台湾の空港で到着した時に両替していても、旅行中に台湾ドルがなくなってしまい、持っている日本円を台湾ドルに両替したい人もいるでしょう。
そんな時は台湾銀行で両替するのがおすすめです。
台湾銀行は台湾全土にあって、必ず外貨両替をしてくれ、手数料もかかりません。
レートが悪いのは唯一の欠点ですが、両替レートのいい銀行を探すのは時間がかかるので、ここがベターだと感じます。
さっそく紹介しましょう。
グーグルマップで台湾銀行を探す
まずは台湾銀行の場所を調べましょう。
スマートフォンを使って、グーグルマップで「台湾銀行」、または「Taiwan bank」と打ち込むと、台湾銀行の場所が表示されます。
台湾銀行の場所を探したい時はこれが一番確実なので、試してみてください。
ちなみに台湾銀行は現在も台湾最大の商業銀行であり、2003年6月30日までは台湾ドルを発行していました。
また戦前に日本が台湾を統治していたときに、台湾における中央銀行としての機能があったので、全国的に支店がたくさんあります。
台湾銀行の中に入って、2階の外貨両替部門に上がる
今回の記事でぼくが両替しに行ったのは、台湾の台北の中山駅近くの台湾銀行です。
台湾銀行は大きい銀行なので、どこも重厚な外見をしています。
中に入ってみましょう。
外貨両替部門は2階にあると書いてあります。日本語がちょっと変ですけど(笑)
ぼくも台湾銀行を4行ほど利用したことがありますが、4行中のうち3行は2階に両替する部門があったので、2階にいくと考えておくといいかもしれません。
台湾銀行での両替のやり方
こちらが台湾銀行の2階です。
「73」と表示されているのが待ち受け番号なので、まずは待ち受けの紙をとりましょう。
こんな機械があるので、ここから順番待ちの紙を取ります。
4と書いてあるので、4人目だという意味ですね。
紙を取ると、76番と表示されているので、これを持ちながら待ちます。
ちなみにこれが台湾銀行の外貨レートです。
日本円を台湾ドルに両替するときは一番左の「買入匯率」、「日圓 JPY」という表示を見てみてください。
この日のレートは、「0.2669」でした。
このレートが0.3に近づくほど日本人にとってはお得になり、0.25に近づくほど日本人にとって悪くなります。
15分ほど待っていると呼ばれたので、パスポートを出してサイン!
台湾銀行での窓口両替は5分くらいで終了しました。
待ち時間を合わせると、合計20分ほどかかったので、なかなか長かったです。
桃園空港での両替所との両替レート比較
ちなみにぼくは同じ日に台湾の桃園空港でも両替したので、この時の両替比較をしてみました。
どちらも同じ台湾銀行なのですが、わずかながらの差があったので、それを紹介してみます。
こちらが街中で両替した台湾銀行の証明書。
こちらは桃園空港で両替した台湾銀行の証明書です。
比較してみるとこんな感じでした。
台湾の銀行両替 | 市内の台湾銀行 | 空港の両替 |
---|---|---|
レート | 0.2668 | 0.2666 |
手数料 | 無料 | 30台湾ドル |
5,000円両替 | 1,334台湾ドル | 1,303台湾ドル |
待ち時間 | 約20分 | 約5分 |
パスポート | 必要 | いらない |
比較してみると、
両替レートはほぼ同じ(市内の台湾銀行のほうが少しだけいい)
両替手数料は空港のほうが30台湾ドル(約110円)取られる(市内の台湾銀行は無料)
待ち時間と手続きは空港のほうが早くて簡易的(市内の台湾銀行は待ち時間長い、パスポート必要)
という結果になりました。
空港で両替すると、約110円の手数料がかかりますが、市内の台湾銀行を探すと面倒くさくて両替時間もかかるので、個人的には空港でやっておいたほうがお得だと思います。
街中の台湾銀行を利用するときは、旅行の途中に台湾ドルがなくなったら両替するといいでしょう。
まとめ
どうでしたでしょうか?
簡単ですか、台湾銀行での両替方法をまとめてみました。
・街中の台湾銀行は他の銀行よりもレートが悪い
・手数料がかからない(空港より30台湾ドルお得)
・街中の銀行は両替に慣れていなかったり、対応するスタッフが少ないので待ち時間が長い
・街中の銀行は両替するときにパスポートが必要
という4点が注意事項です。
台湾銀行での両替は、台湾旅行中に最初に空港で替えた台湾ドルがなくなった時、現金しかなかったら利用するといいでしょう。
台湾銀行なら台湾全土にありますし、手数料もかからないので、安心です。
それでは楽しい台湾旅行を!
ではまた。
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