セミナーって言葉を聞いて、どういうイメージを思い浮かべますか??
ビジネススキル向上??宗教の勧誘??それともアム○ェイ??
正直ぼくは全然いいイメージを思ってませんでした(笑)たとえビジネスに使えるにしても、せっかくの休日に熱心にそんな場所に足を運んで、その内容を仕事に還元するわけです。
「会社と仕事に休日とオレの魂(ソウル)まで売り渡さないぞ!!」
会社員としてブッ○オフの店長をやっていた3年前のぼくなら、迷わずそう答えたでしょう。
でも今回初めてセミナーというものに行ってきました!!そしてこれがメチャメチャ良かったんです!!もっと学生の頃からちゃんとこういうモノに参加すれば良かったと思ったくらいです。
では今回ぼくが行ったセミナーと、なぜセミナーなんて胡散臭いと思っていたぼくが改心して、そこに足を運んだかを説明させていただきます。
なぜセミナーなんてまったく興味なかったぼくが参加しようと思ったのか??
すべてを変えるキッカケは2011年の11月の末でした。ずっと引きずっていた「海外に行って長期間生活したい」という学生時代の目標を叶えたい。そこで英語を覚えて、その先につなげたいとぼくは考え、オーストラリアにワーキングホリデーに行こうと決意しました。そこから資金をゼロから貯めつつ、同時並行でワーホリのことについて調べたんです。
しかし調べれば調べるほど「全然ワーホリって意味がないんじゃないか?」と気が滅入ってしまうようなワーホリブログ記事がたくさん出てきました。
「オーストラリアに一年いるけど全然英語を覚えない」や「すごく良い体験をしたけど、日本に帰ってからその英語力や体験を仕事に直接活かせてない」などです。
しかも合わせて母親を始めとし、大学時代の友人やいとこのおばちゃんに話すと非常にネガティブな声をかけられました。
「いつもう一度正社員として働くのか?」「他に道はないの??」「人と違うことをするんだから、本当に頑張らないと報われないよ?」
たしかにどれも当たってます。ぼくを心配してくれてのことでしょう。しかもワーホリは留学と違ってカリキュラムが決まってないので、本当に自分をコントロールできないとただの「社会人の夏休み」で終わります。
それでもです。それでもたとえ難しかろうが、ぼくはやりたかったんです。この記事にも書きましたがようやく自分の気持ちに素直になって、今度こそ自分が心からやりたいことをやると決めました。絶対にもう周りに流されたり、安定や金銭的にいいからという理由で、自分を無理やり納得させるために就職したりするのはやめようと決めたんです。
今まで自分に対してだましだましやってくすぶっていたことに比べれば、ワーホリがなかなか成果でないという過去の事実くらいでは諦めることはできませんでした。
じゃあどうするか??英語を覚えて、そのあとちゃんとワーホリで後に自分で稼げるような人になるための準備をしようと考えたんです。
そしてそんなときにぼくはこの本に出合いました。
『ノマドワーカーという生き方』 by 立花岳志
ノマドワーカーと書かれていますが、実はこの本は著者の立花さんがダメダメだった自分の人生をどうやって立て直したかを丁寧に綴った自伝です。5年前まで体重が105キロもあり、実家の借金を自分が背負っており、そして当時の奥さんとの不仲で家庭崩壊寸前だった立花さん。
そんな方が5年後に仕事を辞めてブログで生計を立てることに成功し、本を4冊も出しました。また25キロのダイエットに成功し、実家の借金を完済。そして新しい奥さんと見違えるような人生を歩んでいると知り、ぼくは衝撃を受けました。
立花さんの衝撃的な写真はこちらのリンクからどうぞ。
もしかしたらぼくが変われるヒントはここにあるかもしれないと、この本を何度も読み返して少しずつ書いてあることを取り入れました。そしてたしかに成果がちょっとずつ出ていると実感していた今回、海外に行く前にこの立花岳志さんが講演しているセミナーがあることを知ったんです。
それが今回のセミナー参加につながりました。
その今回のテーマはこれです。
「自由に生きる!どうしても人生に突破口を作りたい人のためのファーストステップセミナー」
