これぞ本物の海外旅行保険。キミはあのNASAが開発に関わったサバイバルシートを知っているか?

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あなたは寒さをカットする魔法の巨大アルミホイル型シート、その名もサバイバルシートの存在を知っていますか?

こんにちは。冬は意外と沖縄より寒い国 台湾に住んでいるまえちゃん@Maechan0502です。

さて久しぶりに旅行グッズを紹介したいと思うんですが、今回紹介するのは広げて身体に巻き付けるだけで寒さをカットできるサバイバルシートというグッズです。

海外に行くとビックリするほどの寒波に襲われたりすることがよくあります。ぼくもオーストラリアの北海道と評されるタスマニア島に行った時は、真夏のはずだったのにダウンジャケットを着込んだことがありました。

そんな読めない気候に襲われて、風邪にでもなったら大変です。だから海外旅行保険には入っておこう!という人も多いんですが、その前に眼前に迫る寒さから逃れたいですよね。

そこで役に立つのがサバイバルシートです!元々登山用グッズだったのですが、これが意外と海外でも使えるんです。

というワケで買ってから約2年。ついにぼくも台湾で使う機会があったので、使い心地とメリット・デメリットを紹介します。

では行ってみましょう。

目次

サバイバルシートとは何か?

さてサバイバルシートとはいったいなんなんでしょうか?チョーうさん臭いと思われているかもしれませんが、こちらは東急ハンズにも売っているちゃんとしたグッズです。

表のパッケージを見てみると

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コンパクトな緊急用シートです。天候の急変による気温の変化や雨、風から体を守ります。ファーストエード用品として、また、海・山への旅行用品・レジャー用品としてご活用下さい。

金色は光・熱を吸収、銀色は光・熱を反射する物理的原理を応用したシートです。

負傷者は出血などにより体温が低下するので金色面を外側にして体をくるむと保温効果があり、炎天下において銀色を外側にすると保温・断熱効果があり、また防風・防水効果もあります。ブランケットなどの代わりにも。 

という説明が書いてあります。

実際に海外へ行くと急な極寒に襲われることもありますし、登山や海へのレジャーグッズでなくてもオススメ。サイズも文庫本サイズで、1cm以下の厚みなので持っていくのにもピッタリです。

ぼくもハイパーメディアクリエイターの高城剛氏の著作『LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵』でこの商品を知って、「本当かいなー?!」と思いながら試しに購入してみたのですが、今回ようやく2年越しに使うチャンスに恵まれたので使い心地をレビューしてみました。

サバイバルシートを実際に試してみた

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購入はしておいたけど、ずっとスーツケースの中に眠っていてなかなか使うチャンスがなかったぼくのサバイバルシート。しかしこのサバイバルシートを使う機会は突如台湾の台北都市生活で起こりました。

台北を出る直前にぼくが家で寝ていたら、深夜ものすごい悪寒に襲われたのです。

そう、その原因は風邪でした……。しかし困ったことに台湾の冬は温まる手段がまったくありません。

実は台湾の冬はすぐ側の中国大陸から冷たい風が吹き付けることもあり、10数度しかないのにかなり寒いのです。さらに輪をかけて夏は南国の気候なので、そもそも部屋にエアコンじゃなくてクーラーしか付いていません。

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この国にあるのは写真のような扇風機みたいなヒーターのみ。頼りなさ過ぎる……。

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しかもぼくの部屋は無駄に広かったので、こういう時にはヒーターの熱もすぐに拡散し、なかなか部屋が温かくなりません。しかもウチにはロクなかけ布団もない!

部屋の中なのに寒くて寒くて身の危険を感じたぼくは、深夜にサバイバルシートを取り出してみたのでした。

暗がりの中に光るサバイバルシート。頼りになるんでしょうか?

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取り出してみると何層にも折り畳まれていて、しかもピッタリくっついているので、なかなかはがして広げるのに苦労しました。

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金色を外にすると熱を吸収してくれるので温まりたい場合は金色を表に、銀色を外にすると保温・断熱効果があるので、冬に使うなら迷いなく金色を表で!

