[フィリピン英語留学] ぼくら日本人はできないと思っていることが多すぎやしないかい?



もうフィリピンのセブに来て一ヶ月半が過ぎました。それ以前の海外生活の中で一番長くいたのは大学時代の中国・大連への一ヶ月の語学留学だったから、ぼくの中で今のところ最長の海外生活です。

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フィリピンの街のマーケットにて
 
一ヶ月以上同じ場所で生活していてと何がいいかというと、知り合いのフィリピン人がそこかしこにできて、その人のことを深く知ることができるということです。
 
学校のカフェでご飯食べていれば先生と一緒にご飯を食べたりできるし、金曜日の夜は一緒に飲みにだって行ける。さらにぼくなんかは学校でマンツーマン授業を受けているから、先生に直接フィリピン人の生活を詳しく教えてもらうことができます。
 
この一ヶ月半でフィリピン人から話を聞いていてぼくが感じたことは、本当にぼくら日本人は恵まれているということです。
 
たとえば海外旅行。
 
日本のパスポートは世界200ヶ国以上ある中、観光するだけならほとんどの国で3ヶ月はビザなしで滞在が許されています。
 
日本にいるとこれが当たり前に感じてしまうけど、フィリピン人が海外に行こうと思ったらたくさん書類を書いて、テストをパスし、さらに朝4時に申請局に行って並ばなくてはなりません。なぜならそれでもこの国は海外に行って働きたい人が多いので、朝の4時から許可を求めて並ぶからです。
 
でも日本人ならたとえが悪いかもしれないけどホームレスの人を除いてしまえば、
 
パスポートセンターに行って、数枚の書類揃え、紙1枚の申請用紙を書き、そして1万6千円払えば
 
誰でも10年間の赤いカバーのパスポートがゲットできます。
 
これって本当にすごいことです。日本国籍を持ってるだけで宝くじに当たったようもんだとおもいました。
 
他にも電化製品がそうです。
 
日本ではAppleのMacBook AirやiPhoneがそうですけど、これがこっちにくるとロールスロイス級の高級品です。
 
ぼくの担任のある先生は月に自由に使えるお金が2000ペソ(約4500円くらい)だと言っていました。
 
iPhoneを買おうと思ったらこの先生は何ヶ月いろんなことを我慢し、お金を貯めなければならないのでしょうか?
 
MacBook Airなんて10万円ほどですけど、こっちにきたら日本人以外誰も持ってないです。台湾人や韓国人でさえそんな状況です。
 
でもぼくなんか年収200万円以下のフリーターだったのにMacBook AirとiPad、そしてiPhoneを揃えてこっちにやってくることができました。
 
たかだかバイトでここまでできるって、本当に日本人は恵まれています。
 
これだけで単純ですけど、日本は経済大国だってことを実感しました。
 
他にもフィリピンでは大学の専攻で旅行を選択したら、卒業後は旅行関係の仕事につかなきゃいけないし、エンジニア、ナースも専攻したらその仕事にまず就かなくてはならないそうです。
 
いったんフィリピンでは最初の仕事をやめたら転職は可能とはいえ、あきらかに職業選択の自由は日本の方があります。

もっと言ってしまえば、もしインドの下層カーストに生まれたら、一生職業を変えることも叶わずにゴミ拾いをして生きるという人生もあります。ぼくはインドでそういう人を見てきましたけど、それに比べたら日本の格差社会なんて、ミリ単位を競う背比べですよね。
 
でもなんでぼくらはこんなにも恵まれているのに、日本にいると自分のことを不幸だと感じたり、特に若者は自分の将来が暗いと思ってしまうんでしょうか??
 
 
ぼくら日本人はできないと思っていることが多すぎやしないかい?
 
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日本にいた時は暗いニュースや、あれもできない、これもできないという不満ばかり耳にしてた気がします。
 
会社の休みが取れないから海外にいけない……
 
おカネがないからなかなか新しいパソコンが買えない……
 
今の仕事は自分に向いてないけど、生活するために会社にいかなきゃ……
 
でもそれって一見重い問題に思えますけど、全部自分の心がブレーキをかけてるだけだったんですよね。
 
フィリピンの人と比べればぼくら日本人は世界中のどこでも簡単に行けて、マイホームとクルマを除けばiPhoneなどのほとんどのモノがフリーターですら買える。
 
会社の問題だって一生そこから抜け出せないわけじゃなくて、自分の意思さえあれば職業は変えられるし、おカネを稼ぐ手段だって山ほどあるんです。
 
でもせまい日本にいると考えてしまうのは正社員と派遣の差や、持っているクルマのグレード、いくら将来おカネが稼げるのかとかそんなのばっかりです。
 
そして人から自分の行動がどう思われるのか??
 
そればかり気にしてしまいます。
 
だからもし日本でネガティブな考えに陥っている人がいるなら、一度日本の外に出て住んでみて海外の人と自分を比べてほしいと思います。自分がどれだけ恵まれているかがわかり、日本にいた時の悩みなんて思い出せないくらい自分を幸せに感じると思うんです。
 
でもたとえば会社に勤めている人は、ぼくの意見を聞いてそんなの無理だと思うでしょう。だけどそれこそ心の問題だけなんです。本当に無理というだと諦めるのはフィリピン人のような状況です。
 
会社を辞めようと思ったらぼくらは自分の意志で辞められるし、おカネも30万円ほどあればぼくらは3ヶ月物価の安い国に誰もが住めるんです。
 
ぼくらが本当に無理だと恐れているのは、まわりの人の目だったり、社会人と呼ばれる会社で働いている大多数の日本人と違う行動をとるのが怖いだけなんではないでしょうか?
 
よく言い訳する時に会社や日本の社会の仕組みのせいにぼくらはしてしまいます。でも本当は自分に踏み出す勇気がないのを直視するのがイヤだから、他のせいにしてしまうんだとこっちに来て思いました。
 
だからぼくはこっちにきてフィリピン人の人たちと話し、もうこれから何かあった時に簡単に人のせいにしたり、まわりの状況に責任をなすり付けるのはできないと感じます。
 
なぜならそれこそ他のぼくらより恵まれていない国の人にそんな言い訳はできないからです。
 
こちらにきて、ぼくはそんなところが少し変わりました。そしてできれば日本の人にもぼくらができないと思っていることは、実は踏み出すのが怖い自分の心の問題だけなんだということを知ってほしいとおもいます。
 
では次回はくだらないいつものブログでお会いしましょう。
 
ではまた!