「自由に生きる」と大のオトナが口にすると、すぐに世の中そんなに甘くないという批判を受けます。たしかにそうでしょう。しかしこのセミナーでは、いかに立花さんが今の会社に人生を預けず、自分で独立して稼げるようになったか、そのステップを丁寧に説明してくれました。
ではそんなぼくがセミナーで印象に残った3つの点を紹介します。
印象に残ったこと
1.人生の重要な選択を他人の主張に委ねてはいけない
2.小さな成功体験が人生を劇的に変える
3.コンフォートゾーンを意識的に変える
人生の重要な選択を他人の主張に委ねてはいけない
セミナーの第一部で立花さんはいかに周りの人の意見に流されることが、自分の人生を苦しめることになるかを自分の人生を例に出して丁寧に説明してくれました。自分の高校受験から社会人になって就職、最初の結婚に至るまでです。
本当に立花さんの例は自分が他人の意見に左右された人生を出していて、他の人なら恥ずかしくて出せないかもしれない離婚などの失敗談も詳しく説明されていました。
それは他人からみて幸せそうでも関係ありません。たとえ勤めている会社の役職が高かろうが、結婚していようが、他人の意見に従ったまま自分が納得せず過ごしてしまうと、いつまでたっても自分が歩みたい人生を歩めません。それだけでなく他人のせいにして言い訳をするよくない癖がつきます。
これは本当に話をきいていて、すごく納得しました。ぼくも就活、公務員試験とまわりに流されてやってきたので、全くうまくいかなかった時に言い訳をしたくなる気持ちは身に覚えがあります。
逆にたしかに自分でワーホリに行きたいと決めて、ゼロから貯金しようとしたこの1年はたしかにしんどいこともありましたが、納得してやっているので頑張っているという意識すらなく動けてしまうんです。
それを立花さんの体験と「自己肯定感」という心理学的に用語で説明されたので、やはり自分のこの1年半の経験と照らし合わせても、他人の主張に自分の人生を委ねることは間違いだったんだと自信が持てるようになりました。それに二度とぼくはそういうことをしないという揺るがないモノサシを貰えました。
小さな成功体験が人生を劇的に変える
約100人も集まったセミナー会場
立花さんのこの5年の変化は本当に別人のようです。25キロのダイエットにも成功するし、ブログを始めてそこで収入を得るようになって会社を辞めるし、そして紙の本を出版することに成功します。ダイエット以外はぼくも成し遂げたいことばかりです。
ただそんな立花さんも始めは、何度もうまくいかなかったそうです。それをここまで劇的に変えられたのは小さな成功体験でした。たとえばランニングでもいきなり10キロ走るなんて無理です。
でも最初は走らなくてもいいからウェアに着替えて外に出ること。そんなささいなことを毎日続けていけば、ちょっとずつ走れるようになり、そしてフルマラソンを完走出来るようになる。
勝間和代さんの「1日0.2%の改善を!」という名言を引用して語っていましたが、それを1年間続ければ見違えるような自分になれるのを、立花さん自身の口から語っていたので説得力がありました。
これがやっぱりセミナーのいいところじゃないでしょうか。本で読むのもいいのですが、憧れの人が目の前で語るというのは本当にやる気をかき立てられました。
ぼくも英語の勉強など何度も学生時代から挫折してきましたが、コツコツとしゃべれるようになる一番の方法を学ぶことができました。またぼく自身、気合いや根性で乗り切れないタイプの人間なので、理論的に説明されてありがたかったです。
コンフォートゾーンを意識的に変える
人間には誰しもコンフォートゾーンという自分の居心地のいいゾーンを持っているそうです
たとえば貯金です。常に100万円の貯金を維持している人は、残高が80万円になると不安になり、元に戻そうとします。しかし常日頃5万円の貯金しかしていない人は、残高が2万円になると貯金して5万円に戻そうとします。
だけどいつも5万円しか貯金していない人が貯金が5万円ある状態で、仮に20万円もらったらすぐその20万円を使い果たしてしまいます。
