さて、三回に渡って書いてきたワーホリにピッタリなパソコンとは何か?を考えてきた「もう二度と迷わない!あなたが海外で生活するために持っていくパソコン選び」も今回で最後。
今回はアナタが選ぶべきMacBookを実際に見ていきましょう。
まだ読んでいない方は下の回からどうぞ
もう二度と迷わない!あなたが海外で生活するために持っていくパソコン選び 前編 | あしたはもっと遠くへいこう
もう二度と迷わない!あなたが海外で生活するために持っていくパソコン選び 中編 | あしたはもっと遠くへいこう
1. 海外の学校や職場、そして旅行する時に使う (クリエイティブワークに使わない)
主にワーホリで3ヶ月ごとに都市を変えたり、最後にラウンドをしたり、留学や働く時に学校や職場にパソコンを持ち歩く人向けで、動画や写真編集などをしない人。
そんな方にオススメなのがMacBook Airの11インチか、13インチです。
良い点はまず軽いこと!11インチはほぼ1キロで、薄さは世界で一番薄いパソコンになります。
これほど軽いと海外と言わずに、外のカフェに行くときにも持ち出せるし、家でもリビングと自分の部屋を持ってうろちょろできます。また2013年に出たMacBook Airは長年唯一の不満点だったバッテリーの持ちも改善されました。
Apple側のアナウンスによると11インチで9時間、13インチで12時間持ちます。実際に使うとメーカー発表より2、3時間少なくなるのがパソコンの常識ですが、それでも電源のないところでそれほど持てば充分です。
ぼくも2012年に出たMacBook Airを使っていますが、これでもう満足しています。
11インチと13インチの違いはSDカードのスロットが付いているか、付いていないかです。デジカメの写真を頻繁に取り込みたい方は13インチのスロット付きをオススメします。
デメリットは容量やDVDプレイヤーが付いていないので、満足いくパソコン環境を整えたければ周辺機器を買い揃えなければいけない点です。ぼくも1TBのHDD、DVDプレイヤー、有線LANコネクターを買い揃えました。11インチの場合はSDカードスロットも必要なので、なんだかんだでおカネがかかるのが難点です。
買い方はお店で実機の重さと性能を確かめたあと、価格ドットコムの一番安いところで買うのがオススメです。2012年度に発売されたのと一緒のランキングで並んで売っているので、必ず2013年度に発売されたMacBook Airにしてください。電池の持ちが全然違います!
クレジットカードの情報を打ち込むのが不安や、面倒な方はAmazonで買うのもいいと思います。
Macは値下げしないと思われてますが、価格ドットコムだと外国人が泣いて悔しがるほど安くなっているので、ぜひ日本人に生まれた特権を使いましょう!Amazonもそこそこ安いです。
2. 海外の学校や職場、そして旅行する時に使う (クリエイティブワークに使う)
主にワーホリで3ヶ月ごとに都市を変えたり、最後にラウンドをしたり、留学や働く時に学校や職場にパソコンを持ち歩く人向けで、さらに動画や写真編集などをする人。
そんな方にオススメなのがMacBook ProのRetinaモデル 13インチです。
まずオススメしたいのはその1.6キログラムという重さ。カバンに入れて持ち歩くなら、これ以上重いと気分的にイヤになります。だから学校や職場、ちょっとカフェで作業したいならこれくらいの重さまでがベストです。
またCPUも2.5GHz or 2.6GHzあり、メモリも8GB。スペック的に文句の付けようがありません。クリエイティブな作業をするならこれがベストだと思います。
デメリットはMacBook Airと同じく容量が少なかったり、DVDドライブがないので、あとから買い足さなければいけないこと。またMacBook ProのRetinaモデルは高精度ディスプレイを使っているので壊れやすく、Appleケアに入った方がいいということです。
つまり一番おカネがかかるモデルになります。そこがネックだと思われる方は
11インチか、13インチのMacBook AirをオンラインのApple Storeで購入し、CPUとメモリのスペックを上乗せして購入するという方法もあります。
11インチのMacBook AirのCPUとメモリーを上げて、容量を256GBで購入しようとすると143900円になりました(2013年9月11日 現在)。こちらの方法でもクリエイティブワークには対応できるかと思います。
MacBook Pro Retinaの購入の仕方は価格ドットコムで一番安いものを購入してAppleケアにあとで入るか、それかオンラインかお店のApple Storeで直接買って、そこでAppleケアを一緒に申し込む方法が慣れていない人にはいいかと思います。
3. 主に家にいる時に使う (クリエイティブワークに使わない)
