セブンやファミマでは使えないようです。
コンビニは旅行中にかなり利用しますが、日本のLINE Payに対応してないとは、全くもって残念でした。
まとめ 台湾のLINE Payは使えるところが出てるけど、まだまだ普及していない
というわけで、台湾のLINE Pay事情は以上です。
・全国的なチェーン店では使えるお店が出てきてる
・茶湯會や八雲雲集など、有名店がいまのところ使える
・使い方はバーコードを読み取ってもらう
・使い方はバーコードをスキャンし、自分が金額を打ち込む
・台湾のコンビニなどでは使えないので、普及はこれから
という感じです。
ただ台湾で作ったクレジットカードやLINE Pay カードに紐づけられていれば、コンビニでも使えます。
日本と台湾で支払いの一本化すれば、もう少し使い勝手は良くなる印象でした。
あとは台湾の屋台のお店やローカルレストランは依然として現金払いばかりで、LINE Payを導入する様子がありません。
だからLINE Payとスマホだけで台湾旅行するのは、2019年の時点では厳しいです。
現金を持ってくるか、クレジットカードを持ってきてキャッシングし、台湾ドルを引き出してください。
でもLINE Payを入れておけば、徐々に使えるところが増えていくはずなので、入れておくことはオススメです。
それでは楽しい台湾旅行を!
ではまた。
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