
中華料理名物のすっぱい鍋はお好きですか?
どうもこんにちは。台南在住3年目突入のまえちゃん@Maechan0502です。
さて冬の名物料理といえば、日本でも、台湾でも鍋がよく食べられます。
ただ台湾の鍋料理は、味のバリエーションが日本より格段に多いのが特徴なんです!
火鍋などの辛い鍋があったかと思えば、普通のしゃぶしゃぶみたいな料理もあるのが中華の鍋の特徴。
その中でもぼくのオススメは、酸っぱい酸菜鍋です!
ガツンとくる酸っぱさがあるのに、箸を止められない中毒性。ちょっとこの味は日本では食べられないので、台湾に来たらぜひ食べてほしいです。
その有名は酸っぱい酸菜鍋を台南駅近くで食べられるお気に入りのお店があるので、今回はそこを紹介します。
では行ってみましょう。
台南で酸っぱい酸菜鍋を食べられる延麟堂の場所

台南で酸っぱい酸菜鍋を食べられるお店は、「延麟堂」という名前です。
お店のメニューでは「延齢堂」と書かれていますが、グーグルマップでは「延麟堂ー酸菜白肉鍋」と出ています。
だから「延麟堂」で調べてみてください。
台鉄の台南駅からわずか5分で歩いてこれるので、鍋が食べたいと思ったらオススメです。
住所:台湾 Tainan City, North District, Fubei Street, 50號
店の営業時間と混雑ぐあい

お店は年中無休で営業していますが、旧正月などの特別な日はお休みしています。
営業時間は以下の通りです。
- お昼11時〜14時まで
- 夜17時〜22時まで(ラストーオーダーは21時まで)
平日のお昼は空いています。しかしこのお店は夜になると人気で、予約がないとなかなか入れません。
だから夜に食べに行きたければ、誰か台湾人に予約の電話を入れてもらったほうがいいです。
旅行できてる日本人は、泊まっているホテルのスタッフさんに電話をしてもらうのが、一番確実でしょう。
それか夜の開店直後に行くか、8時以降のラストーオーダー近い時間に行けば、予約なしで入れることがぼくの経験上、多いです。
お店の電話番号:886 6 221 0110
メニューとオーダーのやり方
一緒に行ったゲストハウスはむ家仲間のかわちゃんとめいちゃん
それではお店のメニューを紹介します!
まず席に着くとメニューを渡されるので、その中から選んでください。
ちなみに「お店の人は日本語や英語ができない」のでご注意を!
でもメニュー表には日本語が載っているので、指先して注文できます。
1.鍋の量を選ぶ

最初は鍋の大きさと量を選びます。
- 二人鍋
- 三〜四人鍋
- 五〜八人鍋
意外と量は多いですが、鍋などでスルッと食べれてしまいます。
なので、ここは人数分をオーダーしてください。
あとは「単點底鍋(単品)」か、「套餐底鍋(セットメニュー)」を選びます。
2.鍋のスープの素を選ぶ

その次は鍋のスープ選びです。
- 高梁酸白菜鍋(酸っぱい鍋のスープ)
- 天山百草鍋(世界各国のスパイスを混ぜた辛い鍋)
- 蒜頭鍋(ニンニク鍋のスープ)
- トマト鍋
もう一つ鍋のスープがあったんですが、忘れてしまいました……。
ただぼくのオススメは以下の2つです!
- 高梁酸白菜鍋(酸っぱい鍋のスープ)
- 蒜頭鍋(ニンニク鍋のスープ)
最初はこちらの味を食べておけば間違いないので、ぜひどうぞ!
酸っぱい鍋を勧めておいてなんですが、ニンニクのほうが美味しいです。

3.アラカルトでお肉や肉団子などを頼む

鍋のスープを頼み終わったら、アラカルトメニューの注文をします。
あらかじめ鍋の中にもお肉や野菜が少し入っていますが、自分の食べたいものを追加でオーダーしてください。
メニューは台湾ドルの約4倍掛ければ、日本円になりますので、参考までに!
ここまでできればオーダー終了です!
4.自分オリジナルのタレを作り、白ごはんをよそってくる

注文が終わったら、奥にあるテーブルに行き、調味料を混ぜ合わせます。
ニンニク、味付きニラ、ネギ、醤油、酢などをお好みでお椀に入れてください。
ただ中には台湾らしい調味料もあるので、日本人の口には合わないかもしれません。

だから少量を味見して、自分のお椀に入れていくのがオススメです!(ぼくの長い台湾暮らしの経験上)
あとは白ご飯も食べ放題なので、お椀によそって席に戻りましょう!
実際に高梁酸白菜鍋を食べてみた
そんなわけでオーダーも終わり、調味料もお椀によそったので、酸菜白肉鍋を食べてみました!




お肉や魚のすり身を包んだもの、キノコを注文して……、

それを鍋の中に投入します!いやー、美味しそう!

あとは酸菜白肉鍋の中で煮て食べるだけ!
酸菜白肉鍋の味はとにかく酸っぱいです。これ
だしの効いた味ぽんよりも酸っぱいスープの中に、お肉や白菜を煮て食べるんですが、日本では食べたことない強烈な酸っぱさを感じることでしょう。
しかし、それでも食べられるのが酸菜白肉鍋の美味しいところ。
日本では食べられない味なので、一度は食べてみてください。
蒜頭鍋(ニンニク鍋のスープ)はニンニクたっぷりで、日本で昼間から食べると、絶対に強烈なニオイを放つこと請け合いです。
ニンニクがそのまま入っていたり、スープの中にすりつぶしてあって、こちらも日本では信じられない鍋になってます。
しかし甘みがあって、優しい味なので、同じく箸が止まらないはず!
てか、正直、ぼくは酸菜白肉鍋をなんども食べて飽きていたので、こちらのほうが美味しかったです(笑)

一緒にいったぼくの住んでいるゲストハウスのはむ家メンバーもこの笑顔。
おまけ スープはお持ち帰りもできる

ちなみに台湾の鍋屋さんは、頼むと無料でスープの持ち帰りもできます。
持ち帰りたい人は「外帯(ワイタイ)」といえば、上の写真のように詰めてくれるので、よかったらどうぞ!
台湾で一人暮らしをしてる人、ゲストハウスに泊まっている人は、持ち帰ってもこの味が楽しめます!
ぼくらは帰って雑炊にして食べました。
ここのお店に限りませんが、台湾の鍋屋はこんなところもいいポイントです。
まとめ

ハイ、というわけで、どうでしたでしょうか?
台南駅から近い延麟堂の酸菜白肉鍋は?
酸菜白肉鍋は台北でも食べられるんですが、台南で食べるとリーズナブルで楽しめます。
この日も3人で食べに行き、だいたい1,200元(約4,500円)くらいだったので、非常に満足でした。
最近お店も改装して綺麗になったので、よりいっそう日本人も入りやすくなっています。
ぼくは台南にある鍋屋の中でお気に入りなので、台南に複数人で来たらぜひ食べに行ってみてください!
ではまた。