台湾人女性は顔で彼氏を選ばない?なぜ台湾に美女と野獣カップルが多いか台湾在住のぼくが考察してみた

Graduation

日本人男性のみなさん、どうやら台湾人女性は顔で彼氏を選ばないみたいです。

こんにちは。2015年6月に日本から台湾へ引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。

さて台湾に住み始めて、早1ヶ月。だいぶ台湾の暮らしに慣れたぼくなのですが、街を歩くと日に日にストレスを感じる出来事があります。

それは「……なんでぼくのようにイケてないルックスのキミが、そんな台湾人美女と一緒に歩いてるんだ!?」という怒り疑問です。

…………いや、本当に台湾には美女と野獣カップルが多いんですよ、マジで。そろそろ歩いているカップルに、「どうしてこんな自慢の彼女と付き合えたんだ!教えてくれ!」と迫ってしまいそうです。

そしてその理由を台湾人の女友達ニッキーに聞いたら「私たちはちゃんと内面を見てるの!すごいでしょ!」と自慢されたのですが、真実を突き止めるジャーナリズム精神あふれるブロガー (単に疑り深いだけとも言う)のぼくとしては、それだけじゃ信じられませんでした。

(顔じゃなくて、男の財布を見てるんじゃないか、財布を!!)

というワケで、「なぜ台湾人女性は付き合う男性を外見であまり判断しないのか?」という疑問を台湾在住の日本人、台湾人の男女からこの1ヶ月聞きまくったので、そのレポートを発表したいと思います。

台湾人女性に殺される覚悟で書いたレポート、では行ってみましょう。

PS 台湾在住1ヶ月で何がわかるんだ?と一部抗議が来たのですが、ぼくは2年半くらい前からフィリピンやオーストラリアで、たくさん台湾人の友達がいました。オーストラリアで3ヶ月半台湾人女性と暮らしていたこともあります。

だから今から述べるのは2年半の観察で日本人男性のぼくが考えたことなのを、理解してもらえたらなぁと思います。

目次

そもそも台湾には美女と野獣カップルが多いのは本当なのか?

台北観光地 63

さてネットではわからないことですが、実際に台北の街を歩くと、この国では本当に女性は綺麗なのに、男性はダサい伸び伸びのTシャツを着て一緒に手を組んで歩いる光景に出くわします。

それもToo manyなくらいに……。

まあ「よけいなお世話だろ」と一蹴されてしまえばそれまでなのですが、実際にTwitterでつぶやくと、台湾在住丸1年の先輩ブロガー兼ラーメン屋を経営してるでぐさんも同意してくれました。

またぼくの女友達も台湾ワーホリ中なのですが、彼女も「なんでこんなに不釣り合いなカップルが多いんだろう?台湾人女性は一緒に歩いてて恥ずかしくないのかな?」と疑問を持ってました。

そう、ぼくだけじゃなくて日本人なら疑問に思ってしまう「台湾の美女と野獣カップルの謎」

ぼくは1ヶ月の調査の末、5つの台湾の問題と1つの日本の問題があるんじゃないかと気付きました。今のところ、複数の問題がからみあって、台湾の美女と野獣カップルは誕生していると思われます。それが下記の6点です。

  • 1.台湾の暑い気候がオシャレをさせない
  • 2.台湾人と日本人女性が求める男性の見た目の違い
  • 3.男女間で対話を深めて、内面をよく見ている
  • 4.やっぱり相手の経済力を値踏みしている
  • 5.自分にどれくらい尽くしてくれるかを見ている
  • 6.そもそも日本社会が人目を気にし過ぎてる

ではぼくの考察を1つ1つお読みください。

1.台湾の暑い気候がオシャレをさせない

Sagayan match gay 2台湾に遊びにきたニューヨーク在住の日本人ブロガーさがやん。台湾では彼のようなオシャレな男は皆無である

まず1つめは台湾の暑い気候の問題です。先日ニューヨークから台湾に遊びにきてくれた日本人ブロガーのさがやん@sagadylanは、蒸し暑すぎる天気の中でこう言いました。

