月10万円あれば台湾に住めると思ってたけど、どうやら首都の台北だけは別みたいです……。
こんにちは。2015年6月に日本から台湾へ引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくはずっと「ブログで月に10万円収入を得たい!10万円あれば、台湾に住めるから!」と2年前から言い続け、ついに2年越しに月収10万円を達成しました。その後の2015年10月からもなんとか月収10万円は確保できています。
しかし5ヶ月間台北に住んで感じました。ここは月10万円じゃ住めないと……。
というワケで、現在「こんなハズじゃなかった……」と、めっちゃ後悔しているぼくが、台北に住んで予想外だった支出を赤裸々に後悔して反省してみました。
これから台湾に住む人は、台北市だけは避けたほうが良いかもしれません。
ではどうぞ。
月収10万円のブログ収入で、日本人は台湾で住んでいけるのか?
さて先日ぼくは、4ヶ月前に台北在住のとある日本人ブロガーが「月に10万円あれば、ぼくは台北に住めます!」と豪語した記事を見つけました。
月10万円くらい?台湾の台北生活でかかる生活費を1ヶ月の実生活から計算してみました – あしたはもっと遠くへいこう
具体的なの家計簿はこちらです。
台湾での1ヶ月の生活費 | 予算 |
---|---|
家賃 | 10,000元 (約4万円) |
食費 (3食) | 8,000元 (約3.2万円) |
食費 (会食や食料品) | 2,500元 (約1万円) |
交通費 | 1,000元 (約4,000円) |
通信費 | 800元 (約3,200円) |
月のお小遣い | 2,500元 (約1万円) |
合計 | 2万4,800元 (約9万9,200円) |
1台湾元=4円計算 2015年7月15日当時
しかしハッキリ言いましょう。このブロガーは最低な大ウソつき野郎です!
もうこんなブログ信じちゃいけません。最低、最悪です!
台湾在住1ヶ月の浅い人間の書いてるブログはなんと現実感が伴っていなく、もう薄っぺらいことか!!
もうですね、こんな台湾ブロガー、どっかでイベントやって、1人ずつ読者から張り手でビンタしてもらえばいいんです。こんなテキトーな情報垂れ流すんですから。
……。
…………。
………………。
ええ、またしても過去のぼくが書いた情報がパチもんだとわかったので、5ヶ月間台北に住んで無理だと感じた点を後悔と懺悔の念を込めて検証したいと思います。
1.台北の家賃はやっぱり高かった
さて現在台湾の首都台北に住んでいるぼくの月の家賃は、ズバリ4万円です。
どうでしょう?意外と高くないですか?
ぼくも住んだ当初は「まあ日本と比べれば安いし、こんなものか」と考えていたのですが、やたらと台湾人の友達から「高い!高い!」とけなされる始末。そしてぼくもやっと5ヶ月住んで、その意味が分かりました。
いやー、現在の月10万円のブログ収入で、月に4万円の家賃払って、台北に住み続けるのはメチャメチャ厳しいです!
