ステーキを頼もうと思ったのに、一緒にスパゲッティーが出てくる。これが台湾式です。
どうもこんにちは。台南在住3年目突入のまえちゃん@Maechan0502です。
さて台南には台湾イチの美食の街として有名なんですが、ここには観光客用の食べ物と地元用の食べ物があるんですね。
このブログでは日本から台南に観光に来る人のために紹介してきました。
しかし!たまには観光客は全然食べないけれど、台南の地元の人が好んで食べる台湾式ステーキを紹介します!
正直、美味しいかどうかは人によると思うんですが、ステーキを食べにきたのにスパゲッティーが入ってる珍メニューは台南が発祥です。
地元の人が好んで食べる味を試してみるのも面白いのではないでしょうか?
では行ってみましょう。
台南で台湾式ステーキを食べられる赤崁牛排の場所
台南で台湾式ステーキを食べられるお店は、「赤崁牛排」という名前です。
まあこのお店以外でも台南の夜市に行ったり、台南を歩いてると台湾式ステーキ屋を見つけられるので、ここにこだわらなくてもいいのかもしれません。
なんせめっちゃ美味しいわけじゃないですからね!
ただわりと台南の台鉄の台南駅から徒歩10分くらいで歩いてこれるので、台湾式ステーキが食べたいと思ったらオススメです。
お店の住所:台灣 台南市 中西區 民族路二段
台南の赤崁牛排の営業時間と混雑ぐあい
お店は月〜水曜、金〜日曜まで週6日営業していますが、木曜日はお休みしてしています。
また正月や祝日などの特別な祝日のお休みは不明です。
営業時間は以下の通りです。
- 夜17時〜深夜3時まで(ラストーオーダーは不明)
なぜか台湾のステーキ屋は夜からしか営業していません。
お昼からは食べないという食文化なのでしょうか……?
まあ台湾人は朝からお米を食べない人が多いので、それを考えるとお昼にステーキのような脂っこい重いモノは考えられないのかもしれません。
台南の赤崁牛排でのメニューとオーダーのやり方
それでは赤崁牛排のお店のメニューを紹介します!
「赤崁牛排のお店の人は日本語や英語ができない」ので、その点はハードルが高いかもしません。
ただ伝票で注文できるので、書いてあるメニューの内容がわかれば、中国語ができなくても大丈夫です。
1.注文したいメニューを伝票に書く
まずお店に入ると、メニュー表を渡されるので、その中からボールペンで書いて選んでください。
- 牛排(ビーフステーキ・牛)
- 猪排(ポークステーキ・豚)
- 鶏腿排(チキンステーキ・鶏)
- 鮮魚排(フィッシュステーキ・魚)
主要なメニューの漢字の読み方は上記の通りです。
台湾と日本ではだいたいの漢字の意味は一緒ですが、「猪」だけ「豚」という意味なので、そこを理解しておくとスムーズに注文できるかと思います。
メニューを決めたら、選ぶソースを3つから決めましょう。
- 蘑菇醤(マッシュルームソース)
- 黒胡椒醤(ブラックペッパーソース)
- 総合醤(ミックスソース)
この3つから選べるのでどうぞ。
ぼくは普段黒胡椒醤(ブラックペッパーソース)を選んでるんですが、味はかなり辛めなので、苦手な人はほかの味をおすすめします。
伝票に注文メニューを書いたら、オッチャンにお金を支払って完了です。
2.スープとトレイを受け取り、お茶を入れて、席に着く
その次は席に座って待つだけ!と言いたいところですが、台湾のステーキ屋にはスープとお茶が付いてきます。
トレイと共に渡されるスープと、カウンター横でお茶を注いでください。
お店によってはスープも飲み放題ですが、ここはお茶が飲み放題です。
お茶は台湾式で激甘ですが、意外とステーキと合います。
お茶を注いだら、トレイを持って、好きな席についてください。
実際に台南の赤崁牛排で台湾式ステーキを食べてみた
そんなわけでオーダーも終わり、スープもお茶もテーブルに持ってきて座ってたら、5分ほどでステーキが運ばれてきました!
これが問題の台湾式ステーキです。
じゃん!ステーキの中身はこんな感じになります!
しかしステーキの鉄板から飛び出てるものがおかしいですね……。
そう。ステーキの下にスパゲティーの太麺が隠れています。
これが台湾の台南が誇るB級グルメ、台湾式ステーキなんです!!
どうでしょうか?タンパク質を取りつつ、炭水化物も取れるという素晴らしい仕様になっています。
糖質制限ダイエットしている人はスパゲッティが邪魔ですけどね
このように肉汁に麺を絡ませて食べます。
しかし美味しそうに見えますが、味はなんとも言い難いです。
こういう食レポのテレビ番組があったら、ぼくの役割は褒めちぎるべきなんでしょうが、残念ながらブラックペッパーと肉汁が効きすぎて辛いと言わざるを得ません。
まるで名古屋のサラリーマンに人気と言われる「あんかけスパゲッティー」を食べてる感覚です。
ぼくは3ヶ月に一度くらいの割合で、ふと食べてたくなってしまう味なんですが、辛くて油ぎってるので、もしかしたら女性には好まれないと感じます。
また備え付けの「紅人A1」ソースも、また日本人に好まれるかわからない微妙な味をしています!
ステーキの上にかけて食べるんですが、これが「なぜだか酸っぱい」んですね!
ぼくは酸味が効いてる味は好きなんですけど、日本のデミグラスソースなどを想像すると違和感を覚えること間違いなしです。
そのまま食べるとブラックペッパーが効いていて辛く、ソースをかけるとドロっとしていて、なぜだか酸味が効いている。
アメリカからきたステーキは間違いなくここ台湾でスパゲッティーまで入れられ、台湾ナイズされてしまいました。
いやー、どうしてこうなったんでしょうか?
今回も美味しくいただきましたが、興味は尽きません。
まとめ
ハイ、というわけで、どうでしたでしょうか?台湾の台南が誇るB級グルメの台湾式ステーキ店赤崁牛排は。
正直に言うと台湾式ステーキは、「めちゃめちゃ美味しい!これは台南必食!」と大声で叫ぶ食べ物ではありません。
ただ地元の人が好んで食べられる、「地元の味」なことは確かです。
担仔麺よりも台湾式ステーキのほうが好んで食べられるので、台南に来て地元の味を食べてみたいならどうぞ食べてみてください。
ぼくも2年間住んでいますが、台南名物の担仔麺は日本から友達が来た時しか食べませんが、台湾式ステーキは1人でたまに食べに行きます。
なぜかクセになる味を台南で味わうのはどうでしょうか?
ではまた!
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