台湾の台南という街を知っていますか?
こんにちは。台湾の台北に住んで5ヶ月。思い切って台湾南部の台南に引っ越しを決めたまえちゃん@Maechan0502です。
日本人にはなじみのない土地の台南。台湾マニアの人でない限り、まず訪れることはないでしょう。
実は歌手の一青窈さんのお姉さん一青妙さんは台南が大好きで、観光大使までやられているんですが、それでも全然知られていない土地です。
ぼくも2度遊びに行ったことがあるだけで、記憶が薄い街……。いや思い出したくない記憶があるだけかも。
というワケで、今回は台南の良さを自分でも確認してみるためにも、日本人や台湾人から聞いた台南の良さげな条件を6つ挙げてみました。
では行ってみましょう。
[ぼくが引っ越す動機になった記事はこちら]
こんなハズじゃなかった…!?5ヶ月住んでるけど、月収10万円で台北に住んで後悔がいっぱいです
昔ながらの台湾が感じられる
まず台南の良いところは、昔ながらの台湾が感じられるところでしょう。
台湾の歴史は約400年前から始まりました。現在は台北が首都になっていますが、台北が中心地になったのは1895年以降の日本統治時代のことです。
だから400年前から台湾を統治したオランダ、明の鄭成功、清朝に至るまで、中心地は台南でした。
なので、古い建物 (と言っても、400年前からだけど)が多く、台湾人は「台南は台湾の京都なんだ!」と胸を張ります。
日本人のぼくにしてみれば、「えー、日本の京都はもっと上品で、綺麗だぞ!」と思うんですが、台湾の歴史があるのは事実です。
また歌手の一青窈さんのお姉さん、一青妙さんも台南が好きで観光大使までやっているほどなんですが、一青さんは「35年前の自分が小学生時代に住んでいた台湾の雰囲気が、台南には感じられる」と言っています。
ぼくは数百年前ではなくても、数十年前の台湾が感じられるのを楽しみにしています。
冬でも温かい
次に良さげなところが、冬でも台南は暖かいことです。なぜなら台南は熱帯気候だから!
台湾は真ん中より下あたりに嘉義という街があり、ここを挟んで北側が亜熱帯気候 (沖縄みたいな気候)と南側の熱帯気候 (フィリピンなどの東南アジアと似た気候)に分かれます。
ぶっちゃけ台湾人は自分たちの国に春夏秋冬があると思っていますが、南のほうにいけば1年中半袖で過ごせるため、台湾の南部に四季があるとは思えません。
それだからこそ雪を見たことがない台湾人が大半で、やたらと雪を見たがるために台湾人は北海道に押し寄せます。だけど寒がりなぼくにしてみれば「冬がないなんて、なんて素晴らしいんだ!」という感じです。
台北でも12月から2月にかけては10度くらいまで下がるので、ぼくは引っ越せるなら冬しかない!と思っています。
物価と家賃が安い
現在ぼくは台南で住む家を探しているのですが、たしかに住んだら家賃の値段が下がりそうです。
この部屋はキッチンなしで5,000元くらい (約18,750円)
他の部屋はキッチンありの家具付きで8,000~9,000元 (約30,000~33,750円)くらい。
現在台北に住んでいるぼくの部屋が、月に4万円プラス光熱費が4,000円くらいなんで、たしかに家賃は下がりそうです。
そして去年の12月に台南で食べた小籠包は80元 (300円)!!
