また50代くらいのうちの両親世代か、20代で正社員として頑張っている同世代の友達から叩かれそうな意見を書いてみます。
どうもみなさん、こんにちは。台湾旅行を終えて日本に帰国してきたまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくの2015年度の目標は台湾でのワーキングホリデーです。そのためにはまたいったん行くための費用を貯金しなくてはなりません。
計算すると3ヶ月分の生活費が30万円、語学学校に通うための学費が10万円、そして新しい旅行グッズを揃えるとプラス10万円は見積もりたいところです。
というワケで「合計50万円をいかにして貯めるか?」がぼくのこれからの半年間の課題なのですが、今のところがむしゃらにバイトしたくないです。
これが「オーストラリアでワーホリしよう!」と決意した3年前なら「アルバイトを掛け持ちして1日12時間労働」も我慢できたんですけど、さすがにそういうシンドイ思いはもうしたくないんです。ましてや新卒時代のように正社員になって平日は朝から晩まで会社で働きたくありません。
正社員にもならないし、アルバイトでも必死に働かないなんてどうにかしてると思われる方も多いと思います。でもぼくはこんな「アルバイトをして週数日して、自分で稼ぐ働き方」がこの先ある程度浸透していくんじゃないかと予想してます。
なぜならぼくは現在4万円ちょっとですが、月にブログからおカネを得ることができているからです。
これなら正社員やアルバイトで自分の時間を切り売りして働くより、ぼくはブログを書くのに時間を割いて収益を伸ばした方が将来自分のためになります。
今回は将来につながる働き方について考えてみました。
どうぞ。
正社員でガツガツ働かずにアルバイトで10万円もらいたい
50万円貯金するためにはどうしたらいいんでしょうか?これは簡単な話ですが、なるべく多く稼いで、多く貯金するしかありません。
2年前までぼくはアルバイトで月に10万円以上貯金をして、残りの数万円で暮らす生活をしてきました。
同じことをするなら、月に10万円貯金して、残りの数万円を生活費に当てることが考えられます。
ではここでは10万円をアルバイトでもらうために必要な時間を計算してみます。
ぼくは現在神奈川県の横浜市に住んでいます。横浜市は東京に近いこともあって、非常に全国の中でも平均時給が高いことで有名です。だいたい900円から1100円くらいの時給の仕事があります。
時給1000円のアルバイトをするとして、1日6時間働きます。これをなるべく働きたくないので週4日のシフトにするとして、1ヶ月(30日)で17日間働く計算です。
時給1000円×6時間×17日間=102000円
うん、これなら難しくなさそうです。あとはこれを5ヶ月間繰り返すだけ。そんな大変な仕事じゃありませんね。
生活費はブログで4万円以上は得られているので、生活費を充実させたいならブログを頑張りたいことろです。もしブログの収益が上がったら、アルバイトも週3日まで減らしたいとまで思っています。
問題はぼくがブログで10万円以上稼げるようになりたいということ
さてここで予想される反論が「そんなに台湾でワーホリしたいなら、さっさとアルバイトをしてお金を貯めて台湾に行けばいいじゃないか!もっと働け!」という意見でしょう。特にウチの家族からこんな意見が出るのは、SNSのmixiが2015年も廃れる以上にできる楽勝な予想です。
また従兄弟のおばちゃんからは「どうして正社員として働かないの!」という小言をお年玉の代わりにもらえるでしょう。耳の痛い話です。
しかし本当に思うのが「ぼくはいつまでも自分の時間を切り売りして働いていいのか?」という切実な疑問です。
そう、問題はここなんです。
正社員で働こうが、派遣やアルバイトで働こうが、自分の時間を売っている限り、ぼくはいつまでたってもこの暮らしから抜け出せません。
そして反対にぼくにはここまで書き続けてきたブログがあります。他の人とは違うフィリピン英語留学やオーストラリアワーキングホリデー、そして台湾旅行をテーマにしたブログは、ぼくが直接見て経験してきたオリジナルの情報があります。
そのノウハウを読みやすい形で提供できるからこそ、ありがたいことに1日1600人から多いときで2000人に見てもらえるんだと思います。
そのおかげで今月はブログ収入が4万円ほどあります。
だったらアルバイトは必要最低限にして、ぼくは他の持っている時間をブログを書くことに注いだ方がおカネを大きく得られる可能性が生じます。
2014年11月のブログ収入は約27500円でした。2014年12月のブログ収入はまだ確定ではありませんが4万円から本当によかったら5万円を超えるでしょう。
もちろんこの先はわかりません。ブログ収入は減る可能性は低いけど、逆に大きく伸びる可能性もわかりません。でもブログ運営に力を入れてうまくいけば、台湾にワーホリしていても月に数万円、数十万円得られる可能性はある。
