台湾でマンゴー売りになれる方法、こっそり教えちゃいます。
どうも!台湾ブロガー改めまして、さすらいのマンゴー売りに転職したまえちゃんです。
いやー、キビしい!キビしいですよ、近頃のブログ業界は!
交通事故を理由にブログの更新をサボったらたった3ヶ月くらいブログ書かないだけでウチの売上下がるし、全くこんな職業じゃ先が思いやられるってもんです。
というわけで、時代はマルチなビジネス (複業) を求めているようなので、ぼくも新しい商売を台湾で始めることにしました!
それがマンゴー売りです!!
本当はヤマザキパンの工場でショートケーキにイチゴを乗せるだけのアルバイトをやりたかったんですが、ここは台湾なので無理そう……。
でも台湾はマンゴーシーズンですし、市場で仕入れればマンゴー1つ45円で買えるので、今回はマンゴー売り体験をレビューします!
ではいってみましょう!
台南でのマンゴーの仕入先市場への行き方
さてマンゴー売りをやるなら、マンゴーの仕入れが必要であります。そこでぼくがオススメしたい仕入先が台南市にある玉井です。
ここは台湾の中でもマンゴーの名産地として超有名!
マンゴーを買わないなら行く価値のないド田舎ですが、マンゴーをザル買いしたいならここに行きましょう。
品質は最高なのに、値段は激安です。
行き方は台南駅のバスロータリーから、バスに乗って行きます。所要時間は1時間〜1時間半くらいで着けるので、稼ぎたいなら朝早く行くのがオススメです。
ちなみにこの写真は寝坊して昼の11時半のバスに乗ったぼくによって撮られたものですが、これからマンゴー売りをやりたい人は悪いお手本だと思って真似はしないでくださいね☆
玉井のマンゴー市場でマンゴーを購入する
バスで玉井に着いたら、マンゴー市場に行きましょう。
玉井にはマンゴーを含むフルーツ市場以外見るべきところが何もないのですが、10キロ以上あるマンゴーをザル買いするというスーパーミッションがある我々には関係ない話です。
市場の中に入ると、さすが南国台湾という感じで色とりどりのフルーツが並んでいます。
こちらは一番有名な愛文芒果 (アップルマンゴー)
これは別の品種です。
緑のものは龍眼芒果。味は酸っぱいそうです。
仕入れたいなと思ったら、目の前に座ってる人と交渉開始です。
マンゴーはザルごとに「一斤18元 (600グラム18元)」、「一斤20元 (600グラム20元)」と値段が決められています。
基本的に重ければ重いほど600グラム当たりの値段が安くなるので、財布の中身と持ち運ぶ自分の腰と相談して決めましょう。
※訂正 1斤600グラム、1公斤1キロだそうです。指摘してくださった方々、ありがとうございました!
選んだらお店の人が梱包してくれます。ただ選んだ時点ではマンゴーの重さはわかりません。
ザルのマンゴーは選んだ後に秤 (はかり) にかけて、重さと値段を教えてもらいます。
ぼくのこの日仕入れたマンゴーは7,8キロで260元 (約960円)!
22個入っていたので、マンゴー1つ当たりの原価は12元 (約45円) でした。
あとは台南の街に戻ってお客さんに売るだけです!
台南のはむ家前で露店を開いてみた
さあいらっしゃい!いよいよマンゴー売りの始まりです。
マンゴーを売るために仕入れと交通費を計算したところ、
- マンゴーの仕入れ 260元 (22個入り)
- 往復の交通費 186元 (片道93元×2)
- マンゴー1つあたりの原価 20.2元(446÷22個)
1個あたり約20元 (約75円) という値段がはじき出さました。これに利益が出るように上乗せして、1つ50元 (約185円)で売ってみます!
