ブログをやって更新し続けられる人は少ないですが、やり続けている人でも3〜4年すると別の道に進むのが一つの流れなのかもしれません。
どうも。絶賛日本で骨折治療中のまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくがこのブログを2013年2月に本格的にやり始めたので、もう4年以上やっている計算になります。
しかし最近感じているのが、自分を含めた同世代ブロガーの更新頻度の少なさです!
先月はうちのブログを更新したのは3記事で自分でもヤバイと思っていたんですが、調べてみるとまわりのブロガーにはもっと更新頻度が低くてビビりました。
やはりブログはだいたい3〜4年もやると飽きるものなんでしょうか?
というわけで、今回は「ブロガーを目指すと、数年後にどうなるのか?」という実例を紹介したいと思います。
では行ってみましょう。
JIBURi.COM 宮崎さん
さて今回最初にメッセージでインタビューしたのは、JIBURi.comというブログを運営している宮崎大輔さんです。
2012年9月からブログを運営し、その後2013年6月から青年海外協力隊として中南米のパナマ共和国に派遣。
2年間パナマで農業指導の生活をした後、今度は世界中の様々な国で農業指導をしながら、世界中を飛び回って仕事をしています。
宮崎さんは2011年から2013年初頭にかけて、世界一周のノウハウをつづって人気を博した『Hibilog』というブログに影響を受けました。
そして宮崎さんはHibilogの影響を受けつつ、日本人が海外でボランティアする青年海外協力隊のノウハウを自分のブログ『JIBURi.com』で発信します。
今では青年海外協力隊のブロガーのほとんどが宮崎さんの影響を受けたブログを書いているのですが、現在パイオニアである宮崎さんは「写真撮影」と「ツイッター」に興味があるようです。
宮崎さんの2017年3月のブログ更新は1記事だけですし、ブログへの興味が薄れたのでしょうか?
質問をぶつけてみました。
ブログに興味なくなったんですか? JIBURi.comの宮崎さんに7つの質問をぶつけてみた
Q.1 現在住んでいる場所とやっているブログ以外の仕事を教えてください
住んでいる場所は東京です。
仕事は農業コンサルタント、ライター、フォトグラファー、ブログコンサルタントをしています。
Q.2 そもそもブログを始めたきっかけはなんだったんでしょうか?
学生時代に全国規模のイベントを開催したけれど、期待ほどは人が集まらず落ち込んでいました。
その時に『Hibilog』というブログを運営している青木さんが仲間を集めている様子を見て、私もブログで情報発信して共感してくれる人を集めようと思ったからです。
これから行く青年海外協力隊について、本気で情報発信したいという気持ちもありました。
Q.3 なぜブログの次に、今の仕事をやるようになったのでしょうか?ブログから受けた影響があればそれも含めて教えてください。
農業コンサルタントはブログやTwitterが営業ツールになって、仕事の依頼を受けています。
前原の補足:宮崎さんのブログには、素人には理解できないほど徹底的にイチゴに詳しい記事がいくつかある。
この専門性の高い記事のおかげで、検索からきた人が宮崎さんをイチゴの専門家だと知り、農業コンサルタントの仕事を依頼される。
参照例:
またブログを運営することで文章を書く力、写真を撮る技術、SEOの知識、SNSでの拡散、マネタイズなどの力が付きました。
それがライター、フォトグラファー、ブログコンサルタントの仕事につながっています。
Q.4 宮崎さんがカメラを撮り始めたのは、中南米のパナマへ青年海外協力隊で赴任する時に一眼レフを持っていったからだそうですけど、どんなことがキッカケでそこからカメラにハマったんでしょうか?
パナマで青年海外協力隊のボランティア活動していた時、山奥の無電化集落に住む村人から「お金を払うから写真がほしい」といわれました。
そこで写真の印刷代だけ一枚20円くらいもらって、山奥で撮影してぼくが町まで行ってお店で現像して、次に山奥へ行ったときにできた写真を渡しました。
この行為がとてもよろこんでもらえて、すごくうれしかったのを覚えています。
それまでは自分のために写真を撮っていましたが、写真で人からよろこんでもらえるのは楽しいなと感じました。
そこから写真撮影にハマったのですが、今までずっと続いているのは、難しくて全然うまくできないからですね。
はじめは風景ばかり撮っていて、SNSでイルコさんというブルガリア人のフォトグラファーの人物写真を見て感動して、自分でも似たような写真を撮ってみようと思ってやってみたけど、全然まねできなくて。
最近だとイチゴの写真を本格的に撮ってみようと思ったけど、これも全然ダメで。
難しくてできないことに挑戦することが楽しくて続いている、そのさきの目標としてフォトグラファーがあるような感じです。
写真撮影はレクリエーションではなく、スポーツみたいな楽しさがあります。でも別に写真撮影に限らず、カメラ関連のビジネスをしたいとも思っています。
宮崎さんの記事
Q5. 宮崎さんがブログから写真やツイッターに興味が向いてるのは、この4年間でどういう気持ちの流れがあったんですか?