そしてブログ運営をすればするほど、ぼくには文章を書く技術や収益化のノウハウ、そしてプログラミングなどの技術が手元に残ります。
今は自分のすべての時間を使ってアルバイトで時間を切り売りするより、ブログを書くことになるべく多くの時間を投下したほうが、この先得られるモノは大きいとぼくは踏んでます。
マックジョブとクリエイティブクラスという考え
作家の橘玲さんは『日本人というリスク 』という本で「マックジョブ」と「クリエイティブクラス」という概念を出しました。そしてこれから21世紀ではすべての職業で「マックジョブ」と「クリエイティブクラス」の二極化が進むと紹介しています。
アメリカを代表するリベラル派の経済学者ロバート・B・ライシュは、いまから20年も前にふたつのグローバル化によって、私たちの仕事はクリエイティブクラスとマックジョブに二極化すると予言しました。
〜中略〜
製造業やサービス業の労働者がグローバル化の荒波に飲み込まれるのは、それがだれでもできる代替可能な仕事だからです。こうした仕事の象徴がマクドナルドの店員で、厳密に定められたマニュアル通りに作業すれば、新人でも初日からベテランと同じハンバーガーをつくることができます。
これが”マックジョブ”で、会社の場合はバックオフィスの仕事に相当します。
その一方で、医師や弁護士、公認会計士、あるいは俳優や歌手、スポーツ選手のように、代替不可能な資格や技能、能力が必要な(だれでもできるわけではない)仕事もあります。:p150~151 (橘玲『日本人というリスク』より)
後者の医師や弁護士、俳優や歌手、スポーツ選手を橘玲さんはクリエイティブクラスだと紹介しているのですが、ぼくは非常に重要なこれからの仕事選びの方向性だと思います。
本当にぼくが日本でやるアルバイトなんて誰でもできるわけです。今東京では居酒屋の店員が中国人だけど、別に10年後に銀行の窓口の人が外国人に代わったっておかしくない。「フリーターで何をやっているんだ?」って言われるけど、ぼくは自分自身に一番危機感を覚えてます。
さらに踏み込むなら正社員になったとしても、たとえばぼくがやっていた某大手新中古書店の店長の代わりは多くの人がなれます。そして中古書店なんて電子書籍が浸透したら、中古本自体が少なくなります。
テクノロジーの発達で、ある日突然働いていた業界自体が消滅する危険性がある。
書店経営は店舗経営だったので、飲食店経営などの他の業態もできると思いますが、それがやりたい仕事かどうかはまた別です。
だったら自分のスキルを活かせるクリエイティブな仕事を勉強して、この先自分で稼いだ方がまだ未来はある。何より熱意をもって仕事に取り組めるのはどんな安定した仕事でも得られないアドバンテージです。
だからこそぼくは今ブログに力を入れています。ぼくが書いているブログは文章を書く能力が必要だから誰でもできる仕事じゃないし、さらにわかりやすい形で人に届けられるひとも少ない。大きく稼げる可能性は未知数だけど、橘玲さんの本の言葉を借りるならクリエイティブクラスの仕事です。
ブログの運営は個人レベルの情報サイトだから、このノウハウを活かせばもっと大きな情報サイトをつくったり、動画などを使って、次は英語圏にも発信できます。
ここに賭ける方がぼくはいいと思ってます。
まとめ マックジョブにしがみつくのをやめて、クリエイティブクラスに賭けてみる
もちろんぼくのブログが何年持つかはわかりません。そしてどれくらいの収入を得られる仕事になるかもわからない。
でも沈みゆく船で浮き上がる場所を探すより、小型のボートで波に襲われるかもしれないけど、挑戦した方がぼくはいいと思ってます。
だからこそぼくはマックジョブにしがみつくのをやめて、クリエイティブクラスに賭けてみたいです。
もちろん今「ブログ1本で稼ぎます!」と宣言するのは、おカネを貯める準備に遅れが生じるので無理です。だからある程度アルバイトもします。それが週3〜4日でアルバイトをするという考えになっています。
だけどブログで10万円稼いだりするのは、ぼくがブログを始めた頃より無謀な考えではないです。なんせ2013年7月に広告を貼ったときは、1ヶ月780円くらいだったんですから。あれから1年10ヶ月でおおよそ月収4万円くらい。ようやく別の道が開け始めてます。
今回この『日本人というリスク 』という本を読んで、ただの公務員や正社員という生き方に不安を覚え、海外で英語を勉強したりブログを運営してきたのは間違っていなかったんだと理論的に学べました。
週3〜4日でアルバイトしてあとは遊びたいのではなく、残りの時間で自分のやりたいブログという仕事に全力で時間を注ぎたい。
そしてこの先の台湾ワーキングホリデーの貯金と将来の仕事をぼくはこの半年で作りたいです。
ではまた!
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