ここ数年で台湾旅行が流行っていますが、時間があるなら、台湾ともう1つの国に旅行することを計画してみませんか?
こんにちは。台湾在住3年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さてここ数年で日本から台湾に渡る人増え続ける一方で、なんと2016年は189万人にのぼっています。
しかしそんなニュースに比例してか、台北は観光地として巡り尽くされ、台湾の他の都市も行って、ちょっと台湾に飽きてきたという声もチラホラとぼくは耳にしてきました。
そこでおすすめしたいのが、台湾からLCC(格安航空会社)便に乗り、他の国にも旅行することです!
ぼくも気づかなかったんですが、調べてみると台湾から片道5,000〜1.5万円(高いと2万円くらい)あれば、行ける国と地域が9つもあるんですね。
特に最近は台湾旅行ついでに台湾・ベトナム間の航空券を往復1万5,000円で取り、ベトナムにも足を伸ばす日本人旅行者が現れ始めています。
なので、今回は台湾から就航している激安航空券を調べてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
台北、台中、台南、高雄から9つの国と地域へ計24航路も結んでいたので、これで台湾旅行はさらに楽しくなるはずです。
では行ってみましょう!
注:今回は2018年1月末に調べ、3月のLCC航空便をまとめました。季節やチケットを取る時間によって価格は変動するので、あくまで目安として参考にしてもらえるとありがたいです。
台北の桃園空港(桃園国際空港)
まずは台北の桃園空港です。
台湾の成田空港とも呼ばれる桃園空港は、台北市内からバスで1時間くらいの距離にあります。
また2017年からは台北市内から直通の地下鉄(桃園MRT)が開通しました。
だから急行で35分、各駅停車でも45分で行けるようにアクセスが抜群によくなったのも特長です。
今回調べたら、桃園空港は9つの国と地域を結び、就航している都市は12の空港を数えました。
さすが台湾のメイン空港というべき就航数です。
それではぼくが調べた就航している国と地域、その値段を紹介します。
韓国のソウル・仁川(インチョン)空港
片道チケット:約11,500〜17,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):スクート、チェジュ航空、ジンエアー
一言コメント:
台湾の台北から韓国を結ぶLCC(格安航空会社)は、3社もありました。意外と多いのでびっくりです。
ただ就航会社が多いわりに、1万円を切る航空券のチケットが全然見つからないのが残念なところ。
もう少し安いチケットはセールで取る必要がありそうです。
中国の香港特別自治区、香港国際空港
片道チケット:約12,500〜13,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):香港航空
一言コメント:
台湾の桃園空港はいろんな国への航空券が台湾と一番と言っていいほど安く買えるのですが、唯一の例外が香港でした。
台中の台中空港に就航してる香港エキスプレスは片道半額の6,500円くらいで取れるので、台北から香港に行くのは割安とは言えません。
台湾から香港に行くのは台中空港を利用するのが良さそうです。
中国のマカオ特別自治区、マカオ空港
片道チケット:約6,000〜7,000円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):タイガー・エアー台湾
一言コメント:
香港と打って変わって安かったのがマカオ行きの便です。
片道チケットが約6,000〜7,000円で行けるので、台北からマカオに寄るのは面白そうです。
あと台湾の桃園空港→中国のマカオ空港→タイのチェンマイ空港も14,500円くらいであったので、マカオ空港を乗り継ぎで使っても良さそうです。
中国の上海空港
片道チケット:約12,500〜17,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):春秋航空
中国行きのLCC(格安航空会社)の春秋航空も台北まで飛んでいます。
ぼくが調べた時は値段が高かったので、それが少し気になりました。
この値段だと日本から春秋航空で上海に飛んだほうが安そうです。
タイのバンコク・ドンムアン空港
片道チケット:約12,500〜15,500円
就航してるLCC(格安航空会社):タイガーエアー台湾
一言コメント:
韓国、上海は高かったですが、台湾の桃園空港からタイのバンコクは安かったです。
2015年に台湾の桃園空港とタイのバンコク便が結ばれてて、いまだに人気路線のようでした。
片道チケット約15,000円くらいでタイのバンコクに行けるのは魅力的です。
