H.I.Sで予約していい台湾旅行ツアーとダメな台湾旅行ツアー、両方の見分け方を教えます。
どうも!こんにちは。台湾在住3年目のまえちゃん@Maechan0502です。んです。
さて海外旅行初心者が台湾旅行を計画した時に使いやすいのが、H.I.S.のパッケージツアーです。
航空券とホテルをセットで予約できるし、選択肢が少ないので迷いにくいし、しかも意外と安いというのもポイント。
ぼくは自分で航空券とホテルを予約したほうが安くつくと考えていますが、海外旅行自体が初めての初心者はいろいろと不安なので、H.I.S.での予約をするのもアリだと考えています。
ただH.I.S.には、「これ、航空券やホテルがダメなツアーだなぁ」という商品がそこそこあるのも事実です……。
そこで今回は台湾ブロガーとして正しいH.I.S.の台湾旅行ツアーの見分け方と、オススメするH.I.S.の台湾旅行ツアー商品を紹介します。
ではどうぞ。
H.I.Sの台湾旅行ツアーをオススメする人
前提としてH.I.S.の台湾旅行ツアーをオススメするのは、海外旅行初心者で、友達やカップル2人で台湾旅行に行きたい人。旅行の日程が2泊3日か、3泊4日の場合です。
具体的にこんな条件に当てはまる人だと、一番使いやすいでしょう。
- 海外旅行初心者
- 2人で行く(カップルや友達で)
- なるべく安い値段で台湾に行きたい
- 2泊3日か、3泊4日の旅行予定
- ガイドは使わない
- ホテルは安く泊まれればいい
- 飛行機は機内食付きで、スーツケースを預けたい
他の条件では、別の方法をとった方が台湾旅行は安いです。
1人で行く場合はLCCのチケットのチケットを取って、Booking.comで安いゲストハウスを探した方がいいでしょうし、高級ホテルにホテルに泊まりたければ、H.I.S.よりもエクスぺディアというサイトのほうが安く予約できます。
ガイド付きなら、JTBで取った方がサービスが手厚いです。
H.I.S.を使うときは、誰か友達やカップルで台湾旅行に行きたいんだけど、全く海外旅行をしたことないので、とにかくパッケージツアーで安くまとめて予約したい人にオススメです。
H.I.S.ツアー商品の悪い基準は何か?
ではH.I.S.の台湾旅行ツアーの悪い商品は、どこの部分なんでしょうか?
台湾に関してあまり知識がない人もいるので、台北に半年間住んでいたぼくが解説します。
- 1.乗る飛行機がLCC(H.I.S.だとスクートやタイガーエア台湾、バニラエア)
- 2.ガイド付きツアーを選ぶ
- 3.ツアーの料金が合計が1人3万円以下か、6万円以上
- 4.泊まるホテルが主要地下鉄の近くではない
- 5.ホテルじゃなくてゲストハウス
この5点がダメなポイントなので、H.I.S.のサイトを見る時に、弾くキーワードにしてみてください。
【最重要】 H.I.S.のツアーでLCC航空会社は避ける
この4つのなかで、一番ダメなのはLCC(格安航空会社)を選ぶことです。
具体的にいうなら、H.I.S.のパッケージツアーで「タイガーエア台湾」、「スクート」、「バニラエア」という文字を見たら弾きましょう。
これから述べる他の条件は妥協してもいいけど、ツアーの航空会社だけは絶対に避けてください。
なぜならH.I.S.のパッケージツアーで使われる「タイガーエア台湾」、「スクート」、「バニラエア」というLCC航空会社は、出発便や帰りの便が早朝や深夜になってしまうからです。
画像の台湾滞在時間を見ればわかると思いますが、3泊4日だったら事実上の2泊3日だし、2泊3日なら事実上の1泊2日になってしまいます。
2泊3日や3泊4日の短い台湾旅行では、時間が何よりも大事です。
いくら高級ホテルを取っても、台湾での滞在時間が短かったら意味がありません。
H.I.S.でパッケージツアーを選ぶなら、午後に出発するフルサービスキャリアの飛行機を選んでください。
おすすめは以下の3つです。
- エバー航空(スターアライアンス・ANAマイル貯まる)
- キャセイパシフィック(ワンワールド・JALマイル貯まる)
- チャイナエアライン(スカイチーム・デルタマイル貯まる)
【最重要】 H.I.S.のオプションの送迎サービスやガイドツアーを選ばない
安いはずの台湾旅行ツアーを高くさせるのが、オプションの送迎サービスです。これも選びのをやめましょう。
深夜の便を取っていれば必要かもしれませんが、LCCさえ選ばなければ、全部お昼便になるので必要ありません。
台湾の台北は日本と同じく地下鉄が発達しています。空港からホテルに向かう時も、ホテルから空港に向かう時も、地下鉄の乗り方は難しくありません。
今はネットがあるので、自分で検索すればちゃんと行き方が載っています。
オプションツアーは1人5,000円払っているのに、お土産ショップに寄ることになるので絶対にやめましょう。
あとはガイド付きツアーもなるべくなら頼まない方がいいと感じます。
最近はネットに台湾の情報がたくさん載っているので、自分で調べて向かったほうが台湾旅行は楽しくなります。
