オーストラリアにワーホリする時、日本で貯めた貯金を持ち込むために一番便利な方法を紹介します。
こんにちは。1年に及ぶオーストラリアワーキングホリデーを終えたまえちゃん@Maechan0502です。
さて2014年10月に1年間に及ぶオーストラリアを終えたぼくなのですが、最近オーストラリア時代に書いたワーホリの記事がよく検索されるようになりました。
さらに嬉しいことにメールで質問をもらい、「オーストラリアに日本円を持ち込む時はどうしたらいいか?」という質問されるようになっています。
なので、ぼくの1年間のワーホリ経験をふまえ、今ぼくがオーストラリアワーホリにするなら、どうやって日本から現金を持っていくのがベストか調べてみました。
そこで発見したのがマネパカードです。
なんとこちらのカードの最大のメリットは、あらかじめネット上でレートの良い時に円から豪ドルを両替でき、オーストラリアに着いたらすでにネットで両替したときのレートでお金を引き出すことができるのです。
またオーストラリアだけでなく、米ドル、英ポンド、ユーロ、豪ドル、香港ドルの5つの通貨を使える国にワーホリするなら便利なので、その機能を紹介します。
では行ってみましょう。
マネパカードとは何か?
マネパカードとはマネーパートナーズという会社が提供してるマルチカレンシーの海外専用プリペイドカードです。
海外キャッシュカード (海外でも使える銀行のカード)やクレジットカードではないのですが、自分の手持ちの日本円を日本のATMや米ドル、英ポンド、ユーロ、豪ドル、香港ドルをインターネット上の口座で両替できます。
そしてマネパカードを海外に持っていくことで、ネットで両替したお金を海外のATMから引き出せたり、マスターカードとしてマネパカードで支払いすることができるんです。
この場合、マスターカードとして使った場合、あらかじめ100ドル両替した場合は100ドルまでマネパカードで決済できないので、ここが借金できるクレジットカードとは違います。また自分がすでにネットの口座ですでに両替した金額の中でしか使えないので、クレジットカードのように使いすぎる心配もありません。
マネパカードをオーストラリアワーホリに持っていくメリット
マネパカードをワーホリに持っていくべき理由は5つあります。
- 1.自分の好きなタイミングでネット上で両替できる
- 2.引き出す時に手数料が安い
- 3.落としてもすぐ止められるので、セキュリティが高い
- 4.マスターカードブランドのデビッドカードとして使える
- 5. 16歳から年会費無料、与信審査なしで作れる
上の5つの条件のうちのいくつかは、現金の持ち込みや新生銀行のキャッシュカード、クレジットカードで代用できます。しかしクレジットカードやキャッシュカードの機能が1つのにまとまっていて、さらにマネパカード独自の機能がついているのが非常に優れている点です。
1.自分の好きなタイミングでネット上で両替できる
まずぼくが最大のメリットだと感じるのは、自分の好きなタイミングでネット上で両替ができる点です。
ワーキングホリデーだと30万円から100万円以上の貯金した現金を、オーストラリアに持ち込む必要があります。ここで一番大事なのはいかにレートが円高の時に換金するかにするかです。
ぼく自身は1豪ドル95円の時に現地で現金を両替したため、非常に手痛い思いをしてしまいました……。だからこそ絶対的にレートのいいタイミングで、自分で両替するかが一番大切だと痛い教訓を得ました。
具体例を紹介しましょう。ぼくがオーストラリアに渡った2013年11月はレートが約94円で、手数料を含めると1豪ドル=95円くらいしました。しかし2017年6月現在のレートは1豪ドル=約82.29円です。
【豪ドル】82.29 pic.twitter.com/hen12NKZJd https://t.co/BsgFy79ODD
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2017年6月2日
1豪ドル= | 10万円換金した時 | 30万円換金した時 | 50万円換金した時 |
---|---|---|---|
80円 | $1,250 | $3,750 | $6,250 |
