美味しい飲み物を作らせたら、台湾人は天才なのかもしれません。
こんにちは。そろそろ台湾在住1年半を突破しそうなまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくは台湾の台南にもう1年も住んでいるのですが、やっぱ台南は良いわけです!特に年中暖かいのが良い!!
冬は冷蔵庫のような寒い日本とは大違いです……。
しかも面白いことに台南は年中暑いから常に飲み物の需要が絶えないので、台南独自の飲み物が生まれるんですね。
というわけで、そろそろぼくが台南に住んで1年経ったし、台南現地在住日本人がオススメする台南で美味しい飲み物を紹介します。
ではいってみましょう!
ミルクティー (タピオカの入ってない)
台湾といえばタピオカミルクティー!もう台湾に着くなり、台湾で一番有名なチェーン店の50嵐に殺到する日本人はたくさんいます。
先日台湾に遊びに来たぼくの高校の友達も「1日2回は飲んでる!」と言ってて、ぼくはおもわず笑ってしまいました。
……しかし知っていましたか?台南はタピオカが入っていないミルクティーのほうが名物だって。
そう、今台南でアツいのは、自販機に入って販売されているミルクティーの方なんです!!
こちらは台南駅近くのデパート新光三越近くにいくつか隠れ自販機があり、午後3時に入荷されると即座に午後4時くらいには売り切れるほど人気。
最近はちょっと熱が収まったようですが、「一人3本まで」という購入ルールを無視して、大量に買っていく台南人のおばちゃんもいます。
ぼくとしては購入場所の自販機は宝探し感覚で探してほしいので、詳しい場所までは載せませんが、興味ある方は探してみてください!!
味は抜群に美味しいです!!
タピオカミルクティー (茶乃魔手)
タピオカの入っていないミルクティーを紹介しましたが、実は台湾南部でしか飲めないタピオカミルクティーもあります。
それが茶乃魔手のタピオカミルクティーです!!
なぜならここは台湾南部にしか出店していないから!
台北から台中くらいまでは亜熱帯気候なんですが、嘉義、台南、高雄、屏東は熱帯気候なので、茶乃魔手はここだけにしかチェーン展開していないんですね。
味はまろやかで、一味違ったタピオカミルクティーを楽しめます。
台南にまで足を運んだらタピオカミルクティー好きは味を飲み比べてみてください。ぼく的にはあんまり好きな味ではないのですが、台湾南部らしさを感じたければ茶乃魔手で買ってみるのはオススメです。
ハイネケン緑茶 (レッドサンティー)
台湾はタピオカミルクティーに代表されるようにドリンクスタンドが超有名です!!
それもこれも台湾は熱帯と亜熱帯の国だからなんですが、ドリンクスタンドの競争が激しいのは亜熱帯の台北じゃなくて、熱帯の高雄や台南だと言われています。
これは台北のドリンクスタンドをやっている台湾人から直接聞いたんですが、たしかに台湾でも年中暑い熱帯地方のほうが需要があって、競争は激しいようです。
だから台南や高雄には台北に進出していないドリンクスタンドがたくさんあるんですね。
このレッドサンティーもその1つ。名物のハイネケンと緑茶を混ぜたハイネケン緑茶は台南発祥です。
「ビールと緑茶のミックスがそんなにうまいのか!?」
と疑問に思われる方もいると思いますが、味はマジでさっぱりしてて美味しいので、ぼくが保証します!
あ、逆にハイネケンと緑茶の味がどれほどするかは保証できませんけど……。
詳しいブログはこちらからどうぞ。
【関連記事】
台湾台南の名物ドリンクはビールのハイネケンと緑茶ミックス!?台南発祥の海尼根緑茶を紹介します
紅茶 (双全紅茶)
お茶の名産地として有名な台湾。だからこんなにもお茶のドリンクスタンドが多いんですが、昔ながらのドリンクスタンドもあります。それが双全紅茶です!
ここは台南で3代に渡る老舗で、台南のドリンクスタンドといえば台湾人の中で非常に有名になっています。
しかもこのお店は非常に日本とゆかりが深いんです!
そもそもこのお店がオープンしたきっかけは、まだ台湾が日本だった頃に初代の台湾人オーナーが日本の本土でカクテル修行でした。
1945年の終戦後に台湾人のオーナーが日本から故郷・台南に帰ってきて、仕事がなかった初代オーナー。そこでオーナーは日本でやっていたカクテル作りで使うシェイカーで、紅茶を混ぜることを思いつきます。
そしてオープンした紅茶のお店はシェイカーを振って作ることで、きめの細かい泡が立つ冷たい紅茶が立って、地元の台南の人たちの人気を集めました。
オーナーが日本(当時は同じ国なので内地)で働いていなかったら生まれなかったアイディアなので、そんなことを思いながら飲んでみても面白いはずです。
またここの名物は紅茶もさることながら、平日の12時から14時くらいの間に現れる地元の常連の台湾人おじいさんも外せません。日本統治時代に教育を受けたので、おじいさんは日本語を話せます。
だからお昼過ぎに行き、紅茶を飲みながらおじいさんと貴重な日本語での会話を楽しむのがぼくのオススメです。
【関連記事】
台南に来たら老店紅茶 雙全で一杯紅茶を飲んでほしい。なぜならここは美味しいだけなく、日本語が話せる台湾老人がいるから
窄門珈琲館
飲み物を中心に紹介してきましたが、ここで一風変わった台南のお店を紹介します。
それがデブお断りの喫茶店です。
そう、入り口がめちゃめちゃ狭いからなんですね!台南の有名な観光地の孔子廟から徒歩1分の距離にあるので、観光に疲れたらここで休憩するのがスタンダードです。
またここは台南の有名フォトスポットなので、友達といってインスタグラムに写真をアップするのも楽しいでしょう。
狭い門をくぐって2階に登る窄門珈琲館のメニューは値段がちょっとだけ高いですが、ドリンクはこだわって作っているので、話のタネに行ってみてください。
ちなみにデブ禁止と書きましたが、裏側はもう少し入り口が広くなっているので、横に広い人は裏側からなら入れるかもしれません。
※ 写真が手元になったので、後日追加します。
住所:台南市中西區南門路67號2樓
営業時間:11:00~23:00
休業日:年中無休
まとめ 台南は暑いからこそ飲み物がウマい!!
はい、そんなわけでぼくのオススメである台南 (台湾南部) にあるドリンク特集は楽しんでもらえたでしょうか?
台南は台湾南部で熱帯地方だから夏は灼熱・冬でもホットです!そんな気候だからこそ
どうしてこんなにうだるように暑いんだよ!!
とイラ立ってしまいます。しかしその気候がここまで美味しいドリンク文化を育てたと言ってもいいんじゃないでしょうか?
今回紹介したのは5つでしたが、他にも台南独自の飲み物や台北で飲めるドリンクスタンドは台南でも飲めます!!
台湾全土で飲めるドリンクと、台南で独自に飲めるドリンク、この2つを楽しめるのが台南の魅力!!
台南に来たら散歩がてらに飲み物を飲みつつ、台南観光を楽しんでみてください。
ではまた!!
【関連記事】
台南在住日本人がオススメする。台南に来たら食べてほしい台南グルメ12選!!【フード編】
台南に来たら老店紅茶 雙全で一杯紅茶を飲んでほしい。なぜならここは美味しいだけなく、日本語が話せる台湾老人がいるから
台湾台南の名物ドリンクはビールのハイネケンと緑茶ミックス!?台南発祥の海尼根緑茶を紹介します
コメント