え?台湾の生活費ってこんなにかかるの!?7月のぼくの台北生活家計簿を赤裸々に公開します

Chahonaji taipei 019

台北の生活費って意外とかかるってことをようやく痛感しました。

こんにちは。2015年6月に日本から台湾へ引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。

えー、最近台湾は短い日数の旅行先として人気です。物価も安いし、食べ物もおいしい。しかも台湾人は日本人に優しいから最高です。

「あ、これなら台湾移住もいいんじゃないの!?」

と旅行した日本人はそういうんですが、ちょっと待ってください。台湾に住んでいる日本人はみんな口を揃えてこう言います。

「台湾って全然日本に比べて、物価も安くないし、かなり高いよ!!」

そう、そしてぼくもその事実にようやく気付いてしまいました。

台湾に住んでから早3ヶ月。やっと1ヶ月どれくらい生活費がかかるか、家計簿を付けて計算できたので紹介します。

ハイ、台湾に引越して前に現実を見てほしいです。

では行ってみましょう。

目次

家賃&光熱費

Taipei my house 09

まず台北で今住んでいる家の家賃は1万元 (約4万円)です。

台北市内は台湾でも信じられないくらい家賃が高いので、日本の地方都市の家賃と変わりません。キッチンあるところは5万、6万円いくので、千葉、埼玉、神奈川県に住むのと値段が変わらないです。

この意外と家賃が日本と変わらないのが、台北生活の問題点かと思います。

そして7月の夏の光熱費が1,000元 (約4,000円)でした。

やはり台湾の夏は暑い……。家にいるのは夜寝る時だけがほとんどだったのですが、クーラーつけっぱなしで寝たりしたので、なかなか電気代がかさみました。

反省した今はクーラーの使用も控えめにして、冷蔵庫も全然使っていなかったので、もう電源を抜きました。

さらに9月以降は涼しくなってきたので、電気代がもう少し下がることでしょう。

食費 (3食、食料品、カフェetc.)

Taipei my gohan 09

7月の食費 (3食、食料品、カフェetc.)は7,048元 (約2万8,192円) でした。

さて食費は以前書いた予算の記事で「1日250元 (約1,000円)」を目安にしていると書きました。

そこで7月に実際にやってみたところ、なんとかトータルで予算の8,00元 (約3万2,000円)以内に収まったぼく。

Money forward 200507 food

しかしマネーフォワードでつけた家計簿を見てみると、朝食を抜いて1日2食にしており、またバイト先のスペイン料理レストランの賄いを夜に食べていました。

だからそのおかげでちょうど予算内に収まったと思います。本当にアルバイト先に助けられました。

でも8月まではギリギリ台湾の中華料理だけ食べていても大丈夫だったのですが、9月現在はもう日本食がないと我慢できません。

ええ、海外で現地の料理だけ食べ続けて生きていくのは不可能だと思い知りました。

……そういえばまわりの台湾人の友達こそ、嬉しそうに日本食を食べに行ってますしね。現地人より頑張っても全く意味がなかったです……。

また台湾の特徴として外食文化が充実してて安いので、3人以上じゃないと自炊のメリットがありません。だからけっこう食費はかかります。

交際費

DSC04393台湾人の友達に会うために3番目の都市、台中へ遊びにいった

続いて交際費です。7月の交際費は5,312元 (約1万2,128円)でした!

こちらは半分の3,000元 (約6,000円)が人と一緒に食事したり、お酒を飲んだ時に使ったおカネです。

またもう半分の3,000元 (約6,000円)はたしか台北のクラブに行ったときなどに使ったおカネだった気が……。

ここらへんは遊べば遊ぶほど飛んでいくのですが、日本で同じように遊ぶよりは安いです。

交通費

Taipei station 4

7月の交通費です。……7月の交通費は1,560元 (約 6,244円)でした!