ベトナムのホーチミン
片道チケット:約6,200〜6,700円
就航してるLCC(格安航空会社):ベトジェット・エアー
一言コメント:
続いてベトナムです。台北の桃園空港からベトナムには3都市も就航してる上、片道チケットの値段が1万円を切っているのでお得感がだいぶあります。
ホーチミンは台湾の他の都市からも行けるんですが、台北の桃園空港からは安定して安いチケットが取れるようです。
ベトナムのハノイ
片道チケット:約6,700円〜11,500円
一言コメント:
ベトナムのハノイも安いです。安い時を狙えば7,000円くらいでチケットが取れるので、台北プラスベトナムのホーチミンやハノイはアリでしょう。
ベトナムのダナン
片道チケット:約12,700円
就航してるLCC(格安航空会社):ジェットスター
一言コメント:
台北の桃園空港からは、ベトナム第3の都市ダナンの便が唯一就航しています。
ベトナムのLCC(格安航空会社)のベトジェット・エアーではないので5,000円ばかり割高です。また就航してる日が限られているので、便利だとは言えません。
しかしそうは言っても片道1万円くらいですし、ダナンに直接飛びたい人はありがたい便です。
マレーシアのクアラルンプール
片道チケット:約7,500円〜16,000円
就航してるLCC(格安航空会社):エアアジア、マリンド・エア
一言コメント:
時間があればという前提ですが、個人的に台湾の桃園空港から一番ありがたい路線は、エアアジアのクアラルンプール路線だと思います。
安いチケットは片道7,500円で売ってるし、クアラルンプールまで飛べば、数千円台で乗り換えて他の都市まで飛べるからです。
クアラルンプールまで飛べれば、エアアジアのおかげで、さらにいろんな国へ行ける可能性が高まるのでありがたいと言えます。
フィリピンのマニラ・ニノイ・アキノ空港
片道チケット:約8,500円〜11,000円
就航してるLCC(格安航空会社):セブパシフィック航空、エアアジア・ゼスト、エバー航空
一言コメント:
フィリピンの首都マニラには3つの航空会社が就航しています。
中でも魅力的なのはLCC(格安航空会社)ではなく、フルサービスキャリアのエバー航空が安い点です。
LCC(格安航空会社)は深夜便ですが、エバー航空は昼間に出ていています。しかもエバー航空は片道1万円、往復便なら2万円以内に収まるチケットも。
なので、うまく利用すると台湾とフィリピン旅行を楽しめそうです。
フィリピンのセブ空港
片道チケット:約9,500円〜11,500円
就航してるLCC(格安航空会社):セブパシフィック航空、エアアジア・ゼスト
一言コメント:
台北の桃園空港からフィリピンのセブ空港にも行けます。値段も1万円くらいなので、気軽に買える値段です。
シンガポールのチャンギ国際空港
片道チケット:約9,500円〜14,000円くらい。高いと20,000〜25,000円する。
就航してるLCC(格安航空会社):スクート
一言コメント:
シンガポール便はスクートが就航しているおかげです。
この便はもともと昼の12時に日本の成田空港を飛び立ち、4時間かけて台北に到着。その後いったん乗客を降ろした後、数時間後にシンガポールへと旅立つ航空便です。
台中の台中空港
次に台湾中部の台中空港です。台湾の国際空港といえば、台北の桃園空港と高雄空港しか有名ではないので、利用したことのある日本人は少ないかもしれません。
しかし台中と香港を結ぶ香港エクスプレスが就航していたり、マカオ、ベトナムのホーチミン行きの便が安いときは約6,000円台で売っています。
意外と穴場なので、台中から他の国に飛ぶ便は面白いです。
韓国のソウル・仁川(インチョン)空港
片道チケット:約9,500〜13,000円
就航してるLCC(格安航空会社):ティーウェイ航空
一言コメント:
台中から韓国のソウル・仁川(インチョン)空港を結ぶ便は、台北の桃園発のソウル便よりも安いです。
調べたときは2,000円ほど安かったので、台中まで旅行して韓国に旅立つ旅行プランもありだと思います。
中国の香港特別自治区、香港国際空港
片道チケット:約6,500〜13,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):香港エクスプレス
一言コメント:
台湾の台中空港は台湾で一番安く香港へ行くことができます。台北の桃園空港や高雄の高雄空港は1万円を超えるので、台中空港の目玉は香港行きの便です。
中国のマカオ特別自治区、マカオ空港
片道チケット:約5,500〜8,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):タイガー・エアー台湾
一言コメント:
