スーツケースの中にモバイルバッテリー入れると罰金50万!?2016年4月1日から飛行機に乗る時のルールが変更されるので要注意!

Lithium battery airport 01

2016年4月1日からスーツケースの中にモバイルバッテリーを入れて、飛行機に乗ろうとすると最大50万円の罰金を取られることになりました。

こんにちは。2015年12月に台湾の南部、台南に引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。

さて2016年2月22日に発表されたのですが、空港での荷物を預けるルールに変更がありました。それが「リチウムイオン電池の受託荷物預けの禁止」です。

リチウムイオン電池と言われると関係なさそうですが、実はこれスマホで使われている電池やモバイルバッテリー、カメラやパソコンのバッテリーのこと。

これをスーツケースに入れて、空港のチェックインカウンターで預けるという行為がこれからダメになります。

ぼくも取っているメルマガでこのニュースを知って、「ほー、そうなんだ。」と聞き流していたのですが、一時帰国のために空港に行ってみたら「罰金最大50万円取られます」という注意書きを見てビックリしてしまいました。

というわけで、今回はあまり書かない時事ネタについて解説してみたいと思います。

ではどうぞ。

目次

リチウムイオン電池の持ち込み禁止とはどういうことか?

Lithium battery airport 02

さて今回飛行機へ乗る時に預け荷物に入れることが禁止になったリチウムイオン電池ですが、いったいどんなものなのでしょうか?

ぼくも取っているメルマガの解説を読むまで気にかけてこなかったんですけれど、リチウムイオン電池とはスマートフォンやモバイルバッテリー、デジタルカメラ、そしてドローンなどに使われている電池のことです。

Cheero energy plus 11リチウムイオン電池の代表、モバイルバッテリー

このバッテリーの良い点は従来のバッテリーと比べて、一段と早く充電でき、また一段と長持ちする点にあります。

1980年代以降に携帯電話やノートパソコンなどの携帯機器の開発が進むにつれて、小さくて軽く、その上大容量の電池が必要になりました。

そこで1991年にソニー・エナジー・テック社が商品化に成功。その後にあらゆる携帯機器のバッテリーに使われるようになりました。

最近のスマートフォンが「たった1時間で80%まで高速充電できる!」と性能をうたわれてるのもリチウムイオン電池のおかげです。

しかしデメリットとして高密度のリチウムイオン電池は過充電などが原因で膨張、発火しやすいという問題点を抱えています。今までも飛行機の貨物室で発火するなどの問題が起き、今回の禁止に至ったようです。

Lithium battery airport 09

うーん、空港の注意書きを見ると、「最大50万円の罰金を取られる」という脅し文句が書いてあったので、非常に面倒ですね……。

リチウムイオン電池を持っていた場合、どうやって空港で対応すればいいか?

Narita airport

すでにぼくらの生活に欠かせないものになっていたリチウムイオン電池。ではぼくらはどうやって対応したらいいのでしょうか?

今回決められたのは「リチウムイオン電池の受託荷物預けの禁止」なので、例えばモバイルバッテリーを持って飛行機に乗っていけないわけではありません。

受託荷物に入れることが禁止されただけなので、スーツケースの中に電池が入ったカメラやモバイルバッテリー、スマートフォンを入れてはいけないだけです。

つまりスーツケースにリチウムイオン電池関連の製品を入れて、空港のチェックインカウンターで荷物を預けるのがダメということになります。

Check in counter airport 02

要はこのチェックインカウンターで荷物を預け、

Check in counter airport 01

こうやってベルトコンベアに載せて運ばれる荷物の中に入れてはいけないということなんですね。

Airplane bag airport 01飛行機の中に自分で持ち込む分にはオッケー

逆に自分のバッグの中に入れて、手荷物検査を受け、飛行機の座席上部分にある荷物預けるなら大丈夫です。

こうすることで、罰金最大50万円のトラブルを回避することができます。

Drone battery

今回ぼくもドローンに付いてるリチウムイオン電池のバッテリーを肌身離さず持ってたことで何も言われませんでした。

これから飛行機に乗る方は気をつけてください。

まとめ 気をつけるべきなのは罰金より、手荷物の重量増加によるLCCの追加料金

Check in counter airport 03

というわけで、いかがでしたでしょうか?これから航空界者を利用する時はリチウムイオン電池がライターやマッチなどと同じ危険物扱いになります。

罰金最大50万円は脅し過ぎだと思いましたけれども、とにかくバッテリーで動くものは軽々しくスーツケースの中に入れて、預けてはいけない時代になりました。

ただ罰金最大50万円取られるのは、ぼく的にはそこまで問題だとは思えません。なぜなら空港でスーツケースの中にバッテリーが入っていたら、取り出すように指示されるからです。

だから気をつけなければならないのは、手荷物の重量増加でしょう。特にLCC (格安航空会社)は7〜10キログラムまでしか持ち込めないので、ここにバッテリーを入れると重量が増加してしまいます。

こちらのほうが重量オーバー制限に引っ掛かって、追加料金を取られる可能性があります。

そこでオススメの回避手段が、空港内でおみやげを買って大きめの紙袋をもらうことです。そしてその紙袋に自分の手荷物を紛れ込ませる!!

こうすることで空港スタッフさんからはおみやげにしか見えないので、多少の荷物が重量オーバーしても見逃してもらえます。

かなりせこいですが、熟練の旅行者がよく使う手段なので、もし本当に困ったら試してみてください。またカメラなども肩にかけておいて手荷物のバックの中に入れないなど、細かいテクニックを使うと重量チェックで重さを計られずに済みます。

実はぼくもこのノウハウを高城剛著『サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)』という本を読んで知り、「セコいなー、この人」と思っていたのですが、案外空港で使ってみたら使えるテクニックだったのでオススメです。

ルールは変わりましたが、賢く乗り切ってください。

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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