この月10万円という数字は台湾人の新卒の給料とほぼ一緒なんですが、「この少ない給料の中で、家賃や意外と高い物価を払って、よく台湾人のみんなは我慢してるな!」というのがぼくの実感です。
実は2013年7月から2014年6月までのオーストラリアワーキングホリデーは英国 (約4万5,000人)に次いで、台湾 (約3万人)が2番目に多いんですが、ようやくそれを実感しました。
【参照】2014年度は1万人超え、オーストラリアのワーキングホリデー / ワーホリニュース
そりゃ台湾の月10万円の給料なら、時給1,500円以上のオーストラリアで月30万円もらって、みんな台湾人は働きたがるんでしょう。
なんか日本より物価が安いはずの国なのに、台北は家賃からして異常に高いので、もうギブアップです……。
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ついに台湾に引越完了!台北で住み始めたぼくの家をセキララに紹介します
2.食費の(個人的な)高騰が激しい
毎日魯肉飯 (ルーローファン)は食べられない……
次に半年間住み続けて、ぼくには大きな誤算がありました。それが台湾での食費です……。
ええ、最初のほうは良かったんです。台湾の屋台などで1食35元 (約140円)の魯肉飯 (ルーローファン)を食べていれば満足できたんですから。
そして台北でのぼくの家はキッチンがないので、3食全てを台湾の現地食で済ませていたのです。
だがしかし!ぼくは3ヶ月後に思い知りました。日本人が3食現地食ばかり食べて生きることは不可能だということに……。
日本人は外国で現地料理を食べ続けることができるのか?台湾で3ヶ月間以上食べ続けたぼくが結論を出しました – あしたはもっと遠くへいこう
結局台湾でも日本の定食やラーメン、洋食のパンやコーヒーなどを食べるようになり、1日に食費は400~500元 (約1,500円~1,900円)に高騰。最初の3ヶ月は300元 (約1,000円)だったので、エラい違いです。
かさむラーメン代
しかし食費を抑えて台湾の現地食ばかり食べてると、本当にストレスが溜まって、台湾に住むことすらイヤになります。結果的に値段高めの日本食の外食が増えるというのがが、キッチンのない外食文化の国、台湾に住んだ誤算でした。
1ヶ月の食費
7500元 (約30,000円) ⇒ 13,500元 (約50,625円)
3.されど削れぬ光熱費と通信費
3番目は光熱費と通信費です。3ヶ月に1回の支払いが届くんですが、こちらが3ヶ月で約1万2,000円!だいたい1ヶ月4,000円になります。
だから家賃と合わせると4万4,000円です!
これではもう日本と変わらないじゃないですか!高すぎるよ、台北!
しかもぼくの家にはWi-Fiがないので、インターネット無制限のスマホのプランを契約して、3,200円かかっています。
高い……。できれば光熱費とWi-Fi込みのところに住みたかった……。
しかし光熱費は削れないし、ブログ書くのが仕事なので、通信費も削れそうにないです。
なので、もう節約しようにも手詰まりになっています。
家賃、食費、光熱費と通信費を合わせてすでに10万弱。もうこれ以上の贅沢は許されない
さて他にも交通費、お小遣い、交際費などの項目が前回あったのですが、もう無理です。検証しようにも、家賃、食費、光熱費と通信費を合わせてすでに10万円弱。ぼくの月のブログ収入も10万円なので、これ以上使い込むと破産します。
というワケで、はい、リピートアフターミー!
ほしがりません、勝つまでは。
旧大日本帝国の標語を掲げなくてはならないほど、もう追いつめられてしました。しかしたとえお小遣いがあっても、台湾で買い物したら高いだけです。
台湾製のものはそこそこ安いけど、品質はそこまで良くないし、一方で台湾で日本製を買っても高いだけ。もちろん関税がかかるんで当たり前の話なんですが、無印良品で同じノートを買ってビックリしました。
右の日本で買った220円のノートが、台湾だと340円……。
ノートに限らず、日本製は台湾だと1.5倍から2倍の値段になるので、台湾で極力買い物はしないほうが無難です。
台湾で日本より安いのは、家賃、食費、交通費くらいで、ショッピングしたりするのは日本でした方がいいと思います。
感想 台北に5ヶ月住んだ現在の結論
家賃、光熱費、食費、全てにおいて高い台北に住んでしまったぼく……。
一時期は「物価高いけど、台北には日本人や台湾人の友達いるし、新しい都市に引越して、家も安いお店も友達も全部探し直すのが面倒だな」とひよったことを考えていたんですが、月の生活費を計算し直して、ようやく踏ん切りが尽きました。
「うん、物価と家賃の高い台北から引越そう」
これっきゃありません。できれば家賃と光熱費を含めて2万円くらい固定費を減らしたいので、最初の予定通り、台湾南部の台南に移り住もうと決意しました。
というワケで、台湾の台南市に住んでいるこのブログの常連の台湾人リリーさんに頭を下げてお願いし、現在家賃2万~3万円の物件を探してもらっています。
どうなる台南生活!?
あと1ヶ月後の12月6日の引っ越しまでカウントダウンが始まったのですが、新しく住む場所について経過が決まり次第、ブログにつづる予定です。
ではまた!
【続きです!】
ブログで生活しているのに、月収が10万切る現実。だけどぼくは「好きなことで、生きていく」人生を肯定したい
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