ブログで情報発信力がある程度ついたことで、自分が面白いと思ったことをやろうとしたときに反応してくれる人が現れ始めたので、今はブログやTwitterの発信力を生かしています。
もともとブログを立ち上げたキッカケが発信力がないことでイベントに人が集まらなかったことなので、ようやくブログを始めた頃の夢が叶いました。
もっと情報発信力をつけたいとも思いますが、ブログは一区切りといった感じでこれ以上大きくしようとは思っていないです。
ブロフェス2016でアルファツイッタラーのカツセさんとF太さんのお話を聞いて感動したので、今はブログよりもTwitterを育てています。
まとめると、ブログはとりあえず当初の目標を達成したので一区切り。
次はTwitterと写真撮影だ!という感じです。
Q6. これからはどんなスタイルでブログを更新していきますか?
インタビュー記事を増やしていきたいです。考えたことよりも行動したことを書いていきたいと思っています。
Q7. 最後に宮崎さんの仕事とこれからの自分に対しての意気込みを教えてください
30歳までに起業して、ビジネス規模を大きくしたいと考えています。
--ありがとうございました!
マエハラのインタビュー後記
宮崎さんに撮ってもらった
実はぼくと宮崎さんは影響を受けてブログを始めたきっかけが一緒です。
2011年から2013年初頭にかけて、世界一周のノウハウをつづって人気を博した『Hibilog』というブログがあるのですが、ぼくと宮崎さんはそのブログに影響を受けました。
それまでは海外系ブログは個人日記の域を出ないものでしたが、ノウハウを中心に発信すれば、個人ブログでも数十万人に読んでもらえる雑誌に匹敵しうるネットメディアになる。
それを青木さんの『Hibilog』は証明してくれたのです。
そして宮崎さんはHibilogの影響を受けつつ、日本人が海外でボランティアする青年海外協力隊のノウハウを自分のブログ『JIBURi.com』で発信しました。
青年海外協力隊としてボランティアしたい人は宮崎さんのブログを読めば、応募の仕方から訓練、現地での生活、帰ってきてからの生活まで追体験できます。
また現在海外で2年間のボランティア活動をする青年海外協力隊の人がやるブログは、宮崎さんの影響を受けてノウハウ系ブログばかりになりました。
この4年間で、宮崎さんは青年海外協力隊に行く人に影響を与えるようになったとぼくは感じます。
そう、それは宮崎さんが海外に行く前に影響を受けた『Hibilog』のように、今度は宮崎さんの『JIBURi.com』が多くの人に影響を与えているんじゃないでしょうか。
宮崎さんとぼくが影響を受けた『Hibilog』の青木さんは、本格的なブログ運営を3年ほどで一区切りし、現在は起業して『MATCHA』という外国人のための訪日観光サイトを運営しています。
そしてくしくも宮崎さんも4年ほどでブログで一区切りし、写真撮影とツイッターという新しいジャンルに挑戦しています。
ぼくとしてはブロガー仲間が他の分野に力を注ぐのは少し寂しいです。
しかし世界一周の情報を発信し切った『Hibilog』の青木さんが起業という次のステップに進んだように、青年海外協力隊の情報を発信し切った宮崎さんが写真撮影とツイッターという次のステップに進むのは自然の流れなのかもしれません。
ぼくも今回宮崎さんに自分のプロフィール写真を撮ってもらったんですが、あれこれ悩みながら撮影してくれた宮崎さんは本当に楽しそうでした。
これからもブログ『JIBURi.com』は更新はしていくそうですか、写真撮影とツイッターに挑戦する宮崎さんをぼくは応援したいです。
あ!宮崎さんのツイッターはこちらですので、よかったらフォローしてみてください。
それではまた次は別の仕事に興味を持ったブロガーに取材する予定です。
ではまた。
宮崎さんのブログはこちらです。
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