85円 | $1,176.4 | $3,529.4 | $5,882.3 |
90円 | $1,111.1 | $3,333.3 | $5,555.5 |
95円 | $1,052.6 | $3,157.8 | $5,263.1 |
「15円もレートが変わるの?」と疑問に思われる人もいるかもしれませんが、ぼくは2年間でオーストラリアドルが1ドル85円の時も見てきたし、逆に1ドル100円を超えた時も体感しています。
仮にレートが5円の差だとしても、30万円、50万円と両替する金額が大きければ、200ドル (約2万円)、325ドル(約3万円ちょい)と大幅に変わってきてしまいます。
【豪ドル】79.95 pic.twitter.com/phAwY1LASm https://t.co/BsgFy79ODD
— まえはら かずひろ (@Maechan0502) 2016年5月11日
だからいつ自分の資金を円から豪ドルに替えるか?それが本当に重要なんです。2016年5月当時は1豪ドル=79.95円台の激安レートでした。
【豪ドル】86.00 pic.twitter.com/Jx1xibwkC6 https://t.co/BsgFy79ODD
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2017年7月6日
しかし2017年7月現在は1豪ドル=約86.0円という少し高めのレートになってしまいました。
2017年6月は82円台を記録したのに、わずか1ヶ月で4円上がったのは残念です。ただマネパカードは発行までに2週間くらいかかるので、今のうちに持っておいて円高になったらすぐ両替するのがいいでしょう。
この両替をネット上でできるマネパカードは非常に優れています。ぼくはこのためだけにマネパカードを作ってもいいと、オーストラリアのワーホリ経験から実感してました。
【追記】
実際にマネパカードを作り、ネット上でマネパカードのサイトから日本円を写真のようにオーストラリアドルに両替してみました。
[関連記事]
AUSワーホリ必需品!マネパカードで円から外貨両替の方法を全て解説しました
2. 24時間いつでもATMから引き出せる
オーストラリアのどんな田舎町にもATMはある
次のメリットは24時間いつでもATMから現金が引き出せることです。オーストラリアでは写真ようにATMが置いてあるので、24時間どこでもオーストラリアドルが引き出せます。
一方で現金両替をする時はオーストラリアの場合、KVBという両替サービスを行っている会社でやるのが一番手数料が安く済むのですが、ここは平日の日中しかやっていません。
しかも着いて早々、オーストラリアの街で道もわからないのにKVBを探すのは大変です。ぼくもメルボルンで両替のためにKVBを探すのに非常に苦労しました。
でもATMなら都会なら街のスーパーやショッピングモールなどの至る所で見つけられます。またKVBは田舎にはありませんが、ATMはオーストラリアの田舎に移動しても見つかるので、ぼくはとても便利なサービスだと思います。
3.安全にお金をオーストラリアに持ち込める
3番目は安全にお金をオーストラリアに持ち込めることです。オーストラリアに日本円を持ち込んで両替するのと、新生銀行などに日本円を入れて、オーストラリアのATMから新生銀行のカードで引き出すなら、現金をそのまま持ち込んだほうが両替のレートは良くなります。
しかしワーキングホリデーだと数十万単位で持っていかないといけないので、さすがに30万円、50万円をそのまま飛行機で持ち込むのは危険です。
なので、今までは日本の銀行に入れて、現地で銀行のキャッシュカードから引き出すか、日本のクレジットカードを使って日本の口座にある貯金を使うというやり方が一般的でした。
でもマネパカードならカードなので、多額の現金を落とす心配はなくなります。また24時間365日のサポートデスクがあるので、もしマネパカードを落としても連絡した時点でのお金の残高を補償してもらえます。だから非常に安心です。
現金だと盗まれたらそれだけで終わりですし、オーストラリアは日本より治安が悪いので、財布を落としても返ってきません。
