真新しいパスポートを受け取った時、「いつかこのパスポートが全部埋まるくらい旅行に行ってやるんだ」と夢見た経験はありませんか?
こんにちは。30歳になったのに、よく「子供っぽいね」って人からそう言われるまえちゃん@Maechan0502です。
はい、最初はみんなパスポートを取った時にそんな夢を語り合ったりするもんです。しかし大学を出て社会人になればあの頃の気持ちなんて忘れて、世間の常識に染まってしまうのが世の中の常。
ぼくも4年前に海外に行くと大学時代の留学仲間に宣言した時は、当時の女友達から
「海外なんて行かないで、日本でちゃんと働いたら?」
と言われて、ものすごく切なくなりました。あの頃一緒に「いつかパスポートをスタンプで埋めたいね」と語り合ったのに……。
センセイ!?これが大人になるってことなんでしょうか……?
しかーし!あくまでも自分のやりたい道をバカみたいに突き進んだぼくは、3年間でフィリピン、オーストラリア、台湾と長期滞在して、今なお台湾に住んでいます。
というわけで、今回ぼくは10年パスポートを切り替えたので、この10年間でどれくらい海外に行ってスタンプを貯められたのか、自分自身を振り返ってみることにしました。
果たして10年間でどれくらいスタンプを貯められたのでしょうか?
では行ってみましょう。
パスポートをスタンプでいっぱいにするためには、何ページ埋めればいいのか?
ではどれほどパスポートがスタンプで埋まったかを調べてみたいんですが、そもそもパスポートって何ページあるんでしょうか?
普段意識してませんでしたが、これを機会にちゃんと数えてみました。
右側から1ページ
まず表紙からめくってみるとパスポートを開いた次のページが1ページ。
次の顔写真のあるページと隣が3ページ目です。ひらめのような20歳のぼくの顔が見えますね。
ちなみに顔写真のページは右側にも隠されていて、ブルーライトを当てると浮かび上がってきます。
ぼくはこのサービスをオーストラリアの中にあるハットリバー王国でやってもらいました(笑)
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そして3〜6ページ目までが「追記」のページ。
7ページ目からようやく「査証 (VISAS)」が始まっっています。
なるほど、いつも空港の入国ゲートを通過する時に「なんで最初からスタンプを押してくれないか?」と疑問だったんですけど、「査証」と出入国スタンプ」を押していいのは7ページ目からだったんですね。
なので、ここから数えていけばよさそうです。
そして最後の方のページをめくったら、50ページ目で終わっていました。
その先は「注意」と「メモ」、そして「個人情報記入ページ」だったので、パスポートをスタンプで全部埋めるには7ページから50ページの間の全43ページが必要みたいです。
パスポートは1ページあたりいくつのスタンプでページが埋まるのか?
パスポートをスタンプでいっぱいにするには、43ページ分を埋めればいいのはわかりました。
では1ページあたりを埋めるには、どれくらいの出入国スタンプがいるのでしょうか?
この10年間で9カ国まわったぼくのパスポートを眺めてみました。
6つでスタンプが埋まったページ
例えばこのページ。ぼくはよく台湾に行くので、出入国スタンプが日本と台湾で埋まっています。このページは6つのスタンプでいっぱいになりました。
7つでスタンプが埋まったページ
続いて7つで埋まったページ。台湾に行き過ぎたので、台湾(中華民国)のスタンプだけでページが埋め尽くされました。
5つでスタンプが埋まったページ
6〜7つで埋まるのが一般的なのかと思っていましたが、5つで埋まったページもあります。
こちらの真ん中はフィリピンに英語留学してた時に取ったビザ代わりのスタンプです。
スタンプの大きさによっては5つでも大丈夫みたいですね。
飛び道具 ビザ(査証)で1ページ分埋める!
出入国スタンプは日本からどこか国に旅行に行き、帰って来ることで4つ埋まります。たとえば台湾に旅行に行ったら日本の出入国スタンプが2つ、台湾の出入国スタンプが2つといった具合です。
だいたい5〜7つくらいで1ページ埋まるので、これでは相当数の国を旅行しに行かないと埋まりません。
だがしかし!!面倒くさいですが、ビザという飛び道具を使えば、1ページ分を埋めることができるんです。
このビザ(査証)は滞在許可証に値するもので、長期滞在やビジネス、その国の大学などに留学しようとした際に発行されます。
たとえば中国(中華人民共和国)は日本のパスポートだけだと、15日間までの滞在が許されています。しかしそれ以上滞在しようと思ったら、滞在許可証となるビザが必要です。
ぼくは大学2年生の春休みに1ヶ月間の短期語学留学で中国の大連に行きましたが、その時は15日間を超える滞在だったので、ぼくの通っていた日本の大学が中国のビザを取ってくれました。
他にも観光目的で入国するだけでもビザが必要だったカンボジアやインドという国もあります。
30歳まで取れるワーキングホリデービザもまさにその通りです。
パスポートだけで入国できれば、それだけラクでありがたいんですが、ビザも考え方を変えれば1ページ分を埋められて、その国の出入国スタンプを獲得できます。
つまり1ページ分の6〜7スタンププラス出入国スタンプ2つ分を得られると前向きに考えられるんじゃないでしょうか?
結論 パスポートをスタンプで埋めるためにはいったい何カ国行けばいいのか?
ハイ、というわけで長くなりましたが、そろそろ振り返ってみましょう。果たしてパスポートをスタンプで埋めるためには何カ国いけばいいのか?
調べてみたらだいたいぼくの経験上、出入国スタンプは1ページあたり6〜7カ国で埋まることが多かったです。
なので、43ページ分が埋まる6〜7カ国で掛け算し、1カ国の旅行で埋まる4つのスタンプ(日本の出入国と外国の出入国スタンプ)で計算してみました。
- 43×7÷4=75.25
- 43×6÷4=64.5
ざっと計算してみると、7つのスタンプでパスポートのビザページが埋まった場合は75.25カ国、6カ国で埋まった場合は64.5カ国という答えが出てきます。
これを10年パスポートを使った場合、10年×12ヶ月なので120ヶ月分で計算すると、1.66〜1.86ヶ月で旅行に出ないといけません。
というわけで、
最低1.5ヶ月(45日)に1回外国に行けば、パスポートはスタンプで全部埋まる
という計算が成り立ちました!!
もちろんどこかの国のビザをとれば、それだけでビザ1ページ分とその国の出入国スタンプを得られます。この場合は一気に2カ国分旅行したことになるので、パスポートのビザ欄を埋めるスピードが倍速になる計算です。
だから1.5ヶ月(45日)はあくまでも目安ですが、最低1ヶ月から2ヶ月に1回国から国を移動をしていれば、ぼくらはパスポートを全部埋めるという最初に見た夢を叶えられそうです。
結局ぼくが20歳の時に取ったパスポートは結局9カ国(プラス1カ国)行って、25ページまでしか埋まりませんでしたが、30歳で取った今度の新しいパスポートは全部埋めてみたいと思います。
ええ、そのためにぼくは20代は頑張ってあがき、ネットがあればどこでも仕事ができるブロガーとWebライターという仕事で生活できるようになったのですから。
今度こそ30代のどこかで、20歳の時の自分に「全部パスポート埋まったよ!」と子どもっぽい報告をできるよう頑張ります。
ではまた。
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