H.I.S.のパッケージツアーを選ぶときは、滞在中まるまる自由行動(終日自由行動)という文字が入ったツアーを選んでください。
【重要】 H.I.S.のパッケージツアーの料金は2人で8〜12万円以内(一人頭4〜6万円)が目安
ツアーの総合計料金も重要です。2人で行くなら8〜12万円(一人頭4〜5万円くらい)が目安でしょうか。
それ以下の値段だと、日程やホテルがキツいツアーが多いです。
たとえば3泊4日で29,800円のツアーですが、LCCを使うので3日目の深夜に飛行機に乗り、泊まるホテルも相部屋のゲストハウスになっています。
2泊3日の弾丸ツアーで、寝るところは荷物を置ければいい!という人には使えますが、普通のホテルに泊まって3泊4日の台湾旅行をしたい人にはオススメできません。
あと高級ホテルに泊まりたかったり、JALやANAなどの国内航空会社に乗りたければ、エクスペディアで予約した方が安くつきます。
H.I.S.のパッケージツアーの強みは、サービスのいい航空会社を使いつつ、現地のホテルは安くてもいいというパターンです。
【重要】 H.I.S.のパッケージツアーでゲストハウスは選ばない
ゲストハウスの泊まる部屋
ゲストハウスを知っていますか?
だいたい4〜8人くらいの部屋に一緒に泊まるタイプの宿泊施設を指します。
ゲストハウスはぼくもよく使っているんですが、H.I.S.のパッケージツアーでは選ばないことをオススメします。
なぜならホテルに泊まったほうがセキュリティーの安全性も高まるし、ホテルのほうが1泊あたり5,000円するので、お得感が出るからです。
H.I.S.のパッケージツアーでゲストハウスを選ぶと、「グリーンワールドホステル台北」に泊まるんですが、ここの値段は1泊3,000円くらいなので、あまりオススメできません。
台北には他にも安くて、いいゲストハウスがたくさんあるので、わざわざパッケージツアーでゲストハウスに泊まる必要をぼくは感じないです。
【可能なら】 ホテルの場所は台北駅周辺か、中山北路エリア
泊まるホテルはなるべく立地がよく、地下鉄の駅に近いホテルをオススメします。
なぜなら台北旅行は地下鉄に乗って、主要観光地に行くことが多いからです。
でも観光地をめぐる時に使える路線って、実は決まっています。
赤い淡水信義線か、青い板南線に乗れば、80パーセントの主要観光地を抑えられるので、台北駅周辺か、中山北路エリアと表示されているエリアを選びましょう。
ただH.I.S.では4〜5万円台だと、2つのエリアを取り扱ってるホテルは少ないです。
だからこの部分は妥協しても大丈夫なので、航空会社名やゲストハウスに泊まらないことを優先してください。
実際のH.I.S.のパッケージツアーの選び方
H.I.S.のパッケージツアーで気をつけるべき条件も述べたので、ここからはH.I.S.の予約サイトでぼくが選ぶ時に気をつけるポイントを、画像付きで紹介します。
下のリンクをクリックすると、H.I.S.の公式予約サイトに飛ぶので、直接サイトとこの記事を見比べながら予約してみてください。
0.H.I.S.の公式サイトで台湾旅行のパッケージツアーを検索する準備をする
まずはH.I.S.の公式サイトで「台湾旅行ツアー」と「日程」を絞り込みましょう。
上の画像の通りに入れて、検索すれば大丈夫です。
すると400件以上の台湾旅行の検索結果が出てきます。
しかしこれだと多すぎるので、右上の「絞り込み」で条件を絞って、選んではいけない条件を削っていきましょう。
1.LCCを検索結果から外して、FSCの名前にチェックを入れる
まず一番大事なのは、航空会社を絞ることです。飛行機選びは台湾での滞在時間に関わってくるので、必ず絞り込みましょう。
ぼくのおすすめは下の3社です。
- エバー航空(スターアライアンス・ANAマイル貯まる)
- キャセイパシフィック(ワンワールド・JALマイル貯まる)
- チャイナエアライン(スカイチーム・デルタのマイル貯まる)
台湾か、香港系のエアラインなんですが、これらを選べば出国も帰国も午後便になるので、この3社を選ぶことをオススメします。
スーツケースも預けられ、機内食も出て、おまけに値段も手頃です。
一人頭4〜5万円台のパッケージツアーの料金に収めるなら、この3社がいいでしょう。
2.予算を3〜7万円台に絞る
次に予算を絞ります。
ぼくのオススメの値段は4〜5万円台ですが、繁忙期になると値上がりするので、3〜7万円台まで余裕を持って広めに検索することをオススメします。
3.こだわりをフリープランに設定する
3番目は「こだわり条件」をフリープランに絞ることです。
ガイドをつけてもいいですが、フリープランの方が選択肢が広がるので、ここはフリープランを選んでみてください。
ここまでできたら検索かけると、だいぶいい条件のパッケーシツアーが出てきます。
検索結果も400以上あったものが、120件近くまで絞れるので、試してみてください。
4.グリーンワールドホステル(相部屋利用)は選ばない!