「……台湾暑過ぎませんか?もうここにずっと住んでたら、オシャレとかどうでも良くなるレベルの暑さですね」

たしかにその通りだと思います。6月から台湾にぼくも住み始めたのですが、同じ日の東京は25度だったのに台北だと35度で、マジで台湾の暑さに溶けそうになりました。

この台湾のファッキンホットな暑さの中にいると、みんな服もこだわらないし、化粧もしないのもわかる気がします。

現にこの前台湾第3の都市・台中で再会したフィリピン英語留学時代のぼくの女友達ニッキーも、1日中サンダルを履いていました。

Rainbow village053

単に「わざわざカズ (ぼく)にはオシャレして自分を見せる価値がない」と切ない判断されただけかもしれませんが、台湾の暑さがオシャレを拒むのは確かです。

街を見ても男性はみんな短髪のサイド刈り上げだし、台湾人女性やおカネ持ちはファッションではなく時計やバッグ、靴などの服飾品にこだわるといいます。

ルックスを重視しないのは、沖縄と同じ緯度にある台湾の気候が大きいのでしょう。

女性の求める男性の見た目の違い

Taiwan Toilet 77
貴重なご指摘をいただいた、台湾人のモスちゃん

次に考えられるのが、日本人女性と台湾人女性が見ている男性の外見の違いです。

台湾人女性は服装や髪型のカッコ良さではなく、男性の筋肉やスタイルを気にしているのではないか?と思われます。

ぼくがそれを感じたのは、台湾の日系企業で働き日本語がペラペラな台湾人のモスちゃんと話した時に、おたがいの「女々しさ」のイメージについて、大きなギャップを感じたからでした。

「日本人男性は女々しい!だって身体を鍛えないんだもん。台湾人男性は軍隊に約1年間行くから身体を鍛えるけど、日本人は兵役がないから違うでしょ?

前に日本で亭主関白な20代な日本人に会ったけど、言うこと言うわりには筋肉なくて「それで女性を守れるの?」って思っちゃった!」

彼女は日本に1年間語学留学していたのですが、指摘された意見は確かにうなずけるところがあります。ぼくの他の女友達も「日本人男性は動きが女みたい」と言っていましたが、日本だと全員が軍隊で統一された動きを覚え込えないから、動きがなよなよしているのでしょう。

逆に日本人のぼくらから見ると、女性のいないところでは彼女の愚痴をこぼしつつ、彼女から電話がかかってくると急に変貌して甘くなり、全部言いなりになる台湾人男性は女々しく映ります。笑

台湾人女性が着飾れる外見ではなく、筋力などの外見を見てるなら、台湾人男性のファッションセンスがなくてもうなずける部分が大いにあると感じます。

男女間で対話を深めて、内面をよく見ている

Nickyぼくの台湾人友達のニッキー。

オーストラリアで台湾人男性と付き合ったぼくの日本人の友達は

「台湾人男性って付き合うとからかってもくるんですけど、「キミはこうしたほうがいい」とかお説教もするんですよ」

とぼくに感想を述べてくれました。

その時は「ほー!」と思ったのですが、どうやら台湾人に聞いてみると、台湾人のカップルはお互いの価値観に基づいて、よくアドバイスするそうです。仕事の話も聞くし、結婚の話もするので、日本人からしてみれば説教くさく聞こえるのかもしれません。

