台湾の台北から台南への移動は、高速バスが便利です。
どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、最近日本のガイドブックでも取り上げられることが多くなってきた台南。
今回はどうやって台南まで行くか、ベストな方法を紹介します。それが高速バスを使うことです!
もちろん時間が惜しくて、お金があるなら新幹線を使うのがベストです。
しかし、それ以外だと高速バスが一番便利なんですね。
この記事では動画と写真、そしてバス会社ごとの特徴とチケットの買い方をまとめました。
ではどうぞ!
台北から台南までバスで行く方法とオススメのバスを動画にまとめました
台北から台南までバスで行く方法を動画にまとめました。
記事でも詳しく紹介していますが、動画でも4分くらいで説明しています。
・台北のバスステーションの場所
・台北から出ている2つのバス会社の違い
・和欣バスのチケットの買い方
・和欣バスの乗り場の乗り方
という方法を解説しているのでどうぞ。
おなじく台北から台南まで運行している豪華な2列バスも、動画で4分くらいで紹介しています。
・2列シートバスの値段
・マッサージチェア付きシート
・ブランケット
・スーパーファミコンソフトが遊べるテレビ
などなど、台湾のバスは日本のグリーン車並みに豪華です。
ぼくが台北から台南に行く時の一番のオススメのバスなので、ぜひどうぞ。
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台北から台南行きが出ている、台北バスステーションの場所
まず台北バスステーションの場所を紹介します。
台北から台南行きの高速バスが出ている台北バスステーションは、台北駅のすぐ隣です。
地図で見ると台北駅の本当に真隣にあります。
台北バスステーションは、ショッピングモールの「京站時尚廣場(Qスクエア)」と接続されていました。
グーグルマップはこちらです。
台北から台南行きのバス会社はどちらがいいか?
中に入ると、写真のようなチケット売り場があります。
台湾はバス会社が自由化してから、一気に会社が増えて価格競争とサービス競争に突入しました。
だから日本人にとっては何が良いか、とまどってしまうでしょう。
なので、ここでは台南在住4年目のぼくが、どこのバス会社がいいか、紹介します。
台南へ行くバスは主に2種類あります。その1つが「統聯(U Bus)」、もう1つが「和欣バス (HoHsin Bus)」です。
どちらも24時間運行しています。直接バスステーションに行って、チケットを買えば大丈夫です
台北から台南間はだいたい4〜5時半くらいで到着します。
だから両者の肝心な違いは、値段と座席のサービスに絞られるといっていいでしょう。
統聯バス (U Bus)
まず統聯バス (U Bus)です。こちらのメリットはズバリ安さ!
車中のサービスは普通ですが、1,000円くらいで他の街までいけます。
今回統聯バス (U Bus)の写真を撮ってみたら、460元 (約1,600円)という値段でした。さすがです。
何度も他の都市へ移動するからバス代を節約したいと思うならコレだと思います。
バスのシートは豪華ではないですが、充分日本の新幹線並みです。
ただ台南へ限って言えば、このバス会社を使うメリットはあまりないような……。
なぜならもう一つのバス会社の和欣バス (HoHsin Bus)も同じ値段で台南へ行けるからです。
両方とも3列シートは460元 (約1,600円)という同じ値段です。
台湾はバス会社同士でのサービスと価格間競争が激しいので、チケットを買いに行く前に値段を比べることをオススメします。
和欣バス (HoHsin Bus)
ぼくが台北から台南への往復に愛用しているのが、この和欣バス (HoHsin Bus)です。
和欣バス (HoHsin Bus)は2つの種類の座席があります。
・3列シート(エコノミークラス)
・2列シート(ビジネスクラス)
という形で、まるで飛行機のように分かれているのが、面白いところです。
和欣バスの3列シート(エコノミークラス)
【和欣バスの3列シート】
和欣バス (HoHsin Bus)は3列シート(エコノミークラス)でも豪華です。
3列シートなのに、座席に1つ1つテレビモニターが備え付けられているところからも
その様子が伺えます。
ライバル会社の統聯バス (U Bus)も、3つくらいの大きなテレビが車内に備え付けられていました。
そこで映画が常に流されているのですが、和欣 (HoHsin Bus)は飛行機のように座席に備え付けられています。
だから台湾のニュースからドラマまで、自分の好きなチャンネルを選べます。
まあ日本人が座っても中国語が理解できないと、ちょっと厳しいところです。
普通の日本人に理解できる番組は日本語講座のみになるので、テレビには期待しないほうが良いです。
……とここまで書くと「バカ野郎!さっさと日本人にもわかるメリット出しないか!」と叱られるので、冗談はこのへんにして紹介します。
和欣バスの2列シート(ビジネスクラス)
和欣バスの魅力は、2列シート(ビジネスクラス)にあります。
これが日本の高速バス以上に素晴らしいんですね。
【マッサージ付きのシート】
【ブランケット】
【USB充電器スポット】
また座席にUSBの給電コンセントが備え付けらているので、スマホなどの充電もできるのが嬉しいところ。
パソコンなどのコンセントはないので、コンセント類は充電できません。
でもスマホやUSBで充電できるカメラなどは、バスで充電できます。
【ロックマンXシリーズ】
きわめつけはゲームができることです。
2列シートのバスにはコントローラーとテレビがついており、なんと往年のスーパーファミコンソフトができるんですね。
これには日本の30代の大人は号泣ものではないでしょうか?
詳しいソフト一覧とこちらの記事と動画にまとめたので、どうぞ。
【関連記事】
https://maeharakazuhiro.com/post-11983/
【関連動画】
台北のバスステーションでのチケットの買い方
台北から台南まで行くバスステーションの紹介は以上です!
