沖縄のマチュピチュを知ってますか??
こちらが沖縄のマチュピチュです!ま、「沖縄のマチュピチュ」って呼び方はウチの家族が勝手に呼んでただけなんですけど(笑)
こちらが正式名称を「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」といい、「琉球王国のグスク及び関連遺産群(世界遺産登録年:2000年)」の一つになります。
■今帰仁城跡(なきじんじょうあと)今帰仁村 標高100メートルの古期石灰岩丘陵に築かれた三山鼎立時の北山王統の居城です。築城は13世紀末頃に始まり、14世紀前半~15世紀初期にほぼ現在の形に整備されたとされます。グスクは6つの郭から成り、総長1500メートルにも及ぶ城壁は、地形を巧みに利用しながら野面積みで屏風状に築かれています。 城内には、基壇構築による建物遺構や琉球の神話と関係の深いグスクの守護神を祀った御嶽があります。難攻不落の城(グスク)でしたが、部下の謀反などもあり、1416年に首里城を拠点とする中山軍によって滅ぼされました。落城後は、王府から派遣された北山監守の居城となり、監守制度は1665年まで続きました。
こちらのサイトから引用させていただきました。
このグスクはとにかく眺めがスゴかったです。持っていったガイドブックの『Nextraveler 沖縄』に「観るべき場所は「首里城」ではなく「今帰仁城跡」です!」と書かれていたのですが、本当にその通りでした。
残念ながら首里城は先の太平洋戦争でアメリカ軍により焼失させられたそうですが、こちらは戦火を逃れた本物が今なお残っています。
約600年前に建てられた遺跡は何も語ってくれませんが、その歴史の重みがここに立つと感じられました。
世界遺産と息をのむほど綺麗な海
この今帰仁城跡は「るるぶ」などのガイドブックには一枚の写真しか載っていないので見落としがちですが、ぜひ訪れる価値があると思います。
そうそう、そしてこの今帰仁城を訪れた際にこんな出来事がありました。
ちょうどベンチがあったので、ウチの上の妹(22歳/趣味 毒舌)が「お兄ちゃん、写真とってあげるよ!」と言い、ぼくからカメラを取りました。そして下の妹にこういったんです。
「ほら、お兄ちゃんの彼女のフリしてあげなよ!」
(余計なお世話だ!)
そろそろ4年間彼女がいない兄は心の中でつぶやきましたが、それでも笑顔で上の妹の好意に応えようと下の妹と一人分スペースを空いた距離で腰掛けました。
そしてカメラの方に笑顔を向けて「チーズ!」の声を待ったんです。しかしその直後、上の妹は「チーズ」の代わりにこう言い放ちました。
「ハイ、距離感感じまーす♫」
沖縄の旅先でまで家のリビングと同じように毒舌をかまし、笑顔を向けた兄のこめかみをひくつかせることに成功するウチの上の妹。
がしかし、兄としてここでケンカしても大人げないだけなので、いつもと同じように上の妹の毒舌サンドバックになったまま、家族揃って楽しく次の目的地「美ら海水族館」に向かいました。
新しく買ったデジカメのSDカードに「距離感を感じるカップルっぽい写真」を残して……。
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