そろそろお正月は凧揚げよりドローン飛ばす時代だと思うんですよね。
こんにちは。台湾在住ながら、日本に一時帰国中のまえちゃん@Maechan0502です。
さて2015年に官邸へ墜落したり、アマゾンが配送に使うと発表したり、ついには2015年の流行語大賞までノミネートされてお茶の間に広まったドローン!
ぼくもずっとほしいと思っていたのですが、ちゃんとした機能が一通り揃っているDJI PHANTOM 3 STANDARDあたりだと値段が10万円近くして高いんですよね。
ほしい……。でも高くて買えない……。てか、ローン組んで買おうとしたけど、収入がビンボーかつ不安定過ぎて信用ないから審査に落ちたなんて言えないよ……。
と流行に乗れずにショックで落ち込んでいたのですが、最近まわりの仲間とドローンを飛ばそうという話が持ち上がった時に、ぼくは思い出したのです。
そういや台湾でぼくと会った同い年のブログ読んでくれている人が、「最初はカメラも付いていない安物ドローン買って練習したほうがいいですよ」とアドバイスをくれたのを。
その人の話だといきなり10万円越えのドローン買ったので、慣れない操作で墜落させるのが怖くてしょうがないとのこと。
というわけで、ぼくは思い切ってアマゾンでたった6,000円のドローンを購入してみたので、レビューしてみました。
ではどうぞ!
SYMAのX5C1という6,000円台で買える格安ドローンでできること
さて今回ぼくは中国メーカーのSYMAのX5C1を選んだのですが、単純に選んだ決め手は6,000円という値段でした。
調べてみたところ、高機能なドローンにはカメラが付いていて、さらにその空撮しているカメラからの映像をリアルタイムで受信しながら操作できるものがあるようです。
そしてこのリアルタイム画像伝送システムがついているドローンこそ、ドローンの魅力を存分に味わえるものらしいんですが、格安ドローンを購入する時はこの部分をあきらめなくてはなりませんでした。
また自動的に高さの調整をやってくれる機能も高機能度ローンには付いているようですが、今回選んだ機種はそれもナシ!
6,000円台のこちらのドローンでできることと言えば、
- 空飛ぶドローンの操作
- 5〜8分間のフライト
- カメラが付いてるのでわずかな空撮撮影
という3点くらい。
リアルタイムで映像は見れませんが、あとで空撮した映像は付属のSDカードを通じてパソコンで見ることができます。
だからこのレベルでドローンを試してみたいと納得できる人が購入する機種だと言えるでしょう。
ぼくはもうとりあえずドローンと呼ばれるモノを飛ばしたいがために購入したんですが、同じくとりあえずドローンを飛ばしてみたい人にはオススメです。
SYMAのX5C1を開封してみた
というワケで、今回日本への一時帰国で実家にドローンを注文してあったので、さっそく開封してみました。
表裏のパッケージはこんな感じでした。箱のサイズはノートパソコン1.5倍と言ったところでしょうか。
開けてみると、中から出てきたのがドローンとコントローラーです。
手に持ってみると、意外と小さいこちらのドローン。だいたい全長15cmくらいです。
こちらはコントローラー。高機能のドローンはスマホで操作ができたり、コントローラーにスマホを付けてリアルタイムでドローンからの映像が見れるんですが、このSYMAのX5C1はショボいです。
コントローラー下部にある画面に表示される情報を見ながら操作をします。画面は29歳のぼくが小学生の頃に流行ったガチャガチャのテトリスの画面みたい。
コントローラーの裏には単三電池を4本入れる場所があるので、こちらは別売りの乾電池を入れる必要があります。
SYMAのX5C1の付属品、アレコレ
裏をひっくり返すと、他のパーツも付いていました。
こちらはプロペラガード。あとで飛ばしてみたら操作しづらくて何度もぶつけてしまったので、これは必要です。
またプロペラガードをドローンに付けるマイナスドライバーと、バッテリーを接続するUSBケーブルと、オレンジはどうやらドローンについているマイクロSDカードのデータをパソコンに読み込む端子の模様。
付属のマイナスドライバーでプロペラガードを付けてみましたが、こんな感じで簡単にくっつけられました。とりあえず購入したもので一通りまかなえるようです。
SYMAは中国企業だけど、説明書は全部英語
そして忘れてはならないのが説明書。
現在ドローンの企業が集まっているのは、アメリカのサンフランシスコから北にあるノーザンカリフォルニアのバークレーと、中国の香港島対岸の深圳の2カ所なのですが、こちらのSYMAというドローン企業は中国に本社があります。
しかし説明書は全部英語でした。そういえばパッケージも全部英語表記で、一見アメリカ企業と間違えるほどなのですが、この6,000円台で買える安さは中国企業ならではなんでしょう。
日本語の説明がないのが厳しいところですが、買う人は値段分で相殺されてると思ったほうが良さそうです。
実際にドローンを動かしてみた
ではいよいよお試しのフライト!