乗るバス会社と、乗りたいシートは決まったでしょうか?
ここからはバスのチケットの買い方を紹介します。
台北バスステーションのチケットカウンターで買う
一つは台北バスステーションのチケットカウンターで買うことです。
多くの外国人が利用するので、スタッフの台湾人も慣れています。
「和欣バス」か、「統聯バス」のカウンターに並び、「台南」と伝えてください。
「和欣バス」の場合は、「3列シート」か、「2列シート」をしっかり伝えましょう。
英語で「3」か、「2」といえば伝わるはずです。
台北バスステーションの和欣バスのチケット自動販売機で買う
続いて和欣バスの自動販売機でのチケットの買い方です。
こちらのほうが使いやすく、自分で席や時間を選べるので、日本人には使いやすいはず!
というわけで、こちらの使い方も紹介します。
まず3台並んでいる中で、左側の機械を選んでください。
真ん中と右側の機械は、会員登録していないと使えません。
一瞬、使えないんじゃないか?と混乱すると思いますが、左側は使えました。
画面をタッチしたら、快速購票を選びます。
当日買うなら、こちらです。
契約書が出るので、同意をタッチ。
次に進みます。
続いて降りる場所を選びます。
「台南區」、「台南北門総站」を選択してください。
これが台南駅で降りる選び方です。
降りる場所を選んだら、バスの発車時刻を選びます。
このあたりはチケットカウンターで買ったら選べないので、自販機で買ういいポイントです。
・三排座(三列シート)
・二排座(二列シート)
という意味なので、自分の乗りたいシートを選択してください。
これによって値段も変わってきます。
あと
・客満(すでに座席なし)
・〜位(シートあり)
という意味なので、選ぶときに注意してみてください。
夜の18時以降にチケットを取ると、近い時間は埋まっていることも多いです。
台南に行く予定が決まっている人は、早めに買っておいたほうがいいかもしれません。
・単程票(片道チケット)
・去回票(往復チケット)
という意味です。
こちらも自分の好みでどうぞ。
基本的には片道だけ買っても問題ないです。
チケットの枚数を選び、座席を選びましょう。
座席は青が空いているという意味です。
最後に自分の選んだチケットの条件を最終確認します。
大丈夫だったらパネルをタッチ。
お金を支払います。
この辺りは日本と一緒です。
で、自販機が面白いのはこの後です。
「是」と書かれている部分をタッチしてみてください。
ルーレットゲームが始まり、当たると次回以降の割引チケットがもらえるんです。
地味に楽しいので、これはオススメです!
ぼくは残念ながら外れてしまいましたが、当たった場合は帰りのチケットを買うときに割り引かれます。
この辺りも自販機で購入することをぼくがおすすめする理由の一つです。
台北バスステーションの4階に上がって、台南へ!
チケットを買ったら、こちらのエスカレーターで4階に上がります。
エレベーターはないので、エスカレーターのみです。
チケットの丸の範囲内に出発時刻、ゲート番号が書かれているので、そちらを目安にどうぞ。
・統聯バス(2階)
・和欣バス(4階)
という振り分けになっています。
和欣バス (HoHsin Bus)の台南行きは4階にあるので、和欣と書かれた場所へ向かいます。
残念なことに発車の集合が中国語でしか行われないので、本当に乗り遅れないようにしてください。
時間厳守でバスのゲートへ行って、チケットをもぎってもらい、バスに乗り込みます。
後はバスに乗り込むだけ!
4〜5時間後に台南公園の駐車場に着いて、ぼくらはそこで降ろされました。
ちなみに深夜に台南へ到着するバスに乗ると、ここではなくて後で紹介する台南駅の近くになる和欣バス (HoHsin Bus)乗り場に降ろされます。
地図で見るとこのあたり。
写真は冬の12月に台北から台南へ行ったはずだったのに、着いてみるとマジで暑かったので、急に半袖になった友人です。
亜熱帯の台北から北回帰線を越えて、熱帯の台南へやってきたことを実感したのでした。
台南から台北へのバスでの行き方
さて今度は台南から台北へバスでの行き方です。
今度のバス乗り場は駐車場ではなく、台南駅のすぐ側!
そちらに向かいましょう。
まず台南駅を正面にして左側へ向かいます。
台湾らしい大量のスクーターを横目に見ながら、セブンイレブンの向かい側にあるのが和欣バス (HoHsin Bus)の乗り場です。
ここに入ります。
台南から台北への料金は統聯バス (U Bus)と同じ料金てす。
ぼく的にはここの和欣バス (HoHsin Bus)乗り場さえ知っておけば良いと思います。
受付の方から切符を買いにます。
聞かれるのは
「3列シートの豪華経済艙 (豪華エコノミークラス)がいいか?2列シートの頭等商務艙 (ファース/ビジネスクラス)がいいか?」
ということなので、カウンターに置いてある座席の紙を指差せばオッケー。
あとは同じように乗り込んで、4〜5時間くらいすれば台北へ到着です。
着きました!お疲れ様です!
まとめ バスで台北から台南への行き方を覚えて、台南旅行へ!
というワケで、こんな感じで台北から台南へはバスで行けます。
台湾新幹線ならわずか1時間で台北から台南までいけますが、台湾を走る特急列車の自強号は台北から台南まで4時間くらいかかって、738元 (約2,770円)なので台湾は絶対バス移動がお得!
台南は空気が悪いところを除けば、家賃安いし、ご飯めっちゃ美味しいし、気候も台北に比べて暖かいのでかなりオススメです。
ではまた。
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