台北市内に住むなら、移動は台北市内を走る地下鉄 (MRT)と、30分5元 (約20円)のレンタル自転車のU bikeで事足ります。この2つだけ使うなら、おそらく1ヶ月500元 (約2,000円)もあれば足りるはずです。

台北市内で生活するなら、めったなことではタクシーは使いませんし、遠出もしないなら大丈夫です。

Money forward 200507 traffic

ぼくの場合は7月に台湾の中間にある台中まで高速バスで遊びにいったので、そのバス代がかかりました。

あと1回だけタクシーを使ったので、その分も加算されてます。

U bike 09台北市内にあるレンタル自転車 U-bike

夏はレンタル自転車のU bikeに日中乗るのは熱射病になるから危険ですが、涼しい夜と組み合わせれば大丈夫だと思われます。

通信費

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さらに通信について考察してみます。7月の交際費は1,150元 (約4,600円)でした!

えー、なかなか高いですね……。でもそれもそのはず。ぼくは2度もスマホの通信回線の契約をしてしまったからです。

通常台湾で1ヶ月のデータ通信プランを契約した時、予算は800~1,000元 (約3,200~4,000円)でたります。

台湾大哥大という会社のプランを見ると、800元だと3G回線 (少し遅めの通信回線)で1ヶ月通信し放題。1,000元だと4GまたはLTE回線 (日本で一般的なスマホの高速回線)で、半年以内まで8GB使えるプランがありました。

ぼくは最初の1ヶ月間 4Gの8GBの高速回線を使っていたのですが、その後に3G回線のパケ放題プランを知ったので、変更したらSIMカードを買い直いました。なので350元 (約1,400円)も追加でかかってしまったのです。

今度別の記事にも書きますが、台湾のSIMカード事情は家のWi-Fi事情を考慮して組み合わせて買ったほうが良いです。

書籍・メルマガ代

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7月の書籍とメルマガ代は666元 (2,664円)でした。

書籍は紙でなくても、Amazonが出しているKindleというアプリでスマートフォンからも読めます。ぼくはブログを書いてますが、ブログに反映される記事と文章力は、いかに刺激的な視点と面白い文体に影響を受けられるかだと思ってます。

台湾の生活家計簿なのでここで詳しく書くのは控えますが、面白い文章を書きたかったら自分の面白いと感じる作家の文章を繰り返し読んで、絶対マネしたほうがいいです。

台湾で10万円の収入で暮らしていますが、書籍・メルマガ代は月に1万円いっても全く惜しくないと考えてます。

月々のおこづかい

お小遣いの項目を設定したのですが、こちらはまったく記入できていないため、7月は0円でした。

しかも振り返ってみると、だいたい毎日ご飯食べて、カフェでブログ書いているので、あんまりおカネを使いません。たまに電子機器を買ったり、どこかに友達と遊びにいくくらいでしょうか?

もう少し9月はチェックしたいと思います。

その他 (特別な出費)

Taipei my house 08マットレスがなかった頃のベッド

2015年7月は初めて台湾で一番大きな買い物をしてしまいました。

それがダブルベッドに敷くマットレスです。

ぼくが台北で借りた家のベッドはマットレスが付いておらず、その上に寝続けたら寝るたびに疲れが溜まっていくという悪循環が発生しました。

なので、仕方なくニトリにマットレスを買いに行ったのですが、気付いたら5,312元 (2万1,248円)もするマットレスを買うためにクレジットカードを切っていたのです。

高い、高すぎる……。台湾貧乏生活していて、新しいスマホを買うのも我慢しているのに、マットレスで2万円って。

しかしやっぱフリーランスは身体が資本なんで、自分の身体が調子良ければブログも気分よく書けるし、ついつい寝具にはおカネを使ってしまいました。

(自分が使わなくなったらAir bnbでお客さん用に使うんだ……)

と言い聞かせています。

他の台湾に住んでいる人がマットレスを買ったか知りませんが、ぼくの場合はマットレスを買う必要があったので、これから台湾に住む人は貯金を多めに持ってきたほうが良いです。