台湾で一番有名なレストランの鼎泰豐(ディンタイフォン)で小籠包を食べると、一皿180元 (約675円)だったので、やっぱ思い返しても台南の物価はめっちゃ安いと思います。
マジで食費と家賃を節約しないと干上がってしまいそうです……。
台湾南部にしかないお店がある
台湾は本当に北部と南部で文化が違うそうです。ぼくは南部の都市の高雄、嘉義、台南と3回ほど行ったことがあるんですが、その時に友達たちから「このお店は台湾の南部にしかない!」と誇らしげに説明されました。
たとえばドリンクスタンドだと「茶乃魔手」
フルーツをミックスしてくれる『大力果汁」などです。
南部は台湾マンゴーの名産地もあるし、こういうフルーツメインのお店が成り立つんでしょう。
しかし2年前の写真を見返しましたが、果物の搾り立てのジュースが25元って、やっぱり安過ぎです。台北は45~60元 (170~225円)だからうらやまし過ぎます。
話はそれましたが、他にも丹丹漢堡という台湾南部にしかないハンバーガーチェーン店もあって、ここらへんに行くのも楽しみです。
台湾の南部には可愛い娘が多い……らしい
ぶっちゃけ男性陣にとっては、これが見逃せない最大のメリットではないでしょうか?この都市伝説をぼくは東京にいた時、台湾から来ていた台湾人と台湾人女性と結婚したモギサン@Maomuuuから聞きました。
渋谷で開かれた台湾男サミット
モギサン「台湾南部のほうが可愛い子が多いって聞きますよ。ねぇ、そうなんでしょ?」
台湾人男友達 「そうですね。南にいる人のほうが可愛い子は多いです。でも南の女の子は化粧しないからなぁ」
モギサン「あー、じゃあ台湾の南部出身の子が、台北に行けば良いんだ。そうすればみんな化粧するから、一番綺麗な台湾人のパターンはそれですね」
モギサン「というワケで、ぼくはもう台湾人の女の子と結婚してるんで調べられないんですけど、マエハラさん、南に行ったら頑張って調べてきてください!」
なるほど!……あれ?でもそれなら台北に住んでいたほうが、可愛い子と出会える確率は高まるのでは?
モギサンから言われてそんな疑問が頭をかすめたのですが、たしかに台湾トップモデルの林志玲 (リンチーリン)も両親ともに台南出身だから、当たってるのかもしれません。
あと台南に遊びにいった時に撮ってもらった写真も、みんな可愛かったしなぁ。
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というワケで、日本人と台湾人の間でまことしやかに語れるこの噂を、この目で確かめてきたいと思います。
台湾のあたらしいライフスタイルが感じられる
えー、真面目な話に戻します。最後にぼくが感じる良さそうなところは、「台南では台湾のあたらしいライフスタイルを感じられるところ」です!
現在台湾では空前の台湾東部ブームですが、数年前までは台南がブームでした。それを象徴する言葉が「移民台南」です。
ぼくも嫌気が差したように、台湾の首都 台北は「高収入」が得られる場所でもありますが、家賃や物価が高過ぎます。ほぼ全ての問題に対して「お金」が絡んでくる上に、「忙しい」という、まるで東京みたいな時間の問題が重なります。
だからこそ今センスのいい日本人は東京から地方に移住していますが、台湾人も同じように台南に移住しているんです。
台北から台南に「移民」した有名な評論家の台湾人の魚夫は著書『移民台南』でこう書いています。
台北の幸福はたくさん貯金して、高級マンションに住み、豪華な料理を味わい、黒塗りで革張りの車を乗り回す。休みには海外のリゾートに行く。つまり「重量幸福」なんだ。
でも幸福にはいろいろある。台南で感じる幸福は美味しくて安い小吃 (軽食またはおやつ)をたべたり、手軽で、お金がかからない「軽量幸福」だ。しかし、幸福は確かにあるよ。
そんなあたらしいライフスタイルが味わえるのが、台南生活の良さそうなところだと思います。
まとめ マジで家賃と物価を下げるために引っ越しだ!
さていかがでしたか?ぼくが台南に住んだら期待していることを6つ挙げてみました。読み返すと、
「物価が安い。家賃が安い。だから引っ越したい。あと可愛い子がいそうだから期待」
という理由ばかり繰り返している気がしますが……その通りです!
台北在住歴1年間ちょっとのモギサン@Maomuuuからはこの前会った時に「やっぱマエハラさん、便利な台北ですよ」と考え直されたアドバイスをもらったんですが、もー無理です。
家賃と物価が高くて、台北には住めません……。
ブログ収入も安定しないで、ここ最近数日間は傾いているので、まずは引っ越ししてきます。
ただ住むことは決定しているぼくですが、次回の記事では「台南に住もうと思うけど、ぼくを悩ませる5つの不安要素」を挙げてみます。
ええ、やっぱ台南に引っ越すのは勇気がいるんです……。
ではまた。
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