あ、今回は念のため一般人用と、もう一つ弁護士特別価格の1つ480元 (約1,800円) を設けました。
これはこの日、日本の高知から泊まりにくる弁護士のそうすけくんに売る用です。
【関連記事】
はむ家の顧問弁護士の記事
https://maeharakazuhiro.com/hamuya-member-introduce/
高知で儲けているらしいし、はむ家の顧問弁護士ならこれくらい軽く出してくれるでしょう。
では商売開始です。
「安いよ−!!」と声をかけてみるのですが、
売れない!
てか、目の前の台湾に通い慣れいる日本人達からは「マンゴー50元なんて高すぎる。普通の市場ではマンゴー1つ30元で売ってんだから、そんなぼったくり商売してんじゃねぇ!!」とやじられるばかりです。
台湾人にも売ってみるけど、売れない!
台湾人はマンゴーの値段を知っているためか、よけい視線が痛いです。
寄ってくるのはカネを持っていない犬ばかり。
「シッシ!マンゴー食べたかったら台湾元を持ってきな!」
いやー、誰も買ってくれないし、犬を追い払うのは面倒だし、想像以上にマンゴー売りも大変です。
弁護士来たる
しかし!今のところ誰も買ってくれなくて赤字だけど、ぼくには弁護士という頼りになるお客がいるのです!
1時間前から蚊に食われながらスタンバイしてたのは彼のため!!この弁護士に1つ売りつけるだけで今日の利益が出るハズです!
きました!高知から弁護士のそうすけの登場です!
「いやー、よくきたね、そうちゃん。マンゴー買わない?お高くしとくから」
さっそく1つ480元 (約1,800円) のマンゴーを売りつけようとするぼく。
……しかし魂胆がバレたのか、「オレはお前のATMじゃねぇ!」と速攻で怒られてしまいました。
高知のキャバクラに行くお金があるなら、台湾でリアルATM活動に勤しむぼくに貢いでくれてもいいのに……。
残念ながらぼくのパパ活は失敗したようです。
https://maeharakazuhiro.com/xmas-kane/
2匹の犬からも「いつまでそんな茶番やってるんだよ……。」と冷ややかな目で見られる始末。
というわけで、今回のマンゴー売りはぼくがマンゴーを3つ渡し、弁護士の彼がモンゴルで買ってきたモンゴルウォッカを物々交換することで幕を閉じました。
んー、どうやらぼくはマンゴー売りの才能がないので、廃業するしかないようです。
まとめ マンゴー売るのはオススメしないけど、普通にマンゴーを買いに行くなら玉井はオススメです
そんなわけでいかがでしたでしょうか?本当は台南のマンゴー名産地の玉井に行くガイド記事をアップする予定だったのですが、玉井でマンゴー買ってきたらテンションが上がってこんなマンゴー売りごっこの記事になってしまいました。
あ、この記事はあくまでマンゴー売りごっこの記事なので、「あいつ観光ビザで出入りして商売やってます!」と台湾当局にチクらないでください!
わざわざ玉井まで行ってマンゴー買ってくるのは大変ですが、ザルのマンゴーを大量買いしてマンゴー長者になれるのでオススメです。
日本では値段が高くて大事にしてしまうマンゴーも、22個も買えばそのまま絞ってジュースやビールに入れても惜しくありません!
マンゴー売りごっこも楽しめるので、この夏の台湾旅行の思い出にいかがでしょうか?
ぼくは思った以上に楽しい思い出ができたので大満足でした。
それでは次は真っ当に台南の玉井への行き方、マンゴーの買い方、台南で一番マンゴーかき氷を食べるお店を紹介したいと思います。
ではまた!
【関連記事】
東大生ヘルパーから肉食ガールまで。なぜか台南はむ家に集まる覇夢太郎と愉快な仲間たちを勝手に紹介してみた
台湾の台南に移住し、ゲストハウスはむ家で3ヶ月間住んでるぼくが、他の場所に引っ越せない5つの魅力
台湾で「オレ、金あるよ」と言えば台湾女子にモテると聞いたので、デートで言ってみたら……とんでもない悲劇が起きた
コメント