しかも台湾人は遠回しな言い方を嫌って直接言うから、より説教っぽくなるんでしょう。

しかし裏を返せば、相手の内面を雰囲気ではなく、話し合いで知ろうとしてるので、内面をしっかり見てる人もいるのかと思いました。

たぶんぼくの台湾人の女友達のニッキーが「そうよ、私たちは外見じゃなくてしっかり相手の内面を見てるの!!」とここを強調したがるのが目に浮かびます。

確かにしっかり相手と対話するのは本当にいい部分ですね。

やっぱり相手の経済力を値踏みしている

Taiwan weddingparty 02

「いやー、台湾人女性は外見じゃなくて、やっぱ内面を見てるんだね!素晴らしい!」

と今までお読みの方は思うかもしれませんが、……人から話を聞く限り、やっぱり台湾人女性はおカネを重視しているのはあると思います。

台湾人男性と結婚して、台湾在住トータル3年間になる日本人女性ブロガーのKeddyさんはブログでこう綴っています。

彼女:「別れてほしいの」
彼氏:「え!?何で?」
彼女:「好きな人(あなたよりも高級な車持ちの男性)ができたの」
 
他の男性が彼氏よりも高級な車に乗っていることを知ると、彼氏と別れてその男性と付き合った彼女。
その後少し経ってから、彼氏はその彼女にヨリを戻したいと言われました。
 
彼女:「ヨリを戻したいの」
彼氏:「え!?何で?」
彼女:「それは・・・(あなたが最近買い換えた車のほうが高級なんだもの)」
 
彼女と別れた後彼氏が更に高級な車に乗り換えると、「ヨリを戻したい」と戻ってくることがあったそうです。
これは友人B(日本人女性の)の旦那(台湾人)の元カノ(台湾人女性)の話ですが、友人Bは旦那の過去を聞いて同情したそうです(笑)

台湾の経済格差が半端ないと感じた話

クルマがステータス……。てか、彼氏がクルマを売るなら別れるって、本当に男性の内面だけ見てんのかい!?

まるで25年前のバブル時代の日本を思い出すエピソードですが、確実に台湾ではある話です。

たしかに台湾では日本よりアメリカ型の市場経済になっているので、格差が生まれやすい傾向にあります。戦後に多くの台湾人が日本よりアメリカで勉強して起業したのもありますし、アメリカが経済援助をしたのも、その一因だそうです。

そのせいでM字型の富裕層と貧困層が二分される格差社会に台湾はなっているのですが、そうなると女性は男性を経済力で値踏みしがちになるのかと思われます。

台湾人はカネの絡む仕事では冷酷にすぐ転職したりするので、女性が彼氏を選ぶときも経済力で乗り換えるのは、なんとも言えない思いになります……。

まあ見方を変えれば、カッコ悪い男がイケメンになりたかったら高須クリニックか、韓国に行くしかありません。でもおカネは自分で稼げますから、努力次第でモテるチャンスがある!!というポジティブシンキングもあります。

台湾人女性も人によるんでしょうが、歴然たる事実として経済力は重要なファクターのようです。

自分にどれくらい尽くしてくれるかを見ている

Hattayoichi 12左がぼくの台湾人友達のアフー。彼女に対して、マジで何でもしてあげるスウィートな男

こちらはぼくの推測でしかないのですが、台湾人男性は女性に非常に尽くすので、どれだけ自分のことを見てくれているかで判断している部分がある気がします。

たとえば台湾人男性にとって、職場への彼女の送り迎えは当たり前だし、「お腹が空いたから何か食べるもの買ってきて!ダーリン!」というリクエストに応えたり、行きたい旅行先もほとんど彼女に合わせて、その中で数カ所自分の行きたい場所を提案するというのが、台湾人男性の特徴です。

それを初めて聞いた時にぼくは「……それ、単なるパシリじゃないか」と思ったのですが、どうやら愛情表現の1つらしいです。

またエスカレートしたワガママな台湾人女性を、台湾では「プリンセス病」と呼びます。ひどい人になると彼氏が会社への送り迎えしてくれないから、会社に行きたくないとダダをこねる始末……。いったい何歳ですか、アナタは?と質問したくなります。

しかしそれには台湾の歴史的背景が関係しているんじゃないか?、とぼくは調べていくうちに考えるようになりました。

元々台湾では対岸の中国福建省から台湾島に移民した中国人が、人口の6割以上を占めています。400年前から移り住み始めたのですが、当時原住民との争いが絶えない危険な台湾島に移民するのは男性ばかりでした。

だから女性は貴重だったので、とりわけ丁寧に扱われたと言われています。また台湾では「生まれてきた娘は前世の奥さんだった」と考えるので、お父さんから本当に甘やかされて育てられます。

そのあたりも含めて、ぼくは「台湾人女性が自分の尽くしてくれる男性を優しいと感じ、好む傾向があるんじゃないか?」とにらんでいるのですが、どうでしょうか?