台中からはマカオ便も安いです。最安のチケット価格が5,500円台なので、台中からマカオは非常に熱い便でしょう。
しかも台中からマカオまでは1時間半くらいで行けるので、台中からバスに乗って台湾第2の都市の高雄に行くよりも近いです。
ベトナムのホーチミン
片道チケット:約6,000〜8,000円くらい。高いと14,500円
就航してるLCC(格安航空会社):ベトジェット・エアー
一言コメント:
台中からはベトナムのホーチミン便も安いです。
台湾の4つの空港からは全部ホーチミン行きのベトジェット・エアーが飛んでいるんですが、その中でも台中発のホーチミン行きの便は6,500円くらいで行けるので、安いといえます。
台南の台南空港
台湾南部の古都・台南には一応空港があります。
しかし前台南市長の頼清徳さんのブランド志向により、「台南には安いLCC(格安航空会社) よりも高級なフルサービスキャリアに飛んでもらって、台南の格を上げたい」という政策がとられ、全然LCC(格安航空会社)が就航していませんでした。
ただ現在は新しい市長選が始まる予定なので、 新しい台南市長にLCC(格安航空会社)の誘致をしていただきたいところです。
そんな中、台南市には1社だけLCC(格安航空会社) が飛んでいるので、それを紹介します。
ベトナムのホーチミン
片道チケット:約6,000〜9,000円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):ベトジェット・エアー
一言コメント:
台南から唯一就航しているLCC(格安航空会社)が、ベトナムのホーチミン行きのベトジェット・エアーです。
毎日飛んでいるわけではありませんが、6,000〜9,000円で飛んでいるので、台南からベトナムのホーチミンは一番近い海外です。
高雄の高雄空港(高雄国際空港)
台湾第二の都市・高雄にある高雄空港。ここ数年大阪からピーチ・アビエーションが就航したり、東京からはタイガーエアー・台湾が就航しています。
また2018年からピーチ・アビエーションが高雄・沖縄間の就航も発表しているので、ますます高雄は行きやすくなりました。
さらに高雄市内に空港があるので、台北の桃園空港よりも使い勝手はいいです。
高雄空港からは6つの国と地域、7都市に就航していました。
ますます利便性が高まる高雄空港には、ぼく個人としても台湾南部に住んでいることもあり、大きく期待を寄せています!
韓国のソウル・仁川(インチョン)空港
片道チケット:約9,500〜12,000円。高いと20,000円。
就航してるLCC(格安航空会社):ティーウェイ航空
一言コメント:
高雄からソウルの仁川(インチョン)空港にはティーウェイ航空が就航しています。値段は約1万円くらいなので、まあまあといったところでしょうか?
じゃっかん他の都市に比べて安くはなっています。
中国のマカオ特別自治区、マカオ空港
片道チケット:約5,500〜7,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):タイガー・エアー台湾
一言コメント:
高雄からマカオ便も出ています。マカオ行きの便は安いと5,500円くらいなので、高雄空港発のLCC(格安航空会社)では一番安いです。
ちなみに高雄空港から香港行きのLCC(格安航空会社)はありません。
高雄から香港エリアに行きたければ、フルサービスキャリアに18,000円くらい支払って乗るか、マカオ行きのタイガーエアー台湾に乗って、マカオから香港に向かいましょう。
中国の上海空港
片道チケット:約12,000〜17,500円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):春秋航空
中国行きのLCC(格安航空会社)の春秋航空も高雄空港からも飛んでいます。
安い時は片道1万円くらいですが、高いと2万円くらいするので、値段が安定していません。
安い時を狙うのが難しいチケットです。
ベトナムのホーチミン
片道チケット:約7,500〜13,000円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):ベトジェット・エア
一言コメント:
高雄空港からのベトジェット・エアは他の台湾の空港より若干料金が高いです。しかし毎日のように就航しているため、利用しやすいのが特徴です。
知り合いの人は台南からホーチミン行きのベトジェット・エアに乗り、帰りは高雄空港に降り立つ人もいます。
うまく使い分けるといいでしょう。
ベトナムのハノイ
片道チケット:約6,700円〜12,000円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):ベトジェット・エア
一言コメント:
なぜか高雄空港からのベトジェット・エアは、ホーチミン行きよりハノイ行きのほうが安いです。