2015年7月の自分の収入

PPC 1manensatu4mai

最後にインターネットからの収入を報告します。2015年7月の収入は約10万円 (約2万5,000元)でした。

恒例だったブログのアクセスと収益報告ですが、ちょっとブログのPVなどの報告はネット広告の契約が変わったので、月間10万円も達成したし、終了することにしました。

これにアルバイト先での給料が数万円だったので、30歳前後の台湾人の友達の平均月収3万~4万元とほとんど変わらなくなっています。

収入報告はいつまで続けるか未定ですが、ちょっとここで数ヶ月はほそぼぞと続けてみます。

2015年7月のトータル支出報告

台北での7月の生活費 予算 実際に使った金額
家賃 10,000元 (約4万円) 10,000元 (約4万円)
光熱費 800元 (約3,000円) 1,000元 (約4,000円)
食費 (3食) 8,000元 (約3.2万円) 7,048元 (約2万8,192円)
食費 (食料品) 500元 (約2,000円) 0元 (0円)
交際費 2,000元 (約8,000円) 5,312元 (約1万2,128円)
交通費 1,000元 (約4,000円) 1,560元 (約 6,244円)
通信費 800元 (約3,200円) 1,450元 (約5,800円)
書籍・メルマガ代 1,000元 (約4,000円) 666元 (2,664円)
月のお小遣い 2,500元 (約1万円) 0元 (0円)
その他 (特別な出費) 0元 (約0円) 5,312元 (2万1,248円)
合計 2万6,600元 (約10万6,400円) 3万2,348元 (約12万9,392円)

台湾リアルな移住生活の考察

さてちょっと遅れましたが、台湾の首都台北で暮らすリアルな家計簿を公開してみました。どうです?

意外と高くないですか?

コーラ400円する国の生活費は?意外とかからないオーストラリアの1ヶ月の費用を公開! – あしたはもっと遠くへいこう

ってか、オーストラリアでワーホリしてたときの生活費とほぼ変わらないのにぼくはビックリです。

たしかに台湾は一人暮らしだし、いろいろ便利なんだけど、オーストラリアのシェアハウスで暮らしていたときと全然変わらないなんて……。

特に台北の問題点は家賃が高いことです。家賃と光熱費と合わせて月間約4万5千円だから、日本の地方都市と変わらない気がします。

またぼくの住んでいる部屋はキッチンがないので、トータルで食費が高くつくのもネックでしょう。

台湾でのアルバイトで稼げるのはまわりの人を見てても7,000~1.5万元 (約2.8万~6万円)なので、日本で貯めた貯金を切り崩しつつ、アルバイトで補填するという姿勢で臨むのが良いかと感じます。

……とちょっと厳しい分析になってしまいましたが、ぼくは台湾の生活がメチャメチャ楽しいので、本当に台湾でワーキングホリデーしてて幸せです。

台湾人は日本人のぼくに対してどこまでも優しいし、ぼくもオーストラリアワーキングホリデーと比べて、はるかに充実しています。やっぱいくら物価がそこまで安くなくても、人によってその国が合う、合わないはどうしてもあるので、ぼくは本当に台湾が合っていたのでしょう。

台湾が高いと言っても1ヶ月の生活費が10万円くらいですし、おカネを言い訳して海外挑戦するのを辞めるのは本当によくないです。

金銭的な問題と時間に縛られない生活をクリアすれば、本当に台湾は楽しいところだと思うので、ぼくはオススメです。ここらへんはどうやって日本円の収入を得るかが鍵になるでしょう。

8月はすっとばして9月の家計簿を10月に公開する予定なので、またどこまで削減できたかを考察します。

ではまた!

今回家計簿を作成するにあたったスマホアプリのマネーフォワードを使いました。他の家計簿アプリも試したんですが、デザインがすっきりしてて、こちらのほうが見やすいです。無料で使えるのでオススメです。

無料の家計簿マネーフォワード


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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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