だから多額の現金を持ち歩くより、マネパカードを落としてすぐにサポートセンターに電話したほうが、ぼくは安全性が高いと思います。
4.マスターカードブランドのデビッドカードとして使える
最初にも触れましたが、マネパカードにはマスターカードの機能がついています。だからオーストラリアでもこのカードにあらかじめ現金をネット上で両替していれば、マネパカードをクレジットカード代わりに使うことができるんです。
ぼくがオーストラリアに着いてスーパーに行くと、カード払いが当たり前なことにビックリしました。日本だと1,000円くらいの買い物は現金払いが一般的なのに、オーストラリアではなんでもカード!税金の支払いまでカードでできました。
だから何かしらのカードを持っていったほうがいいのですが、マネパカードにはマスターカードとしての機能がついているので、持っていくと支払いが非常に便利です。
オーストラリアではビザカードやマスターカードが一般的ですが、アメリカがキライなのでアメリカンエクスプレスことアメックスのクレジットが使える場所は少ないです。写真はオーストラリアのスーパーで撮った機械ですが、ビザとマスターカードは表示されていても、アメックスとJCBはありません。もちろんアメックスも大丈夫なところはありますが、ビザカードとマスターカードのほうが使い勝手買いです。
だからマスターカードが付いているマネパカードがあれば、いろんな場所で買い物することができます。しかも好きなタイミングで日本円から豪ドルに両替できるマネパカードは、その時のレートに左右されるクレジットカード以上に使い勝手がいいと言っていいでしょう。
5. 16歳から年会費無料、与信審査なしで作れる
最後になりますが、マネパカードは年会費無料、与信審査なしで作れます。
つまりクレジットカードと違って審査がないので、フリーターやニートで作れるってことです!
クレジットカードだと正社員や派遣社員、一部のフリーターしか作れません。ぼくの知る限り誰でも作れるクレジットカードは楽天カードのみなので、そうでなくてもマスターカードとして使えるマネパカードは非常に心強いと思います。
しかも年会費もずっと無料だし、入会金もないので、作っておいて絶対損はないです。
マネパカードのデメリット
いいことづくしで、オーストラリアへワーホリに行くなら必ず作っておくべきマネパカード。
ぼくから見てデメリットはないのですが、マネパカードのホームページの説明に訂正したいマイナスの箇所があったので、それを指摘してみます。
手数料等のコストはクレジットカードの実質半額!……ではない
マネパカードのホームヘージにはマネパカードを使うと、手数料のコストはクレジットカードの実質半額!と書いてあります。これはたしかに合っていますが、すべてのクレジットカードに当てはまるわけではありません。
なぜならクレジットカードにはポイント還元システムがあるからです。
たしかに海外でクレジットカードを使うと、海外利用手数料がかかり、1.6%から2.0%の手数料が引かれてしまいます。しかしポイント還元システムがついているカードを使用すれば、その分の海外利用手数料を相殺することが可能です。
たとえばRexカードは海外手数料の1.6%ですが、ポイント還元率が1.5%なので、実質0.1%の手数料がかかります。
楽天のプレミアムカードも海外手数料の1.6%ですが、ポイント還元率が1%なので、実質0.6%の手数料がかかる計算です。
これはクレジットカードを使う時に、ポイント還元率の高いクレジットカードを使えば得られる恩恵なので、ぼくはマネパカードより還元率の高いクレジットカードのほうが利用価値が高いと思います。
なので、マネパカードの宣伝している手数料等のコストはマネパカードが低い時もありますが、クレジットカードのポイント還元システムを計算に入れていないため、クレジットカード次第だと言えるでしょう。
同じ両替レートの時にマネパカードとポイント還元のマネパカードを使うなら、ポイント還元率の高い1.5%の漢方スタイルカードやRexカード、1%の楽天カードプレミアムのほうがお得です。
それでもマネパカードを使う価値はある
さてポイント還元率の高いクレジットカードのほうが、マネパカードより手数料のコストは抑えられるとぼくは書きました。