と思って家のリビングで飛ばしてみたのですが、まずどうやって飛ばすのかすらわからなかったので、怖くなってすぐに電源を切ってしまいました。
左コントローラーを上下させることで高さを設定して飛ばすんですが、人のいない広めの公園でやったほうが絶対いいです……。
近所の公園で試してみた
室内でのフライトにビビり、そしてうるさ過ぎて家族からも苦情があったので、ぼくは近所の公園で試してみました。
実際に電源を入れて飛ばしてみると……、おお!?めっちゃ高さを維持させるのが難しいです。
まず上に飛ばして、下に無事に着地させることすら困難!
何度もガッツン、ガッツン地上にぶつけて、壊れないか不安になりました。これはいきなり10万円くらいの高価なドローンに手を出さなくて良かったです。経験者の人の意見を聞いておいてよかった……。
だけど慣れてくると、自分で上下させられるようになって、前後左右に動かせるように!
何度も地上にぶつけましたが、30回くらいのフライトで数回自分のところに戻せるようになった時はちょっと感動しました。
うーん、ドローンの操作は非常に難しいですが、うまく操作できた時はバスケットボールでゴールを決めた時のような快感があります。
[追記]
こちらはうちの父親がドローンを操作したのを、15秒ほどの動画で撮ってみました。音がうるさいのですが、実際に飛んでいるのは感動モノです。
感想 本格的なドローンではないが、試しにドローンを操作してみたいなら、SYMAのX5C1はいいかも
というわけで、いかがでしたでしょうか?試しにぼくは今日1回試してみたのですが、かなりハマりそうです。
現在アメリカのドローン市場は年率500%で成長しているらしいので、これを今のうち試しておけば仕事につながるかも!
という理由もあって買ってみたのですが、フツーに楽しかったです。
操作の難しさはスーパーファミコンでマリオカートを初めて試した時のような感触で、パッケージから開けた時はミニ四駆の箱を開けた時のような懐かしさ。思わず改造にもハマってしまいそうな予感がしました。
こちらのSYMAのX5C1はいずれ10万円台の本格的なドローンに興味があるんだけど、とりあえずドローンを試してみたい入門編にはちょうどいいと思います。
ぼく的な不満はバッテリーがたった5〜8分しか持たず、逆に充電が1時間半もかかることのなのですが、その問題はアマゾンで同じバッテリーを複数個買えば済むこと。
しかも1個550円くらいだったので、思い切って3つも買ってしまいました。
そして4つ充電するマルチ充電アダプターも630円だったので、アマゾンで即買い。
1万円以下でドローンをとりあえず試してみたいなら、懐もそんな痛まないし、こちらのSYMAのX5C1はオススメです。
さらに値段下げてドローン買いたいなら、カメラなしを選ぶのもアリだと思いましたが、ひとまずぼくはこれで練習してみようと思います。
ぼくみたいに試しに格安でドローンを飛ばしたい人はいかがでしょうか?オススメです。
ではまた!
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