さてパッケージツアーが出てきたら、良さげなツアーを選んでいきたいんですが、一つだけ注意点があります。
それは「ゲストハウスを選ばない」ということです。
H.I.S.のツアーだと、「グリーンワールドホステル台北(相部屋利用)」というのが、ゲストハウスに当たります。
「相部屋利用」という文字を見たら、候補から弾いて大丈夫です。
よさげなパッケージツアーを見て、詳細を確かめる
ここまできたら、パッケージツアーを個別にチェックしていきましょう。
ここからは一つ一つの確認が重要になるので、台湾在住歴の長いぼくが詳細確認の方法を紹介します。
航空会社、料金、ホテル名をチェックする。
まずはH.I.S.のツアーで紹介した通り、悪い点がないかどうかです。
一応絞り込みをかけていますが、最終確認します。
検索結果には、「航空会社、料金、ホテル名」が表示されているので、H.I.S.の悪いパッケージツアー条件に引っかかっていないかを確かめることが大事です。
航空会社はチャイナエアライン、エバー航空、キャセイパシフィックで絞り込んでいるので、あとは出発時刻を確認します。
「成田午後発・台北の夕方発」なら充分な観光時間を取れるので、大丈夫です。
48,880円という値段なら、H.I.S.のお得な4〜5万円台のパッケージツアー条件に入っているので、これも大丈夫。
「グリーンワールド忠孝(インサイドルーム)」というホテル名で、「相部屋」と書かれていないので、ホテルも2人部屋っぽい。これもOKです。
この3つの条件に当てはまったら、詳細な情報を見るためにタップ(またはクリック)します。
詳細なパッケージツアーのスケジュールをチェックする
次はスケジュール確認です。「日程」を選ぶと、スケジュールが出るので、行きと帰りの飛行機の出発時間を確認します。
この例だと、行きが東京の成田空港を14時30分に出発するのでちょっと遅い気もしますが、帰りが台北の桃園空港を16時20分に出発するので、トータルで見ると大丈夫でしょう。
もっと行きの出発が早い便に乗りたければ、別の便を探してみてください。
このあたりは好みです。
グーグルマップでホテルの立地を確認する
往復の飛行機の出発時刻がオーケーだったら、ホテルの立地を確認します。
H.I.S.のサイトではよくわからないので、ここだけグーグルマップでホテルの名前を入れて、確かめましょう。
画像の丸の中心部が台北駅です。マップで見える赤や青の線は、台北市内を走っている地下鉄の路線という意味なので、ここを中心に見ます。
まずはホテルが台北駅か、中山北路エリアにあるかを確かめます。台北駅から近いのが目印なんですが、今回の場合は遠そうです。
次に赤い路線か、青い路線の近くかどうかを確かめます。
赤い路線の淡水信義線と青い路線の板南線は、台北観光に一番便利なので、ここの近くのホテルだとかなり楽です。
このホテルの場合だと青の板南線沿いなので、ぼくの基準だと便利だなぁという印象があります。
これにも当てはまらない場合、ホテルは台北駅から近いほどいいので、他の路線沿いのホテルを選ぶときの参考にしてみてください。
あとホテルの立地は、可能であれば台北駅や中山北路の近くがいいというだけです。
4〜5万円の予算では多くを望めないので、ぼくはホテルの立地は妥協してもいいと思います。
予算の範囲内を確認する
航空券やホテル、立地などを確認したら、パッケージツアーの金額を確かめます。
日程を変更すると料金は上下するので、念のために確認してみてください。
料金が納得できたら、「空席照会」を押して、H.I.S.のパッケージツアーを予約しましょう。
あとはお金を支払って台湾旅行を楽しむだけです!
さいごに H.I.S.のパッケージツアーも上手に使えば台湾旅行を楽しめる!
というわけでどうでしたでしょうか?H.I.S.のパッケージツアーでお得な台湾旅行を予約する見分け方は?
まとめるとこんな感じです。
- LCC(格安航空会社)を選ばない(台湾か、香港のFSCを選ぶ)
- 送迎オプションサービスを頼まない
- ホテルでゲストハウスを選ばない
- 可能なら立地のいいホテルに泊まる(台北駅か、中山北路がおすすめ)
こんな感じで条件を絞っていけば、お得な2泊3日か、3泊4日の台湾旅行をH.I.S.で楽しむ事ができます。
海外旅行初心者の人は航空券とホテルの予約をいっぺんにやるのは大変なので、H.I.S.でまとめてやるのがオススメです。
慣れたら徐々にステップアップして、自分で航空券やホテルを個別に選んでみてください。
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