しかしそれでもぼくはワーホリにマネパカードを作って、オーストラリアに持っていくことを勧めたいです。
なぜならマネパカードのすごさは、好きなタイミングでネット上から両替できるところだからです。
最初のメリットでも強調しましたが、円高の時に10万、30万、50万円単位で両替すれば、5円レートが変わった時に数万円単位の節約できます。
最大のメリットはこれ
買い物の手数料はクレジットカードやマネパカードでも、10万円使って千円単位の差しか出ません。しかし10万円を90円の時に両替するのと95円の時に両替するのでは、1万円単位の差が出ます。
さらにオーストラリアワーキングホリデーでは持ち込む金額が数十万から百万円単位になってくるので、レートの安い時に両替をしてオーストラリアで引き出す大切さを伝えたいです。
実際にワーホリで使った人からも「紹介していただきありがとうございます!」とこのブログを読んでくれた人から5人以上声をかけてもらったので、ぼくは作って元を取れるカードだと保証したいです。
マネパカードの申し込み方法から発行にかかるまでの時間
マネパカードはインターネット上で申し込みます。以下の
- 1.住民票の写し (発行後6ヶ月以内のもの)
- 2.運転免許書のコピー (有効期限内のもの) ※住所変更してる場合は裏面も
- 3.健康保険証のコピー (有効期限内のもの)
- 4.パスポートのコピー (有効期限内のもの)
- 5.印鑑登録証のコピー (発行後6ヶ月以内のもの)
- 6.外国籍の方は「在留カード」「特別永住者証明書」「住民票の写し」の3点
ものから1点を選び、スマートフォンなどで撮影しておき、ネット上から申し込めます。
クレジットカードではないので、過去に支払いが遅れたから発行してもらえない等、厳重なチェックはありません。
申し込んだ後、1週間ほどで届きます。
[関連記事]
好きなタイミングで自分で両替!マネパカードの申し込み方法を写真で完全解説してみた
まとめ これからオーストラリアワーホリする人は必須のカード
いかがでしたか?最近オーストラリアワーホリのことで質問されることが多いので、自分の1年間のワーホリ経験と照らし合わせて、今使える一番便利な両替手段を選んでみました。
ぼくのオーストラリアワーホリでの大失敗は、最大1豪ドル=97円の時に現地で両替してしまったことです。
だからいつでも好きな時に両替できて、そのお金を現地で引き出せたり、マスターカードとして使えるカードは心底うらやましいと思います。
あー、本当にぼくがオーストラリアワーホリ行く前に使いたかったです、このサービス……。
これからオーストラリアワーホリする人は無料で作れるし、クレジットカードのような厳しい審査も要らないので、ぜひ早めに作ってレートのいい時に両替してみてください。
特に2017年7月現在は1豪ドル=約86.0円なので、85円台を割ったら両替できるように作って備えておきましょう。
今マネパカードを作って、1豪ドル80円台前半の時のうちに両替できるように準備するのがオススメです。
【豪ドル】86.00 pic.twitter.com/Jx1xibwkC6 https://t.co/BsgFy79ODD
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2017年7月6日
ぼくが2013年11月にワーホリしたときは97円台だったので、90円台に上がる前に今のうちでマネパカードで両替をオススメします。
無料で作れるマネパカードのお申し込みはこちらからどうぞ↓↓
⇨ 新しい海外旅行の必需品【マネパカード】
を申し込む。
【マネパカード関連記事】
マネパカードの申し込みのやり方解説してみました。
好きなタイミングで自分で両替!マネパカードの申し込み方法を写真で完全解説してみた
マネパカードを手に入れてからの両替方法を試しに確認してみました。
AUSワーホリ必需品!マネパカードで円から外貨両替の方法を全て解説しました
マネパカードを使ってオーストラリアのATMから現金を引き出す方法です。
マネパカードでオーストラリアのATMから現金を引き出す(キャッシングする)両替方法
[関連記事]
コメント