高雄空港からはホーチミンよりハノイに旅立ったほうがお得感あるかもしれません。
マレーシアのクアラルンプール
片道チケット:片道で約8,500円〜11,000円くらい。高いと15,000円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):エアアジア
一言コメント:
台北の時と同じく、高雄空港で個人的に一番「就航してくれてありがとう!!」と感じるのが、エアアジアのマレーシア・クアラルンプール便です。
なぜならマレーシアのクアラルンプール空港は、エアアジアの拠点だからです。
クアラルンプールまでたどり着ければ、航空チケットが数千円台という日本の高速バスのような値段で、他の都市までアクセスできます。
時間のある人には試してほしい便です。
シンガポールのチャンギ国際空港
片道チケット:片道で約9,500円〜14,000円くらい。高いと20,000円くらい
就航してるLCC(格安航空会社):スクート
一言コメント:
台湾の高雄からシンガポール行きの便もあります。
この便は日本の関西国際空港から台湾の高雄から経由でシンガポールへ向かう便です。
スクートはLCC(格安航空会社)の中でもトップクラスに座席が広いので、航空会社としておすすめです。
台湾の空港から経由便で行く場合
さてこれまでは台湾から他の国に飛ぶ格安の直通便だけを見てきました。
しかし途中で乗り換える必要のある台湾発の航空便も激安価格!があるので、ちょっと紹介します。
台湾の台北の桃園空港からタイのチェンマイ
片道チケット:約14,500円
就航してるLCC(格安航空会社):タイガーエアー台湾とエアアジア
一言コメント:
台北の桃園空港からタイのチェンマイ行きの航空便も激安チケットがあります。
中国のマカオで乗り換える必要がありますが、なんと約14,500円で行けるんです!
まあ途中のマカオで12時間待機する必要があ|ので、時間のある旅行者以外は使いづらいかもしれません。
しかしお得なことは確かです。
台湾の台北の桃園空港からミャンマーのヤンゴン
片道チケット:約14,500円
就航してるLCC(格安航空会社):エアアジア
一言コメント:
タイのチェンマイ行きの便は使いづらいかもしれませんが、ミャンマーのヤンゴン行きのチケットはお得です!
なんと台湾から片道1万5,000円でミャンマーに行けるなんて!!
やはり台湾からクアラルンプール経由のエアアジアの航空便は格安価格があるようです。
台湾の桃園空港からインドネシアのジャカルタ
片道チケット:約11,000〜12,500円
就航してるLCC(格安航空会社):エアアジア
一言コメント:
同じくクアラルンプールで乗り換えるインドネシアのジャカルタ行きの便も安いです。
片道のチケットが約11,000〜12,500円くらいとは、東京と大阪間で新幹線に乗るチケットより安いので、どうかしてると思います……。
ただ台北からジャカルタまで12時間くらいかかるので、時間の余裕のある大学生旅行者か、仕事を辞めた社会人におすすめの便だと感じます。
さらに台湾からクアラルンプール乗り換えした場合
マレーシアのクアラルンプールからペナン島
片道チケット:約1,000〜1,500円
就航してるLCC(格安航空会社):エアアジア
一言コメント:
台湾の台北の桃園空港か、高雄空港からエアアジアに乗り、マレーシアのクアラルンプールまでたどり着くと、さらに選択肢は広がります。
なんせここは空飛ぶ高速バスと呼ばれるLCC(格安航空会社)のエアアジア本拠地!
たった1,000〜1,500円くらいの格安チケットが出ているので、クアラルンプールから行ける地方都市に飛ぶのも楽しいはずです。
まとめ 2018年は台湾プラスワン(一カ国)の旅が楽しくなるはず!!
というわけで、どうでしたでしょうか?台湾の4つの空港から飛び立つ格安LCC(格安航空会社)の就航情報は!
今回ぼくは自分で調べ、台湾から片道5,000円から2万円くらいでいろんな国に行けるLCC(格安航空会社)チケットを発見し、本当にビックリしました!
しかし、すでにぼくは台湾で台湾旅行のついでに2泊3日でベトナムに行ったり、ミャンマー旅行の帰りに台湾に寄る日本人旅行者に会っているので、もっとこれからメジャーになるんじゃないでしょうか?
2018年は時間のある人が台湾旅行を楽しみつつ、さらに足を伸ばして東南アジアに行く「台湾プラスワン(一カ国)」の旅行が流行る気がしています。
ぼくもとりあえず住んでいる台南空港からベトジェットに乗り、ベトナムのホーチミンあたりに行ってみたいと計画中です。
それでは楽しい台湾旅行を!
ではまた。
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