そして台湾人男性のなんでもしてくれる優しさにふれると、男のぼくでも感激するので、彼らのスウィートさには一生かなわない気がします。

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そもそも日本社会が人目を気にし過ぎてる

サラリーマン

台湾の特徴を今まで挙げてきましたが、ぼくは日本の社会が人目を気にし過ぎてるのもあると思います。ぼくはフィリピン (3ヶ月)、オーストラリア (1年間)、台湾 (現在進行形)と今まで3カ国で暮らしてきたのですが、どの国も「相手の意見より自分の主張のほうが重要視される」傾向がありました。

ぼくのオーストラリアで出会ったフランス人の友達のヤンはフランス人らしくめっちゃオシャレにこだわって、女性と会うときはいい服をわざわざ着ていくのですが、彼の親友のロマンの服装はハイパーダサかったです。

DSC09462フランス人の友達、ロマン。どこで買ったの?そのダサいTシャツ

日本のマンガとアニメが大好きで、いつもマンガ『進撃の巨人』のパロディーTシャツを着ていましたが、まったく気にしていませんでした。

だけど彼は剣道が大好きで、今年から日本で剣道を学ぶために日本でのワーホリビザを取っています。ロマンには打ち込めるものを持っているところが、格好がダサかろうと、ぼくにはカッコ良く映りました。

しかしぼくら日本人はいつも言動や格好を気にします。自分だけではなく、彼氏も含めて「自分がどう見られるか?」を気にしてしまうこと自体、日本社会の息苦しさを象徴しているのかもしれません。

ぼくなりの台湾人女性への考察

Graduation02高雄で出会った大学生たちと。彼らはカップルかわからないけど、美男美女だった

さていかがでしたか?まだぼくも台湾に住んで1ヶ月と浅い考察だったのですが、ちょっといろんな日本人や台湾人に聞きまくって、ぼくなりに調査してみました。

台湾の気候、重要視する外見の違い、内面を深く理解し合う習慣、経済的な問題、尽くしてくれるかを見る文化的背景、台湾で感じる日本の人目を気にする文化……etc.

「台湾人女性はカネで男を見てる!だからみんな、日本で稼いでから台湾に来よう!」

という振り切った結論が出たら、それはそれで面白かったのかもしれませんが、いろいろと文化や歴史、社会的背景がミックスされて、台湾人女性は外見で見ないのかと感じます。

……あとは好き放題書いたこの記事を読んだ台湾人女性から、ぼくが殺されないことを祈るばかりです。

そして何より大事なのは「台湾人女性だからどうこう」という区切りじゃなく、自分がその子のことをどれだけ好きか、アピールできるかじゃないでしょうか?

日本人だって「日本人男性だから」っていう理由で振り向かれても嬉しくないですし、台湾人女性と結婚されてそのなれそめを本で出版した『ママは日本へ行っちゃダメというけれど』の日本人男性モギサンも、「台湾人女性じゃなくて、彼女とずっと一緒にいたいら結婚した」と述べています。

傾向として「台湾人女性はこんな感じで男性を注目している」という参考にしてもらえたらいいかと、長々と記事を書いて思いました。

やっぱ1対1のコミュニケーションの最小単位は日本人と台湾人ではなく、いつも「私とあなた」なんじゃないかと、台湾でもひしひしと感じる今日この頃です。

ではまた!

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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