海外に持っていくけど、いつも家に置いていて、必要な時だけ外に持ち出したいという方にオススメなのが
13インチのMacBook Pro 下位モデル です。
こちらの良いところはコストパフォーマンスが非常にいいところです。DVDドライブも付いているし、有線LANコネクターも付いてるし、容量も500GBあるので、iTunesの曲数が100GBあっても、写真が100GBあろうが、全然このMacBook Proの中に入れられます。
せいぜい買い足すとしたら外付けのHDDくらいでしょう。値段もMacBook Airより一万円くらい上乗せされるだけなので、あとであれこれ買い足すMacBook Airより最終的に購入するパーツの費用を考えると、費用を抑えることができます。
ただデメリットは重いこと。2キロというと片手では持てない重さです。これがけっこう頻繁に持ち運んだ時にジワジワとイヤになる重さなになります。
この前ぼくと一緒にタイとカンボジアに二週間旅行に行った友達は、MacBook Proを日本に置いてiPad 2で過ごしてました。
つまりバックパッカーの二週間くらいの旅行だと、毎日のように移動するには持って行くのをためらうパソコンの重さです。
しかし海外で3ヶ月や半年以上同じ場所にずっと住み続けるなら、このモデルはオススメです。
また2キロなので頻繁に持ち歩きたいけど、MacBook Airを買ってあれこれパーツを買い揃えるおカネがないという方もこれを選んでもいいと思います。実際にフィリピン英語留学していた時はこれより重い15インチのMacBook Proや、Windowsの15インチのパソコンを毎日学校に持ってきている友達もいましたので、2キロが毎日持ち歩くにキツい重さではありません。
ぼくは最初にこのMacBook Proにしようと思っていたんですが、実際にお店で持ってみてMacBook Airにしたので、重さという感覚的なところは人それぞれだと思います。
購入の仕方はMacBook Airと同じくお店で実機の重さと性能を確かめたあと、価格ドットコムの一番安いところで買うのがオススメです。
4. 主に家にいる時に使う (クリエイティブワークに使う)
海外に持っていくけど、いつも家に置いていて、必要な時だけ外に持ち出したい。そしてクリエイティブワークにも使いたいという方にオススメなのが
13インチのMacBook Pro 上位モデル です。
こちらの良いところは上記のMacBook Proと同じく、コストパフォーマンスが非常にいいことが挙げられます。DVDドライブも付いているし、有線LANコネクターも付いてるし、さらに容量が750GBあるので、下位モデル以上にデータを入れられます。
またCPUのスペックも2.9GHzとこれ以上ないスペックで、かつメモリーも8GBあります。
さすがはProとうたっているだけあるので、クリエイティブワークには文句ありません。またこれだけの高性能で値段も148800円(2013年 9月11現在)なので、お財布的にも一番優しいモデルです。
デメリットはやはり重さです。2キロなので、使っていて1.6キロのMacBook Pro Retinaモデルがうらやましくなるかもしれません。
またあまり持って移動しないと割り切るなら15インチのMacBook Proでも、そのRetina対応の15インチモデルでもいいでしょう。そこは自分の好みだと思います。
まとめ
というワケでいかがでしたでしょうか?ワーホリ、留学、海外ライフを楽しむためのパソコン選び。
最初の回でWindowsはいらないとぶった切ったので、独断と偏見に満ちていると言われるかもしれないワーホリや海外留学で使うパソコン選びですが、これが正解です!
間違いなく海外で使いやすいパソコンは、Macを差し置いて他はありません。写真などをHDDに入れてそれをWindowsに移そうとするとOSの違いで移せませんが、問題点と言えばそれくらいです。
そこはUSBを使ってガマンしてください。
最後にずっと偏ったパソコン選びだと思われたかもしれないので、一つだけ。
実際にぼくは2013年の5月から7月まで三ヶ月のフィリピン英語留学をしましたが、そこで日本人が一番使っていたのがMacのパソコンでした。どこにいっても、MacBook AirにMacBook Pro!!中国人と台湾人の友達から「日本人は本当にAppleが好きだな!」と言われてたくらいです。
10人中8人がMacのパソコンを使っていましたが、世界市場のMacのシェアは20%もないので、とても奇妙な現象でした。結論としてはみんな同じところにたどり着くんじゃないかというのが、ぼくの実感です。
では女性のみなさん、Macを買った暁にはぼくに連絡を!丁寧にレクチャーさせていただきます。
ではまたー!
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