なぜならそれが一番自分にとって居心地の良い状態だからです。
だからその自分が良くなりたいと願うなら、今までの自分より目標を上げて、コンフォートゾーンを変える必要があるそうです。
そして自分を変えるためには自分が何をしたか行動ログをとって、定期的に見返す必要があると習いました。
立花さんがどう自分を変えたのかはこの『ノマドワーカーという生き方』という著書に詳しく書かれています。しかし今回のセミナーでは、さらにそれが心理学的に裏付けられていて非常に説得力がありました。
ぼくもなりたい自分をより一層詳しく思い描き、そこに向かってiPhoneやMacBook Airで行動ログを取りながら少しずつ進んでいこうと思います。
まとめ
今回初めてセミナーに参加したのですが、ビックリするほど自分のためになりました。全然怪しいものではないし、むしろ何度も読み返した本の著者の方が直接しゃべるので、よりいっそう自分を変えるためのノウハウが理解できました。
「自由に生きる!どうしても人生に突破口を作りたいためのファースとステップセミナー」
ぼくが参加したこのセミナーは一見何も知らない人がタイトルだけみると、内容を疑ってしまうようなセミナーです。でもこのセミナーが教えてくれたのは、自分を変える唯一の方法は毎日諦めないで続けるという小さな小さな努力でした。
自分を変えたいなら、日々行動ログをとり、毎日、毎週、毎月見直しながらトライ&エラーを繰り返す。それが遠回りに見えるけど、自分を変える一番の王道の近道です。立花さんも言っていました。
「しょっちゅう人は挫折します。ぼくだってそうです。でもうまくいかなくてもしつこく続けてください。」
その言葉を聞けたことが、実はぼくにとって一番良かったかもしれません。変わるために一番必要なことをぼくはセミナーで教えてもらいました。
そして懇親会で自分と同じように変わりたいという意識の高い方と出会えて、SNSでつながることができたので、これから連絡を取り合って一緒に応援し合っていきたいと思います。
ちなみに今回のセミナーの値段は4500円でした。懇親会も合わせて6500円です。正直友達とバカ騒ぎをしたり、飲むだけ飲んで3日後には話した内容も忘れているような飲み会があるなら、ぼくは一回でいいからこういうところに行ってみるのもアリだと思っています。
良質なセミナーは名著を読むよりも効果があったし、さらに自分を変えていきたいと自分と同じように考えている意識の高い方たちと懇親会で出会えてFacebookやTwitterでつながれるので、その後にも良い影響を及ぼします。セミナーというモノは非常に良いものだと考えが変わりました!!オススメです。
PS セミナーに参加したあとのぼくの決意
海外に行こうとするこの1年半の準備期間、人からもいろいろ心配されつつ、自分なりに試行錯誤してきました。たしかにこうやって外れた道を選ぼうとすると、いろいろ現実を見ろと言われたり、心配されたりします。
でもじゃあどうやったらうまくいくのか??その理想のなりたい自分との差を埋めるためには、どんな否定的なことを言われようが自分で探さなくてはいけません。
そしてたとえワーホリで成功しない人が多かろうが、履歴書に空白期間があることで採用に不利になるという意見があろうが、それは過去の事例だと思います。
だからそういう人たちにたりなかったものを分析しつつ、今回のセミナーで学んだ「いかに自分が成し遂げたいことに対して1日単位でやるべきことをアプローチしていけるか??」という方法をこれからいよいよ試していきます。
だっていつだって将来はぼくが選べるんですから。否定的な意見に耳を傾けて落ち込むより、少しでも前に進むためのアプローチを探して試すことの方がよっぽど大事です。
それを今回学ぶことができたので、本当に素晴らしいセミナーでした。立花さん、ありがとうございます!!
そしてぼくのやりたいこと第一弾のフィリピン英語留学はあと一ヶ月に迫りました。いよいよこれからが本番です。何度失敗しようがなりたい自分はわかっているので、そこに向かってトライ&エラーを繰り返していきます!!
ではまた!!
コメント