……実際にくるまってみると、小学校の時に使ったセロファンか、金銀色折り紙の表面のような触り心地で肌には違和感が拭えません。

しかし服を着て、靴下まで履き、なるべく皮膚との接触を避ければ、たしかに暖かい……!

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たしかに効果はあります、このサバイバルシート。惜しいのはただの210cm×130cmのシートなため、どうしても上手に自分をくるむのが難しいところなのですが、毎日使うものでもないので緊急用として使うなら充分あり!

というのがぼくの使い心地とメリットの感想でした。これで500円以下の値段で買えるなら、全くもってお得だと思います。

サバイバルシートのデメリット

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しかしサバイバルシートにもデメリットはあります。それを挙げてみましょう。

  • 動くとガサゴソとこすれて音がうるさい
  • 綺麗に自分の身をくるまないと、はみ出た部分が寒い
  • 畳むのが面倒で、仕舞いにくいので、再利用が難しい
  • 他の人から見て、コイツ何やってんだ?と疑われる

まずこちらはセロファンやアルミホイルみたいなものですので、基本的にこすれてうるさいです。寝返りを打ちまくると、音がうるさくてなかなか寝付けませんでした。

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次に210cm×130cmのシートなため、自分を上手にくるむことが難しいことです。保温性は抜群ですが、シートからはみ出れば容赦なく寒さが襲います。できれば2つくらい使えば問題解決すると思うんですが、それも面倒と言えば面倒。

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そして1回使ってみたのですが、折り畳むのが非常に面倒でした。バカでかいし、何よりウマく仕舞えません。畳んでみたらグチャグチャになったので、人によっては使い捨てとして割り切ったほうが良さそうです。

最後にこれは写真を見てもらったほうがわかりやすいでしょう。

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どうです。この金色に輝くスーパーサイヤ人のようなぼくの姿!

台南のシェアハウスのルームメイトの日本人の方には「マーメイドか、錦鯉 (にしきごい)のようですね」とディズニーランドと成金屋敷を足して2で割ったような褒め方をされました。

まあ格好の評価は求めていないので、全く傷ついてはいないのですが、頻繁に使うと疑わしき目で見られるのは確かです。

まとめ サバイバルシートは海外旅行に持っていくのはアリか、なしか?

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というワケで、買ってから2年越しで使ってみたサバイバルシートのレビューはいかがでしたでしょうか?

今夜の台南の天気はめちゃ寒いのでぼくはサバイバルシートにくるまりながらこのブログを書いているのですが、かなり暖かい!だからぼくとしては500円くらいで買えるので、何かあったときの備えとして持っていくのは充分ありだと思います。

ただ折り畳みにくいから繰り返し使いづらいので、数回使って捨てるくらいの意識じゃないと不満が出るかと思われます。

そしてぼくが今使っているのもたまたま数日前に開いてしまったからだけなので、サバイバルシートよりはブランケットのほうがはるかに使いやすいです。

よって「都市生活しか送らないよー!布団やブランケットもあるし、大丈夫」という人も使う機会はほぼないと思われます。

しかしぼくのように台湾の都市生活でも思わぬ寒波に襲われて使うときもあるので、備えとしてスーツケースに入れておくのはアリでしょう。Amazonで500円くらいで買えて手頃な値段ですしね。海外でちょっと自然環境豊かな場所に行ったり、思わぬ気候の変化に襲われた時の保険として、買って持っていくのが良いかと思われます。

あとはスーツケースに入れておいたことを忘れて、寒波に襲われても使うの忘れてしまった。

そんな状況になることだけは避けましょう。実は2013年のオーストラリアワーキングホリデーでもぼくはタスマニア島で極寒のような寒さを味わったのですが、その時このサバイバルシートを持ってたことを忘れ、翌朝かなり後悔しました。

買ったら使うことだけを忘れるな!

それが一番のぼくの買ってから2年間の教訓なのかもしれません。というワケで、海外旅行のお守りとしてスーツケースに忍ばせておくのもアリだと思います。

ではまた。

ぼくがサバイバルシートを見つけた高城剛さんの著書『LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵』もオススメです。尖った海外旅行グッズを探したければ刺激的な発見があります。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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